このように、WiMAXがいきなり圏外になってしまうことは珍しくありません。
なかなかネットに繋がらないので、不安に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、とりあえず試してほしい復旧方法についてわかりやすく解説していきます。原因や注意点についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば、WiMAXが圏外になる原因や対処法がわかり、問題を解決することができるでしょう!
- 障害物のないところに移動すれば電波が届きやすくなる
- 再起動をすると一部の不具合が解消される
- なるべく電波干渉が起きないように注意
- 補償サービスに加入していると購入1年以内なら無料で交換・修理
- 困ったらサポートセンターまで!
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目次
WiMAXが圏外に|とりあえず試してみるべき方法6つ
WiMAXが急に圏外になってしまった場合に、とりあえず試してみてほしい方法は以下の6つです。
- その場から移動してみる
- 機内モードになっていないか確認する
- wimaxと自分のスマホやパソコンを再起動してみる
- 通信モードを初期設定の2.4GHzから5GHzに切り替える
- クレードルを活用する
- 端末を初期化する
それぞれ詳しくチェックしていきましょう。
その場から移動してみる
もしかすると移動するだけで問題が改善するかもしれません。
というのも、WiMAXの電波は直線に飛ぶ性質があるため、障害物の影響を受けやすいのです。
障害物のないところに移動すれば、電波が届きやすくなりますよ。
WiMAXがいきなり圏外になっても焦らず、まずはその場から電波が良さそうなところに移動してみてください。
機内モードになっていないか確認する
機内モードをONにしているとデータ通信がストップします。
つい手が当たってしまったり、操作ミスで機内モードがオンになっている場合もあるので、機内モードがONになっていないかを確認するといいでしょう。
飛行機を利用したりして、そのまま機内モードになっていることもあるかもしれませんね。
その場から移動してもダメ、機内モードもきちんとOFFになっている、ということなら他に原因があることになります。
wimaxと自分のスマホやパソコンを再起動してみる
接続状態を回復するための方法として「再起動」も有効です。
端末を再起動(電源をオンオフ)し、状態が改善されるかチェックしてみてください。
スマホが重くなったり何かしらエラーが出た際に、再起動をして問題を解決したことのある方も多いのではないでしょうか。
再起動をすると一部の不具合が解消されるのですね。
wimaxもしくは自分のスマホやパソコンの本体内部の一時的な不具合の場合には、再起動するだけでも問題が解決します。
通信モードを初期設定の2.4GHzから5GHzに切り替える
WiMAXルーターとスマホなどの端末を繋ぐWi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類の周波数があります。
- 家電にも利用されている周波数
- 障害物があってもつながりやすい
- 他の家電と電波が干渉しやすい
- 速度が速くなりやすい
- 他の機器であまり使われていない
- 障害物の影響を受けやすい
2.4GHzは家電にも利用されている周波数なので、対応機器が多い分、混雑に弱いという特徴があります。
一方、5GHzは他の機器で使われていないので混雑が少なく繋がりやすいです。電波が安定しており、高速な通信が可能。
それぞれの特徴からわかるように、接続を5GHzに切り替えることで電波の混雑を解消できる場合があります。
初期設定のままだとWiMAXの電波帯は通常2.4GHzに設定されているので、これを5GHzに切り替えてみましょう。
クレードルを活用する
クレードルとはスタンド型の拡張機器のことで、WiMAXを置くだけで充電したり、有線LANケーブルをつないだりできます。
無線LANが内蔵されていないパソコンでも、クレードルがあればデータ転送などが可能になるということですね。
無線での接続が悪い場合、このクレードルを利用することで通信を安定させることができます。
何かしらの原因で電波障害が起きた場合、WiMAXをクレードルとセットし有線LANで繋ぐことによって接続がうまくいく場合もありますよ。
端末を初期化する
最後の手段として、「端末を初期化する」というのも一つの方法です。
再起動だけでは改善しない場合でも、工場出荷状態である初期化の状態にすれば改善する可能性もあります。
しかし、あまりおすすめはしません。
端末を初期化してしまうと、通信量カウンターやWEB設定画面で設定した内容もリセットされてしまうので注意しましょう。
WiMAXが圏外に|圏外になってしまう原因7つ
そもそも、なんで圏外になってしまうのでしょうか?
ここからはwimaxが圏外になってしまう原因について解説していきます。
圏外を招く原因を知っておけば、問題解決につながり、あらかじめ気をつけることもできるのでぜひ参考にしてみてください。
- サービスエリアから出て圏外になっている
- WiMAXを置く場所が悪く圏外になっている
- 他の電波と干渉してしまっていて、圏外になっている
- WiMAXの基地局自体で何らかの障害が発生して圏外になっている
- 端末自体が故障していて圏外になっている
- 端末に入っているSIMカードの故障により圏外になっている
- 利用料を滞納してしまい圏外になっている
サービスエリアから出て圏外になっている
外出先で圏外となってしまった場合、まずエリア確認をしてみるといいでしょう。
WiMAXは通信エリアが広いのでほとんどのエリアで利用できますが、地方の山間部などでは圏外もあり得ます。
また、車中や地下、トンネル内などでも圏外となってしまう場合があります。
WiMAXはピンポイントエリア判定ができるので、そちらを試して確認してみてください。
(ピンポイントエリア判定とは、特定の場所のサービスエリアを『○△×』でエリア判定できるサービスです。)
wimaxを置く場所が悪く圏外になっている
置き場所によっては圏外にもなり得る、というのも頭に入れておきましょう。
電波は障害物に弱いので、電波が遮られているようなところにwimaxを置いてしまうと通信できなかったり通信速度が低下する場合があります。
エリア内でも圏外になることはあるのですが、逆を言えば設置場所を工夫するだけで改善する場合もあるということです。
他の電波と干渉してしまっていて圏外になっている
以下のような場合には注意が必要です。
- Wi-Fiのスポット付近での使用
- スマホを使っている方が周りに多い
- オフィスビルやマンションなどの集合住宅
- 同じ室内にさまざまな電子機器や通信機器がある
このような電波環境で使っていると混雑に左右されやすく、圏外になってしまうこともあります。
障害物や距離、環境のせいで接続が不安定になりがちなので、なるべく電波干渉が起きないようにしましょう。
室内で使用する場合は、デバイス間に障害物を置かないなどして対策するのがおすすめです。
wimaxの基地局自体で何らかの障害が発生して圏外になっている
圏外状態になる原因はさまざまですが、何も心あたりがないという場合は基地局自体で何らかの障害が発生しているのかもしれません。
近くで点検工事や交換工事、増設などを行っているかもしれませんし、情報取集をしてみるといいでしょう。
WiMAXからのお知らせや障害情報、またはtwitterなどでもリアルタイムでの情報が手に入りますよ。
端末自体が故障していて圏外になっている
waimax自体が故障している可能性もありますね。
この場合、対処法としては以下の3つです。
- 端末補償サービスを利用する(加入者だけ)
- 端末を修理する
- 新品の端末に買い替える
UQ mobileが提供する端末は月額380円で端末補償サービスをつけることができるのですが、加入していた場合は交換や修理に対応してくれます。
【補償内容】
端末交換サービス | 自然故障:1年目は無料で交換(メーカー保証) 2年目以降は5,000円/1回目、8,000円/2回目(年2回まで) 部分破損・水濡れ・全損:5,000円/1回目、8,000円/2回目(年2回まで) |
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預かり修理 | 自然故障:1年目は無料で修理(メーカー保証) 2年目は以降は上限5,000円 部分破損・水濡れ・全損:上限5,000円 代用機利用料(1回の利用につき):1,000円 |
盗難・紛失 | 10,000円補填(UQmobile端末購入代金から1万円補填) |
端末補償サービスに加入していると、購入後1年以内に起こった自然故障については無料で交換・修理してもらえますが、2年目以降は少し費用がかかります。
また、解約までしなくても端末だけを買うこともできるので、ぜひ検討してみてください。
端末に入っているSIMカードの故障により圏外になっている
端末の中にあるSIMカードが正しく挿入されていない、もしくは故障していて圏外になっている場合もあります。
接触不良がなく正しく挿入されているのに圏外になるのなら、SIMカード自体がダメになっているかもしれません。
SIMカード再発行手数料3,000円(税抜)が必要になりますが、SIMカードを再発行することもできるのでご安心ください。
利用料金を滞納してしまい圏外になっている
「もしかして支払いが滞っているかも…」という人は注意。
滞納して1~2ヶ月でインターネットの接続が切れてしまい使えなくなります。支払ってないのでサービスを受けられないのは仕方ありません。
3ヶ月ほど放っておくと強制的に解約されますが、ブラックリスト入りしてしまいクレジットカードが使えなくなるなどの可能性もあるので支払いには十分注意しましょう。
WiMAXが圏外に|お問い合わせや解約もアリ?
WiMAXが圏外になるケースはさまざまですが、「何をしてもダメ」な時はどう対処するのがいいのでしょうか?さっそく見ていきましょう。
- お客様サポートセンターに問い合わせをする
- 解約する
お客様サポートセンターに問い合わせをする
心あたりもなくどうすればいいのか分からない場合はサポートセンターに電話相談してみましょう。
チャットやWEBフォームでの問い合わせにも対応していますが、急ぎなら電話がおすすめです。
電話が無事に繋がったら、WiMAXの製品番号や症状などを伝えて確認してもらいます。
解約する
「どうしても不調で不満」ということなら解約するのもアリです。
ただ、更新月または2年以内(3年契約の方は3年以内)の解約は契約解除料が発生してしまいます。
また、解約後の各種特典キャンペーンの適用は不可となるので、解約するかどうかは慎重に判断してください。
▼解約違約金負担のサービスを行っている『Broad WiMAX』の記事はコチラ

WiMAXが遅いとき|確認すること3つ
ここで、wimaxが遅いときに確認することについてもお伝えしておきます。
よくあるのが、契約した月のギガ数オーバーで低速モードになることですが、その他のチェックポイントも確認していきましょう。
- WiMAX(旧回線)を使っていないか
- WiMAXの速度制限に達していないか
- 古いルーターをずっと使ったままにしていないか
wimax(旧回線の方)を使っていないか
2年以上前に契約してそのまま、ということはありませんか?
現在では従来の旧WiMAX回線から「WiMAX2+」という新しい回線への移行が完了しており、それに伴い機種変更が必要です。
wimaxの速度制限に達していないか
どのネットワークでも、ネットワーク混雑回避および公平性確保のため、直近3日間の通信量に応じて速度制限がかかるのが一般的です。
ギガ放題の場合、直近3日間で10GB以上(「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」のデータ量の合計)が対象。翌日のネットワーク混雑時間帯(18時頃~翌2時頃)に速度が制限されます。
制限後の最大通信速度は1Mbpsなので、文字中心のLINEやSNSはストレスなくおこなえるレベルです。1MbpsはYouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度なのでご安心ください。
「10GBの使用ってどのくらい?」と思いますよね。
スバリ、YouTube動画の超高画質で7時間、または標準画質レベルで47時間視聴したくらいが10GBです。
古いルーターをずっと使ったままにしていないか
古いルーターだと、性能を活かすことができない可能性があります。
WiMAXは新しい回線への移行が完了していますし、それに適したルーターをおすすめしています。
長年同じものを愛用しているのであれば、最新機種を検討してみてはいかがでしょうか。
▼WiMAX最新機種についてはコチラの記事で解説しています。

「wimax が圏外に」まとめ
些細なことが原因だったりもするので、まずは記事で解説したことを試してみてくださいね。
繰り返しになりますが、WiMAXの電波は直線に飛ぶ性質があるため障害物や距離のせいで接続が不安定になりがちです。
wimaxが圏外になってしまう原因を意識するようになると、この先wimaxが圏外になることもなくなるでしょう。
最後に、WiMAXが圏外になってしまった場合の対処法をおさらいしていきましょう。
- 移動してみる
- 機内モードになっていないか確認する
- wimaxと自分のスマホやパソコンを再起動してみる
- 通信モードを初期設定の2.4GHzから5GHzに切り替える
- クレードルを活用する
- 端末を初期化する