新しいiPhoneを入手したものの、引き継ぎ方法がわからない、データが消えてしまいそうで怖い、というお悩みを持つ方はたくさんいるのではないでしょうか。
実際、iPhoneのデータ引き継ぎに失敗してLINEの履歴が消えてしまったという話を聞くと、慎重になりますよね。
とは言え、煩わしい手順は抜きにしてさくっと引き継ぎを終わらせたい。
そんな方のために、iPhoneの引き継ぎ方法を手順まで具体的に解説。
いくつかある引き継ぎ方法から、おすすめをご紹介します。
- 一番簡単で早い引き継ぎ方法はクイックスタート
- クイックスタートにはiOSのバージョンやストレージの事前確認すべき条件がある
- データ移行の具体的な手順を解説
- クイックスタートでは引き継ぎができないデータもある
スマホの機種変更・乗り換え

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目次
iPhoneのクイックスタートを使えば引き継ぎが自分で簡単にできる!
新しいiPhoneを購入したらまず最初に行わなければいけないのが、データの引き継ぎです。
データには、写真、連絡先、購入した音楽など、かなり膨大な容量になり、重要な情報もたくさん含まれています。
この膨大なデータの引き継ぎを、できるだけ簡単に、短時間で行いたいという方には、新旧のiPhoneのみで引き継ぎ可能な、クイックスタートを利用するのがおススメです。
iPhoneのクイックスタートとは?
クイックスタートとは、iOS11以降のiPhoneで利用可能な、iOSデバイスの初期設定と、Apple IDに関連付けられた情報が復元できる機能です。
古いiPhoneと新しいiPhoneの両方ともiOS 12.4 以降を搭載していれば、バックアップなしでデータ転送機能を利用することも可能です。
データの転送方法は極めて簡単で、ワイヤレスで繋いで転送することが可能なため、新旧のiPhoneを近づけるだけでクイックスタートを利用することができます。
データ転送時間は早ければ30~40分、データ量が多い場合は2時間ほどで完了するようです。
ある程度まとまった時間は必要にはなりますが、それぞれのiPhoneを近くに置いた状態で放置しておけば勝手にデータが転送されて、初期設定が完了します。
クイックスタート以前は、一度iTunesもしくはiCloudにデータをバックアップを取ることが必須であったため、かなり手間は省けますね。
iPhoneのクイックスタートを行う前に確認すべきこと
- バージョン設定
- ストレージの確認
- インターネット環境
- 新しいiPhoneが設定前の状態かどうか
バージョン設定
クイックスタートの利用条件には、両方のデバイスがiOS12.4以降を搭載している必要があります。
現在使っているデバイスがiOS12.4以前の場合は、あらかじめアップデートしておきましょう。
新たに新品を購入した場合はiOSは最新になっているので問題ないですが、中古でiPhoneを購入した場合もバージョンの確認が必要です。
アップデートする際は、デバイスに十分な容量がないとiOSのアップデートは実行できません。不要なデータを整理して、容量を確保したうえでアップデートを進めます。
あまりにもデバイスが古すぎると、iOSが対応していないこともあります。
その場合は、後で解説するiTunesやiCloudでのデータ移行を利用するようにしてください。
ストレージの確認
出典:https://support.apple.com/
現在のiPhoneのストレージ使用量より、新しいデバイスのストレージ容量が小さい場合、データの転送量が許容量を超えてしまいます。
正常に移行が行われなくなってしまうので注意が必要です。
当たり前の事のようですが、意外と見落としがちなので事前に確認するようにしましょう。
現在のストレージ使用量が新しいデバイスの容量を超えている場合は、ストレージ容量を減らしておきます。
予め不要なデータを削除したり、クラウドに移動した上で削除することで削減が可能です。
インターネット環境
クイックスタートを利用するには、WiFi環境が必要になります。
新旧両方のiPhoneを、同じWiFi環境下に置くことでクイックスタートが利用可能になります。
WiFiを利用しない場合は、有線接続という選択肢もありますが、Lightning – USB 3 カメラアダプタと Lightning – USB ケーブルが必要になります。
事前に用意しておかなければならないため、安定したWiFiの繋がる場所で実行することをおすすめします。
新しいiPhoneが設定前の状態であること
auやdocomoなどのキャリアでiPhoneを購入すると、初期設定をされた状態で渡されることがあります。
クイックスタートの利用には、設定前の状態である必要があるので、その場合は初期化しておきましょう。
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誰でもすぐできる!クイックスタートを活用するiPhoneの引き継ぎ方法
- 現在のiPhoneで新しいiPhoneを読み取る
- FaceIDなどの登録とデータ転送規約
- エクスプレス設定・その他設定
- データ転送開始
- 新しいiPhoneを起動しアプリをダウンロード
ステップ1. 現在のiPhoneで新しいiPhoneを読み取る
出典:https://www.softbank.jp/
古いiPhoneに表示された枠の中に、新しいiPhoneの青いイメージを表示させます。
ここに古いiPhoneで使用していたパスコードを入力します。
ステップ2. FaceIDなどの登録とデータ転送規約
表示される丸い枠の中に顔を映して、2回スキャンをすると設定が完了します。
FaceIDの登録は、後で設定することも可能です。
ここでデータ転送規約が出てきますので、内容を確認し、同意するをタップし、データ転送に進みます。
ステップ3. エクスプレス設定・その他設定
位置情報サービスや、iMassage・Facetime、Siriの設定画面が表示されます。
時間に余裕のある場合はこのとき設定しても良いですが、こちらも後で設定することも可能です。
ステップ4. データ転送開始
出典:https://www.softbank.jp/
データ転送を開始する画面の直前に、ソフトウェア・アップデートが表示される場合もあります。
新しいアップデートがある場合は、ダウンロードしてインストールしておきましょう。
データを転送中の画面が出たら、しばらく待ちます。
データ転送が完了したら、新しいiPhoneは自動的に再起動します。
ステップ5. 新しいiPhoneを起動しアプリをダウンロード
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iTunesからiPhoneのデータを移行する方法【パソコンを持ってる方向け】
パソコンをお持ちの場合は、iTunesを利用してiPhoneのデータ引き継ぎを行う方法もあります。
- iTunesの設定をする
- 古いiPhoneとパソコンを接続してバックアップをとる
- 新しいiPhoneとパソコンを接続してデータを復元する
ただし、iTunesを経由してパソコンに直接保存する方法なので、パソコンが壊れたり、紛失してしまうと、データが失われてしまうデメリットがあります。
パソコンを持っていない方は、次にご紹介するiCloudを利用したデータ移行方法を参考にしてください。
ステップ1. iTunesの設定をする
iTunesにiPhoneのデータのバックアップを取る前に、iTunesの設定を完了させておきます。
不要なデータの上書きを避けるため、自動同期が停止になっているのを確認します。
ステップ2. 古いiPhoneとパソコンを接続してバックアップをとる
出典:https://support.apple.com/
この状態で、付属のUSBケーブルでパソコンとiPhoneを接続。
端末アイコンを選択し、今すぐバックアップを選択すると、バックアップが開始されます。
りんごマークでバックアップ完了。
ステップ3. 新しいiPhoneとパソコンを接続してデータを復元する
プルダウンから復元したいデータを選び、続けるをクリック。
Apple IDを要求されたら、バックアップをした時と同じIDとパスワードを入力し、復元を完了します。
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iCloudからデータを移行する方法【iPhone端末だけでOK】
パソコンを持っていない方や、パソコンのストレージ容量を減らしたくない方は、iCloudを利用してiPhone端末のみでデータ移行をすることが可能です。
- 現在のiPhoneでバックアップの設定をする
- 新しいiPhoneの設定をする
- iCloudのバックアップからデータを復元する
ステップ1. 現在のiPhoneでバックアップの設定をする
出典:https://support.apple.com/
設定アプリに入り、自分の名前をタップ、「iCloud」をタップ、「iCloudバックアップ」からバックアップをオンにしておきます。
この設定をしておけば、iPhoneが電源に接続され、かつロックが掛かっている状態で、WiFiに接続されれば、定期的にデータがiCloudにバックアップされます。
定期的にバックアップを取っていない場合でも、今すぐバックアップをタップすれば、その場でバックアップが開始されます。
最新のバックアップがいつされたのか確認がしたいときは、iCoudバックアップの画面上で見ることができます。
5GBを超えるデータ量の場合は、バックアップが行えませんので、容量を購入する必要があります。
もしくは、バックアップオプションでバックアップする必要のないアプリをオフにすると、データ量を削減することも可能です。
ステップ2. 新しいiPhoneの設定をする
次に、新しいiPhoneのクイックスタートまでの設定を完了させます。
「手動で設定」をタップ、WiFiネットワークに接続して、画面の指示にしたがって進み、新しいパスコードを作成します。
ステップ3. iCloudのバックアップからデータを復元する
出典:https://support.apple.com/
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SDカードでデータを移行する方法
パソコンもWiFi環境もないという方には、SDカードを利用してデータ移行を行う方法もあります。
SDカードでは写真だけでなく、連絡先や音楽もバックアップ可能です。
ただし、Android端末ではSDカードを利用して容量を増設することは当たり前ですが、iPhoneではカードリーダーなしに使うことはできません。
ですので、iPhoneでSDカードを利用したい場合は、別途有線やワイヤレスでつなぐカードリーダーを購入する必要があります。
カードリーダーには、Apple純正のものもありますし、Amazonなどで純正品以外のものも多数品揃えがあります。
カードリーダーが用意できたら、必要なデータが保存できる容量のSDカードを使って、バックアップを取っていきます。
SDカードでのデータ移行には、バックアップ専用のアプリを使うことをおすすめします。
カードリーダー専用のアプリもあり、インストールしておけば、カードリーダーを経由して充電するだけで自動的にバックアップされる、便利な機能もあります。
充電と一緒に写真などをバックアップできるカードリーダーもあるので、使いやすいものを選びましょう。
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iPhoneの引き継ぎを行う前に知っておくべき注意点を解説
特徴別にiPhoneの引き継ぎ方法をご紹介してきましたが、データ移行とは別に、引き継ぎ設定や再設定が必要なアプリもあります。
複数のスマホで利用できないLINEなどのアプリや、キャリアメールが該当しますので、これらは基本のデータ引き継ぎ作業とは別で設定をしていきましょう。
データ移行以外に再設定が必要なアプリもある
- LINE
- Googleアカウント
- ドコモメール
- モバイルSuica
LINE
LINEは複数のスマホで同時利用ができないという性質上、アプリ上でデータ引き継ぎの設定をする必要があります。
手順は以下の通りです。
アカウント情報には、電話番号、メールアドレスがありますので、どちらも利用できるものを設定しておきます。
パスワードは新しいiPhoneでのログイン時に必要になりますので、わからない場合は再設定をしておきます。
「トーク」の中の「トークのバックアップ」から、「今すぐバックアップ」をタップします。
これでトーク履歴はiCloudにバックアップされます。
出典:https://guide.line.me/
「設定」から「アカウント引継ぎ」に入り、「アカウントを引き継ぐ」をONにしておきます。
「アカウントを引き継ぐ」をONにすると、36時間以内に引継ぎを完了する必要があるため、カウントダウンが始まります。
これで、古いiPhoneでの引継ぎ準備は完了です。
出典:https://guide.line.me/
新しいiPhoneでLINEを開きます。
最初の画面で「はじめる」をタップし、新しいiPhoneの電話番号を入力すると、認証番号がSMSで届きます。
認証番号を入力すると、「おかえりなさい、〇〇!」の画面の後に、パスワード入力画面が出てきますので、パスワードを入力します。
最後にトーク履歴を復元して、完了です。
すぐに使えるように、設定のタイミングでダウンロードしておくことをおすすめします。
Googleアカウント
Google アカウントは新しいiPhoneで自動的にログインはされませんので、新たにログインが必要になります。
設定アプリで、「パスワードとアカウント」に入り、「アカウント追加」からGoogleを選択します。
ご自身の手持ちのアカウントでログインして、設定完了です。
ドコモメール
ドコモのキャリアメール、ドコモメールも自動ではデータ移行がされませんので、設定が必要になります。
ドコモのオンラインショップなどで購入すると、設定方法が分からない方も多いと思いますので、手順を解説していきますね。
SafariのブックマークからMydocomo(お客様サポート)を開きます。
表示されたメールアドレスを確認し、「次へ」をタップするとプロファイルのダウンロードが開始されます。
「プロファイルがダウンロードされました」をタップすると、インストール画面が表示されますので、インストールをタップします。
パスコードを要求されますので、iPhone初期設定で設定したパスコードを入力します。
再度インストール画面が表示されますので、インストールを実行します。
メールが正常に表示されていたら設定は完了です。
モバイルSuica
出典:https://www.jreast.co.jp/
モバイルSuicaも、LINEと同様に、複数のスマホで同時に利用ができないアプリになりますので、設定が必要になります。
一番下までスクロールすると、「このカードを削除」が現れます。
残高が残っていても問題ありませんので、「削除」をタップします。
すると、新しいiPhoneに追加され、元々あった残高も反映されます。
電話帳やメッセージ、写真のデータは引き継がれる
別途設定が必要なアプリについて解説させて頂きました。
その他にも、ゲームのアプリなども、個別で引継ぎの設定が必要なものもありますので、予め引継ぎ方法を調べるようにしましょう。
古いiPhoneに入っていた電話帳や、メッセージ、写真のデータは、クイックスタートや、iTunes、iCloudでの基本のデータ移行作業で引き継がれますので、個別のデータ引継ぎ作業は必要ありません。
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iPhoneの引き継ぎ方法 まとめ
クイックスタートを利用すれば、iPhone端末のみでデータ引き継ぎが可能で、かついくつかの手順を踏めば後は放置しておくだけで引き継ぎが完了するのでお手軽です。
クイックスタートを利用した場合の転送時間は、だいたい30分から2時間くらいの方が多いようですが、ストレージ使用料が多くなるほど時間もかかります。
ある程度まとまった時間がある際に引き継ぎ作業をするようにしましょう。
クイックスタートが利用できない場合や、重要なデータが大量にあり、バックアップをとっておきたいという方もいらっしゃるかと思います。
この記事を参考にして、目的に合わせてiTunesやiCloud、SDカードを利用して、大切なデータを適切に新しいiPhoneに引き継いでください。
- クイックスタートはバックアップなしで簡単引き継ぎ可能
- クイックスタートはiOS12.4以降で利用できる
- パソコンでのバックアップはiTunesが利用可能だが、パソコンの容量を確認
- データ量が多い場合は2TBまでバックアップできるiCloudがおすすめ
- LINEの再設定はアカウント情報、ログイン情報を確認した上で行う
- その他モバイルsuica等のアプリで再設定が必要なものもあるので要確認
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