このような疑問をお持ちではありませんか?
乗り換え(MNP)には時間もお金もかかりそうで、なかなか踏み出せないという方もいらっしゃると思います。
特に、携帯の乗り換え(MNP)にかかる費用やSIMロック解除など気になる点は多いですよね。
そこでこの記事では、ソフトバンクからの乗り換え(MNP)に必要な手順と注意点をわかりやすく解説していきます。
- ソフトバンクから乗り換え(MNP)全体の流れを紹介!
- ソフトバンクでMNP予約番号を取得するにはウェブ、電話、ショップの3通り
- ソフトバンクから乗り換え(MNP)に必要な手順や準備を大公開!
- ソフトバンクから乗り換え(MNP)にかかる費用はざっくり4種類
- ソフトバンクから乗り換え(MNP)で注意すべき点5つ
この記事を読んで、ソフトバンクから乗り換え(MNP)を賢くお得に成功させましょう!
MNPの前にソフトバンクでの機種変更が気になる!という方はこちらの記事も合わせてお読みください!

目次
そもそもMNPって何?1分で解説!
そもそもMNPって何なの?
そんな風に思っている方もいらっしゃると思います。
そこで、ここではそのような方のために、MNPとは何かをざっくりと説明します。
MNPとは、「モバイルナンバーポータビリティ」のことです。
モバイルは「携帯電話の番号」、ポータビリティは「持ち運ぶことのできる」という意味があります。
つまり、「電話番号」を「他に移動できる」という意味になります。
MNP番号とは、これまで利用していた「電話番号」を他社でも使い続けることができる仕組みなのです。
3STEPで簡単!ソフトバンクからの乗り換え(MNP)の流れ
ソフトバンクからの乗り換え(MNP)は、おおまかに以下の3ステップになります。
ソフトバンクからの乗り換え(MNP)の前に行うべき事前準備2つ
乗り換え(MNP)を行ううえで、乗り換えの前にやっておきたいこととして、主に2つのことが挙げられます。
1つは、電話帳などの基本情報やアプリなどの引継ぎ設定です。
2つ目は、貯めていたTポイントの引継ぎです。
電話帳やアプリなどの引継ぎ
乗り換え前に必要な準備として、LINEや電話帳、その他ゲームなどのアプリの引継ぎ設定が必須です。
MNP予約番号を発行してからでも間に合いますが、ソフトバンクから乗り換えを決めたなら早めの引継ぎ設定をおすすめします。
電話帳や写真などは、クラウドサービスやバックアップを利用しておくと安心です。
Tポイントの引継ぎ
2つ目は、TポイントをTカードに連携するもしくは使い切ることが挙げられます。
解約や乗り換えをすると、Tポイントはそのまま消滅してしまいます。
Tポイントは月々の携帯料金の支払いに使えるので、乗り換え前に全て使い切ってしまうのも一つの手です。
また、Tカードを持っていない場合でも、ソフトバンクショップに行けばすぐに発行してもらえるので安心してください。
TポイントをTカードに連携する手続きも、ソフトバンクショップで行うことができます。
ソフトバンクでMNP予約番号を取得する方法3選
それぞれ、必要なものやかかる時間なども異なってきますので、詳しく紹介していきますね。
MySoftBankでMNP予約番号を取得する
1つ目は、My SoftbankでMNP予約番号を取得する方法です。
ウェブ上のMy SoftBankからMNP予約番号を取得できます。
MNP予約番号はメモなどに残しておきましょう。
受付時間は午前9時~午後8時までとなっています。
また、My SoftBankにログインする際に、ログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要になります。
電話でMNP予約番号を取得する
2つ目は、電話でMNP予約番号を取得する方法です。
問い合わせ窓口は、以下になります。
・携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口
一般電話から:0800-100-5533
ソフトバンク携帯から:*5533
受付時間:9時~20時
上記の番号に電話をかけて、自動音声にしたがって手続きを進めてください。
その後、オペレーターに繋がるので、MNP予約番号の発行をしてもらいます。
その際、オペレーターに解約の理由を聞かれたり、軽く引き止められたりすることがあります。
その場合、「周りの人も〇〇(乗り換え先)を使っているから」などと答えれば基本的に問題ありません。
手続きが終わると、MNP予約番号・MNP予約番号の有効期限・契約解除料などが記載されたSMSが届きます。
ソフトバンクショップでMNP予約番号を取得する
3つ目は、ソフトバンクショップの窓口で直接MNP予約番号を発行してもらう方法です。
対面でスタッフに誘導してもらえるので、携帯の操作に自信が無い方はおすすめです。
ショップでの手続きは契約者本人の場合、本人確認書類(免許証やパスポートなど)、代理人が手続きする場合は委任状が必要です。
ただし、家電量販店の携帯コーナー等ではMNP予約番号を発行してもらえませんので、必ずソフトバンクショップに行くように注意してください。
まるっと分かる!ソフトバンクからの乗り換え(MNP)手順ガイド
ソフトバンクから乗り換え(MNP)は、MNP予約番号の取得と乗り換え先の申し込みが必須です。
それに加えて、乗り換え(MNP)の際に必要な手順がありますので、詳しく紹介していきます。
STEP0|SIMロックを解除する(端末をそのまま使い続ける方)
まず、ソフトバンクで使っていた端末をまだまだ使いたい! という場合、SIMロックの解除が必須です。
SIMロックの解除の方法や条件を詳しく説明しているので、端末を使い続ける予定の方はチェックしてみてください。
ソフトバンクのSIMロック解除には以下の条件があります。
- 契約した本人が手続きしなければならない
- 端末がSIMロック解除対応の機種(My SoftBankで確認可能)
- 端末が分割払いの場合、購入日から101日目以降(一括払いなら100日以内でも可能)
- 解約済みの場合、解約から90日以内の手続き
- 安心遠隔ロックやネットワーク利用制限がかかっていない
- 端末が故障していない
上記の条件が問題ない場合、以下のSIMロックの解除方法に進んでください。
SIMロックの解除は、ソフトバンクショップかウェブ上のMy Softbankのどちらからでも行えます。
ここでは、My Softbankを使ってSIMロックを解除する方法を紹介していきますね。
IMEI番号とは、「国際移動体装置識別番号(端末識別番号)」のことで、携帯電話が1台ずつ持っている識別番号を指します。
IMEI番号は、電話アプリから「*#06#」とダイヤル入力すれば、15桁の番号が表示されます。
iPhoneの場合、「設定」→「一般」→「情報」の画面でも確認できます。
以上で手続き完了です。
後は、乗り換え先のSIMカードをiPhoneに差し込むだけです。
STEP1|MNP予約番号を取得する
事前準備がすべて終えたなら、MNP予約番号を取得します。
MNP予約番号は、ウェブ上、電話、ソフトバンクショップの3通りで取得できるので、好きな方法で取得してください。
もし、電話番号を変えたいという場合は、MNP予約番号の発行する必要はありません。
あくまで、MNP予約番号は同じ電話番号を他社でも使えるため取得するものなので、注意してくださいね。
STEP2|乗り換え先に申し込み手続きを行う
ソフトバンクからMNP予約番号を取得すれば、後は乗り換え先で申し込み手続きを行います。
乗り換え先の会社にMNP転入したいと伝え、契約を進めてください。
ちなみに、ソフトバンク→ワイモバイルへの乗り換えの場合、同じブランドのため手順は簡略化されます。
ソフトバンクから、オンラインストアでワイモバイルに乗り換える場合、MNP予約番号はワイモバイル側が取得してくれます。
ソフトバンクからの乗り換え(MNP)の際にかかる費用4種類
ソフトバンクから乗り換え(MNP)にかかる費用はざっくりと、
の4種類です。
個人個人の状況によって、必要でない場合もあるので、自分の状況に合わせて確認してみてください。
MNP転出手数料
1つ目は、MNPの転出手数料です。
ソフトバンクのMNP転出手数料は、3,000円になります。
ただし、以下の条件に当てはまる方はMNP転出手数料が、5,000円となるので注意してください。
2013年9月28日~2019年9月12日の間にソフトバンクに契約し、以下の項目に当てはまる場合。
- みまもりケータイ
- シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)
- スマート一括
- SIMカード単体で契約後、3か月以内に他社へと変更する場合
分割支払金の残額
2つ目は、分割支払金の残額です。
機種代金を分割で購入した場合は、分割支払金の残額を払わなければなりません。
ただし、乗り換え時に一括で支払う必要はなく、引き続き毎月分割で支払えるので安心してください。
念のためにMy Softbankで分割支払金の残額を確認しておくことをおすすめします。
契約事務手数料
3つ目は、契約事務手数料です。
ソフトバンクへの支払ではありませんが、乗り換え先の会社に契約事務手数料を支払う必要があります。
契約事務手数料は乗り換え先によって異なりますが、3,000円と設定されていることが多いです。
違約金
4つ目は、違約金です。
ただ、2019年9月13日以降にソフトバンクを契約した方であれば、違約金はかかりません。
2019年9月12日以前にソフトバンクを契約した方で、「更新期間」以外での解約には違約金がかかります。
プランによっても金額は変わりますが、一般的に9,500円がかかります。
違約金がかかる場合は、MNP予約番号を取得の際にオペレーターが教えてくれます。
違約金がかからない?!ソフトバンクからもっとお得に乗り換え(MNP)する方法2選
更新期間に乗り換え(MNP)をする
更新期間に解約・乗り換えをすると違約金はかかりません。
ソフトバンクでは2年契約(2年縛り)の場合、契約が終わる月から3か月間が「更新期間」となります。
「更新期間」については、My Softbankの「契約・オプション管理」から確認できます。
請求締め日ぎりぎりで乗り換える
解約する際に、請求締め日を1日でも過ぎてしまうと、次の1ヵ月分の利用料金を全額支払わなければなりません。
そのため、できるだけ請求締め日ギリギリにソフトバンクから乗り換えると、お得になります。
請求締め日は、「10日」、「20日」、「末日」と3パターンあります。
人によって締め日が違うので、My Softbankの「料金・支払い管理」から締め日を確認してください。
ソフトバンクからの乗り換え(MNP)で注意すべきこと5選
具体的にどう対処したらいいのかなども紹介していきますね。
MNP予約番号の有効期限は15日間
MNP予約番号には有効期限があり、15日間となっています。
15日が過ぎるとMNP予約番号を再度取得しなければならないので、注意してください。
また、乗り換え先の会社で新型の機種を予約する際には、MNP予約番号は必要ありません。
新機種の予約は在庫が確保されるだけで契約とは別となっています。
そのため、新機種が発売された後の本契約直前にMNP予約番号を取得してください。
ソフトバンク光の割引が適用されなくなる
スマホと一緒にソフトバンク光の回線を契約している方は要注意です。
なぜなら、スマホと光回線の同時加入で「おうち割りセット」が適用され、回線の月々の料金が安くなっているから。
ソフトバンク光のプランによっても異なりますが、約1,000円近く値上がりする場合もあります。
ソフトバンクから乗り換える際には、同時にソフトバンク光のプランを見直すか、回線ごと変えてしまうことをおすすめします。
ワイモバイルの乗り換える場合は、「おうち割引セット」の対象になるので安心してください。
メールアドレスの引継ぎができない
ソフトバンクから乗り換え(MNP)の際は、「〇〇〇@i.softbank.jp」 や「〇〇〇@softbank.ne.jp」のメールアドレスは引き継げません。
そのため、乗り換え前にメールアドレス帳引継ぎの設定をしておく必要があります。
もしくは、Yahoo!メールやGmailといったフリーメールのアカウントを取得することをおすすめします。
ちなみに、ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える場合も、メールアドレスは引き継げません。
ワイモバイルのメールアドレスは「〇〇〇@yahoo.ne.jp」になるためです。
MNP予約番号の取得だけでは解約されない
勘違いされがちですが、MNP予約番号を取得しただけではソフトバンクを解約したことにはなりません。
乗り換え先の会社がSIMカードを発行した時点で、ソフトバンクは解約となります。
MNP予約番号を取得しても別の携帯会社で契約の手続きをせず、15日間経つとそのまま何も起こりません。
解約月の利用料金は日割りされない
解約月の利用料金は基本的に日割りされません。
そのため、上記でも紹介したように請求締め日を事前に確認し、締め日ギリギリで乗り換えることをおすすめします。
ただ、一部日割りされるものもあるので、公式サイトを確認してみてください。
ソフトバンクからの乗り換え(MNP)まとめ
携帯の乗り換え(MNP)はそう頻繁にすることではありません。
しかし、お金もかかることなので、できるだけお得な方法で済ませたいものです。
今までショップ店員の方の言われるがまま契約していたという方は要注意!
少しでも事前に知識を入れて乗り換えすると、料金がお得になったり、時短になったりすることもあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- ソフトバンクでMNP予約番号を取得するにはウェブ、電話、ショップの3通り
- 乗り換え(MNP)に必要な手順は、
乗り換えの準備→SIMロック解除(必要な場合)→MNP予約番号取得→乗り換え申し込み - 乗り換えにかかる費用は、MNP転出手数料、分割支払金の残額、契約事務手数料、違約金の4種類
- 乗り換えの際は、MNP予約番号の期限、ソフトバンク光の割引、メールアドレス、解約付きの利用料金に注意