格安SIMを利用するにあたって上記のような疑問をお持ちの方はいませんか。
スマホを利用するとき、通信制限がかかるとストレスになりますよね。
そこでストレスをなくすための一つの選択肢として、格安SIMの無制限プランがあります。
今回は、格安SIMおすすめの無制限プランや契約前に必ず知っておくべき注意点についてわかりやすく解説していきます。
この記事を読んで、データ無制限の格安SIMへ乗り換えれば、通信制限などの日常的なストレスから開放されます!
- 格安SIMの無制限は、LTE使い放題と、カウントフリーの2種類がある
- カウントフリーは対象アプリが自分の用途に合っているか注意
- LTE無制限と、カウントフリーのオプションがあるおすすめ格安SIMを解説
- 格安SIMの、乗り換え時の注意点を、auとSoftBankについて具体的に解説
- 大容量データの格安SIMなら、容量を超えない限りは高速通信がキープできる
- ネットが無制限で使えるプランのおすすめ格安SIMは楽天モバイル
目次
格安SIMならデータ無制限でスマホが使い放題?
格安SIMの無制限プランで本当にネットが使い放題になるのでしょうか。
結論から言うとインターネットが無制限で使えるとうたっている格安SIMのプランには制限があります。
どのような制限があるのか、詳しく解説していきます。
格安SIMでは全ユーザーが一度に使えるデータ量は決まっている
格安SIMの場合、一度に全ユーザーが使えるデータ容量が決められています。
格安SIMはau、ドコモ、ソフトバンクといった大手キャリアの回線を借りて、音声通話やインターネットのサービスを行なっています。
また、基地局や店舗の維持費も基本的にかからないため、安い料金プランでサービスを提供することが可能です。
しかし格安SIMは大手キャリアと同じ回線を使っているからといって、全く同じ条件で使える訳ではありません。
格安SIM会社自体が利用できるデータ通信量が決まっています。
ですから、平日の昼休みや、朝・晩の通勤ラッシュの時間など、多くのユーザーがスマホのデータ通信を利用する時間帯では、一時的に通信速度が遅くなってしまうことがあります。
以下は、Rakuten UN-LIMIT Vのサービスの説明です。
動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合があります。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。 出典:楽天モバイル
格安SIMのデータ無制限のプランはネットを制限なく使用できますが、高速通信で利用し続けることは難しいといえます。
データ無制限のプランには主に2種類ある
データ無制限のプランには2種類あります。
詳細について説明していきます。
LTE通信が使い放題
データ無制限プランの一つは、LTE通信が使い放題で利用できるプランです。
- ブラウザの閲覧、動画視聴、SNSの利用などLTE通信で利用できる全てのサービスが使い放題
- 一定期間に使えるデータ容量を超えると通信制限で遅くなることも
LTE通信使い放題プランはSNSや動画視聴など、LTE通信で利用する全てのサービスが使い放題になります。
しかし格安SIMのなかには決められた期間で一定のデータ量以上を使用すると、低速制限がかかるところもあります。
出典:uqwimax.jp
速度制限がかかると定められた期間が経過するまでは制限が解除されないため、ノロノロのネット環境で過ごさなければいけません。
高額の大容量プランの他に、低価格の使い放題プランが存在するのは、上記のような通信速度の制約があるというわけです。
いくつかのアプリが無制限で使い放題
もう一つのデータ無制限プランは、対象になっている動画配信サービスやSNSなどのアプリが無制限になるプランです。
これを、カウントフリーと言います。
- Youtube、Instagram、LINE、などのSNS、Huluなどの対象アプリが使い放題!
- ただし対象外のアプリや条件がある
普段からよく使うアプリがカウントフリーになっている場合のみ、メリットのあるプランと言えるでしょう。
使い放題プランよりも大容量プランを利用すべき?
LTE通信の使い放題は、通信が混雑する時間帯では通信速度が遅くなるというデメリットがあります。
また、カウントフリーに関しては、使いたいアプリがカウントフリーの対象であること、動画視聴の際は画質のクオリティが下がる可能性があるということに注意しなければいけません。
- LTE通信使い放題のデメリット:時間帯によって通信速度が遅くなる
- カウントフリーのデメリット:対象外のアプリもある、画質が悪いことも
格安SIMで常にストレスなくデータ通信を利用したい場合は、大容量データプランの契約をおすすめします。
しかし、使い放題プランのデメリットを把握した上で、ご自身に合った格安SIMの使い放題プランを見つけることも、もちろん可能です。
格安SIMでおすすめ無制限プラン4選|データ通信を無制限で利用したい人必見!
様々な制限のある格安SIMですが、ご自身の用途とメリットが合致すればお得に使えるプランもあります。
特におすすめの3つの使い放題プランをご紹介します。
具体的にどのような格安SIMがあるのか、ブランドとサービス内容をご紹介していきますので、参考にしてください。
第4のキャリア|楽天モバイルの「UN-LIMIT V」プランでデータ無制限・楽天回線エリアかけ放題
Rakuten UN-LIMIT2.0とは楽天モバイルが、独自回線を利用した使い放題プランです。
第4のキャリアと呼ばれている今話題のサービスです。
- 楽天の独自回線でのデータ通信は毎月使い放題
- 楽天回線エリア外の場合は、パートナー回線を毎月5GBまで使える
- Rakuten Linkという通話専用アプリを経由すると、国内通話とSNSが使い放題(追加料金不要で電話番号の利用も可能)
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルはUN-LIMITの1つだけです。
大手キャリアとほとんど変わらないサービス内容で、月額2,980円は格安といえます。
更に今ならキャンペーンで、先着300万名までが1年間無料で利用できます。
料金プラン | Rakuten UN-LIMIT V |
---|---|
月額料金 | 2,980円 |
データ通信量 | 無制限 |
楽天モバイルについてもっと詳しく知りたい方はこちら!
【最新情報】楽天モバイルの評判・口コミは最悪?実際に利用した50人の本音とメリット・デメリットまとめ
DTI SIMのネットつかい放題プラン(データ専用)がコスパ最強!
現在は1日1.4GB使い切りプランに名前が変わっていますが、DTI SIMには元々ネット使い放題プランという月額2,900円の料金プランがありました。
- 使い放題の場合も1日の使用量が1.4GBを超えると低速通信に切り替わり、毎日0時に制限が解除される
タブレットや2台目のスマホをお持ちの方におすすめのプランです。
DTI SIMのデメリットは、端末セット販売がないことです。
かつてはスマホレンタルと言って、月額で最新のスマホをレンタルできるプランがありましたが、現在は廃止されています。
DTI SIMの料金プラン
SIMの種類によって金額は変わりますが、音声通話SIMで月額2,900円ですので、かなり安い部類に入るといえます。
通信容量 | データプラン | データSMSプラン | 音声プラン |
---|---|---|---|
1GB/月 | 600円 | 750円 | 1,200円 |
3GB/月 | 840円 | 990円 | 1,490円 |
5GB/月 | 1,220円 | 1,370円 | 1,920円 |
10GB/月 | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
毎日1.4ギガ使い切り*1 | 2,200円 | 2,350円 | 2,900円 |
*4:毎日1.4GB利用できる |
1.4ギガというとイメージしづらいですが、1GBでYoutubeの動画が約2,3時間視聴できます。
DTI SIMの毎日1.4ギガ使い切りを契約すれば1ヶ月で40GB以上利用できるので、とてもお得です。
データの制限を気にせず使える!スマホドッグモバイルのドコモLTE大容量プラン
スマホドッグモバイルのデータ通信専用無制限プランはドコモ回線を使用した格安SIMです。
ドコモユーザー以外の人で端末をそのまま利用したい場合は、SIMロック解除が必要になります。
最低利用期間や解約手数料はありません。
しかし3日で10GBを超えると、通信速度の制限がかかるので注意が必要です。
- テレワークや法人企業でも安心して利用できる
- データ容量を気にせずSNSが楽しめる
スマホドッグモバイルの料金プラン
スマホドッグモバイルの月額料金は4,880円なので、楽天モバイルやDTI SIMに比べると料金が高めに設定されています。
しかし、データ通信量を気にせず、ゲームや動画を思う存分楽しめるので、納得のいく値段と言えるでしょう。
また法人向けのサービスも提供しているため、テレワークなどで利用する予定の人にもおすすめです。
料金プラン | ドコモ LTE大容量SIM |
---|---|
月額料金 | 4,880円 |
データ通信量 | 無制限 |
【番外編】FUJI WiFiのデータ通信のみ大容量プラン
データ無制限の格安SIMにこだわらず、とにかく大容量あれば良いと考えている方には、「FUJI WiFi」のデータ通信のみのプランをおすすめします。
大容量プランとしては、SoftBankのサービスエリアで50GB・100GBの2種類が用意されています。
通常時では、
- 100GB:3,900円/月
- 50GB:2,900円/月
の月額料金になります。
FUJI WiFiには、「デポコミコース」という500円/月通常料金から割引されるコースがあります。
これは、長期間使う方にお得なコースで、初回にデポジット料金5,000円を支払うことで解約まで通常より500円/月安く使えるものです。
1年間利用した時には、はじめに支払った5,000円は返金される仕組みになっています。
さらに、その後も解約するまで500円/月の割引は続きます。
そのため、使用期間が1年以上か未満かに合わせて、コース選択をするのがおすすめです。
カウントフリー(無制限)プランがあるおすすめ格安SIM4選|SNSや動画をよく見る人向き!
カウントフリーは、各プランのデータ容量を消費することなく対象のアプリでデータ通信が可能なサービスです。
ご自身の利用用途に合わせて選択すればお得にデータ通信ができるため、格安SIM選びでは重要なポイントになります。
MUSICカウントフリー・契約者全員が利用できるカウントフリーの2種類!OCNモバイルONE
OCNモバイルONEには、MUSICカウントフリーと、契約者全員が利用できるカウントフリーの2種類のサービスがあります。
MUSICカウントフリー
- Amazon music、LINE music、Spotifyなどが使い放題(Apple musicは対象外)
- 追加料金・面倒な設定いらず!
カウントフリーサービス
- NTTがコミュニケーションズが提供するサービス
- 050plus、マイポケット、OCNモバイルONEアプリの3つが利用対象
- 申し込みの必要なし!
050plusはスマートフォンで使える通話アプリで、マイポケットはファイルや写真の保存ができるサービスです。
ただしマイポケットを利用する場合、月額300円で128GBのストレージを購入する必要があります。
またOCNモバイルONEアプリでは契約中のプランの利用量確認や、節約モードのON/OFFなどの操作が可能です。
アプリではありませんが、OCNの申込サイト、OCNマイページの利用時もカウントフリーになります。
OCNモバイルONEの料金プラン
OCNモバイルの料金プランは音声対応SIM・SMS対応SIM・データ通信専用SIMでそれぞれ異なります。
OCNの光サービスを利用している場合、毎月200円割引になります。
追加料金なしで、カウントフリーが利用できるのはとてもお得な格安SIMですよね。
通信容量 | データ通信専用SIM | SMS対応SIMカード | 音声対応SIM |
---|---|---|---|
1GB/月 | ー | ー | 1,180円 |
3GB/月 | 880円 | 1,000円 | 1,480円 |
6GB/月 | 1,380円 | 1,500円 | 1,980円 |
10GB/月 | 2,280円 | 2,400円 | 2,880円 |
20GB/月 | 3,800円 | 3,920円 | 4,400円 |
30GB/月 | 5,380円 | 5,500円 | 5,980円 |
3種類のデータフリーオプションから選べてお得!LINEモバイル
LINEモバイルでは、3種類のデータフリーのオプションが用意されています。
- LINEデータフリープランでは追加料金なし、基本契約の中でLINEが使い放題
- SNSデータフリーは、月額280円でTwitter、Facebook、LINEが使い放題になるプラン
- SNS音楽データフリーは月額480円でプラスでInstagram、Spotify、AWAが利用になるプラン
有料プランではLINEモバイルのデータ上限がなくなります。
速度制限がかかった状態でも対象アプリは影響を受けないため、ずっと快適に利用できます。
LINEモバイルの料金プラン
LINEモバイルの料金プランはデータSIMと音声通話SIMの2つです。
SNSや音楽のデータフリーを利用したい方はオプションを選択しましょう。
LINEモバイルでは基本料金の中に、LINEの使い放題が含まれています。
通信容量 | データSIM(SMS付き) | 音声通話SIM |
---|---|---|
500MB/月 | 600円 | 1,100円 |
3GB/月 | 980円 | 1,480円 |
6GB/月 | 1,700円 | 2,200円 |
12GB/月 | 2,700円 | 3,200円 |
LINEデータフリー:無料 SNSデータフリー:+280円 SNS音楽データフリー:+480円 |
LINEモバイルについてもっと詳しく知りたい方はこちら!
【評判】LINEモバイルは最悪?実際に利用した50人のリアルな本音・メリット・デメリットを大公開
ゲーム好きのためのカウントフリーオプションが豊富!LinksMate
LinksMateはゲーム好きの方をターゲットにした格安SIMのサービスです。
- 対象ゲームと連携すると、ゲーム内で使える特典をもらうことができる
- 月額500円で対象ゲームやコンテンツのデータ通信が、90%以上カウントフリーになるオプションがある
上記の対象コンテンツには、スマホゲームだけではなく、AbemaTVなどの動画配信サービスや、Instagram、FacebookなどのSNSも含まれます。
プランも少ないデータ容量から大容量まで幅広く用意されているほか、通話オプションやデータシェア機能も充実しています。
ゲーマーでなくてもおすすめの格安SIMです。
LinksMateの料金プラン
LinksMateではなんと全99種類もの料金プランがあります。
他の格安SIMでは選べない1TBもの通信容量を選択することも可能です。
あなたの使用するデータ通信量に合わせてプランを選びましょう。
データ通信量 | データ通信のみ | SMS+データ通信 | 音声通話+SMS+ データ通信 |
---|---|---|---|
100MB | 250円 | 370円 | 970円 |
200MB | 300円 | 420円 | 1,020円 |
500MB | 350円 | 470円 | 1,070円 |
1GB | 380円 | 500円 | 1,100円 |
2GB | 660円 | 780円 | 1,380円 |
3GB | 900円 | 1,020円 | 1,620円 |
4GB | 1,140円 | 1,260円 | 1,860円 |
5GB | 1,380円 | 1,500円 | 2,100円 |
6GB | 1,580円 | 1,700円 | 2,300円 |
7GB | 1,780円 | 1,900円 | 2,500円 |
8GB | 1,980円 | 2,100円 | 2,700円 |
9GB | 2,180円 | 2,300円 | 2,900円 |
10GB | 2,380円 | 2,500円 | 3,100円 |
11GB | 2,550円 | 2,670円 | 3,270円 |
12GB | 2,720円 | 2,840円 | 3,440円 |
13GB | 2,890円 | 3,010円 | 3,610円 |
14GB | 3,060円 | 3,180円 | 3,780円 |
15GB | 3,230円 | 3,350円 | 3,950円 |
17GB | 3,570円 | 3,690円 | 4,290円 |
20GB | 4,080円 | 4,200円 | 4,800円 |
25GB | 4,680円 | 4,800円 | 5,400円 |
30GB | 5,280円 | 5,400円 | 6,000円 |
40GB | 6,280円 | 6,400円 | 7,000円 |
50GB | 7,230円 | 7,350円 | 7,950円 |
70GB | 9,030円 | 9,150円 | 9,750円 |
100GB | 11,730円 | 11,850円 | 12,450円 |
150GB | 16,250円 | 16,370円 | 16,970円 |
200GB | 20,500円 | 20,620円 | 21,220円 |
300GB | 29,000円 | 29,120円 | 29,720円 |
400GB | 37,000円 | 37,120円 | 37,720円 |
500GB | 45,000円 | 45,120円 | 45,720円 |
750GB | 64,880円 | 65,000円 | 65,600円 |
1TB | 86,880円 | 87,000円 | 87,600円 |
動画や音楽をよく見る人必見!エンタメフリーオプションが人気のBIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルでは、YoutubeやAbema TVといった動画や音楽に関するサービスがデータフリーで使うことができます。
その名も「エンタメフリー・オプション」です。
以下22種類が対象のサービスになります。
【動画配信】
- Youtube
- ABEMA
- U-NEXT
- Youtube Kids
【音楽・ラジオ配信】
- Google Play Music
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- radiko
- らじる★らじる
- dヒッツ
- RecMusic
- 楽天ミュージック
【電子書籍配信】
- dマガジン
- dブック
- 楽天マガジン
- 楽天kobo
【その他のアプリ】
- Facebook Messenger
- au PAY マーケット
通常では、
- 音声通話プラン:480円/月(税抜)
- データ専用プラン:980円/月(税抜)
を通常料金に足すことで、利用することができます。
現在BIGLOBEモバイルでは、これらのエンタメフリー・オプションを、6ヶ月間無料で使えるキャンペーンを行っています。
BIGLOBEモバイルを、最大で6,000円ほどお得に使うことができます。
なお、このキャンペーンは終了日未定のため、早めの申し込みがおすすめです。
格安SIMのデータ通信の使い放題・無制限プランで気をつけたい注意点3つ
格安SIMでデータ通信使い放題の注意点について説明していきます。
実際は完全に無制限にはならない
これまで使い放題や、カウントフリーのあるおすすめ格安SIMについてご紹介してきました。
ご覧いただいた通り、使い放題といっても格安SIMの場合は全体で利用できる回線の容量が決まっているため、混雑する時間帯には速度がおちてしまいます。
各社プランの中で、比較的高額になる大容量データプランがあるのに、格安のLTE使い放題プランがあるというのは、現実的に考えて成り立ちませんよね。
やはりそこには、速度制限などの制約が存在するというからくりになっています。
また、カウントフリーでは対象アプリが制限されていたり、動画の画質が落ちてしまうなどの制約があります。
いずれにしても、完全に高速通信を無制限で使えるプランではないため、この点については注意が必要になります。
速度制限は解除まで数日かかることも
DTI SIMの毎日1.4GB使い切りプランのように、各社が定める一定のデータ使用量の上限を超えると、通信速度に制限がかかることがあります。
DTI SIMのプランだと、毎日制限の解除がされますが、速度制限の解除に数日かかる場合もあります。
これが3日間で4GBまでといった制限だと、1日動画を見て過ごして、4GBを超えてしまった場合、そのあとの2日間は低速通信で過ごすことになります。
低速通信は一般的には128Kbpsが多いようですが、この速度だと画像つきのウェブページすらまともに見ることができません。
この状態で数日を過ごすのは難しいので、結局データ容量を追加で購入するということにもなりかねませんよね。
自分には無制限プランがあっている?
対象のアプリやSNSをデータ消費なしで使えるカウントフリーなどは、ご自身が良く使うコンテンツが対象に入っている場合はかなりお得になります。
ご自身のスマホの利用状況を明確に把握している方は意外と少ないのではないでしょうか。
スマホの設定画面から、どのアプリにどれだけデータ通信を利用したか確認できるようになっています。
ご自身が何に最もデータ通信を利用しているのかをしっかり確認してみましょう。
そのうえで、無制限・カウントフリーのサービスの詳細条件をしっかり把握して、最適なプランを見極めることが大切になってきます。
大容量格安SIMでデータ通信量ほぼ無制限?使い放題でいいとこ取り!
毎月同じくらいのデータ通信量を利用している方は、大容量のプランもおすすめです。
続いて、大容量SIMの特徴やメリットを紹介していきます。
大容量格安SIMとは?
大容量格安SIMとは、無制限やカウントフリーと違い、予め使用できる高速データ通信が、20GB~50GBの大きな容量で用意されているプランのことを差します。
無制限プランとは違い、決められた容量を使い切るまでは通信速度が落ちることはありません。
ご自身が毎月どれだけデータ通信を使っているかを把握し、その使用量に見合った容量のプランを契約しておけば、毎月快適に利用できるという訳です。
大容量格安SIMの料金はどれくらい?
大容量格安SIMは、格安SIMの使い放題プランに比べると高速通信をキープできるというメリットと引き換えに、どうしても月額料金が高額になってしまいます。
大手キャリアの大容量プランは、セット割や家族割などの特別な条件のもとに適用される割引を使わなければかなり高額になります。
しかし、格安SIMであればプランそのものの月額料金が大手キャリアに比べるとリーズナブルになっています。
大容量格安SIMのプラン料金比較表
具体的な格安SIMの大容量プランの料金などを調べてみました。
最近では多くの格安SIMでは少量から大容量までのプランが用意されています。
ブランド | 10GB~ | 20GB~ | 30GB~ | 40GB~ | 50GB~ |
---|---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 14GB 5,980円 |
24GB 6,980円 |
|||
OCNモバイル | 10GB 2,880円 |
20GB 4,400円 |
30GB 5,980円 |
||
BIGLOBEモバイル | 12GB 3,400円 |
20GB 5,200円 |
30GB 7,450円 |
||
DTI SIM | 10GB 2,800円 |
20GB 5,550円 |
|||
U-mobile(ドコモ) | 25GB 2,880円 |
||||
U-mobile S(ソフトバンク) | 30GB 4,980円 |
||||
エキサイトモバイル ※定額1枚コース |
20GB 3,980 円 |
30GB 5,980 円 |
40GB 7,980 円 |
50GB 10,180 円 |
格安SIMのおすすめ大容量プラン2選|ストレスフリーでスマホを快適に利用できる!
大容量プランを使用する場合の、おすすめの格安SIMを2つ紹介していきます。
インターネットをいつでも快適に利用したい方必見です。
格安SIMおすすめ大容量プラン格安SIM1|エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは、ドコモ回線を利用しており、全国のドコモエリアに対応しております。
- 元々ドコモで利用していた端末を、そのままMNP転出のみで継続利用することが可能
- データ容量0から50GBまでが用意されており、このデータ通信プランに、音声通話などのオプションを付けていく方式
プランに適用するSIMの数は、1枚コースと3枚コースがあり、最大で5枚まで追加料金を支払うことでSIMを追加することができます。
大容量のプランを契約し、家族同士や、複数端末でシェアすることも可能です。
エキサイトモバイルの料金プラン
エキサイトモバイルの料金プランは最適料金プランと定額プランがあります。
データ通信量をたくさん使用する人は定額プランがおすすめです。
データ通信量 | SIMの数 | |
---|---|---|
1枚コース | 3枚コース | |
0MB/月 | 650円 | 1,100円 |
1GB/月 | 670円 | 1,260円 |
2GB/月 | 770円 | 1,450円 |
3GB/月 | 900円 | 1,680円 |
4GB/月 | 1,170円 | 1,980円 |
9GB/月 | 2,250円 | 2,460円 |
20GB/月 | 3,980円 | 4,480円 |
30GB/月 | 5,980円 | 6,580円 |
40GB/月 | 7,980円 | 8,580円 |
50GB/月 | 10,180円 | 10,680円 |
格安SIMおすすめ大容量プラン格安SIM2|DTI SIM
DTI SIMも、ドコモ回線の格安SIMですので、ドコモユーザーののりかえにおすすめです。
- 10GBの定額プランが音声通話SIMで月額2,800円。
速度が安定していると評判ですが、どうしても心配な方は、DTI SIMなら半年間格安でお試しできるプランも用意されています。
データ通信のみのSIMなら半年間実質無料で利用できるので、おすすめです。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えで気をつけたい4つのポイント
大手キャリアからの乗り換え時の注意点を4つ紹介します。
MNPは電話で取得が簡単
現在使っている携帯番号を、そのままのりかえ後の格安SIMでも利用したい場合は、MNP予約番号の取得が必要になります。
MNP番号は店頭窓口の他、ウェブサイトでも取得が可能ですが、電話のサポート窓口で問い合わせすることをおすすめします。
MNP転出の手続きに必要な費用や、そのほかの手続きや解約金の有無などを直接確認をして、手続きの抜け漏れを防ぐことができます。
以下の記事にMNP予約番号の取得方法が記載されていますので合わせてご覧ください。
スマホの乗り換え(MNP)の手順は?格安スマホへの乗り換え方や乗り換えの際の注意をわかりやすく解説!
SIMロックに注意
格安SIMの場合は端末がSIMフリーのものでしか利用ができませんが、大手キャリアで購入した端末は、SIMロックがかかっていることがあります。
これは、例えばドコモで購入した端末を、au回線の格安SIMで使おうとしても、SIMロックがかかっており、そのままの状態では使えない、というものです。
大手キャリアから格安SIMにのりかえる場合は、基本的にはのりかえ前のキャリアにSIMロックの解除をしてもらうのが無難です。
のりかえ後も継続して利用することを考えている場合は予め確認しておくことをおすすめします。
SIMロック解除の条件
SIMロックが解除できるかどうかは、各社条件が違います。
のりかえを決めた後に、継続利用予定だった端末が使えない、ということの無いように、予め条件などを確認しておきましょう。
【auの場合】
auで購入した端末の場合、以下の3つの条件を満たしていれば、解除が可能になります。
- 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種であること
ご利用中の端末が対象になるかどうかは、auのウェブサイトで確認ができます。
- 機種購入から101日目以降であること
ただし、端末を一括払いで購入しており、割賦残債がない場合や、端末の割賦代金と、紐づく回線のauご利用料金のお支払いをクレジットカードに設定している場合には、解除が可能になる場合があるそうです。
- ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと
不正な契約や、不正に入手された携帯電話を利用した場合、ネットワークの利用が制限されることがあります。不正に、というのは、例えば窃盗により入手された端末であったり、契約時に虚偽の個人情報を申告した場合のことを言います。
【SoftBankの場合】
Softbankで契約中の端末のSIMロック解除の条件も、auと近い条件になっています。
- 2015年5月以降に発売されたSIMロック解除可能製品
対象端末は、Softbankのウェブサイトで確認ができます。2015年4月までに発売されたSIMロック解除可能製品は、ソフトバンクショップのみ解除受付可能です。
- 機種購入日から101日目以降であること
au同様、端末の分割支払金/割賦金を一括精算している場合や、分割支払金の支払い方法をクレジットカードに設定している場合は、101日の制限に関わらず解除可能な場合があるようです。
- 前回SIMロック解除を行った製品が、2015年5月以降に発売された製品であること
- 2017年12月1日(金)以降に行ったSIMロック解除であり、それから101日以上経過していること
これらの条件を満たしていた場合も、格安SIMの動作確認が取れていない端末では使えない場合もあります。その場合は、端末を新しくするか、もしくは使える格安SIMを探すようにしましょう。
実際のSIMロックの解除方法は?
SIMロック解除について説明していきます。
【auの場合】
auでのSIMロック解除は、パソコン・スマホからMy auにアクセスするか、au取扱店での手続きになります。
手続きには本人確認書が必要になるので、予め手元に用意しておきましょう。
端末購入と同時のSIMロック解除でない限りは3,000円(税抜き)が事務手数料として必要になります。
【SoftBankの場合】
SoftBankの場合は、MySoftBankにアクセスするか、ソフトバンクショップの窓口で解除が可能です。
用意するものは、解除を希望する端末と、MySoftBankの場合は携帯電話番号と、MySoftBankのパスワード、店頭の場合は端末と本人確認書類が必要になります。
SoftBankの場合は、店頭での手続きの場合のみ、手数料の3,000円が必要になります。
契約をすでに解約してしまってた後だったり、端末が2015年5月より前に購入した物の場合は、ソフトバンクショップ店頭でのみ手続き可能になります。
そうでない場合は、無料で手続き可能なMySoftBankをおすすめします。
ドコモから乗り換える方法を知りたい人はこちら!
ドコモから他社へ乗り換え(MNP)はいつがお得?MNPの手順や注意点も詳しく解説!
格安SIM|無制限で使い放題 まとめ
いかがでしたでしょうか。
ただでさえ大手キャリアに比べてリーズナブルな格安SIMで、さらにデータ無制限のプランはとても魅力的ですよね。
ですが、使い放題やカウントフリーのSIMには、様々な制限があります。
格安のままで、完全に無制限で高速通信を利用し続けられるSIMはほぼないと言って良いでしょう。
とは言うものの、これらの無制限の格安SIMが全く使えないということではありません。
ご自身のスマホの使い方を把握し、その使い方にうまくはまる格安SIMの使い放題やカウントフリーを選択すれば、月々の携帯料金を安くすることは可能です。
それでもやっぱり速度制限などの制約なく、快適に高速データ通信をしたい場合は、大容量データの格安SIMがおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、ベストな格安SIMを探してみてくださいね。
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