【ASPが解説】アフィリエイトで稼げない理由と稼ぐ為にする事
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アフィリエイトを始めたはいいものの、なかなか思うように稼ぐことができない。
そんなお悩みを抱えているアフィリエイターさんも多いのではないでしょうか。
アフィリエイトで稼いでいて有名な方々はとても大きな金額を稼がれているので、自身の現状を惨めに思うこともあるかと思います。
では彼らとアフィリエイト初心者は何が違うのか。つまり稼げる人と稼げない人の違いは何なのか 。
そしてアフィリエイトはもう初心者にとっては稼げないオワコンなのか。
ASPの視点からこれらのテーマについて深掘りしていきたいと思います。
アフィリエイトが稼げな いと言われる3つの理由
まずはじめに、アフィリエイトマーケティングが直面している問題を解説していきます。
アフィリエイト市場は絶えず変化しており、新しい技術の進化や競争の激化が大きな影響を与えています。
これらの変化により、かつては効果的だった手法が今では成果をもたらさない可能性があります。
そのため、アフィリエイトで稼ぐためには、これらの変化を理解し適応することが必要です。
これから紹介するアフィリエイトが稼げないと言われる3つ理由をしっかりと理解しましょう。
理由その1:甘いキャッチコピーと現実のギャップ
- 「アフィリエイトで○○するだけで月100万円」
- 「アフィリエイトで不労所得を得る方法」
このような甘いキャッチコピーからアフィリエイトを知ったという方も多いのではないかと思います。
しかし、このようなキャッチコピーの情報元は、情報商材を売るのが目的だったり詐欺の可能性があります
では実際のアフィリエイトはどの程度稼げるのでしょうか?
NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の2024年の調査によると(1)、
ひと月のアフィリエイト収入は収入がないと回答した人は全体の38.4%、1万円未満は26.5%という結果がでています。
この調査結果から、半数は稼げていない・お小遣い程度の稼ぎという事が読み取れます。
以上のことから、甘いキャッチコピーに誘われてアフィリエイトを始めた場合、思ったように稼げなかったと感じることで、「稼げない」「オワコン」といったイメージにつながっていることが考えられます。
しかし、20万円以上と本業といっても差し支えないレベルで稼いでいる割合は16.5% (100万円以上の割合は10.3%)という結果も出ていますので、稼げる人がいることも事実です。
理由その2:昔と今では稼ぐ手法がかわった
インターネット広告の市場が拡大するにつれ、稼ぐための様々な手法が登場しました。
もちろんユーザーのためになるような良い手法もあれば、違法な広告やユーザーにとって価値のないサイトが表示されるなど問題も増加しました。
その結果、検索結果表示のアルゴリズムの変更・ITPを始めとしたユーザーのプライバシー保護のための措置・法令の改正などが行われ、アフィリエイト広告の収益にも大きな影響を及ぼすこととなりました。
以前に通用した手法では稼げなくなっているのは事実であり、その結果、アフィリエイトは稼げない(以前に比べて)と言われている背景があります。
継続的に稼ぐためには、新しいアプローチや手法を学び、実践しつづける必要があり、それを実践しているアフィリエイターは今でも稼ぎ続けています。
理由その3:企業のSEO対策強化により個人サイトの検索上位表示が難しくなった
検索結果の上位に表示されることは、アフィリエイト広告やクリック型広告からの収益増加に直結します。
多くの企業が、広告収益や自社商品やサービスへの集客を目的とし て、積極的にSEO対策を行っている現状があります。
これにより、信頼性やドメインランクが高く評価される企業ドメインが検索結果で個人サイトを圧倒するようになりました。
この変化は、検索エンジンが質の高い情報提供を目指す中で、E-E-A-Tの基準を重視していることに起因しています。
その結果、個人運営のアフィリエイトサイトが以前に比べて検索上位に表示されにくくなり、その影響でアフィリエイトからの収益が得にくくなっているという現実があります。
対策として、アフィリエイターは企業があまり注目しないニッチなキーワードや、独自の視点を活かしたコンテンツ作成で差別化を図ることが求められています。
たとえば、「ネット回線」よりも「引っ越し ネット すぐ使える」のように、検索ボリュームは少ないものの特定のニーズに応えるキーワード戦略が有効です。
さらに、検索エンジンだけでなく、アドネットワークやリスティング広告、SNSを通じた集客など、複合的な集客方法を実践することが、現代のアフィリエイト成功の鍵です。