できれば避けたい家事第2位は「キッチン掃除」、第1位は？

家事は毎日の生活に欠かせないものですが、すべてを完璧にこなすのはなかなか大変です。中には、できれば後回しにしたい、できることなら避けたいと思う家事もあるのではないでしょうか。そこで今回は、そんな「できれば避けたい家事」について全国の500人にアンケートを実施しました。

500人を対象に家事についてのアンケート

調査概要

対象者：20歳~69歳の男女
サンプル数：500人
居住地：全国
調査方法：ネットリサーチ
アンケート実施日：2025年06月10日

質問と回答

質問：できれば避けたい記事は何ですか？
質問に対しての回答選択肢は以下
※複数回答可　ただし、「特になし」を選択した場合は単一回答
1．料理
2．洗い物
3．洗濯物（干す）
4．洗濯物（たたむ）
5．アイロンがけ
6．ゴミの分別
7．ゴミ出し
8．部屋の掃除
9．水回り掃除
10．キッチン掃除
11．食材・日用品等の買い出し
12．その他（記入してください）
13．特になし

できれば避けたい家事、1位は「水回りの掃除」

全国の20代〜60代の男女を対象に、「できれば避けたい家事は何ですか？」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「水回り掃除」で41.2％でした。次いで、「キッチン掃除」が33.4％、「料理」が31.8％で続くという結果になりました。

家事の負担感、男女でこんなに違う？注目は「水回り掃除」

男女別で見ると、最も差が大きかった項目は「水回り掃除」で、女性の回答が約15％上回るという結果になりました。水回りは毎日使う場所でこまめに掃除しなければ汚れが目立ちやすく、掃除の頻度も高くなりがちなため、負担に感じる方が多いのかもしれません。また、全体的に避けたい家事があるのは女性が多い傾向にある一方で、「特になし」と回答した方は男性が多く、女性の方が家事の負担が重くなっていることが伺えました。

家事ストレスは年齢とともに増える？20代との違いを分析

年代別で見ると、「特になし」と回答した方は20代が28.0％と最も多く、30代以上に比べて避けたい家事が少ないことが分かりました。20代の場合は実家暮らしや一人暮らしの方が多く、家事の負担がそこまで重くない方も多い一方で、30代以上では子育て世帯の方が増え、家事の作業量が増えたり分担が複雑化したりすることで、より負担やストレスを感じることが多くなるのかもしれません。

家事負担の感じ方にみる未婚・既婚の差

未婚・既婚別で見ると、最も差が大きかった項目は「アイロンがけ」で、既婚者の回答が10％以上多くなりました。結婚したり子どもができたりすると衣服の量が増え、必然的にアイロンがけの作業も多くなるため、負担に感じる既婚者の方が多いと考えられます。また、未婚者では「部屋の掃除」や「洗い物」と回答した方が既婚者に比べて多くなっています。特に一人暮らしの方の場合、自分しか住んでいない部屋をこまめに掃除したり、毎回の洗い物が面倒だったりする方が多い可能性が伺えました。

近年では家事の負担を軽くしてくれたり、時短に役立ってくれたりする様々なアイテムや家電も登場しているので、あまりにも家事が負担だと感じる場合はそういったものを導入してみるのもいいかもしれません。

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