現在「家を売りたい!」と思っている方へ。
「もっと良い家に住みたい」「転勤や離婚により急に家の住み替えが必要になった」など家を売りたい理由は人それぞれです。
- より良い住まいに住み替えるため 42.3%
- 資金が必要となったため 12.9%
- 今が売り時だと考えたため(税制改正などから)9.4%
- 勤め先の転勤のため 7.9%
- 住まいを相続した/することになったため 7.5%
家を売る理由は人によって違いますが、おそらく全ての人が家を早期売却したい、少しでも高く売りたいと考えているのではないでしょうか。
しかし家売却を経験した事がある人はほとんどいないため、家がいくらくらいで売れるのか、売却までにどれくらい時間が掛かるのかなど検討がつかないと思います。
そこで当記事では家売却の方法と、家を早く高く売却するためのポイントを詳しく説明していきます。
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家を売却する方法
家を売りたいけど、まず何から始めれば良いのか分かりません。
家を売るのは初めてで、まず何から始めれば良いのか分からないという人が多いと思います。
そこではじめに、家売却の大まかな手順を説明したいと思います。
①家を売る価格の相場を知る
経験のない家売却で失敗しないために、初めに他の家がいくらで売られているのか相場価格を調べましょう。
②家がいくらで売れるかを査定してもらう
家の相場を調べたら、売りに出す価格を決めるために、不動産会社に売りたい家がいくらで売れるか査定を依頼しましょう。
③不動産会社と契約を結ぶ
査定を行ったら、家を売却に出す為に不動産会社と契約を結びます。
不動産会社と絶対に契約を結ばないといけないの?
不動産会社との契約は絶対ではありません!

④家の売却活動をする
契約を結び家の売り出し価格が決まったら、いよいよ売却活動を開始します。
不動産会社が仲介役となって家の買主を探す場合、ネットやチラシなどに家の広告を掲載。内覧・購入希望者を募集します。
⑤家の購入希望者と交渉
購入希望者が現れたら、買主と交渉を行いましょう。
買主が売出価格に対していくらで購入したいか希望価格を提示します。
⑥家の購入者と契約を結ぶ
買い取り価格を含む契約条件の交渉が終わったら、購入に必要な手続きを行います。
双方の合意に至ったら売買契約の締結となり、買主から売主に手付金が支払われます。
手付金は代金の10%程度が目安ですが、売主・買主の合意によって決めるため目安とは異なることもあります。
- 残りの金額をいつまでに支払うのか。
- 相手に支払いは可能なのか。
⑦家の引き渡し
相手が決済を済ませたら、指定時までに引き渡しを行います。
なお引き渡しには下記のことが必ず必要になるため、事前に準備しておきましょう。
家を売却するまでの一般的な期間
家を売却に出したからといってすぐに買主が見つかるとは限りません。
一般的に家売却にかかる期間は、査定を初めてから引き渡しまで3か月〜11か月と言われています。
ではそれぞれの工程にどのくらいの期間が必要なのかを説明したいと思います。
家の査定:1日〜数週間
査定は一括査定サイトを使えば1日で行う事が可能ですが、訪問査定を不動産会社に依頼すると、およそ1ヶ月かかる事もあります。
不動産会社と契約:2週間
不動産会社の選択には想像以上に時間が掛かります。どこの不動産会社を選ぶのか、早い時期から目星を付けておきましょう。
購入者が見つかるまで:1〜5ヶ月
購入者が見つかるまでの期間は、物件によってかなり異なります。
家のニーズが多くなる2〜3月と9〜10月に売りに出される家は、早く売却できる傾向にあります。早期売却を目指す方は、家の売却が活発な時期に売りに出すと良いでしょう。
売買契約:1〜2週間
不動産会社が作成した売買契約書をもとに、契約内容を丁寧に確認していきます
手付金の受け渡しが完了後、残金の決済日と家の引渡し日を話し合います。
引き渡し:1ヶ月
引き渡しの手続きは、一般的に売買契約を締結してから1ヶ月以内に行われます。
家を早く高く売却するための4つのポイント
そこでどうすれば家を早く高く売却することが出来るのか、家を早く高く売却するための4ステップを紹介します!
1売却価格を決める前に家の相場を調べる
家の査定依頼をする前に、他の物件はいくらで売られているのか売却価格の相場を把握しておく事を是非して頂きたいです。
家の価格は日頃それほど目にするものでもない為、高いのか安いのか価格のイメージが付きずらいものです。さらに条件が少し変わるだけで、価格は大きく変わります。
また不動産会社によっては、相場よりかなり低く査定する場合があります。
相場を知っていると、このような査定額の低さに気がつく事ができ、不利な取引を回避する事が出来るのです。
家の相場を調べるおすすめサイト
中古住宅 HOME4U

中古住宅 HOME4Uは、不動産の売却や購入、資産活用をサポートする情報サイトです。NTTデータ スマートソーシングが運営しており、大手不動産会社から地域密着型の企業まで全国約1300社の不動産会社の情報を所有しています。
さらに、マンション・一戸建ての相場だけでなく、土地の相場も調べる事が出来ます。
また、地区・大きさ・間取りなどをかなり細かく指定できるため、自分の物件に出来る限り近い条件の相場を知る事が出来ます。
レインズマーケットインフォメーション
一般的に、インターネットで公開されている一戸建ての相場は、売りに出される価格(売出価格)のこと。実際に契約が成立した時の価格(成約価格)ではありません。
そこで役に立つのが、レインズマーケットインフォメーション。同サイトでは、公開されにくい成約価格を公開しています。
ただし公開される成約価格は多くないので、取引件数が少ないことには配慮が必要です。
2複数の不動産会社に査定を依頼する
査定価格は、不動産会社によって大きく異なります。
不動産会社は一戸建てを多く取り扱う会社、マンションを多く取り扱う会社など、強みは各々異なるからです。
さらに都心を拠点に営業を行う会社、郊外や地方に密着して営業を行う会社など、得意とするエリアも異なります。
売却したい家に最適な不動産会社を見つけるためにも、一社だけでなく、複数社に家の査定を依頼する事が重要です。
- でも複数社に査定を依頼するのは、時間も掛かるしかなり面倒だな…
- 複数社に売却を依頼しようとしても、どこの不動産会社が一番適しているかなんて分からない…
「複数社に家の査定を依頼する時間がない」「どの不動産会社が売却する家に適しているかが分からない」という人は、ぜひ不動産一括査定サイトを使って見て下さい。
不動産一括査定サイトでは、売りたい不動産の情報を入力するだけでその不動産に適した不動産会社を自動で選別してくれます。また、複数社の査定結果を一度に知ることが出来るので、自分で不動産会社に直接依頼するよりも、かなり短時間で査定を行う事が可能です。
3優秀な不動産会社に売却を依頼する
査定してもらった不動産会社にそのまま売却を依頼してはいけないの?
査定を依頼したからという理由で、安易に同じ不動産会社に売却を依頼してはいけません。
不動産会社によって査定金額はかなり異なり、またその後の売却活動にも不動産会社が大きく影響を及ぼします。
そのため優秀で最適な不動産会社に売却を依頼することは非常に重要です。
でも、どうやって売却を依頼する不動産会社を選んだらいいの?
不動産会社の売却能力を見分けるには、以下の2つのポイントがあります。
1会社の売却実績はどうか?
会社の売上実績は、知名度や規模に囚われず正確な数字を調べるようにしましょう。
また不動産会社によって、扱っている物件は異なり得意なフィールドは異なります。
2担当者の営業能力は十分か?
担当者を選ぶ際に、最も重視して欲しい条件として、宅建士の資格を所有していることが挙げられます。
4少しでも高く売るために、家主としてやれることは全てやる
上記で述べたように、家の売却は、依頼する不動産会社によって大きく左右します。
しかし、もちろん売主自身の行いによっても売却価格をあげることは可能です。
そこで少しでも売却価格をあげる為に、売主自身が出来る売却価格の引き上げ方法をいくつか紹介します。
家を売却する際に、部屋の印象が売却に大きく影響を及ぼす可能性が高いのは内覧時です。 部屋の状態が悪いと買主がなかなか見つからなかったり、値引き交渉をされることもあります。 家を少しでも高く売りたいと考えている人は、普段から部屋を清潔に保つことを心掛けておくと良いでしょう。 家を売却したい人の中には、まだ家のローンの支払いが残っている方もいるでしょう。 ローンが残っていても、家を売りに出すことは出来るの? できます! ローンが残っている家でも売りに出すことは出来ますが、残っている住宅ローンを新規購入者に引き継ぐことは出来ません。 しかし売却によって得たお金でローンを返済することが可能なのです。 売却価格が住宅ローン残高を上回る場合は、売却によって得るお金でローンは帳消しになるため売却に支障となることはありません。 売却価格が住宅ローンの残高を下回る場合は、売却価格とローン残高の差額を充当しなければなりません。 もしすぐに差額を充当出来ない場合は、新規に購入する住宅のローンに上乗せすることが出来ます。 しかしこれは借入額が増えることを意味するため、将来的負担は大きくなります。新規のローンに上乗せすることが認められた場合でも、本当に返済できるのか十分に検討する必要があります。 この記事では家を売却する方法と家売却にかかる期間、さらに家を早く高く売るためのポイントを紹介しました。 家を早期売却したい人は、不動産会社に仲介を頼むのではなく売主と直接契約を結ぶ買取を選ぶという手もあります。 不動産会社に仲介を頼んで買主を探す場合は、売却活動を開始する前に に注意してみて下さい。 まずは売却したい家の相場を調べて、複数社に査定を依頼し、少しでも高い価格での家の売却を目指しましょう!
家のローンが残っていても売れる?
「売却価格>住宅ローン残高」の場合
「売却価格<住宅ローン残高」の場合
まとめ