セマンティックWebとは、「コンピューターに自分で情報の処理をできるようになってもらおう!」という技術のことを指します。
え?え?今までコンピューターは情報を処理できなかったのくま…?
情報の処理はできますが、それは「自律的に」というわけではなかったんです~。つまり、セマンティックWebの大事なところは「自律的に処理してくれる」というところなんですよ~。
コンピューターは文字の意味を理解していない
セマンティックWebは、「情報に意味を持たせることで、人を介さずコンピューターが自律的に情報を処理できるようにする技術」と定義されています。
どうやって情報の区別をつけているの?
そこで登場するのがメタデータと呼ばれるものです。
これは「データにつけるデータ」と呼ばれ、通常のデータが「人が読むためのもの」とするならばメタデータは「コンピューターに読ませるもの」と言えます。
このメタデータも言葉として理解しているわけではありませんが、コンピューターは情報を見比べることができます。
つまり、こんな風に「情報を比べる」ことで情報を処理できるようにする…。
これがセマンティックWebの仕組みです。
意味は理解していなくとも、コンピューターは「この箱の中は全部○○って情報なんだな~」と思ってくれます。
「セマンティックWeb」のおさらい
簡単に今回のまとめをしておくです~。
のまとめ
・セマンティックWebはコンピューターに「自律的な」情報処理を行ませる技術
・意味は理解していなくとも「比べる」ことで情報を処理させる
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