呼び出せるブロガー。彼が繋がりを求め、求められるヒミツ【ヒトデブログ取材記事】 | | まーくんのアフィリエイト学校

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呼び出せるブロガー。彼が繋がりを求め、求められるヒミツ【ヒトデブログ取材記事】

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呼び出せるブロガー。彼が繋がりを求め、求められるヒミツ【ヒトデブログ取材記事

時に分かりやすい解説記事、また時に笑いが止まらないコミカルな文章を書き続けるブロガー界のアイドル。

それがヒトデさんだ。

副業でブログを始めて月100万円を達成し、現在は起業して確固たる地位を築いている。

 

自身で「飽き性」だと語る彼がいかにして現在の成功に至ったのか。

誰もが惹きつけられる彼の文章と人柄の魅力に迫る。

 

ヒトデさんとは? 肩書や実績について

ヒトデさんは2016年9月から現在まで、ブログ収益月100万円を連続達成されているブロガーであり、会社の経営者でもあります。

名古屋において、ブロガー・アフィリエイターが集まるコワーキングスペース「ABCスペース」と、ABCスペースに通えない方向けに「ABCオンライン」の運営もしています。(※)

Twitterのフォロワー数は6.5万人(2019年11月現在)で、かわいいヒトデくんのキャラクターが大きな特徴です。

 

ブログ初心者は、彼が作ったこの記事をまず読むことをオススメします。

「hitodeblog│完全初心者のためのブログの始め方」

 

※アフィリエイター「なかじ」さんと共同運営

※この記事は前編・中編・後編の3つに分かれています。

それぞれ前編はヒトデさんの伝記的な内容、中編はヒトデさんのブログ論。後編はABCスペースについて、といった構成です。

 

 

【前編】ヒトデさんの足跡を辿る

前編_ヒトデさんの足跡を辿る

 

小説家を目指して書き始めた文章

もともと人に文章を読んでもらうのが好きだった彼は、中学生のころから小説家への夢を持ち、ミクシーで日記を書き綴っていた。

「遊びで書くことが好きで、ミクシーとかモバゲーに日記書いたりしてましたね」

「小説については、飽き性みたいなのもあって、短いのは書けるんですけど、本一冊分の長い小説とかって書いたことなくて。書いていたものも本当にちょっとした短いもので、それを友達が見て反応をくれるのがおもしろいみたいな感じでやっていました」

「でもブログで書くネタ記事がそれと同じような反応をもらえていたので、だったら小説じゃなくてこっちでいいじゃんと思って」

 

小説家は夢ではなくなり、大学卒業とともに一度ブログとも離れて就職の道を選ぶ。

だが、仕事に嫌気が差してきた時、再びブログへの気持ちが高ぶる。

「有名になろうとかそういう気持ちもなく、趣味感覚で始めました。それに当時はブログで副業という発想もなかったし、まさか起業するなんて、自分みたいな凡人には無縁な世界だと思っていました」

 

二人の書き手の存在

二人の書き手の存在

 

ヒトデさんの文章は、柔らかさとハイテンションが織り交ざったテイストで、思わず笑いだしてしまうおもしろさが魅力的だ。

その土台には、二人の書き手が大きな影響を与えていた。

「ブログ始める前の暇な時期に、なんとなくブログを読もうと思って面白いブロガーを探してたら『加藤はいね』さんと『水野敬也』さんの2人に出会って。彼らの文章がすごくおもしろくて、自分もこんなおもしろい記事書きたいなーと思ったんです」

「その文章のテンポを真似したり意識してるところがすごくあって、エンタメの文章として大きく影響を受けたなと思います」

 

もっと読んで欲しい。記事について模索する

もっと読んで欲しい。記事について模索する

「アクセスを意識し始めて、ブログから収益が出せるアフィリエイトの仕組みが分かってからは、ブロガー同士でアドバイスしあうことも増えてきました。ブログ開始から半年ぐらいで、それこそオフ会をやってみたりとか」

「はてなブログで収益を気にせず書いていたときにも、おもしろい記事(ブックマークが集まる記事)書こうよって感じで仲良くなった人がいて」

「それははてなブックマークでよくバズっていた『らくからちゃ』って人で、本人は収益は興味ないみたいな感じでしたけど、毎回バズる記事を書いていて。彼とはよく『バズる記事とは何か』みたいな話をしたりしていましたね」

 

ヒトデさんが当時バズについて分析した結果が、以下の記事に書かれています。

ついにバズってはてなブログの人気エントリー(トップページ)に乗ったぞォォ! +要因を考察

 

初めての成功体験

「最初にアクセスが伸びたのが 、ちょうどSEOにのってきたタイミングとかでした。当時マンガのおすすめ記事みたいなのを書いていて、検索上位が『おすすめマンガのベスト100』とかだったので、もうちょっといっぱい書いてみようと思って、ベスト111とかにしてたんですよ」

「そしたらそれがすごい当たって、はてなブックマークでも読まれましたし、検索でも上位になっていて。当時はSEOも単純だったので、いっぱい書けば上がるんだみたいな」

 

これが「自分なりの成功体験」となり、勢いに乗った彼は自分の得意領域でさらに記事を書いていく。

「もともとマンガとかアニメ、それにゲームとかが好きなんで、じゃあ次はアニメのオススメを書こうと思って検索結果を見たら、『ベスト30』とかだったんで、じゃあ僕は『ベスト40』にしようみたいなことをやって、それも上がったんですよね」

「今のSEOはそんなに単純じゃないので、長くすれば上がるわけじゃないんですけど。思い返せば当時は長文が強い時期があって、ちょうど噛み合ったのかなって感じですね」

 

初めての成功体験

 

単純作業でもあるこの羅列記事。だがそれも苦痛に感じない理由があった。

「大変は大変でしたけど小分けにして書いたりしてたので、隙間時間に書けたりとか。後はもともとマンガとかが好きなので、好きなジャンルで書くってことは別に苦痛ではなかったです」

 

ただアニメやマンガのようなジャンルは、膨大なアクセスを稼げた反面、アフィリエイトの成約とは遠いジャンルでもあった。

それにSEOで集客できていた当時でさえ、“稼ぐ”という意識は0に等しかったという。

そんな彼がアフィリエイトで稼ぐことに力を入れ始めたのには、あるブロガーの存在が大きかった。

 

近いレベルで、競い合える仲間がいること

近いレベルで、競い合える仲間がいること

 

「当時はブログで稼ぐってことに抵抗があったとうか、『別におれは金目的じゃないし』って感じだったんですけど、ワロリンスっていうブロガーに出会って、彼と仲良くなってからは変わっていきました」

「彼は『俺はお金が欲しい!』というのを一切隠さないタイプで、そういう人と仲良くなると、影響を受けてメンタルブロックが壊れると言うか。そういう意味では良い影響を受けていて、収益面やPV面で競い合ったりとかしてましたね」

 

彼自身「一人でやってるとサボっちゃうタイプ」というように、モチベーションを高め、維持できた理由がここにある。

「アフィリエイトの成果が近い人とか、レベルが同じかちょっと上くらいの人と頑張るとよりいいのかなと思いますね。たとえば5人グループがあって、4人が『絶対に毎日ブログ書く』って言っていれば、自分も書くと思うので。そういう意味でモチベーションの差は出てくると思いますね」

 

この経験はのちにABCスペース設立を思い立つ大きな礎となる。

 

【中編】ヒトデさんのサイト&SNS運用

中編_ヒトデさんのサイト&SNS運用

 

僕はブラックハットを知らない

SEO強者であるヒトデさんはどのようなSEO対策を取っているのか。

彼の答えはいたってシンプルだ。

「ブラックハットをやっていないというか分からないので、コンテンツに集中していて。それで成果が出てるから、じゃあコンテンツが一番大事なんじゃないかなってイメージですね」

「もちろんブラックで成果を出してる人も知っているので、コンテンツだけではないと思いますけどね。SEO対策の技みたいなのも、タイトルとか見出しにキーワードを入れようねとか、タイトルに対して答え返そうねとかそれくらいのことしか知らないので」

 

では、これまで書いていたブログ記事とアフィリエイト記事の違いはどう捉えているのか。
彼は「自分視点なのか相手視点なのか」をポイントに挙げる。

「ブログはあくまで自分の書きたいこと、伝えたいことを好きなように書いて、それが結果的に誰かの楽しみになったり、役に立つのであればいいなっていう考え方です」

「一方でアフィリエイトの記事を書くときは、自分ありきというよりかは読者ありきで、『検索から来た読者がその記事を見て満足するか』ということを重視して書いています」

 

僕はブラックハットを知らない

 

そして読者を意識し、心掛けていることが「パッと見の見やすさ」だという。

「僕自身もそうなんですけど、文字がみっちり詰まってる記事って読む気が失せるっていうか。必死だったら読むんですけど、書籍を読む時でもその傾向があるので、たぶん読まない人はもっと読まないだろうなと思って」

「なので吹き出しとか枠組みを作ったり、箇条書きにしたりして、文字だけが続くページを作らないように意識してやっています」

 

納得できなくてもとりあえず出しちゃう

納得できなくてもとりあえず出しちゃう

 

初心者が陥りがちな悪循環の1つが、記事のクオリティに悩みすぎて結局公開できないところだ。

もちろん中身にこだわるのは大切だが、一度思い切って世に出してみるのもアリかもしれない。

 

「納得できなくても出しちゃおって感じで自分はけっこう公開しちゃってて。というのも、本気で作り込んで『これはすごいバズる!』みたいなものを出しても全然反応がなくて検索上位にいかなかったりするんです」

「逆にとりあえず5割ぐらいで書いて追記すればいいやと思った記事が、すぐ2位とか3位とかに上がることもあって」

「あまり自分の中でこねくり回しても意味がないとは言わないですけど、というよりはもう出しちゃって、反応を見ながらどんどん足していけばいいのかなって思ってやってますね」

 

このやり方を続けている彼は、なんとここまでスランプ知らずだという。

 

Yahoo!知恵袋に近いものを作る

Yahoo!知恵袋に近いものを作る

 

ペルソナを「少し前の自分」とすると検索意図が想像でき、記事も書きやすいと彼は語る。

「自分が知らないことはあまり書かないので、やるとしても自分の経験のあるジャンルです。ペルソナについても、『ちょっと前の自分』っていうイメージでやっています」

「ヒトデブログだと、ブログ初心者が『こんな情報があればいいな』って思う内容になっていますね。だから検索意図はぼんやり分かっていて、より詳しくしていくために実際に検索上位を見ていったりしていきます」

 

SEOで上位に入るためには、ユーザーニーズを満たす記事を書くことが第一だ。
そして彼は、自分の記事を「Yahoo!知恵袋に近いもの」と表現する。

 

「そもそもヒトデブログとかはSNSでお悩み相談をして、みんなから来る質問を元にして記事を作っているので、『Yahoo!知恵袋に近いもの』みたいな感じですね。質問がめちゃくちゃくるから記事書こうっていうパターンが多いです」

 

こう聞くと、彼の6.5万フォロワーという数字も相まって、SNSからの流入が非常に多そうな印象を受けるが、実はそうでもないようで。

「フォロワーが64,000(2019年11月現在)いるんですけど、サイト全体で見た時のSNSからの流入比率って実は1割とかで、ほぼSEOって感じです」

 

SEOからの流入は桁違い。あくまで主軸はSEO

SEOからの流入は桁違い。あくまで主軸はSEO

 

「SNS からの流入も増えればそれに越したことはないですけど、SEOからの流入って桁違いと言うか。何十万アクセスとかって、よっぽどバズったりしないとなかなかないことなので」

「もちろんSEOに頼らずに集客できればそれは最高なんですけど、厳しくなってるとはいえ、あえて切るほどではないかなと感じていて。あくまで今の主軸はSEOかなと思ってますね」

 

今後もSEOを主軸としつつ、とはいえリスクヘッジにも取り組み始めている。

「ちなみに今新しくサイトを作っていて、コンセプトとしては『Googleに頼らなくても価値のあるサイト』です。例えばブックマークに入れてもらって、たまに見たくなるみたいなイメージです」

「実際SEOなしですごい集客ができるかって言うとたぶん無理で。ただ、やっぱりTwitterとかから流入があることで、結果的に SEOが上がっているのかなと感じるところもあるので、SEOのリスクヘッジは今考え中です」

 

フォロワーを増やすためには○○を出していく

ヒトデさんは100万PVを達成した当時、Twitterでのツイートには特にこだわりを持っていないと明言していた。

しかし現在のフォロワー数にまで増やした過程には、やはり見逃せないポイントがあった。

「フォロワーを増やすのに一番いいのは『実績を出すこと』だと思います。

逆に実績がなかったらテクニックなんかを使っても、生きたフォロワーはつかないと思っていて、結局フォローする理由がないとだめなんですよ」

「僕だったら『100万PV達成しました!』みたいな記事を書くと、ブロガーの人たちがすごいと思ってフォローしてくれるみたいなイメージですね」

「ちゃんと実績を伴う発信を続けていけば、フォロワーはきちんと増えていくのかなと思っています。それをした上で、テクニックは活きてくるものだと思います」

 

フォロワーを増やすためには○○を出していく

 

ではブログ初心者にでも出せる実績とはどんなものか。
それは全然「ニッチなところでもいい」のだという。

「例えばガジェットブログだったら家にイヤホンが100個ありますとか、英語のブログだったらTOEIC で何点取りましたとか。ありふれたものだと埋もれちゃいますが」

「それと同時にブログの実績も出していくといいと思っていて。それが仮に『1万PVで1万円』とかでも、初心者にとっては神みたいな感じでなので」

「もちろん上には上がいるんですけど、でもやっぱり1万円のノウハウを知りたい人がたくさんいるので、小さくても成長の過程をどんどん発信していくと、フォロワーも増えていくんじゃないかなと思っています」

 

さらに、彼のツイートへのリプライを見ていると、誰からも広く愛されていることがよく分かる。彼に温かく良質なファンが多いのには、次の行動が理由としてありそうだ。

「フォロワーを増やすためにやっていたわけじゃないですが、相談のリプライとかDMは全部返すようにしていました。今では数が増えすぎて全部は無理ですが、それでも出来るだけ返すようにしていますね」

 

SEO対策が分からないと言いつつも、このように人を意識した地道な努力を継続できるところが、ヒトデブログがSEOで生き残っている所以なのかもしれない。

 

【後編】みんなを繋げるABCスペース

後編_みんなを繋げるABCスペース

▲ABCスペース

 

お酒の席から一気に決まった

「なんとなくやりたいなみたいな想いはあったんですけど、実際問題コワーキングって儲からないというか、赤字になっちゃうみたいな話をよく聞いていたので 無理かなと思っていました」

「そんなときに『なかじ』さんというアフィリエイターさんを含めて何人かで飲んでいると、改めてコワーキング面白いよね、みたいな話になって」

「そこで話していると『普通にやったら赤字だけど、こんな風に組み合わせたら良いんじゃない?』みたいなアイデアがたくさん出てきて、楽しくなってきちゃいまして。」

「もうその場で物件を見始めて『ここに物件がある!今度見に行こう!』みたいな。半分酒の勢いですけど、実際に不動産業者に申し込んで、内見もして、すごいトントン拍子に話が進んでいきましたね」

 

勢いの中でも、もちろんリスクヘッジは計算されている。

「めちゃめちゃ赤字だったら撤退しましょうって感じでしたし、最悪僕が事務所として使うということもできますからね。店舗なんで初期費用がけっこうかかるんですけど、クラウドファンディングとかもやりましたから」

 

こうして、アツい空気を保ったまま一気にABCスペースがオープンした。
2018年12月の飲み会で話が決まり、翌3月のオープンというスピード感だった。

 

そして、呼び出せるブロガーとなる

 そして、呼び出せるブロガーとなる

 

彼は普段ABCスペースに自ら顔を出している。

そして求められれば、精力的にブロガーたちへアドバイスを行っている。

「人がいっぱいいると答えられないこともあるんですけどね」

 

その内容についても、基本的にどんな質問にも答えるようにしているというから至れり尽くせりだ。

ただ、質問する際は配慮も必要だ。

「『僕のサイト見て何かアドバイスください』みたいな広すぎる相談だと、『全記事見るってこと?』ってなるので、その場合は『この記事のここどう思いますか?』のような質問にするようにお願いしています」

「でも平日だったら人がいないことが多いので、横について教えたりもしてますね。それに事前に言ってくれたら基本的に行くようにしています。呼び出せるブロガーとして(笑)」

 

傍から聞いてもおもしろいことを

傍から聞いてもおもしろいことを

 

ヒトデさんがこれからやっていきたいことは何なのか。
一言で言うと「傍から聞いてもおもしろいこと」だ。

「飽き性なタイプで、その時々で楽しいなって思ったことを大切にしています。そしてそれをマネタイズしていくっていうのが好きですね」

「今は『ブログの人』というポジションにいるので、ブログをやりながら興味を持ったことには飛びつくようにしたいですね」

「今までにやったのだと、コワーキングを作ってみるとか、船で世界を回ってみるみたいな。今後も傍から聞いてもおもしろいことをやっていきたいなと思っています」

 

そんな彼の興味は今、ABCオンラインに向いている。

「あとコミュニティ運営をするのが楽しいので、ABCオンラインをもっと広げていきたいと思っていて。ABCオンラインは、ABCスペースに来れない人でもブログの基礎や書き方を教えて貰えたり、他のブロガーと交流できるようなサービスです。」

「コミュニティの規模が今より大きくなってくると、ABCスペースでやれることも増えてきますからね。でもABCスペースのオープン直後の3か月間、僕が世界一周に行っちゃってずっと赤字を垂れ流してたので、まずはそれを返しながらですね(笑)」

 

 

今日もみんなの呼び出しを待っている

今日もみんなの呼び出しを待っている

 

彼の情報源は人である。
Twitterは話半分ほどで、大事な情報は全て人から得ている。

先日行われたマナブさんとのイベント「マナブと学ぶ」も、彼のコワーキングスペースABCスペースにおいて行われた。
マナブさんとは、その時初めて対面したという。

 

彼の人柄は自然と人を繋げていく。

 

今回インタビューさせていただいた場所も、「TSUNAGU」というafbのコワーキングスペースというのも、何か縁を感じる。

誰もが強く惹きつけられる彼の文章と温和な雰囲気は、これからも人を繋いでいくことだろう。

ブロガー界のアイドル「ヒトデくん」は、今日もみんなからの呼び出しを待っている。

 

 

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