「マンションを売りたいけど、どの査定サイトを使えば良いか迷っている」
そんな方におすすめしたい、不動産一括査定サイトが、「イエシル(IESHIL)」。
イエシルは東証一部上場の企業が運営している一括査定サイトで、100万人以上に利用されてきた、今とても勢いあるサイトです。
しかし、イエシルの本当のカラクリを知らなければ、そもそもマンション売買を成功させることはできないでしょう。
この記事ではイエシルの評判や口コミ、登録方法や利用手順、さらにはイエシルでなければいけないメリットを完全解説します。
- イエシルの参考相場価格はAIが算出している!
- イエシルなら、1日5組限定で専門家に無料相談が受けられる!
- イエシルなら、1日20名限定で「優先紹介枠」で対応してもらえる!
- イエシルの無料会員登録で、より詳しい情報を見れる!
ぜひ、最後まで読んでいただきたいのですが、実際のところ不動産一括査定サイトを利用するなら、業界で一番人気のある「イエウール」がおすすめです。
イエウールは、全国1600社以上の不動産会社に対応しており、累計利用者数は1000万人越えで、業界No1!
ネット上で査定依頼ができ、全て完全無料で行えます。
最大で6社と売却価格を比較して、一番納得できる価値を選択できるので安心して使うことができるのも魅力です。
目次
イエシル(IESHIL)とは
イエシルは、求人広告の無料掲載などを先駆けて行った「ジョブセンス(現マッハバイト)」を運営する株式会社リブセンスが設立した、ウェブメディアの1つです。
- 住所・地域・最寄駅からのマンション検索
- 1部屋単位での参考相場価格の閲覧
- マンションのリアルタイム査定
- マンション売却の仲介を行う不動産会社の紹介
また、株式会社リブセンスはイエシルの他、賃貸検索の「DOORchintai」や、不動産業界向けの「イエシルコネクト」といった不動産事業を行っています。
災害データ(ハザードマップ)をまとめた営業支援ツール。
対象となるユーザーは不動産業者のみであるため、一般の方は利用できない。
イエシルの基本情報は以下の通りです。
運営会社 | リブセンス |
---|---|
運営会社市場情報 | 東証一部上場 |
サービス開始 | 2016年 |
一度に査定を依頼できる会社 | 3社 |
対応している地域 | 首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県) |
査定できる不動産の種類 | マンション |
イエシルの仕組みは?
ユーザーはイエシルのサービスをすべて無料で利用することができます。
では、なぜ参考相場価格の閲覧や不動産会社の仲介サービスを無料で利用できるのでしょうか?
その仕組みは、以下の図の通りです。
このように、一括査定サイトの多くは紹介先の不動産業者から仲介の成果報酬を利益としているため、ユーザーに料金が発生しないままにサービスを提供することができるわけです。
有料?無料?イエシルではどんなデータを見れる?
イエシルは、web上でのマンションのリアルタイム査定と不動産会社の仲介を行うサイトです。
主に、AIを使って分析した不動産の相場価格を、無料で公開しています。
AIはオープンデータを収集するもので、一般的な不動産会社が利用する「レインズ」とは異なるシステムです。
このデータによる参考相場価格の精度は、この後検証していきます。
営利目的・非営利目的に関わらず、公的な調査内容を機械判読に適した形で無償で提供するデータ。
レインズについての詳しい記事はこちらから!

イエシル(IESHIL)の評判・口コミ
次に、イエシルの評判や口コミを見ていきましょう。
結論、イエシルの口コミは、良い評判が多かったです。
不動産会社への仲介やサイトの操作性には、一定の評価がありました。
データの精度については賛否両論分かれるようですが、イエシルの公式サイト上で「データは研究開発中なので完璧なものではない」と説明されています。
イエシルの良い評判







- AIによる、公正な相場価格の信憑性
- 使い勝手が良い
- 無料の個別相談会
- 災害マップなどの充実した周辺情報
イエシルの悪い評判



- 相場価格の正確さにばらつきがある
- 一部のコンテンツが、一般人向けではない
イエシル(IESHIL)の参考価格・査定の精度は?
イエシルでは首都圏マンションの市場価格や市場価値を閲覧することができますが、公開している価格の信頼度やマンション査定の精度はどうなんでしょうか?
調べてみたところ、以下のことが判明しました。
- 参考相場価格はAIが算出している
- 査定精度向上のため、市場価格算出テストを繰り返している
- 参照しているデータは、統計的根拠に基づいたデータ
参考相場価格はAIが算出
イエシルが公開するマンションの参考相場価格は、ビッグデータを参照し、機械的に平等に算出されています。
自社開発したAI(人工知能)が日々、市場価格算出テストを繰り返し査定の精度を高めているため、他の不動産業者よりも高い公平性を確立していると言えるでしょう。
もちろん例外的な価格決定要因によってAIが処理しきれない不正確な情報もありますが、日々更新されていく情報の透明性が確保されています。
イエシルが行なっているのは、治安や災害危険度・地域の経済的成長性なども含めたビッグデータから統計的に導かれる、情報技術の先端的事業です。
大学研究室とも協力してサービスを開発
一般的な不動産会社は、「レインズ」や取引のノウハウから不動産査定を行います。
しかし先述した通り、イエシルは、統計的根拠に基づいたデータを参照してAIによる分析を行っています。
イエシルの本質的なサービスは、不動産ではなくITなのです。
イエシルを運営する株式会社リブセンスは、人材派遣サイトの『ジョブセンス』の運営を始める際に開発した、実績ある情報技術の利用を特徴としています。
日本大学の清水千弘研究室をはじめとした研究成果とAIの収集するデータ、紙媒体の電子化から導き出す査定額には、科学的な信憑性があると言えるでしょう。
イエシル(IESHIL)の特徴は?メリット5つを解説
では、ここからイエシルの特徴や、イエシルが他の不動産一括査定サイトとどう違うのかということを解説していきます。
- 1日5組専門家へ無料相談ができる
- 1日20組の紹介枠
- 優良不動産会社を最大3社紹介してくれる
- 無料でリアルタイム査定
- 物件の周辺状態が詳しい
1日5組専門家へ無料相談ができる
イエシルでは、オンライン上での査定依頼のサービスのみならず、1日5組限定の無料の個別相談会を行っています。
個別相談会では、プロの不動産の専門家であるイエシルアドバイザーに、自由に質問することができます。
- 不動産仲介経験10年以上
- 有資格者(宅建等)
- 中立的な立場からアドバイスしてくれる
相談以外にも、自分にあった不動産会社の営業担当者を最大3人まで紹介してくれるなど、無料とは思えないほど充実した対応を行ってくれるのが嬉しいポイントです。
1日20組の紹介枠
一括査定サイトはその査定のスピードと手軽さが売りです。
しかし、実際に飛び込みで不動産の売却相談をしても、不動産会社とすぐにコンタクトが取れないという問題が発生する場合があります。
イエシルではそのようなことが無いように、イエシルに売却相談をすると、不動産会社に優先的に紹介してくれる紹介客の枠を「1日20組限定」で設けています。
「イエシルからの紹介」となることで不動産会社でも優先的に対応してくれるので、短時間で売却を進めたい方におすすめです。
イエシル(IESIL)のように紹介枠を設けてスムーズなやりとりを保証している一括査定サイトは実はかなり稀です。
不動産会社を「業者」ではなく「パートナー」としてご利用いただける方のみにご紹介をしています。
連絡を一方的に無視したり、メールで査定額を受け取るだけが目的のお客様には、紹介枠をご遠慮いただいております。
出典:IESHIL
優良不動産会社を最大3社紹介してくれる
イエシルでリアルタイム査定をした後、査定価格を元にイエシルが優先紹介枠を持つ不動産会社を3社に絞って紹介してくれます。
その後売主は不動産会社と相談し、実際に売却する価格を不動産会社と決定する流れになります。
イエシルには実際に紹介される不動産会社のリストや、登録件数などは公表されていません。
不動産会社の中には、売主に仲介役として選ばれるために、販売価格を高めに設定する悪徳な会社もあります。
しかしイエシルが提携している不動産会社は「実際に売却できそうな価格」を査定価格として提示する不動産会社に絞っていますので、安心して利用することができます。
無料でマンションのリアルタイム査定ができる
イエシルの、「リアルタイム査定」を利用すれば、マンションの現在の市場価格がわかります。
リアルタイム査定は、「まだ売却するかは決めていないけれどもマンションの査定額は知りたい!」という場合に大きく役立ちます。
マンション内の全ての部屋の価格を見るには無料会員登録が必要ですが、GoogleアカウントやFacebookアカウントでも簡単に登録ができます。
売却の意思がなく、興味本位だけでも「リアルタイム査定」は使えますので、気になる方は以下からお試しください!
物件の周辺情報がかなり詳しい
イエシルでマンションを検索すると、以下のような、不動産の周辺情報が細かく表示されます。
- 地震への安全性
- 洪水への安全性
- 液状化への安全性
- 津波への安全性
- 土砂災害への安全性
- 避難場所
- 保育園・学区
1~6については、検索したマンションの各種災害危険度を、地図上と図によってその指標をわかりやすく表示してくれます。
7は、公立と私立に分けて保育園から中学校までの教育機関へのアクセスや定員を、一度に見ることができます。
多くの不動産サイトではおよその価格帯のみを羅列していますが、イエシルではこんなにも多くの情報を簡単に知ることができるのです!
イエシル(IESHIL)デメリット2つ
ここからは、イエシルのデメリットをご紹介していきます。
デメリットからわかる、イエシルを使うべき人とは、首都圏のマンションを査定したい人です!
- 対応している不動産がマンションのみ
- サービス対象地域が首都圏の一部のみ
対応している不動産がマンションのみ
一括査定サイトによってはどんな不動産であっても査定依頼出来るようなところもあります。
不動産には、戸建や土地、その他さまざまな種類がありますが、イエシルはあくまでもマンション専門ということです。
サービス対象地域が首都圏の一部のみ
イエシルがサービスの対象にしているのは首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のみです。
全国の不動産を査定できる他の一括査定サイトと比べてしまうと見劣りするかもしれません。
その分、首都圏のマンションに関しては質の高い情報を提供しているともいえます。
【売却事例有】実際イエシル(IESHIL)は使った方がいい?イエウールと比較
イエシルの主なサービスやメリット、評判などわかってきたと思います。
実際のところ、本当にイエシルを使った方がいいのか、業界トップクラスの利用者数を誇るイエウールと比較してみました。
イエウールは、完全無料の不動産一括査定サイトです。
「株式会社Speee」というマーケティングインテリジェンス事業と、デジタルトランスフォーメーション事業を主とするIT企業が運営しています。
イエウールの役目は、家の売却を希望する不動産オーナーと不動産会社の仲介。
1,600社以上ある提携不動産会社から、最先端のテクノロジーを用いたマッチング技術と独自のデータにより、その物件に最適な不動産会社を提案してくれます。
イエシル(IESHIL)とイエウールの比較
まずはイエシルとイエウールの基本的な情報を比較してみましょう。
イエシル(IESHIL) | イエウール | |
対象エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉 | 47都道府県 |
査定対象 | マンション | マンション、戸建て、店舗、土地、ect.. |
同時依頼数 | 最大3社 | 最大6社 |
紹介数 | 1日20人限定 | 無制限 |
上の表を見てみると、イエシルよりもイエウールの方が上回っているのがわかると思います。
実際、イエウールの方がイエシルよりも圧倒的に依頼件数が多く、売却実績も多いです。
エリアが47都道府県と広く、査定対象も不動産全般をカバーしており、抜け目ないです。
また、同時に最大6社の査定を依頼でき、そこから最適な査定を選択できるのでおすすめです。
紹介数を見ても、イエシルでは1日20人限定で依頼を受け付けているのに対し、イエウールは無制限です。査定で待たされることなくすぐに査定してもらえます。
しかし、イエシルでは量よりも質を考えたマッチングをしているので、担当者とちゃんと話し合った上で売却まできちんとサポートしてくれます。
その点ではイエシルはおすすめです。
イエシル(IESHIL)の仕組みは?マンション売却の流れ
イエシルのサービスは、マンションの検索と売却査定です。最寄り駅と地域から物件を検索し、参考相場価格を閲覧できます。
また、無料会員登録をすれば、マンションの1部屋ごとに参考相場価格知ることができます。
売却査定の方法
イエシルが行うマンションの売却査定は、スマホやパソコンから必要な情報を入力することで、無料かつリアルタイムでおこなうことができます。
実際に、イエシルを使ってみましたので、画像とともに解説していきます。
イエシルの公式サイトから、「売却査定」という項目を押します。
すると、以下のような画面に飛ぶので、「無料診断スタート」のボタンを押します。
無料診断を始めると、チャット形式の画面が開きますので、イエシルの指示に従って必要情報を記入していきます。
チャット形式の質問では、まず売却査定したいマンションの住所や部屋番号を入力していきます。
質問入力すると、イエシル側の機械が会話を進めてくれます。
続いて、売却したい不動産の大きさや名義人、売却理由などを入力していきます。
最後に、連絡先などの個人情報を入力し、連絡を待ちます。
無料会員登録の方法
イエシルは、会員登録をしなくてもマンションの査定価格を見ることができますが、無料の会員登録をすることで詳しい価格などを見ることができます。
無料会員登録は、GoogleアカウントやFacebookアカウント、Yahooアカウントからもできます。
また、イエシルでは無料でプレミアム会員登録をすることができます。
プレミアム会員登録をすると、いち早く未公開情報の物件を見たり、あなたに合わせた物件情報が届くようになります。
イエシルにログインして使えるようになる機能は以下の通りです。
イエシルの無料相談の方法
イエシルでは、不動産の専門家に無料で相談できる個別相談会を実施しています。
参加には予約が必要で、公式サイトから申し込むか、フリーダイヤルの電話(0120-233-020)で申し込まなければなりません。
面談の会場は東京駅周辺ですが、希望すれば「Skype」等を利用したオンライン面談も可能となっています。
また、相談できるエリアは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の首都圏に限られているので注意しましょう。
イエシル(IESHIL)運営元、リブセンスはどんな会社?
株式会社リブセンスは、代表取締役社長の村上太一氏が早稲田大学1年生在学中に設立しました。
村上太一氏は、高校時代から簿記検定2級を取得し、情報処理技術者試験合格と経営者を志して2006年にリブセンスを設立。
その後アルバイト情報サイト『ジョブセンス』のサービスを開始し、2011年に東証マザーズ上場。
その後2012年には、歴代最年少の25歳という若さで東証一部へ上場し話題となりました。
今では、yahooやamazonを経てリブセンスにきた芳賀一生を中心に2015年の8月にイエシルを立ち上げ、2年半で20万棟以上のマンションを部屋ごとに価格査定し、12万人以上のユーザーを獲得しています。
イエシル(IESHIL)のまとめ
今回は、イエシルについて解説してきました。
結論、イエシルは次のような人向けのサービスです。
- 自分のマンションの価格を知りたい人
- マンションを売却したい人
- 優良な不動産会社を紹介して欲しい人
- 首都圏のマンションの売買に興味がある人
イエシルを通して紹介される不動産会社は、大手の不動産一括査定サイトとは異なり、厳選した3社に絞られます。
イエシルには優先して窓口に案内してくれる20席の紹介枠や、東証一部上場企業の株式会社リブセンスが運営するサービスという利点があります。
また、イエシルで手軽に得られる情報が、売却価格や依頼する不動産会社を吟味する上で参考になることは間違いありません。
実際に事務所などに足を運ぶことなく、マンションの価格情報を知ることができる点なども含め、マンション査定や売却を考えている人は、一度試しに利用してみるのをおすすめします!
イエシル以外のおすすめの不動産一括査定サイトについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
