現在、WiMAXで取り扱っているモバイルルーター端末機種は主に4機種です。
過去に発売されていたモバイルルーター端末機種やホームルータータイプを含むと、全部で10機種もあります。
これほど多くのルーターがあると、選択に悩んでしまいますよね。
結論から言うと、モバイルルーターではW06が圧倒的におすすめです。
各機種の特徴やスペック、使用していく上で理解しておいた方が良い情報を徹底解説します。
この記事を読めば、最もおすすめなWiMAXルーターが見つかり、ルーター選びで失敗することはないでしょう!
- 通信速度が十分な機種を選ぶ
- 持ち運び(モバイル)タイプなのか、据え置き(ホームルーター)タイプなのか選択
- 4G LTEモードが対応している機種を選択
- モバイルルーター端末タイプの場合、持ち運びしやすいサイズ感や重さも重要
- モバイルルーター端末タイプなら「Speed Wi-Fi NEXT W06」がおすすめ
- ホームルーターなら「Speed Wi-Fi HOME L02」がおすすめ
- おすすめプロバイダーは初期費用無料・解約金負担の『Broad WiMAX』がおすすめ!
*ポケットwifiでコスパ最強なのはどれ?

*WiMAXを最安で契約したい!最新キャンペーン情報

目次
WiMAXルーターとは? 2つの種類について解説
WiMAXルーターとは、WiMAXの電波を中継するためのポケットWifiの機械のことです。
また、WiMAXはポケットWiFiの一種で、ルーターを持っていればどこでもWiFiを使うことができます。
そんなWiMAXルーターには以下のような2つの種類があります。
- モバイルルーター:外出先でも使いやすいコンパクトなWiMAXルーター
- ホームルーター:たくさん同時接続できる家で使うのに便利な固定式WiMAXルーター
基本的にはどこでも使えるモバイルルーターがおすすめですが、「ホームルーターが良い」という方もいるでしょう。
下ではモバイルルーターとホームルーターに分けておすすめの機種を紹介しているので参考にしてみてください。
WiMAXで取り扱っているモバイルルーター6機種比較表
ここからは、紹介してきたWiMAXのモバイルルーター端末ルーターを重要項目に絞って比較していきます。
ポイントとなる通信速度・通信モード(LTEモード対応か)・端末サイズを見比べていきましょう!
以下が、紹介してきたモバイルルーター端末ルーターをまとめた表です。
項目 | W06 | W05 | W04 | WX06 | WX05 | WX04 |
---|---|---|---|---|---|---|
下り速度 (受信) | 最大1.2Gbps | 最大758Mbps | 最大758Mbps | 最大440Mbps | 最大440Mbps | 最大440Mbps |
上り速度 (送信) | 最大75Mbps | 最大112.5Mbps | 最大37.5Mbps | 最大75Mbps | 最大75Mbps | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
端末サイズ | 約128×64×11.9mm | 約130×55×12.6mm | 約130×53×14.2mm | 約111×62×13.3mm | 約111×62×13.3mm | 約111×62×13.3mm |
重量 | 約125g | 約131g | 約140g | 約127g | 約127g | 約128g |
1番通信速度が出て軽量なのはSpeed Wi-Fi NEXT W06です。
LTEモードに関しては、紹介した全機種対応しています。
プロバイダによって取り扱っている機種は異なるので、Speed Wi-Fi NEXT W06を取り扱っていない場合があります。
その場合は、Speed Wi-Fi NEXT WX06が良いでしょう!
WXシリーズは、最新機種になるにつれてQRコードでのWi-Fi接続やデータ通信量の確認など、便利な機能が搭載されていきます。
通信速度は変わらないにしても、最新機種(Speed Wi-Fi NEXT WX06)の方が使用上の快適さは優れているので、極力最新のものにしましょう!
モバイルルーターはW06とWX06の二択! 2機種の特徴を比較
モバイルルーターでは現在、W06とWX06のほぼ2択になっています。
しかし、W06とWX06は人によってどちらが適しているのか違います。
そこで、W06とWX06の特徴を比較してみましょう。
- HUAWEI製
- 最大下り:1.2Gbps
- 電池持ち:最大約11時間40分
- 同時接続台数:16台
- NEC製
- 最大下り:440Mbps
- 電池持ち:最大約14時間 交換可能
- 同時接続台数:16台
- 高性能ハイモードアンテナの機能で屋内に強い
- クレードル対応
速度こそW06に軍配が上がりますが、電池持ちやそれ以外の細かな機能はWX06に軍配が上がります。
ディスプレイもWX06が見やすいと評判ですね。
ただ…速度はあまり変わらないとしても条件付きとはいえ、1.2Gbpsの魅力がそれを凌駕してしまう気も。
実際にはどちらも体感は変わらないのですが、スペック重視派には悩ましいところです。
HUAWEI製であることを気にする方がいますが、個人的には一切気にしません。
スマホにおいてHUAWEIは名機種を多く出しているので、技術レベルは信頼できます。
次機種はHUAWEI撤退か?という噂もありますが、サポート面においては特に問題ではないでしょう。
WiMAXで取り扱っているホームルーター 4機種比較表
次にWiMAXのホームルーターを比較していきます。
WiMAXのホームルーターは全て回線工事が必要なく、届き次第すぐに使用できるのが最大の特徴です!
そんなホームルーターで注目すべきポイントは通信速度です!
以下が、紹介してきたホームルーターのスペックをまとめた表です。
項目 | Speed Wi-Fi HOME L02 | Speed Wi-Fi HOME L01/L01s | WiMAX HOME 02 | WiMAX HOME 02 |
---|---|---|---|---|
下り速度(受信) | 最大1Gbps | 最大440Mbps | 最大440Mbps | 最大440Mbps |
上り速度(送信) | 最大75Mbps | 最大30Mbps | 最大75Mbps | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ | ○ | ○ | ○ |
端末サイズ | 約93×93×178mm | 約93×180×93mm | 約50×118×100mm | 約70×100×155mm |
重量 | 約436g | 約450g | 約218g | 約338g |
WiMAXのホームルーターで1番良いのは、Speed Wi-Fi HOME L02です!
またサイズ感でいえばWiMAX HOME 02が圧倒的にコンパクトな点は見逃せません。
ホームルーターの人気機種L02と02を比較
ホームルーターの場合、Speed Wi-Fi HOME L02とWiMAX HOME 02以外を選ぶ理由はありません。
しかし、この2機種では迷ってしまう人が多いと思います。
2機種の特徴は以下のとおりです。
- HUAWEI製
- 最大下り:1Gbps
- NEC製
- 最大下り:440Mbps
- コンパクトなサイズ
- 電波のつながりが良い
結論、ホームルーターではL02を選ぶのがおすすめです。
02にも良いところがたくさんありますが、L02の「速度が速い」という特徴のメリットが大きすぎるからです。
02はコンパクトなサイズですが、ホームルーターでコンパクトなサイズ感が求められることはあまりないでしょう。
WiMAXで取り扱っている10機種のスペックを徹底比較
ここからは、WiMAXで取り扱っているWi-Fiルーター10機種を紹介します。
注目するポイントは通信速度・端末タイプ・LTEモードに対応しているか・端末サイズの4つです。
通信速度とLTEモードに対応しているかの2点については、必ずチェックしましょう!
紹介する10機種は以下の通りです。
モバイルルーター端末タイプは大きく分けてWシリーズと、WXシリーズの2種類となっています。
ホームルータータイプも同じく、Speed Wi-Fi HOMEシリーズとWiMAX HOMEシリーズの2種類です。
モバイルルーター端末タイプとホームルータータイプをそれぞれ比較をしていきますので、参考にしてください!
では、みていきましょう!
ベストチョイス! Speed Wi-Fi NEXT W06
Speed Wi-Fi NEXT W06は、2019年1月25日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
WiMAXで取り扱っているモバイルルーター端末タイプで最もおすすめする機種は、このSpeed Wi-Fi NEXT W06です。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT W06のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT W06 |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
端末サイズ | 約128×64×11.9mm |
重量 | 約125g |
下り通信速度(受信) | 最大1.2Gbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■ハイスピードモード(WiMAX2+) ・ハイパフォーマンス設定:約 430 [分] ・スマート設定 :約 540 [分] ・バッテリーセーブ設定 :約 700 [分] ■ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX2+、LTE) ・ハイパフォーマンス設定:約 300 [分] ・ノーマル設定 :約 400 [分] ・バッテリーセーブ設定 :約 600 [分] |
連続待受時間 | デフォルト設定(WiMAX2+、Wi-Fi未接続時):約 800時間 |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
同時接続台数 | 最大16台 |
Speed Wi-Fi NEXT W06が最もおすすめな理由は、下り通信速度がルーター史上最速の1.2Gbpsが実現されている点です。
さらに、LTEモード対応で電波が弱い場所でもしっかりと電波を拾ってくれる「高性能ハイモードアンテナ」を搭載しています。
Speed Wi-Fi NEXT W06であればストレスを感じることなく快適に使用できる通信環境を実現できます。
ちょっと補足ですが、この1.2Gbpsはハイスピードプラスエリアモードの場合です。
WiMAXで使用する場合は下り最大558Mbpsになります。
連続通信時間は約9時間です。
7GB通信制限から守ってくれる
Speed Wi-Fi NEXT W06は予め設定したデータ量になると、ハイスピードプラスエリアモードから自動的に月間データ容量制限のないハイスピードモードに切替わる機能を搭載しています。
これにより、ハイスピードプラスエリアの7GB制限を守ってくれ速度低下を未然に防いでくれます。
地味に便利な機能ですね。
Speed Wi-Fi NEXT W05
Speed Wi-Fi NEXT W05は、2018年1月19日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT W05のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT W05 |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
端末サイズ | 約130×55×12.6mm |
重量 | 約131g |
下り通信速度(受信) | 最大758Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大112.5Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■連続通信時間(ハイスピードモード:WiMAX 2+) ・ノーマルモード:約540分 |
連続待受時間 | ■連続待受 ・クイックアクセスモードOFF時:850時間 |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
同時接続台数 | 最大10台 |
Speed Wi-Fi NEXT W05は、こちらもハイスピードプラスエリアで上り通信速度が最大112.5Mbpsです。
上りがW05より早いのが特徴です。
通常のWiMAXでは下り受信最大558Mbps、ハイスピードエリアプラスでは758MbpsとW06に劣ります。
W06があるプロバイダでこちらを選ぶメリットはあまりありません。
Speed Wi-Fi NEXT W04
Speed Wi-Fi NEXT W04は、2017年2月17日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT W04のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT W04 |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
端末サイズ | 約130×53×14.2mm |
重量 | 約140g |
下り通信速度(受信) | 最大758Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大37.5Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■ハイスピードモード:WiMAX 2+ ・ハイパフォーマンスモード:約390分 ・ノーマルモード:約540分 ・バッテリーセーブモード:約630分 ■ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX 2+、LTE使用 ・ハイパフォーマンスモード:約260分 ・ノーマルモード:約390分 ・バッテリーセーブモード:約550分 |
連続待受時間 | ・休止状態:約850時間 ・クイックアクセスモード設定時(ウェイティング):38時間 |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
同時接続台数 | Wi-Fi:10台 Bluetooth:3台 |
Speed Wi-Fi NEXT W04は、縦型でガラケーのような端末になっています。
WiMAXから発売されていますが、古い機種ということもあり取り扱っているプロバイダは多くありません!
Speed Wi-Fi NEXT W04を選ぶメリットは今のところありません。
Speed Wi-Fi NEXT WX06
今のところSpeed Wi-Fi NEXT W06が最強ですが、ややこしいのがWXシリーズの存在です。
Speed Wi-Fi NEXT WX06は、2020年1月30日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT WX06のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT WX06 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
端末サイズ | 約111×62×13.3mm |
重量 | 約127g |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■ハイスピード(HS)モード:Wi-Fi接続時) ・おまかせ一括設定(スタンダード設定)/NORMAL(バランス):約690分 ・おまかせ一括設定(通信速度を優先)/HI-P(速度優先):約500分 ・おまかせ一括設定(電池持ちを優先)/ECO(電池優先):約840分 ■ハイスピードプラスエリア(HS+A)モード:Wi-Fi接続時) ・おまかせ一括設定(スタンダード設定)/NORMAL(バランス):約630分 ・おまかせ一括設定(通信速度を優先)/HI-P(速度優先):約490分 ・おまかせ一括設定(電池持ちを優先)/ECO(電池優先):約800分 |
連続待受時間 | ・休止状態:約700時間 ・ウェイティング時:45時間 |
バッテリー容量 | 2,750mAh |
同時接続台数 | Wi-Fi:16台 USB:1台 |
Speed Wi-Fi NEXT WX06は、WiMAXの最新機種です。
速度はハイスピードプラスエリアで下り最大440Mbps、上り最大75Mbpsという中途半端な速度です。
速度でW06に劣りますね。
ただし連続通信時間は約14時間で、W06の約9時間よりも長く持ちます。
またバッテリー交換ができるのもWXシリーズの強みです。
2.4GHz と 5GHz の Wi-Fi 同時通信をサポート
注目点はWiMAX モバイルルーターとして初めて 2.4GHz と 5GHz の Wi-Fi 同時通信をサポートしている点です。
ちょっと難しいですね。
簡単に言うと定期的に周囲の電波環境を判断して自動で最適な接続先を選択する、バンドステアリング機能を搭載しています。
これにより高速で安定した通信が可能に。
早くて繋がりやす方に自動で切り替えてくれるイメージです。
その他、QRコードでかんたんにWi-Fi接続できる点は初心者には優しい作りですね。
速度のW06、安定長持ちのWX06と差別化されているとも言えます。
- 2.4Ghz:物や離れていても繋がりやすいが電子レンジなどに干渉される
- 5Ghz:速度が速いが物があったり距離が離れると弱い
Speed Wi-Fi NEXT WX05
Speed Wi-Fi NEXT WX05は、2018年11月1日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
Speed Wi-Fi NEXT WX05を取り扱うプロバイダは少なくなってきましたので、購入・レンタルするのであれば上位機種のSpeed Wi-Fi NEXT WX06が良いでしょう。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT WX05のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT WX05 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
端末サイズ | 約111×62×13.3mm |
重量 | 約127g |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■ハイスピードモード ・ハイパフォーマンスモード:約8.3時間 ・ノーマルモード:約11.5時間 ・エコモード:約14時間 ■ハイスピードプラスエリア ・ハイパフォーマンスモード:約8.1時間 ・ノーマルモード:約10.5時間 ・エコモード:約13.3時間 |
連続待受時間 | ・休止状態:約700時間 ・ウェイティング時:45時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh |
同時接続台数 | Wi-Fi:16台 USB:1台 |
現時点でSpeed Wi-Fi NEXT WX05を選ぶメリットはありません。
Speed Wi-Fi NEXT WX04
Speed Wi-Fi NEXT WX04は、2017年11月1日に発売されたモバイルルーター端末ルーターです。
2017年に発売された機種ということもあり、取り扱っているプロバイダはほどんどありません。
以下は、Speed Wi-Fi NEXT WX04のスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi NEXT WX04 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
端末サイズ | 約111×62×13.3mm |
重量 | 約128g |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
LTEモードの有無 | ○ |
連続通信時間 | ■ハイスピードモード ・ハイパフォーマンスモード:約8.1時間 ・ノーマルモード:約11.5時間 ・エコモード :約13.8時間 ■ハイスピードプラスエリア ・ハイパフォーマンスモード:約8時間 ・ノーマルモード :約10.5時間 ・エコモード :約13時間 |
連続待受時間 | ・休止状態:約700時間 ・ウェイティング時:50時間 |
バッテリー容量 | 3,200mAh |
同時接続台数 | Wi-Fi:10台 Bluetooth:3台 USB:1台 |
Speed Wi-Fi NEXT WX05と同様に、バッテリー容量が大きいのが特徴ですが購入レンタルはおすすめしません。
WXシリーズであれば、Speed Wi-Fi NEXT WX06が良いでしょう!
ベストチョイス!Speed Wi-Fi HOME L02
Speed Wi-Fi HOME L02は、2019年1月25日に発売されたホームルーターです。
最新機種ではありませんが、ホームルーターで最もおすすめなのがSpeed Wi-Fi HOME L02です。
WiMAXのホームルーターの特徴は回線工事不要という点です。
まず以下のスペックを確認しましょう。
項目 | Speed Wi-Fi HOME L02 |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
端末サイズ | 約93×93×178mm |
重量 | 約436g |
通信モード | WiMAX 2+、au 4G LTE |
下り通信速度(受信) | 最大1Gbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
同時接続台数 | 最大42台 |
下り通信速度は最大1Gbps、上り通信速度は最大75Mbpsで最大同時接続台数は42台となっています。
ハイスピードモードでは下り最大558Mbps、上り最大30Mbpsになるので注意。
ホームルーターはモバイルWiFiルーターに比べ同時接続台数がとても多いのも特徴です。
またSpeed Wi-Fi HOME L02には4本のアンテナが配置されているので、あらゆる方向にWi-Fiを飛ばすことができます。
置き場所によって通信速度が変動しやすいホームルーターの欠点を払拭した機種です。
約93×93×178mm/約436gとサイズは多少大きめです。
WiMAXでホームルーターを購入・レンタルするのであればSpeed Wi-Fi HOME L02が1番良いでしょう!
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
Speed Wi-Fi HOME L01/L01sは、2018年1月19日に発売されたホームルーターです。
L01とL01sの違いは、重量とSIMカードのサイズが異なるだけで通信速度などの違いはありません。
以下は、Speed Wi-Fi HOME L01/L01sのスペック表です。
項目 | Speed Wi-Fi HOME L01/L01s |
---|---|
製造元 | HUAWEI |
端末サイズ | 約93×180×93mm |
重量 | 約450g |
通信モード | WiMAX 2+、au 4G LTE |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大30Mbps |
同時接続台数 | 最大42台 |
Speed Wi-Fi HOME L02より通信速度が劣ってしまいますが、最大同時接続台数はL02同様に42台まで接続可能です。
Speed Wi-Fi HOME L02がある以上、Speed Wi-Fi HOME L01/L01sを選ぶメリットはあまりありません。
WiMAX HOME 02
WiMAX HOME 02は、2020年1月30日に発売された最新のホームルーターです。
以下は、WiMAX HOME 02のスペック表です。
項目 | WiMAX HOME 02 |
---|---|
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 |
端末サイズ | 約50×118×100mm |
重量 | 約218g |
通信モード | WiMAX 2+、au 4G LTE |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
同時接続台数 | 最大20台 |
WiMAXのホームルーターの中では最新機種ですが、下り最大速度440MbpsとSpeed Wi-Fi HOME L02より通信速度が劣っています。
同時接続も20台と控えめ。
ただし約50×118×100㎜、約218gとホームルーターとしてコンパクトなサイズ感です。
とにかくコンパクトがいい!という方はWiMAX HOME 02を選択しても良いでしょう。
Speed Wi-Fi HOME L02の半分の重さですから。
これは次に紹介するWiMAX HOME 01と比較して、容積比40%ダウンしています。
電波の広がりを強化していたり、データ通信量や電波状態をスマホで確認できたりと細かな機能も搭載しています。
WiMAX HOME 01
WiMAX HOME 01は、2018年12月7日に発売されたホームルーターです。
以下は、WiMAX HOME 01のスペック表です。
項目 | WiMAX HOME 02 |
---|---|
製造元 | NEC |
端末サイズ | 約70×100×155mm |
重量 | 約338g |
通信モード | WiMAX 2+、au 4G LTE |
下り通信速度(受信) | 最大440Mbps |
上り通信速度(送信) | 最大75Mbps |
同時接続台数 | 最大22台 |
WiMAX HOME 01は、スマホアプリ(NEC WiMAX 2+ Tool)で簡単にルーターの状態を見たり、通信モードを切替えることができます。
手動で行わなくてはいけないので多少面倒ですが、切り替え操作は簡単に行えますし設定によるトラブルは軽減します。
WiMAX HOME 02が発売されているので、現在WiMAX HOME 01を選ぶメリットはありません。
WiMAXルーターの選び方について
WiMAXルーターを選択する際の重要なポイントを解説します。
以下の4つをまずはスペック表で確認しましょう。
この4つのポイントを理解することで、適切なWiMAXルーターを選択することが可能になります。
各ポイントがなぜ重要になるのか、それぞれの項目を解説していきましょう!
ポイント1:通信速度
当たり前ですが、Wi-Fiルーターを選ぶにあたり1番大切な要素はやはり通信速度です!
通信速度が十分でなければ、お金を払って契約する必要すらありません。
Wi-Fiルーターの場合、下り(ダウンロード)と上り(アップロード)の通信速度があり、この2つの数値で速度を判断します。
下り(ダウンロード)通信速度とは、アプリや音楽・動画・ウェブサイト閲覧など外部からデータ情報を得る時の通信速度を指します。
以下が、下り通信速度の目安ですので参考にしていてください!
使用用途 | 下り通信速度の目安 |
---|---|
オンラインゲーム・高画質な動画 | 10Mbps〜 |
動画配信サイトでの視聴 | 1Mbps〜10Mbps |
SNSの視聴 | 200Kbps〜2Mbps |
LINEやメールなど | 100Kbps〜1Mbps |
大半の人が重要視する通信速度は、下り(ダウンロード)通信速度の数値です。
オンラインゲームや高画質動画の視聴を頻繁にするのであれば、下り通信速度に特化した機種を選択しましょう!
上り(アップロード)通信速度は、メールやSNSでの投稿といった自身のスマホやパソコンから外部にアップロードする時の通信速度をいいます。
流行りのYouTuber(ユーチューバー)やSNS(Instagram・TikTokなど)で頻繁に投稿するようであれば、上り(アップロード)も少し注目すると良いでしょう。
アップロードは速度よりマシンスペックに依存することが多いですが…。
- 下り:ダンロードのことで、メールの受信やWebサイトの閲覧、ソフトウェアを落とす速度
- 上り:アップロードのことで、メールやファイルを送ったりする速度
ポイント2:家で使う?外で使う?
WiMAXは持ち運びができるモバイルルーター端末タイプと、自宅や会社などに設置するホームルータータイプの2種類を取り扱っています。
使用用途に応じてルータータイプを選択できますので、契約する前に使用用途を明確にしましょう。
基本時にモバイルルーター端末タイプよりもホームルータータイプの方が通信速度は安定していますし、快適に使用できると言われています。
一切持ち運びをせず自宅や会社で複数人で使用する場合はモバイルルーター端末タイプではなくホームルータータイプをおすすめします。
ですが据え置きならば少し費用を出して光回線を引いた方が速度も出ます。
やはりWiMAXなどの場合はいつでもどこでも持ち運べるモバイルルーター端末タイプを選ぶのがベターでしょう。
ポイント3:LTEモードに対応している機種か
WiMAXにはLTEモードといって、ハイスピードプラスエリアモード(HS+A)が存在します。
LTEモードとは、WiMAXの通信網だけでなく、auのモバイル回線も使えるモードのことです。
WiMAXが通信に使用している電波は地下鉄やビルの中では電波が途切れやすいですが、そんなときでもLTEモードではつながることがあります。
また、LTEモードはWiMAX 2+と4G LTEを使って通信するため、LTEサービスはエリアがWiMAX2+より広域となります。
LTEモードは月額無料の場合も多く7GBまでの制限があります。
このLTEモードが使える端末と使えない端末が存在します。
ですから出来るだけLTEモードに対応したルーターを選びましょう。
これから紹介する10機種は全て対応しているので問題ありません。
ちょっとLTEモードは複雑なのでQ&Aで解説します。
Q1:ハイスピードプラスエリアモードでは「au 4G LTE」と「WiMAX2+」のどちらが優先接続になるのか?
答えはWiMAX2+が優先接続となり、ネットワークの状況に応じて最適なネットワークに接続されます。
ちょっと曖昧ですね。
Q2:7GB制限の範囲は?
ギガ放題の話です。
ハイスピードプラスエリアモードで通信速度制限(月間7GB超)が適用された場合は注意が必要です。
当月末までのWiMAX 2+とau 4G LTEの通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。
これ結構重要で、ハイスピードプラスエリアモードを7GBまで使い切るとWiMAX側も制限がかけられます。
通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます。
使いすぎは注意ですね。
心配な方はここぞという時以外はオフにしておきましょう。
Q3:ハイスピードプラスエリアモードは自動で切り替わるの?
ルーターによりますが、W06などはWiMAX 2+から4G LTE間は自動的に切り替ります。
また逆も然りです。
端末サイズ
モバイルルーター端末タイプの場合、持ち運びするため端末サイズや重量は重要なポイントになります。
基本的にどれも手頃なサイズ感となっていますが、最新になるにつれて小さく軽量化されています。
WiMAXで取り扱っているモバイルルーター端末タイプの中で最小なのが、111×62×13.3mmのSpeed Wi-Fi NEXT WX06・05・04です。
一般的なスマホよりも小さいサイズ感ですね。
最も軽量なのは125gのSpeed Wi-Fi NEXT W06です。
ホームルーターに関しては、設置するものですので通信速度を重視しましょう!
重さと軽さで選ぶならSpeed Wi-Fi NEXT W06で問題ありません。
WiMAXプロバイダはBroad WiMAXがおすすめ!
WiMAXのプロバイダはBroad WiMAXがおすすめです。
WiMAXプロバイダとは、WiMAXを提供してくれる代理店のことです。
Broad WiMAXがおすすめな理由は簡単で、月額料金が安いからです。
WiMAXプロバイダはそもそも料金などのシステムが違うだけで、使用している回線は同じです。
サービス自体に違いはないため、料金で選ぶのが最善です。
また、Broad WiMAXは月額料金が安いだけでなく、他社から乗り換えた時の解約違約金を還元してくれるところが魅力です。
WiMAXプロバイダでは2年契約の場合、2年以内に解約した場合は解約料金がかかってしまいます。
Broad WiMAXではこのような解約料金を負担してくれるため、いつでも乗り換えやすくなっています。

まとめ:快適にWi-Fiを使用するためには使用環境に合ったものを!
最新のWiMAXルーターから古いルーターまで、10機種を比較してきました。
紹介してきたWiMAXルーターは以下の10機種です。
- Speed Wi-Fi NEXT W06
- Speed Wi-Fi NEXT W05
- Speed Wi-Fi NEXT W04
- Speed Wi-Fi NEXT WX06
- Speed Wi-Fi NEXT WX05
- Speed Wi-Fi NEXT WX04
- Speed Wi-Fi HOME L02
- Speed Wi-Fi HOME L01/L01s
- WiMAX HOME 02
- WiMAX HOME 01
WiMAXルーターを選ぶにあたり重要となるポイントは、各機種の通信速度・使用用途・LTEモードの有無・端末サイズの4つです。
結論:WiMAXのモバイルルーター端末ルーターを選ぶならSpeed Wi-Fi NEXT W06が最もおすすめ!
中でもおすすめなのが、Speed Wi-Fi NEXT W05(モバイルルーター端末タイプ)です。
速度、重量、接続台数、使いやすさなど全てにおいて上位です。
WX06は電池持ちがいいですが、バッテリーに関しては本気で長時間利用するならモバイルバッテリー必須なので、あまり問題ではありません。
結論:WiMAXのホームルーターを選ぶならSpeed Wi-Fi HOME L02が最もおすすめ!
WiMAXのホームルーターを選ぶならSpeed Wi-Fi HOME L02が最もおすすめでしょう。
やはり速度と安定性でSpeed Wi-Fi HOME L02をチョイスするのが現状ではベスト。
コンパクトなものがいい場合はWiMAX HOME 02でもアリです。
- 通信速度が十分な機種を選ぶ
- 持ち運び(モバイル)タイプなのか、据え置き(ホームルーター)タイプなのか選択
- LTEモードが対応している機種を選択
- モバイルルーター端末タイプの場合、持ち運びしやすいサイズ感なのかも重要
- モバイルルーター端末タイプなら「Speed Wi-Fi NEXT W06」がおすすめ
- ホームルーターなら「Speed Wi-Fi HOME L02」がおすすめ
- プロバイダならBroad WiMAXがおすすめ!
WiMAXのルーターは名前が似ていて、スペックを把握するのが非常に難しいです。
スペック表を比較しながら、ベストなルーターを選択してください。
また1年に1度は新機種が出るため、最新機種を選ぶのが最も正しい選択になります。
WiMAXのルーターは無料であることが多いため、とにかく最新機種で速度の速いものを選べば失敗はないでしょう。