実は、光回線の工事費用は無料にしたり、安く抑えることができます。
この記事では、各光回線のメリットなども交えながら、分かりやすく比較してご紹介。
マンションへ導入時に大家さんの許可は必要か?引っ越し先でそのまま光回線を使う場合も工事をしないといけないのか?
そうした知識も確認しながら、お得に光回線の導入を実現しましょう!
- 光回線の工事費用はどれくらいかかるの?
- 実質無料の場合は、違約金が発生する可能性あり!
- 光回線の工事費用が無料になるパターン
- 集合住宅に共有インターネットがあれば工事費用は抑えられる?
- 光回線主要5社のメリットや費用明細を比較
- マンションに光回線を引きたい場合、大家さんに確認は必要?
目次
新居で光回線インターネットにする場合に工事費用がかかる
まず新居に引っ越して光回線インターネットを使用する際には、光ファイバケーブルを引くための工事が必要になります。
もちろんそれに伴い工事費用も発生。フレッツ光を使用する場合と、独自の光回線を使用する場合とで費用には細かな差があります。
では一体、それぞれの場合でどの程度の工事費用がかかるのでしょう。
光回線の工事費用はどのくらいかかる?
実際に光回線を導入する際の工事費用は、戸建てかマンションかによって異なります。
プロバイダにもよりますが、戸建てだとおおよそ18,000円~40,000円ほど。
値段としては、フレッツ光の光回線を使用する光コラボが比較的低めの値段設定がされています。
光コラボと、独自回線のサービスでの料金表を下記に記載しているので、比較してみましょう。
光回線サービス | 戸建て | マンション |
---|---|---|
光コラボ ※フレッツ光を光回線として使用するもの (ドコモ光、SoftBank 光、So-net 光 プラス、ビッグローブ光 など) |
18,000円 | 15,000円 |
au光 | 37,500円 | 30,000円 |
NURO光 | 40,000円 | 40,000円 |
光コラボと、独自回線を使用するau光、NURO光では、値段に大きく差があることが分かります。
とはいえ、工事費用は多くの場合、分割払いが可能なので、支払い自体に大きな負担はかからないでしょう。
しかし、工事費用の請求期間にだけは注意が必要です。
光回線 工事費用の請求期間に気をつけて!
光回線の工事を申し込む際に、注意しておきたい点があります。それは工事費用の請求期間。
NURO光を例に取って言えば、工事費用は30ヶ月の分割払いが可能ですが、契約期間は2年間(24ヶ月)の自動更新です。
そのため、24ヶ月の時点で契約を解消してしまうと、工事費用はあと6ヶ月分支払いが残ることになり、違約金が発生。
その6ヶ月分は残債として支払う必要があります。
引越しの際に光回線の工事費用を無料にする3つの方法
マンションやお住まいのネットワーク環境や、選択するプランによっては、光回線の工事費用を無料にすることも可能です。
- 今の回線をそのまま移転
- 工事費無料キャンペーン
- モバイル回線を使う
今の光回線をそのまま移転
現在使用している光回線を、引っ越し先でもそのまま継続利用する場合に、工事費用が無料になる場合があります。
例えば、フレッツ光を引っ越し先に移転する際は、該当エリア内での転居ならば工事費用は無料。
他にも@nifty光の3年プランなど、プロバイダごとの無料キャンペーンもあるので、状況に合わせてご確認ください。
工事費無料キャンペーン
工事費無料キャンペーンを行っているプロバイダを選ぶ手もあります。
ドコモ光新規工事料無料特典など、期間限定の無料キャンペーンを狙うのもおすすめ。
モバイル回線を使う
工事費用を抑えるためのもう一つの手は、そもそも工事を行わないこと。
通信無制限で持ち運べるWiMAXや、コンセントのみで使用できるSoftBank Airなどは、工事の必要がありません。
光回線の工事費用が安くなる2つの場合
以下で紹介する2つの場合は、光回線の工事費用を安く抑えることができます。
既存の光回線設備が残っている
以前の入居者が光ファイバーを残していくパターンがあります。そうした場合は工事作業員が自宅に来ない無派遣工事が可能になります。
フレッツ光を使用する光回線の場合では、無派遣工事にかかる費用は2,000円のみ。
ご自宅に既に光ファイバーがあると、これだけお得に工事を済ますことができます。
集合住宅用の共有インターネット
マンションやアパートによっては、あらかじめ光回線が導入されている物件があります。
申し込みなどもせずに利用できる物件であれば、当然のことながら工事は不要!
退去時に違約金が発生することもないため、物件探しの際にはそちらを条件のひとつに探してみるのも良いでしょう。
キャンペーン適用で工事費用実質無料のおすすめ光回線5選!
光回線の工事費用は、それぞれのキャンペーンの適用などによって、実質無料にすることができます。
ここでは、それぞれの光回線でどのような特徴やメリットがあるのかを分かりやすくご紹介します。

- auひかり
- ドコモ光
- ソフトバンク光
- NURO光
- BIGLOBE光
au光
au光は複数のプロバイダや販売代理店から窓口を選ぶことができます。
また、月額料金やキャッシュバックの金額も多岐にわたり、選択肢が豊富です。
特にGMOとくとくBBを経由して申し込むと、キャッシュバックは61,000円。
付随するオプション代もないためお得です。
また、auスマホをお持ちであれば、セット使用でスマホ代が月々最大2,000円割引にもなります。
ドコモ光
ドコモ光は20社以上のプロバイダからキャンペーンを選ぶことができます。
中でも新規工事料ゼロやWiFiルーターの無料レンタルは大きな特色。
ドコモ携帯とのセットで携帯使用料が月々最大3,500円割引など、サービス内容も充実しています。
キャッシュバック額はドコモptと現金を合わせて最大で25,000円となっています。
ソフトバンク光
ソフトバンク光のプロバイダはYahoo!BBで固定。
OCNに次ぐ規模での利用者数を誇っているため、信頼性も抜群と言えるでしょう。
販売代理店は数社あり、中でもアウンカンパニー経由なら、特別な条件不要で申し込み可。
最短2ヶ月で32,000円のキャッシュバックを受け取れるので、ハードルも低めです。
また、ソフトバンク社のスマホとのセットであれば、スマホ使用料が月々最大1,000円割引されます。
NURO光
NURO光のプロバイダはSo-netのみです。
代理店のアウンカンパニー経由で申し込めば、40,000円がキャッシュバック。
それも、回線開通の翌月末に受け取ることができます。(光回線と光電話の契約が必要です)
早期にキャッシュバックを貰えるのは、受け取り忘れも防ぐことができ、大きなメリットになるでしょう。
BIGLOBE光
BIGLOBE光の場合は、自社公式と販売代理店それぞれで、キャッシュバック額や工事費用割引の内容が異なります。
それらを考慮した上で最もお得なのは、販売代理店である株式会社NEXT経由での申し込み。
公式や他の販売代理店とは違い、工事費用割引期間と契約期間が36ヶ月で一致しています。
そのため、仮に契約更新月に解約したとしても違約金が発生する心配がありません。
36ヶ月=3年で工事費用が実質無料になり、キャッシュバックは26,000円。
工事費割引額の30,000円と合わせれば最大で56,000円が浮く形になります。
光回線の工事費用でよくある Q&A
最後になりましたが、光回線の工事費用について疑問に挙がることのおおいQ&Aを纏めたので、ぜひご参考ください。
光回線の工事には絶対立ち会わないといけない?
光ファイバーをご自宅へ引くには、工事作業員に室内で作業をしてもらわなければいけません。そのため立ち会う必要は出てきます。
時間はパターンによって様々ですが、おおむね1時間前後はかかるでしょう。
平日に中々休みを取れない方は、土日の工事を依頼することも可能です。
ただし追加料金(おおよそ3,000円)が発生するのが一般的なのでご注意ください。
それでも立ち会いに抵抗があるようでしたら、WiMAXやSoftBank Airといった工事不要の回線もおすすめです。
マンションでも光回線の工事はできる?
マンションやアパートのような集合住宅でも、光回線の工事を行えます。
ただし建物自体に光回線が入っていない場合は工事はできません。
光回線導入の工事は大がかりなものとなるため、大家さんや管理組合などにまずは許可を取ってください。
また、光回線が既にマンションやアパートに導入されている場合でも、入居者が勝手に工事依頼を出すことは厳禁!
この場合も、大家さんや管理会社に許可を取ることを忘れずに行いましょう。
もちろん、元々各部屋まで光回線が導入されている場合は工事の必要はありません。
ご自身の端末と接続すればすぐに光回線を使用できます。
光回線 工事費用 まとめ
お住まいに光回線を導入するためには、基本的に工事費用がかかります。
戸建てとマンションで料金が変わることがほとんどで、フレッツ光を使用する光回線の方が値段は低め。
一方で、NURO光は他と比べて通信速度が最大2Gbpsと速いことが利点。
au光はキャッシュバック61,000円と高額で、それぞれにメリットがあります。
工事費用は、事業者やキャンペーンによっては無料のところがありますが、完全無料と実質無料の違いの確認をお忘れなく。
個人の方も、法人で導入される方も、それぞれの状況に合ったサービスを選ぶことで、多くのメリットを得ることができます。
- 光回線の導入には工事費用がかかる
- 工事費用は戸建てか集合住宅によって変わるのが一般的
- 光コラボと独自回線(NURO光・au光)だと光コラボが安い
- 光回線の工事費用は事業者やキャンペーンによっては無料で行える
- 工事費用請求期間の満了前に解約すると違約金が発生する
- 引っ越し先に既に光回線が引かれている場合は工事不要
- 同じ事業者でもプロバイダや代理店ごとにメリットが異なる
- 基本的に工事には立ち会いが必要
- WiMAXやSoftBank Airなど工事不要で光回線を使う方法もある