日本においてもっとも売れているスマホといえば、iPhone。
しかし、いざ購入しようとするとネックになるのが価格です。
どうしても手が出ず、仕方なく低価格のスマホで我慢する、という光景も、しばしば見られるものです。
しかし、そんなiPhoneの中に1機種だけ、他とは段違いに価格の安いものがあります。
それがこの記事で紹介する、iPhone SE(第2世代)です。
「iPhoneが欲しいけど、値段がちょっと……」
そんな風に躊躇していた人も、iPhone SE(第2世代)なら手が届く場合がじゅうぶんあり得ます。
「でも、安かろう悪かろうなんじゃないの?」
そう思った人、それは間違いです。
iPhone SE(第2世代)は、価格を比較的安く抑えているにもかかわらず、一般の人が求める性能をしっかりと備えた、コストパフォーマンスの高い製品になっているのです。
この記事では、そんなiPhone SE(第2世代)について、さまざまな角度から解説していきます。
BIGLOBEモバイルの詳しい評判が気になる方はこちら!
BIGLOBEモバイルは最悪?実際に利用した50人のリアルな評価・メリット・デメリットを大公開
目次
iPhone SE(第2世代)のスペック一覧表
まずは、iPhone SE(第2世代)のスペック表から見ていきましょう。
専門的な言葉がわからないという人や、数値を見ても他のスマホと比べて良いのか悪いのかわからないという人も、とりあえずはざっと目を通してみてください。
カラー | ブラック、ホワイト、(PRODUCT)RED |
---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ LCD |
画面解像度 | 1,334×750、326dpi |
本体サイズ | 高さ138.4mm、幅67.3mm、厚さ7.3mm |
重量 | 148g |
システムチップ | A13 Bionic |
ストレージ容量 | 64/128/256GB |
メインカメラ | ・1,200万画素 ・シングルカメラ ・f1.8 ・最大5倍のデジタルズーム ・光学式手ぶれ補正 |
インカメラ | ・700万画素 ・f2.2 |
ビデオ撮影 | ・4K(24/30/60fps) ・1080pHD(30/60fps) ・ビデオの光学式手ぶれ補正 ・最大3倍のデジタルズーム ・1080p(120/240fps) ・ビデオの拡張ダイナミックレンジ(30fps) ・ステレオ録音 |
オーディオ・ビデオ性能 | ・オーディオ再生:ステレオ再生 ・ビデオ再生:Dolby VisionとHDR10コンテンツに対応 |
セキュリティ | Touch ID(指紋認証、第2世代) |
Apple Pay | ○ |
防塵・防水 | IP67 |
SIMカード | デュアルSIM(nano-SIMとeSIM) |
コネクタ | lightningコネクタ |
iPhone SE(第2世代)はこのようなスペックになっています。
……といっても、これだけでは説明として不親切ですね。
この項では、上記のスペック表だけではピンと来ないという人のために、性能という点で特に注目しておくべきポイントを、2つに絞って解説します。
チップにはA13 Bionicを使用
スマホの心臓部とも言うべきチップのことを「SoC」と言います。
iPhone SE(第2世代)は、Appleが自社開発した「A13 Bionic」をSoCに採用しています。
2021年2月現在は「A14 Bionic」というものが世に出ているので、A13は一世代古いものになるのですが、iPhone SE(第2世代)発売当初は、このA13が最新のチップでした。
つまりiPhone SE(第2世代)は、廉価版という位置づけで発売されたにもかかわらず、ハイクラスの機種と変わらない動作速度が出るように設計されていたのです。
この点だけを考えても、iPhone SE(第2世代)が単なる「安かろう悪かろう」ではないことがわかるのではないでしょうか。
もちろん、A13チップなら普段使いにはまったく問題ありませんし、ほとんどのゲームもサクサク動きます。
不満を抱く場面はまずないと言ってよいでしょう。
ディスプレイは有機ELではない
ただし、やはり廉価版なので、すべてがハイクラスモデルと同じ、というわけにはいきません。
その一例として、ディスプレイには有機ELではなく液晶が使われていることが挙げられます。
2021年2月現在の最新シリーズであるiPhone 12では、すべての機種に有機ELを採用しているので、この点ではやや時代遅れではあります。
とはいえ、iPhoneの液晶ディスプレイは高品質なので、実際に使ってみて不満に思うほどのことはありません。
厳密に言えば、黒色の発色が有機ELと比べて綺麗ではないとか、ダークモードを使うことによる節電効果が少ないといったことが言えるのですが、ごく一般的なユーザーがそこまで意識する機会はまずないでしょう。
iPhone SE(第2世代)のデザイン・外見の特徴
iPhoneシリーズが支持されている理由の一つとして、見た目、デザインの良さがあります。
そういう人も多いのではないでしょうか。
では、その点iPhone SE(第2世代)はどうなのでしょうか。
安っぽくなってはいないでしょうか。
この項ではデザイン面について、具体的に見ていきます。
iPhone SE(第2世代)のカラー
iPhone SE(第2世代)のカラーバリエーションは3種類。
ブラック、ホワイト、(PRODUCT)REDとなっています。
機種によっては6種類も用意されていることと比較すると、やや少ないですね。
色もブラックやホワイトなど、とてもシンプルです。
【ホワイトの色味】
実際のホワイトの色味はこのような感じです。
ミルキーな感じでかわいらしい色味になっています。
ただ、もう少し華やかなカラーが欲しかった、という人はいるかもしれません。
iPhone SE(第2世代)のサイズ
iPhone SE(第2世代)の本体サイズは、高さ138.4mm、幅67.3mm、厚さ7.3mm。
ディスプレイサイズは4.7インチとなっています。
【iPhone SE(第2世代)とiPhone11 Proの大きさ比較】
出典:https://www.youtube.com/user/BIGLOBEchannel
上側がiPhone SE(第2世代)、下側がiPhone11 Proです。
幅と長さがiPhone SE(第2世代)のほうが狭く小さくなっていることが分かります。
昨今のスマホは大型化が進んでいますが、その中にあってこのサイズはかなり小型の部類に属します。
初代iPhone SEを愛用していた人からは、これでも大きすぎるという声が出ています。
初代は高さ123.8mm、幅58.6mm、厚さ7.6mm、ディスプレイサイズは4.0インチでした。
確かに、それと比べると第2世代は大きくなっていますね。
しかし実際問題、第2世代のサイズでも「手に収まりやすい感じ」をじゅうぶんに体験することはできます。
大きなスマホに違和感のある人にとっては、iPhone SE(第2世代)は強力な選択肢の一つとなり得ます。
ホームボタンとTouch ID
2021年2月現在、iPhoneの主力モデルからはホームボタンは撤廃されており、従来の指紋認証に代わって顔認証が採用されています。
しかしiPhone SE(第2世代)は、iPhone 8をベースとして設計されているため、ホームボタンが残っており、それをセンサーとする指紋認証の仕組みが採用されています。
これは一言でいえば「古い」のですが、一概に悪いことであるとは言えません。
そもそも顔認証があまり好きではなく、指紋認証のほうに愛着のある人というのもいます。
また昨今のコロナ禍においては「マスクのせいで外出時に顔認証が使えない」という問題が発生しています。
それらを考えると、iPhone SE(第2世代)のホームボタンと指紋認証は、古い新しいではなく、一つの特徴として自分に合うかどうかで考えるべきものであると言えるでしょう。
イヤホンジャックはなし
iPhone SEが一段古い仕様ということで、イヤホンジャックを期待した人もいるかもしれませんが、残念ながらついていません。
lightningポートのみとなっています。
したがって、既製のイヤホンを使いたい場合には変換アダプタが必要になるので、注意してください。
iPhone SE(第2世代)のカメラの性能
スマホに求められるものとして欠かせないのが、カメラです。
iPhone SE(第2世代)のカメラの性能はどの程度のものなのでしょうか。
結論から言いますと、よほど画質にこだわるマニアでない限りは、じゅうぶんに綺麗な写真を撮ることができます。
【昼間の写真】
こちらはiPhone SE(第2世代)で撮影した、昼間の様子の写真です。
レンズが1つの割には、問題ないクオリティの写真が撮れていますね。
【近くのもの】
近くのものを撮るとこのような感じで撮ることができます。
ものの写真を撮るのが趣味の方も十分楽しめる画質となっていますね。
【ポートレート】
iPhone SE(第2世代)では、ポートレートも人に向けると使うことができます。
1眼レフで撮れるようなぼかしを簡単にかけることもできます。
さらに、光学式手ぶれ補正もありますし、最大5倍のデジタルズームも備わっています。
特に手ぶれは写真撮影の最大の敵ですから、しっかりとした補正機能がついているのは心強いと言えるでしょう。
レンズ性能も、iPhoneの伝統として申し分ないクオリティです。
ただし、最新のiPhoneシリーズと比較すると、搭載されていない機能はもちろん存在します。
その中でも代表的なのは、超広角で撮影する機能でしょう。
この機能があれば、広い画角で写真を撮ることができるのですが、残念ながらiPhone SE(第2世代)には備わっていません。
なので、空間を広く捉えた写真を撮りたい人には、やや物足りないところはあるかもしれません。
iPhone SE(第2世代)のバッテリー
スマホを持って外出するときには、バッテリーが気になるものです。
充電できない環境でハードに使う人にとっては、高い容量は必要不可欠なものでしょう。
また、充電の方法が多彩であるかどうかも、使い勝手に大きく影響するところです。
この項では、iPhone SE(第2世代)のバッテリー周りについて解説していきます。
バッテリーの持ち
iPhone SE(第2世代)のバッテリー持ちは、一言でいえば「少し物足りないかも」といったところです。
容量は1,821mAH。
2021年2月時点でiPhoneシリーズ最大のバッテリー容量を誇っているのはiPhone 11 Pro Maxで、3,969mAHですから、その半分もないことになります。
iPhone SE(第2世代)の公式仕様としては、ビデオ再生時間13時間、ストリーミング再生8時間、オーディオ再生時間40時間となっています。
iPhone 8と同じバッテリーが搭載されており、最近のスタンダードである、より大型の機種と比べると、容量不足は否めないところはあります。
もちろん、生活に深刻な影響を及ぼすほどのものではありません。
ごく普通に使うぶんには、フル充電の状態で朝に家を出発して、夜に帰宅するまで、じゅうぶんに持ってくれる仕様であると言えます。
ただ、たとえば1年使い続けてバッテリーが消耗してきたときには、大型の機種と比べると、劣化をはっきりと感じやすいかもしれません。
ワイヤレス充電に対応
iPhoneシリーズは、8以降にQi対応のワイヤレス充電機能が組み込まれており、iPhone SE(第2世代)もそれにならっています。
Qiとは、WPC(Wireless Power Consortium)が策定した、ワイヤレス充電のオープンな国際標準規格のこと。
これに対応していることにより、他社製のワイヤレス充電器を使うこともできるようになっているので、あなたに合った製品を使うことができます。
iPhone SEは7.5W(ワット)のワイヤレス充電に対応しています。
有線による充電と比べると速いとは言えませんが、日頃から充電をあまり急がないという人は、利便性を求めてワイヤレス充電環境を整えるのも選択肢の一つでしょう。
iPhone SE(第2世代)のスピーカー
iPhone SE(第2世代)は、ステレオ仕様のスピーカーを内蔵しています。
本体サイズの大きなiPhone 12シリーズなどと比べると、音の広がりの点で劣る面も少々あるのですが、スマホの内蔵スピーカーとしてはじゅうぶんな性能をもっています。
ちなみに、初代iPhone SEの内蔵スピーカーはモノラルでした。
その頃と比べれば、音楽を聴くのも、動画を観るのも、ゲームをするのも快適になったと言えるでしょう。
iPhone SE(第2世代)の防水機能
iPhone SE(第2世代)の本体は、IP6・7等級の防塵・防水性能を備えています。
「IPって何?」という人のためにざっくり説明しますと、これはJIS(日本工業規格)による「電気機械器具の外郭による保護等級」という値で、あらゆる製品の防塵・防水性能を公平に表現したものになっています。
IP67の「6」が防塵性能、「7」が防水性能を表しています。
では、「7」を獲得しているiPhone SEがどれくらいの防水性能を備えているかと言いますと、「最大水深1メートルで最大30分間耐えられる」とされています。
2021年2月時点の最新機種であるiPhone 12シリーズは、水深6メートルで30分間耐えられるとされています。
それに比べるとiPhone SE(第2世代)は若干耐水性がないと言えますが、それでも日常生活ではまったく問題なく使うことが可能でしょう。
お風呂などでも安心して使用することができます(もちろん、意図的に湯船に沈めたりするべきではありません)。
iPhone SE(第2世代)を利用するメリット5選
この記事は、最新機種ではなく、あえてiPhone SE(第2世代)に注目するのも魅力的な選択肢の一つであることを解説するものです。
では、具体的にiPhone SE(第2世代)を選択することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。
この項では、iPhone SE(第2世代)を購入することで手に入る主要なメリットを、一つずつ解説していきたいと思います。
価格が安い
まず何よりも強調すべきなのは、価格が安いということです。
もちろん、ここで言う「安い」というのは、スマホ業界全体の中で安い、という意味ではありません。
世の中には格安スマホと呼ばれるものであり、それらはiPhone SE(第2世代)と比較しても段違いに低価格となっています。
しかし、それらの多くは「安かろう悪かろう」の性能です。
しっかり動作するスマホが欲しい人には向いていません。
また、「どのスマホでもよいわけではなく、iPhoneが欲しい」という人も多いでしょう。
そういう人達にとって、基本的に高額であるiPhoneシリーズの廉価版であるiPhone SEは、とても魅力的な製品なわけです。
Touch IDが使える
iPhoneシリーズはX(テン)からホームボタンが廃止され、顔認証によるセキュリティシステムが導入されました。
しかしiPhone SE(第2世代)はiPhone 8をベースとしているため、ホームボタンによる指紋認証を採用しています。
これは一世代前のシステムであり、古いと表現してしまえばそれまでなのですが、2021年現在、世界はコロナ禍の真っ只中であり、マスクをつけての外出が当たり前のものとなっています。
この状況下では、顔認証のシステムは不便なものとなってしまっており、改めて指紋認証の利便性を称える声も多くあります。
このようなことを考えたとき、「今こそiPhone SE(第2世代)」という発想もおおいにあり得るわけです。
eSIM対応でDSDVが使える
eSIMとは、スマホ本体の中にあらかじめ埋め込まれたSIMのことです。
このeSIMの情報を書き換えることで、一つのモバイル回線として利用することができるようになっています。
iPhoneシリーズにおいて、eSIMはiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降に導入されたのですが、廉価版であるiPhone SE(第2世代)にもeSIMは搭載されています。
eSIMを利用することで、物理SIMと合わせて2つのモバイル回線を同時に運用することが可能になります。
たとえば、電話機能は回線Aを使い、データ通信機能は回線Bを使う、といった方法を採ることで、毎月の料金を低く抑えたりすることもできるようになります。
ワイヤレス充電が使える
ワイヤレス充電が使えることも、iPhone SE(第2世代)の魅力の一つです。
廉価版にもかかわらず、現代的な充電方式を採用していることで、最新のスマホと同じ感覚で使うことができるようになっているのです。
充電規格であるQiについてはすでに述べたとおりです。
国際規格であるため、Appleの純正品でなくとも、好きな製品を使うことができます。
予備電力機能付きエクスプレスカードに対応している
iPhoneが予備電力機能付きエクスプレスカードに対応したのは、XS、XS Max、XRの世代からです。
予備電力機能とは、本体のバッテリーが0%になってしまっても、登録されたカードを使うためのわずかな電力は残されていて、それによって駅の改札口などを通ることができる、というもの。
iPhone SE(第2世代)にも同じ機能がきちんと搭載されています。
この機能が取り除かれなかったのは、いざというときに助かりますね。
iPhone SE(第2世代)を利用するデメリット2選
どのような製品も、すべてにおいて完璧、というわけにはいきません。
iPhone SE(第2世代)にもデメリットは存在します。
ここでは、特に目立ちやすい2つのデメリットについて解説していきます。
太いベゼルやホームボタンのため画面の占有率が低い
iPhone SE(第2世代)はiPhone 8のデザインをほぼそのまま使っているので、全体的に古い見た目になっています。
中でも目立つのが、ベゼル(画面周囲のフチ)が太いことと、ホームボタンが存在することでしょう。
そのため、iPhone SE(第2世代)は画面の占有率が低く、本体サイズの割に画面が小さい、という状態になってしまっています。
特に、ホームボタンがなくミニサイズの割に画面が広いiPhone 12 miniが発売されたことにより、この点はより強調されるようになりました。
【iPhone SE(第2世代)とiPhone 12 miniの画像】
右側がiPhone SE(第2世代)、左側がiPhone 12 miniです。
画面を比べると、iPhone SE(第2世代)はiPhone 12 miniに比べて画面の大きさが小さいことが分かります。
バッテリーの持ちが(最新機種に比べると)やや悪い
本体サイズが小さめなので仕方ないことではあるのですが、iPhone SE(第2世代)のバッテリー持ちは、最新機種と比べるとやや悪いと言わざるを得ません。
普段遣いしていて支障をきたすほどではないのですが、朝にフル充電しなかったときや、長いあいだ使い込んでバッテリーが消耗したときには、そもそもの容量の少なさを感じることもあるかもしれません。
iPhone以外のスマホでは、まるまる2日間使い続けられる大容量バッテリーを搭載したものもあります。
そういったものと比較すると、持ちの悪さはさらに目立ってしまうことになります。
iPhone SE(第2世代)を購入するのにおすすめな格安SIM3選
廉価版であるiPhone SE(第2世代)を選択する人は、安く運用することに積極的なケースが多いのではないでしょうか。
スマホを安く運用するとなると、考えるべきは格安SIMです。
大手キャリアと比べると、格段に安い値段で通話やデータ通信を行うことができ、月の出費を大きく抑えることができるようになります。
この項では、iPhone SE(第2世代)と組み合わせて使うのにオススメな格安SIMを3つ、紹介します。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、格安SIMの老舗の一つです。
会社そのものは1980年代、パソコン通信の時代から続いており、その後さまざまな経緯があって、現在はKDDIグループに属しています。
基本的な料金プランの他に「エンタメフリー」というオプションが用意されているのが特徴です。
エンタメフリーを付けると、YouTubeやSpoptify、radikoといったサービスをいくら使っても、データ消費としてカウントされなくなります。
外出先でいくらでもYouTubeを視聴することができるのは魅力的ですね。
Y!mobile(ワイモバイル)
Y!mobile(ワイモバイル)は、いわゆる一般的な格安SIMとは異なり、大手キャリアであるソフトバンクが運営している「サブブランド」です。
その最大の強みは、ソフトバンクの回線をそのまま使用することができるということ。
これにより、格安SIMの最大の弱点である「昼休みなどの時間帯に混雑し、速度が遅くなる」という問題が発生しないのです。
安さと快適さのいいとこ取りがしたい人にはオススメです。
Y!mobile(ワイモバイル)の詳しい評判や口コミが気になる方はこちら!
【2021年最新】Y!mobile(ワイモバイル)の口コミ・評判は悪い?100人の本音から料金・速度を徹底解説!
mineo
mineoも格安SIMサービスの老舗の一つです。
一番の特徴は、与えられたパケット容量を誰かと分け合える機能です。
たとえば、ある月のあなたがほとんどデータ容量を消費しなかった場合に、それを友達や家族にあげることで、相手が既定より多くの容量を使うことができるようになるのです。
上記のサービスに限らず、ユーザーの声を取り入れてさまざまなアイディアを実行に移していくのがmineoのスタイルで、そのユニークさが楽しく利用できる理由の一つになっています。
mineoの詳しい評判や口コミが気になる方はこちら↓
mineo(マイネオ)の評判は最悪?利用者100人に聞いたリアルな口コミからデメリットやメリットを大公開
iPhone SE(第2世代)でよくある質問2選
この項では、iPhone SE(第2世代)についてのよくある質問2つに対し、回答していきます。
eSIMには対応している?
対応しています。
詳細はすでに述べたとおりですが、ここで改めて書いておきますと、eSIMを利用することにより、物理SIMと合わせて2回線と使うことができるようになります。
これにより、通話とデータ通信をそれぞれ別の会社のプランにするなどの方法を採ることができ、あなたの都合の合ったオリジナルの通信環境を構築することができます。
似たシリーズと同じアクセサリは使用できる?
使用できます。
iPhone SE(第2世代)はiPhone 8のデザインをほぼそのまま踏襲しているので、たとえばケースなどは、iPhone 8用に作られたものを無理なく使うことができます。
lightning端子もiPhone 8と同じなので、ケーブル類もすべて持ち越すことが可能ですね。
ただし一つだけ注意する点として、背面のAppleロゴの位置が変更されている、ということが挙げられます。
iPhone 8は中央やや上にロゴがあったのですが、iPhone SE(第2世代)では中央に移動しました。
これにより、iPhone 8のロゴが見えるように背面に穴が開いていたケースは、iPhone SE(第2世代)においては何もないところに穴が開いていることになり、少し格好がつかなくなりました。
ちょっとしたことではあるのですが、iPhoneユーザーは見た目にこだわる人も多いので、無視できない変更点ではあります。
iPhone SE(第2世代)レビューのまとめ
以上、iPhone SE(第2世代)のスペックや使い勝手について、そしてオススメできるポイントなどについて解説しました。
iPhoneは日本においてもっとも人気の高いスマホですが、その人気に負けないくらい値段も高く、簡単に買えるものではありません。
そんな場合に、iPhone SE(第2世代)は良い選択肢となります。
安いけれども決して低品質というわけではなく、しっかり使える。そのバランスが強みであり、多くの人にオススメできる端末となっています。
スマホの買い替えを検討している人は、iPhone SE(第2世代)を候補に入れてみてはいかがでしょうか。