さまざまな不動産一括査定サイトが乱立する中、イエイは「高く売れる」・「サポートが充実している」という良い評判・口コミがあります。
しかし、一方でイエイの悪い評判もちらほらと聞こえてきます。
実際、イエイは不動産を高く売れる一括査定サイトなのでしょうか?
この記事ではイエイのメリットやデメリット、口コミ・評判を紹介していきます。
また、口コミから分かったイエイの本当の使い方や利用のポイントについても詳しくご紹介しています。
本記事を読めば、イエイがあなたの不動産売却にとって必要かどうかわかります!
ぜひ、最後まで読んでいただきたいのですが、実際のところ不動産一括査定サイトを利用するなら、業界で一番人気のある「イエウール」がおすすめです。
イエウールは、ネット上での査定に対応しており全国1,600社以上と提携しているので、高く売ることができます!
最大で6社と比較して、不動産の価値を調べることができ、悪徳業者などもしっかりと排除されているので安心して使うことができます。
目次
不動産一括査定サイトの「イエイ」って?
不動産の売却について調べると、「イエイ」のワードが頻繁に見られます。
そもそもイエイとは、一体どういうサイトなのでしょうか?
まず始めに、不動産一括査定サイトとイエイについて、それぞれどのようなサービスなのかを紹介していきます。
イエイのサービス
イエイは10年以上の運営を続け、利用者数400万人を超える不動産一括査定サイトです。
ネットで簡単に机上査定をしてもらうことができます。
不動産一括査定サイトで査定できる地域や不動産の種類はサイトによって異なり、サイトによっては首都圏の不動産だけ、マンションだけなど限定的な不動産を対象にしているサービスもあります。
しかしイエイは、全国47都道府県の各種不動産に対応しています。
- 一戸建て
- 土地
- ビル一室
- マンション一室
- アパート一棟
- ビル一棟
- 工場・倉庫
- 店舗・事務所
- 農地・畑・田んぼ
- 山林
- その他
机上(簡易)査定と訪問査定の違い
不動産の査定には、
- 机上(簡易)査定
- 訪問査定
机上査定は、不動産の立地や間取りなどの数字から相場や過去の売却履歴と照らし合わせて机上で査定額を計算する方法で、簡易査定とも言われます。
この机上査定に対して、訪問査定は実際に不動産(主に建物)を訪問し、周辺や建物の様子を確認してからより詳細な査定額を算出します。
一括査定サイトでは、机上査定の額から売却の相談をする不動産会社を選ぶという形式になっています。
イエイなら完全無料で売却査定ができる!
イエイでのサービスは、全てが無料で利用することができます。
ではイエイはどうやって、ユーザー以外から利益を得ているのでしょうか?
イエイは「不動産を売りたい」という顧客を不動産会社に紹介することによって、不動産会社から成功報酬型の利益を得ています。
従って、ユーザーが支払う料金がまったく発生しません。
このビジネスモデルはイエイだけではなく、多くの不動産査定サイトがこの仕組みによってユーザーの利用料金を無料にしています。
不動産売却にかかる料金はいくら?
イエイを利用する際は料金がかかりませんが、不動産売却では不動産会社への仲介手数料(売却価格×数%)や各種税金などがかかります。
以下は仲介手数料の上限額の表です。
取引額 | 報酬額 |
---|---|
200万円以下のとき | 取引額×5% |
200万円を超え400万円以下のとき | 取引額×4% |
400万円を超えるとき | 取引額×3% |
この表は横にスクロールできます
売却の際に必ずかかる税金や、手数料を安く抑えるコツについて知りたい方は以下の記事を参考にしてみて下さいね。

イエイの運営会社「セカイエ株式会社」ってどこ?
イエイを運営するのは、セカイエ株式会社です。
セカイエ株式会社は、携帯ゲームなどのGREE(グリー)の傘下を経てイエイを設立した株式会社Qと合併し、2017年に現在のセカイエ株式会社となりました。
インターネットメディアの企画・開発が主要な事業で、イエイもその一つです。
現在セカイエ株式会社は非上場企業ですが、設立以来10年以上サイトを運営してきたノウハウがあり、提携する不動産会社は1000社以上にのぼります。
本社は東京と大阪に所在しています。
イエイが使われる理由は?特徴は?メリット5つを徹底解説
ここまでイエイについて詳しく説明してきましたが、不動産一括査定サイトであるイエイを利用するメリットはどんな点にあるのでしょうか?
イエイを利用するメリットは、ずばり以下の5点です。
スマホ1台で簡単に不動産査定ができる
不動産業界では、NTTデータの「HOME4U」が初めて不動産一括査定サービスを開始したと言われています。
ネットや一括査定サイトが普及する以前は、家の近くの不動産屋や贔屓にしている業者に直接足を運んで査定を依頼する、というのが一般的でした。
しかし、一括査定サイトを利用することで、複数の不動産会社の査定額をネットですぐに知ることができるようになり、不動産を最も高く売ってくれる不動産会社を見つけられます。
同じ物件を売るにしても不動産会社のノウハウや地域性によって査定額は異なります。
不動産の査定額は固定資産税評価額などの同一の尺度によって決まるわけではなく、売却を担当する不動産会社が「どのくらいの価格で売ることができるか?」という見積もりです。
その見積もりを高く出してくれる営業力や実力のある会社を探すことができるのが、不動産一括査定サイトです。
特にイエイは2007年という不動産一括査定サイトができてまもない時代から運営されているため、他サイトと比べても質が非常に高くなっています。
悪徳業者がかなり排除されている
不動産一括査定サイトが提携する不動産会社は、悪徳業者の割合が低いのが特徴です。
しつこい営業電話や囲い込みといった違法な取引を行う業者を紹介することは、サイトの信用を下げることにもなるためです。
囲い込みとは?
囲い込みとは、不動産会社などの仲介人が仲介手数料を儲けるために意図的に情報を独占することです。
通常の不動産売買では、売主に依頼された仲介人はレインズ(不動産流通標準情報システム)で不動産の情報を同業者と共有します。
そこから、
という買主を売主に引き合わせるのが不動産会社の仕事です。
この売主と買主のどちらの取引も仲介することができれば、単純計算で仲介手数料を2倍稼ぐことができますよね。
しかし、高く売りたい売主と安く買いたい買主を同時に顧客として抱えることは利益相反になります。
買主の承諾なしに独占的な取引を行うことは、不正行為として違法になることもあります。
イエローカード制度とは?
イエイでは、利用者からの悪病やクレームが多く寄せられる不動産会社をイエイ側から解除するという「イエローカード制度」を導入しています。
イエローカード制度はフランチャイズ系や地域密着型など不動産会社の種類を問わず一斉に整備されています。
そのため、イエイでは悪徳業者の数は非常に少なくなっています。
万が一悪徳業者に当たってしまったとしても、イエイの運営に連絡すればでは迅速に対応してくれるため安心です。
1700社以上の提携不動産会社から査定比較できる
イエイでは一括査定を依頼すると、イエイに登録している1700社以上の不動産会社の中から最大で6社の査定額を一度に知ることができます。
紹介される6社は査定を依頼した不動産の性質や地域性から、イエイが物件を取り扱うことに適していると判断した不動産会社です。
イエイに登録している主な不動産会社
主な不動産一括査定サイトの登録社数
サイト名 | 登録している不動産会社の数 | 主な不動産会社 |
---|---|---|
イエイ | 1700社以上 | 大手から中小まで様々 |
イエウール | 1700社以上 | 大手から中小まで様々 |
IESHIL(イエシル) | 非公開 | 非公開 |
おうちダイレクト | 9社 | ヤフー不動産、ソニー不動産 |
すまいValue | 6社 | 三井・東急・小田急・野村・住友 |
Smoola | 2500社以上 | 大手から中小まで様々 |
HOME4U | 1300社以上 | 大手から中小まで様々 |
この表は横にスクロールできます
主な一括査定サイトの特徴一覧
他の一括査定サイトと比べて1700社という数はあまり多くないように見えるかもしれません。
しかしイエイには、不動産一括査定サイトとして10年以上運営してきた実績があり、長年かけて1700社の優良不動産会社を厳選しています。
先述したように、一括査定サイトによって提携不動産会社数や種類も異なってきますので、イエイ以外の一括査定サイトに関しては以下も参考にしてみて下さい。
お断り代行サービスがある
イエイの一括査定サービスなどを通して、売却相談を依頼したものの、対応やその他の様々な事情によっては仕事を任せることができないと判断することがあると思います。
高圧的な態度や悪質な営業をする不動産会社への依頼を、イエイでは代行して断ってくれるサービスがあります。それが「お断り代行サービス」です。
対象はイエイの一括査定を利用した場合に限らず、不動産会社とのトラブル全般に対応していて、他のサイトにはないイエイの最も特徴的なサービスです。
宅建所持者が教える不動産基礎知識
イエイには、宅建所持者の編集長が教える「不動産の基礎知識」というコラムがあります。
「不動産の基礎知識」では、専門知識を持ったライターが不動産の売り時や買い時、市場や具体的な物件を取り上げてわかりやすく解説している記事が多数掲載されています。
不動産売却についての知識は一般的には馴染みのないので、不動産会社などに任せっきりになってしまいがちですが、この記事を読むことで少しでも損をしない選択肢を見つけることができるのです。
不動産取引において専門的な知識を持つ者が専横しないように、国の資格として不動産の取り扱いについて定めた消費者を守るための制度です。
イエイで売却査定するデメリットは?
メリットが盛り沢山のイエイですが、デメリットはあるのでしょうか?
ここでは、イエイで売却査定するデメリットについてご紹介します!
悪質業者に当たる場合がある
イエイでは、イエローカード制度の採用によって悪徳業者はかなり排除はされているものの、完全にいないというわけではありません。
しかし悪徳業者に当たるのは、どの不動産一括査定サイトでも起こりえることです。
イエイの場合は運営に連絡すれば迅速に対応してもらえるため、このデメリットはそこまで心配する必要はないでしょう。
不動産売却の知識は不動産会社に劣っている
先述の通り、イエイは元々ウェブ会社の提供する不動産系メディアであるため、不動産の売買についての知識はやはり不動産会社の方が豊富です。
ただし、イエイでは不動産売却に関して相談できるサポートデスクや「不動産の基礎知識」のコラムなどサポートが充実しているので、これらを徹底的に活用すれば十分な知識を得ることができるでしょう。
イエイの良い評判・口コミを徹底調査!
ここまでイエイのメリット・デメリットについて詳しくご説明してきましたが、実際にイエイを利用している方の評判はどのような感じなのでしょうか。
ここではイエイの利用者の口コミと、口コミを分析してわかった実際のイエイの強みをご紹介します!
簡単

その中で査定額が一番高い不動産会社に売却をお願いして希望していた以上の金額で売却することができました。
中小企業が選べた



満足しています



実際の利用者の口コミを分析してみると、高評価がかなり多く見られました。
ホームページから簡単に査定依頼ができること・すぐ結果がわかること・複数社への一括査定依頼がユーザーにとって理想の売却価格に近づけてくれることの3点が、高評価の主な理由となっているようです。
イエイの悪い評判・口コミは?こんな悪評も?!
イエイの悪い面も知らないまま利用を決めるのは、少し不安ですよね。
ここではイエイの悪評と、そこからわかったイエイの弱点についてご紹介します。
大手だけだった



対応が悪い



電話勧誘がしつこかった



業者からの営業電話がしつこいという意見もありました。
ユーザーの申告などに基づいて悪徳業者を排除しているイエイですが、一部対応しきれていない部分もあるようです。
しかし、イエイではトラブルがあった際でも連絡すればキチンと対応してくれます。
ネガティブな口コミを過度に気にする必要はないでしょう。
また、「大手だけだった」という口コミが気になる方に関しては、他の不動産一括査定サイトを利用することをおすすめします。
イエイの使い方を徹底解説!
本記事をここまで読んでくださっている方なら、イエイを利用する意思がだいぶ固まってきているのではないでしょうか?
しかし実際にイエイを使うにあたってのイメージは、つきにくいかと思います。
ここでは、実際にイエイを利用する際の流れや、イエイの活用方法についてご紹介していきます!
イエイの実際の利用の流れ
まずは、ここからイエイの公式HPにとび、以下の情報を入力していきます。
- 査定物件の所在地
- 建物占有面積
- 間取り
- 建築年
- 情報入力者と査定物件との関係
アンケートでは、以下の項目を入力していきます。
- 物件の現状
- 査定理由
- 不動産会社への希望など
- 売却に関しての傾向
- 査定方法(訪問査定or机上査定)
- 要望・質問など(任意)
- 名前
- 年齢
- 住まいの住所
- 携帯電話番号
- メールアドレス(任意)
イエイでアフィリエイトが可能
不動産一括査定サイトにはいくつか、アフィリエイトパートナーを募集しているサイトもあります。
イエイのアフィリエイト広告を掲載するメリットは、不動産そのものや証券など高価な商品の購入ではなく、ユーザーがサイトに登録し査定依頼を誘導する点です。
- smoola(スモーラ)
- イエウール
- イエイ など
イエイのホームページでは、アフィリエイト広告の申請フォームが用意されています。しかし法人向けのものなので、会社名の入力が必須です。
個人でイエイのアフィリエイト広告を掲載したいという人は「Link-A」などのASPサービスを利用しなければいけないようです。
イエイのサポートデスクを活用しよう!
イエイでは、不動産の専門知識を有する専任スタッフが常駐するサポートデスクが完備されています。
サポートデスクでは、不動産売却に関する疑問や悩みを、全て無料で相談することができます。
また、相談方法は「対面面談(要予約)」か「メール相談」から選ぶことができます。
東京都港区東麻布1-7-3渡邊第二ビル8階
平日9:00〜18:00まで
他の不動産一括査定サイトの場合、売主と不動産屋をつなぐこと以外のサポートはあまり行われていません。
不動産売却においては、売却を仲介する不動産会社にどうしても裁量が与えられがちですが、不動産会社の説明が必ず絶対というわけではありません。
サポートデスクでは客観的で中立的な立場からアドバイスを受けることができます。
不動産売却の知識に乏しい方や不慣れな方は、サポートデスクの活用でより満足度の高い売却を成功させられるでしょう。
イエイ以外のおすすめな不動産一括査定サイトは?
イエイは不動産売却のサイトの中でも優れている方ではありますが、
という思う方々もいらっしゃるかもしれません。
そこでここでは、イエイ以外の不動産一括査定サイトについてご紹介していきます。
イエウール
イエウールの特徴はなんといってもその提携不動産会社数の多さです。
数は1900社以上と国内最大級を誇っており、全国の大手不動産会社から地方密着型の不動産会社まで幅広くカバーしています。
また利用者の数も1,000万人以上と他者の不動産一括査定サイトと一線を画しています。
さらにイエイと同様、イエウールはユーザーから苦情のあった悪徳不動産業者を排除するシステムをとっているため、質の高い不動産業者が選りすぐられています。
IESHIL(イエシル)
完全無料で、最大3社までの査定が可能で、リアルタイム査定を導入しているのが特徴です。
イエシルが特許を出願済みの査定方法。
9000万以上の取引履歴を基にしたビッグデータから、リアルな相場を算出。
また不動産売買のみならず、不動産アドバイザーサービスも行われており、専門アドバイザーに購入や売却、買い替えなどについてオンラインで上で相談することができます。
イエイと同様、サポート体制が充実した不動産一括査定サイトといえるでしょう。
イエシルについてもっと詳しく知りたい!という方は、以下の記事をご覧ください。


すまいValue
- 三井不動産リアルティ株式会社
- 住友不動産販売株式会社
- 東急リバブル株式会社
- 野村不動産アーバンネット株式会社
- 三菱地所ハウスネット株式会社
- 小田急不動産株式会社
他の一括査定サイトでは提携業者数を競っていますが、すまいValueは大手6社に絞るという戦略をとっています。
この6社だけで、国内の不動産流通の40%以上を占めています。
特に三井不動産リアルティネットワーク、住友不動産、東急リバブルに関して査定依頼できるサイトはすまいValueのみとなっており、この三社は業界トップ3の会社となっています。
安心・安全感の抜群な不動産一括査定サイトです。
すまいValueについてもっと詳しく知りたい!という方は、以下の記事をご覧下さい。


まとめ | イエイを使って高く売ろう!
本記事では、「イエイ」についての口コミや評判、メリットやデメリットについて詳しくご紹介しました。
結論、イエイは、査定額やサービス面で不動産会社を選びたいという方におすすめのサービスでした。
逆に、有名な大手不動産会社などの名前が売れているところに任せたいという方には、イエイは向きません。
本記事では他の不動産一括サイトについてもご紹介しましたので、不動産の種類や売却の方向性によって、複数のサイトを比較検討することをオススメします。
本記事が、みなさんの不動産売却の成功の助けになれば幸いです。
最後に、記事のおさらいをします。
- 「イエイ」は査定額やサービス面が充実した不動産一括サイト!
- 長い歴史と実績のある信用度の高いサービス
- 一度に最大6社まで査定依頼ができる!
- 査定対応できる不動産の種類が豊富
- 大手から中小企業までの不動産会社と提携