このように感じていませんか?
楽天モバイルにはRakuten WiFi PocketというポケットWiFiがあります。
そこで、この記事ではRakuten WiFi Pocketの詳細について解説するとともに、Rakuten WiFi Pocket以外で楽天モバイル回線をWiFi化する方法についても解説していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

目次
楽天モバイルのWiFi、Rakuten WiFi Pocketとは?
楽天モバイルのWiFi、Rakuten WiFi Pocketは2020年12月8日に発売された、楽天モバイルのポケットWiFi端末です。
Rakuten WiFi Pocketの詳細については下で解説しますが、簡単に言えば「速度はそこまで速くないものの、とにかく料金が安すぎてお得なWiFi」です。
プラン料金は1年間無料ですし、端末料金も実質無料になっています。
速度はポケットWiFiの中では普通ですが、WiMAXなどの速いモバイルWiFiと比べてしまうと「遅い」という評価になります。
Rakuten WiFi Pocketの詳細なスペックは以下のとおりです。
端末名 | Rakuten WiFi Pocket |
---|---|
下り最大速度 | 150Mbps |
上り最大速度 | 50Mbps |
サイズ | 高さ:94.5mm 幅:61.2mm 奥行き:17.1mm |
重さ | 100g |
バッテリー容量 | 3,000mAh |
連続待受時間 | 約300時間 |
連続通信時間 | 約10時間 |
同時最大接続数 | 10台 |
製造メーカー | Shenzhen Harvilon Technology |
海外利用 | 不可 |
端末代金 | 実質0円 |
対応SIM | 標準SIMカード |
付属品 | ACアダプタ micro USB Type-Bケーブル クイックスタートアップガイド バッテリー |
カラー | ホワイト ブラック |
また、Rakuten WiFi Pocketの料金プランはスマホを楽天モバイルで使うのと同じで、以下のようになっています。
プラン名 | Rakuten UN-LIMIT V | |
---|---|---|
月間データ容量 | 楽天回線エリア | 無制限 |
パートナー回線エリア | 5GB | |
月額料金 | 0円 (2年目以降は0~2,980円) |
|
支払い方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 楽天ポイント |
|
解約違約金 | 0円 |
Rakuten WiFi Pocketの5つのメリット
Rakuten WiFi Pocketには以下の5つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:1年間利用料金無料
Rakuten WiFi Pocketの最大のメリットは利用料金が1年間無料であることです。
楽天モバイルでは、1人につき1回線目の契約に限り、利用料金が1年間無料になります。
1年間無料で使えるポケットWiFiなど他にないので、ポケットWiFiは欲しいけど料金はできるだけ払いたくない人に一番におすすめしたいポケットWiFiです。
ちなみに、1年間利用した後も、利用料金は使ったデータ容量によって変わり、少ししかデータ容量を使っていない場合は低料金で利用することが可能です。
メリット②:端末が実質0円
Rakuten WiFi PocketではポケットWiFi端末も実質0円で手に入れることができます。
Rakuten WiFi Pocketの価格は9,073円ですが、Rakuten WiFi Pocketだれでも0円お試しキャンペーンで実質0円で利用可能です。
このキャンペーンの内容は、Rakuten WiFi Pocketを利用する時に一緒にRakuten UN-LIMIT Vの料金プランを利用することで端末代金が1円になるというものです。
そして、アンケートに回答すると1ポイントが付与され、実質0円でポケットWiFiを購入できるのです。
Rakuten WiFi Pocketを利用する多くの人は楽天モバイルで通信回線も契約すると思うので、多くの人が適用できるお得なキャンペーンと言えます。
メリット③:楽天回線エリアならデータ容量無制限
Rakuten WiFi Pocketは楽天回線エリア内ならデータ容量が無制限である点もメリットです。
Rakuten WiFi Pocketを楽天モバイルの通信回線で契約した場合、楽天回線エリアならデータ容量に制限はありません。
ちなみに、楽天回線エリアは以下のページから確認できますが、都市部であれば概ね楽天回線エリアになっています。
ポケットWiFiを楽天回線エリアを中心に利用したい人にとって、データ容量が無制限であることは大きなメリットと言えるでしょう。
ちなみに、楽天回線エリア外ではパートナー回線を利用することになりますが、パートナー回線の場合は1ヶ月あたり5GBまで自由に利用することができます。
メリット④:違約金が無料
違約金が一切なく無料であることもRakuten WiFi Pocketの大きなメリットと言えます。
ポケットWiFiでも、WiMAXなど他のモバイル回線でも、多くの場合、一定期間利用しないで解約すると違約金がかかってしまいます。
しかし、Rakuten WiFi Pocketでは違約金がかからないため、やめたくなったらいつでもやめることが可能です。
その上、一般的には3,000円かかる契約手数料も0円です。
そのため、Rakuten WiFi Pocketを楽天モバイルで利用する場合、1年以内の解約であればまったくお金をかけずに利用することもできます。
メリット⑤:設定が簡単
設定が簡単なことも地味ながらRakuten WiFi Pocketのメリットと言えるでしょう。
Rakuten WiFi Pocketは到着したら背面にSIMカードを挿入し、電源をつけてから少し待つだけで使用できます。
WiFiの設定項目も電源を押して2回ボタンを押すだけで出すことが可能です。
それどころか、QRコードを読み取るだけで簡単にWiFiにつなぐことも可能です。
とにかく設定や操作が簡単なので、ポケットWiFi初心者でも利用しやすくなっています。
Rakuten WiFi Pocketの3つのデメリット
Rakuten WiFi Pocketには以下の3つのデメリットがあります。
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
デメリット①:5G非対応
Rakuten WiFi Pocketのデメリットの1つ目は5Gに非対応な点です。
現在はまだ5Gが利用できる場所がほとんどないので特に問題はありませんが、将来全国的に5Gが利用できるようになったら、Rakuten WiFi Pocketでは通信が遅いと感じるかもしれません。
ただ、圧倒的に低料金で利用できることを考えれば、5Gに対応してないことは些細なことでしかありません。
デメリット②:楽天回線エリア外は5GBまでしか使えない
楽天回線エリア外では5GBまでしか使えないというデメリットもあります。
楽天モバイルには独自回線が通っている楽天回線エリアと、auの回線を間借りしているパートナー回線エリアがあるのですが、パートナー回線エリアでは月に5GBしか用いることができません。
そのため、楽天回線エリアでない場所を中心にポケットWiFiを使う場合は不便だと感じることが多いかもしれません。
ちなみに、楽天回線エリアがどこなのかは以下のページで確認することができます。
デメリット③:端末で楽天回線エリア内かどうか見分けられない
Rakuten WiFi Pocketには端末で楽天回線エリア内か見分けることができないというデメリットもあります。
そして、Rakuten WiFi Pocketでは回線エリアが切り替わると自動的に接続の切り替えを行います。
そのため、いつの間にかパートナー回線に接続して5GBを超えて通信制限になってしまう、ということも考えられます。
スマホアプリやWebでmy 楽天モバイルを開けばどちらの回線に接続しているのか知ることはできますが、やや面倒です。
Rakuten WiFi Pocketの口コミ評判
Rakuten WiFi Pocketに寄せられた実際の口コミ評判は以下のとおりです。
速度に関する評判
Rakuten WiFi Pocketの速度を新宿の実家で測定しました。
ここは楽天の4Gの圏内のはずです。
下り23.5Mbps,上り31.5Mbpsです。
1年後もこの速度が出るなら契約を継続するのではないかな。[出典:Twitter]
Rakuten wifi pocket届いたんだが、ガッツリau回線掴んで速度制限かかる。ガッツリ楽天エリア内なんだが…
[出典:Twitter]
料金に関する評判
先日より使っているRakuten WiFi Pocketが予想以上に便利だったのでカミさんも色違い品を購入
こちらも1円で1年間使い放題。
接続している回線が楽天なのかKDDIなのかリアルタイムで判別出来ない仕様なのはちょっと残念ですが、自宅のある埼玉南部ではほぼ楽天回線で繋がり通信速度もかなり快適[出典:Twitter]
というかRakuten WiFi Pocket良さげやん
データ通信のみだけど1年無料+無制限+申込時の手数料すらいらん
変な会社のwi-fi申し込む前に気が付けば良かった。[出典:Twitter]
サポートに関する評判
Rakuten WiFi Pocket は、発売日(12/8)の昼頃にとりあえず申し込んで、申し込み完了のメールは昼過ぎには届いたんだけど、それっきり音沙汰がない。
サポートにどうなってるの?本当に申し込みできてるの?って聞いてみたら、申し込みは完了していて発送待ち、とのことらしい。待つしかないのか。[出典:Twitter]
Rakuten WiFi Pocketがおすすめな人
Rakuten WiFi Pocketは以下のような人におすすめです。
- WiFi選びで料金を重視する人
- 主に楽天回線エリアでポケットWiFiを使いたい人
- ポケットWiFiをまだ使ったことがない人
基本的にはこの3つの条件のうち1つでも当てはまっていれば、Rakuten WiFi Pocketを使ってみる価値はあるでしょう。
なぜなら、Rakuten WiFi Pocketを使っても一定期間はお金がかからないからです。
使ってみて、合わないと思ったら別のポケットWiFiにするなり、WiMAXを試してみるなりすれば良いのです。
逆に、Rakuten WiFi Pocketで特に不便を感じないようであれば、そのまま使い続ければ問題ないでしょう。
【裏技1】テザリングで楽天モバイルをWiFi化することもできる
楽天モバイルでは、スマホのテザリングを使ってWiFi環境を作り出すこともできます。
スマホを実質的なポケットWiFi端末にするのです。
速度も楽天回線エリア内であれば通常使用に問題ないレベルを出せるようです。
ただ、テザリングはバッテリーを激しく消耗するので注意が必要です。
たまに使うくらいであればスマホのテザリングで楽天モバイルをWiFi化する方法でも問題ないと思いますが、よく使うのであればポケットWiFiを購入したほうがメリットは大きいでしょう。
【裏技2】別途でモバイルルーターを購入して使うこともできる
実は、楽天モバイルではSIMカードだけ購入し、モバイルルーターは別途で用意してポケットWiFiにすることも可能です。
ただ、モバイルルーターは当然ながら0円で購入できるわけではありませんし、楽天モバイルの回線にも対応していない場合があるので、基本的には楽天モバイルで使いやすいRakuten WiFi Pocketを購入するのがおすすめです。
ちなみに、別途でモバイルルーターを用意し、楽天モバイルを使う場合は「バンド3」に対応しているモバイルルーターである必要があります。
補足:楽天のWiFiスポット、楽天モバイルWiFi by エコネクトとは?
ちなみに、楽天モバイルには楽天モバイルWiFi by エコネクトというWiFiスポットがあります。
楽天モバイルWiFi by エコネクトでは日本全国15万箇所以上のBBモバイルポイント、Wi2のWiFiスポットを利用することができます。
利用料金は月額362円です。
特定の場所でよくWiFiを使うのであれば、楽天モバイルWiFi by エコネクトを使ったほうが良い場合もあります。
楽天モバイルのWiFiのまとめ
楽天モバイルにはRakuten WiFi PocketというポケットWiFiがあります。
このポケットWiFiには以下のような5つのメリットがあります。
また、Rakuten WiFi Pocketには以下の3つのデメリットがあります。
このような特徴から、Rakuten WiFi Pocketは以下のような人におすすめです。
- WiFi選びで料金を重視する人
- 主に楽天回線エリアでポケットWiFiを使いたい人
- ポケットWiFiをまだ使ったことがない人
ちなみに、楽天モバイルはスマホのテザリングでWiFi環境を用意することもできますし、場所によっては楽天モバイルのWiFiスポット、楽天モバイルWiFi by エコネクトを利用することもできます。