アドアフィリエイトとは?
始め方・やり方と仕組みをASPがわかりやすく解説します!
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SEOアフィリエイトの次に主流なアフィリエイト手法といえば、アドアフィリエイト!
アドアフィリエイトとは、運用型広告を使ったアフィリエイトを指します。
ただアドアフィリエイトと一言でいっても、アドアフィリエイトの種類は豊富で奥が深い手法です。
この記事では、アドアフィリエイトの基本、アドアフィリエイトの種類、アドアフィリエイトのやり方・始め方から、アドアフィリエイトにぴったりなASPの選び方などボリュームたっぷりでお届けします。
アドアフィリエイトとは
広告費用を支払いながら運用する広告を総称して「運用型広告」と呼びます。
アドアフィリエイトとは、この運用型広告を使ったアフィリエイトを指します。
アドアフィリエイトの課金モデルは、広告がクリックされるたびに費用が発生するクリック課金と広告が表示されるたびに費用が発生するインプレッション課金の2つです。
アドアフィリエイトの種類
リスティング広告
運用型広告で代表的なものはリスティング広告です。
リスティング広告は、各検索エンジンでキーワードを入力して検索すると、上部や下部に「スポンサー」として表示される広告のことです。
このように「スポンサー」として上位に表示させるためには、まずGoogle AdsやYahoo!広告などのリスティング広告プラットフォームにアカウントを作成します。
次に、広告を表示させたいキーワードを選定し、各キーワードごとに入札額を設定して広告を運用します。
広告は設定した入札額によって表示され、クリックされるごとに広告費用が発生します。
このようにして、ターゲットユーザーの検索結果画面に広告を表示し、クリックしてもらい、最終的にアフィリエイトの成果地点を満たすアクション(例:商品購入や申し込み)を促します。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、ウェブサイトのバナーやサイドバーに表示される画像や動画の広告で、視覚的に訴求することができます。
Googleディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!ディスプレイ広告などのプラットフォームを利用して、ターゲットとなるユーザーの興味や行動に基づいた広告配信が可能です。
SNS広告
SNS広告は、Facebook、Instagram、X(旧Twitter)などのSNS上で配信される広告で、ユーザーの属性情報や行動履歴を活用して精度の高いターゲティングが行えます。
これにより、特定の関心を持つユーザーに対して効率的にアフィリエイト広告を配信し、成果を上げることができます。
アドアフィリエイトプラットフォームの種類
アドアフィリエイトプラットフォームには様々な種類があります。
主要なサービスの特徴は以下の通りです。
| プラットフォーム | 特徴 |
|---|---|
| Google広告 | Google広告(旧称Google AdWords)は、Googleの検索結果ページや提携サイトに広告を表示するプラットフォームです。 リスティング広告、ディスプレイ広告やYouTube広告も含まれます。 |
| Yahoo!広告 | Yahoo!広告は、Yahoo! Japanの検索結果や提携サイトに広告を表示するプラットフォームです。 リスティング広告とディスプレイ広告の両方が利用可能で、日本市場に特化したターゲティングが可能です。 |
| Meta広告 (旧Facebook広告) | Meta広告 (旧Facebook広告)は、FacebookやInstagramのプラットフォーム上や提携サイトに広告を表示するサービスです。 ユーザーのデモグラフィック情報、興味関心、行動データを活用して高度なターゲティングが可能です。 また、動画広告やカルーセル広告など、豊富な広告フォーマットが提供されています。 |
| X広告(旧Twitter広告) | X広告(旧Twitter広告)は、Twitterプラットフォーム上で広告を表示するサービスです。 プロモツイート、プロモアカウント、プロモトレンドなどの広告形式があり、ユーザーの興味関心やフォロー関係に基づいてターゲティングが可能です。 |
| Googleのディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!のYDN | Googleのディスプレイネットワーク(GDN)やYahoo!のYDN、その他にpopInやlogly lift、taboolaなどがあります。 |
| 上記以外の有料広告 | 上記以外の有料広告には、LinkedIn広告、Pinterest広告、TikTok広告などがあります。 これらのプラットフォームはそれぞれ独自のユーザーベースと特徴を持ち、特定の業界やターゲット層に対して効果的な広告キャンペーンを実施できます。 |
また、プラットフォームにより、得意分野が異なるので広告に合うプラットフォームで広告配信するのが成功のポイントになります。
| プラットフォーム | 得意分野 |
|---|---|
| Google広告 |
|
| Yahoo!広告 |
|
| Meta広告 (旧Facebook広告) |
|
| X広告(旧Twitter広告) |
|
| アドネットワーク |
|
SEOアフィリエイトとの違い
アドアフィリエイトと比較されるのがSEOアフィリエイトです。
SEOアフィリエイトは、各検索エンジンでキーワードを入力して検索すると、自然検索結果(オーガニック検索結果)として表示されることを目指すアフィリエイトの手法です。
これにより、「スポンサー」として表示される広告の下や、広告が表示されない場合には、検索結果の上位に表示されることを目指します。
アドアフィリエイトの場合は、広告を表示またはクリックされるたびに費用が発生しますが、SEOアフィリエイトの場合は広告運用に関する費用は発生しないのが一番の違いです。
アドアフィリエイト3つのメリット
1. 収益化までが早い
アドアフィリエイトの一番のメリットは、収益化までが早いところです。
SEOアフィリエイトの場合、自然検索結果で上位表示をするためにはテクニックやツール、サービスの利用が必要で、時間もかかります。
一般的には数ヶ月から1年程度かかることが多いですが、 それだけの時間やコストをかけても上位表示されないケースも多々あります。
それに比べ、アドアフィリエイトの場合は、設定が適切になされていれば即座にターゲットに対して効果的な配信が可能です。
広告設定が完了すれば、すぐに広告が表示され、ターゲットユーザーにリーチできるため、収益化までの時間を短縮できます。
2. 1ページだけでも運用できる
アドアフィリエイトのもう一つの大きなメリットは、1ページだけでも運用が可能な点です。
通常のSEOアフィリエイトでは、多数のページを作成し、それぞれのページに対してキーワード選定やコンテンツの最適化、内部リンクの設置などのSEO対策が求められます。
これには多大な時間と労力が必要です。
しかし、アドアフィリエイトでは、広告を掲載するページを1枚用意すれば、すぐに広告運用を開始することができます。
このため、ページ数やコンテンツ量に依存せず、スピーディに広告を展開できる点が大きなメリットです。
3. SEOによい影響が期待できる
アドアフィリエイトの運用ページを、SEOアフィリエイトをしているサイトの中の1ページとして活用することで、SEOにも良い影響が期待できます。
広告から流入させるページで、しっかりとユーザーに有益な情報を届けることで、ユーザーエンゲージメントが向上し、自然検索での評価が上がる可能性があります。
また、流入を増やすことでバックリンクの獲得やブックマーク登録も見込めます。
さらに、クリックデータやアナリティクスによる分析を行うことで、さらなるサイト改善につなげることができ、最終的にSEOへの良い影響が期待できるでしょう。
どのアドアフィリエイトを使うべき?
2023年のアフィリエイト・マーケティング協会のアンケート調査の「アフィリエイトサイトへの集客で行っている手段を教えてください(複数選択可)」(1)の回答で、月の収入が50万以上・なおかつ各有料広告の選択数で結果を抽出しました。
※有料広告が選択された数(142)
| 【有料広告】Google広告 | 36.62% |
| 【有料広告】Yahoo!広告 | 17.61% |
| 【有料広告】Meta広告-Facebook面 | 13.38% |
| 【有料広告】Meta広告-Instagram面 | 13.38% |
| 【有料広告】アドネットワーク | 9.15% |
| 【有料広告】上記以外の有料広告 | 7.75% |
| 【有料広告】X広告(旧Twitter広告) | 2.11% |
このアンケート結果から、Google広告が最も利用されていることがわかります。
これはその広範なリーチとターゲティング精度のよるものと推測できます。