これから不動産を売却しようと考えている人で、
不動産を査定してもらいたいけど、「査定書」って何だかよく分からない…
といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
今回はそんな初心者の方でも分かりやすいように、「不動産の査定書」について解説していきます。
- 不動産査定書の入門知識
- 不動産査定書の無料の作り方
- 不動産査定書のひな形・フォーマット
- 不動産会社が出す査定額の注意点
- 査定書の作成が楽にできる!おすすめの不動産一括査定サイト5選
ぜひ、最後まで読んでいただきたいのですが、実際のところ不動産一括査定サイトを利用するなら、業界で一番人気のある「イエウール」がおすすめです。
イエウールは、全国1600社以上の不動産会社に対応しており、累計利用者数は1000万人越えで、業界No1!
ネット上で査定依頼ができ、全て完全無料で行えます。
最大で6社と売却価格を比較して、一番納得できる価値を選択できるので安心して使うことができるのも魅力です。
[se-mansion]本記事では不動産査定書の作り方について詳しく解説していますが、なかでも不動産一括査定サイトを利用した査定書作成が楽でおすすめです。
おすすめの不動産一括査定サイトについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

目次
不動産の査定書とは?
不動産会社に不動産の売却査定依頼をすると、会社によっては報告書(査定書)を発行してくれます。
この査定書は、買主のために物件の細かい情報を共有する際にも非常に役立ちます。
また、これらの査定書の出来で、どこの不動産会社に依頼するかを選ぶ資料にもなります。
中古の不動産には定価というものがありませんので、不動産会社に依頼をして現在の不動産の価値を調べてもらう必要があります。
査定書とは、こうした細かい内容が記載されているものです。
査定書の内容は不動産会社によって様々
不動産査定書はあくまでも不動産会社が依頼者のために算出したもので、公的な資料ではありません。
そのため、役所などの証明には利用できません。
また査定書の内容は、不動産会社によって異なってきます。
これは各不動産会社の算出方法と、参考にするデータが会社ごとに違うためです。
不動産査定書を作成するときに必要なもの
不動産査定書を作成してもらうとき、特に必要な書類はありません。
不動産会社は、査定をするために
- 土地の面積
- 建物の面積
- 築年数
- 構造
- 前面道路
- 上下水管
などを調べてくれます。
ポイント
もし新築当時のパンフレットや資料をまだ持っている場合、さらに細かな査定ができるので不動産会社に提出しましょう。
作成費用は無料!不動産査定書の作り方
不動産査定書の作り方は2パターン
不動産査定書には2つの種類があり、
- 無料
- 有料
で作成してもらうやり方があります。
2種類の査定書
- 不動産会社が、個人の顧客の不動産を売却するために、作成する無料の査定書。
- 不動産鑑定士が作成する、対象の不動産を様々な観点から価値を判断して査定額を出した、有料の査定書。
不動産会社が作る査定書は、かかった費用を顧客に請求できないため、無料となります。
対して、一般的に「不動産査定書」と言われる不動産鑑定士が作成する査定書は、有料です。
不動産鑑定士が作成する査定書の費用は?
不動産鑑定士が作成する査定書の費用の相場は、15万円〜30万円程度。
鑑定士は国土交通省が定める不動産鑑定評価基準に基づいて、不動産を査定します。
不動産会社が無料で査定書を作成する理由
不動産会社が行う査定は、国が定める評価基準に基づいて行っているわけではありません。
そのため手続きも簡単になっており、評価方法や不動産評価書の形式も規定されていないのです。
不動産会社は不動産を評価する際に、評価のための具体的な手続きをする必要がないため、価格を自由に評価することができます。
つまり、不動産会社の主観を入れても問題がないということです。
多くの人は個人で不動産を売却する際、販売価格を知りたくて、不動産会社に査定書の作成を依頼します。
ポイント
不動産会社が出した査定額は、3カ月以内で売却が可能とみられる価格です。
不動産査定書の無料ひな形・フォーマットは?
不動産査定書のひな形・フォーマットは、以下のリンク先で無料でダウンロードすることができます。
- 価格査定書(戸建て住宅用)(任意書式-2)
- 価格査定書(マンション用)(任意書式-3)
http://www.jl-servicer.co.jp/estate/
不動産会社が出す査定額は正しい?見極める3ポイント
不動産会社が出す査定額は、そのまま鵜呑みに信じるのではなく、根拠のあるものなのかを見極める必要があります。
ここからは、その見極め方をご説明します。
査定書に価格の具体的な記載があるか
査定書に例えば、
査定額は○○万円ですが、売り出し時の価格は○○万円で、上限は○○万円です
などの説明文があれば、信頼できる査定という事になります。
注意
具体的な内容が書かれていない査定は、信用できるとは言えません。
この場合、対象の不動産の周辺の相場についての理解が足りない可能性があります。
査定書の内容は分かりやすいか
また、査定書の分かりやすさも重要です。
読みやすくわかりやすい査定書であれば、物件の情報チラシなども見やすく作成してくれる可能性が高いです。
そうなると興味を持ってくれる購入希望者の目に留まりやすくなります。
しかし、数字ばかりの読みづらい査定書を作成する不動産会社には、注意した方がいいでしょう。
正当な理由で値下げの説明をしてくれるか
不動産の売却では必ずと言っていいほど、値下げの交渉を持ち掛けられます。
少しの値下げは仕方がないかもしれませんが、不動産会社側が希望額以上の値下げには応じられない理由や、値下げをしない正当性を購入希望者にしっかりと説明できれば、売主の希望金額の範囲内で交渉をまとめてくれる可能性が大きいです。
どうしても希望金額の範囲から出てしまう値下げをして売却することになってしまっても、その理由をしっかりと説明してくれる担当者であれば、満足のいく売却ができます。
不動産査定額について2つの注意点
査定価格はあくまでも「助言価格」
注意
不動産会社から提示される査定額は、あくまでも”助言の価格”であって、実際にその金額で売れる事を保証した金額ではありません。
不動産会社の中には、物件の売却を任せて欲しいがために、わざと査定額を高く提示してくる不動産会社もあります。
そのため、見積もりは必ず複数の不動産会社で行い、その提示額の根拠も示してもらうと良いです。
査定価格と売り出し価格は異なる
上記の助言価格と同じで、査定額=売り出し価格ではありません。
複数社の査定額を見て、
- 今自分の不動産がどれぐらいの価値なのか
- 類似物件は現在いくらぐらいで売り出されているのか
を見極める必要があります。
そのためには、インターネットの不動産一括査定サイトなどを利用して、自分の不動産の相場を知らなければなりません。
相場を把握し不動産会社に査定額を提示してもらったら、それを踏まえて売り出し価格を設定していきます。
その後価格交渉などが入り、実際の売却額まで徐々に値下げをしていきます。
査定書の作成依頼は一括査定サイトがおすすめ!厳選5社紹介
不動産の査定をしてもらうのに、一社一社不動産会社に依頼するのは、非常に手間のかかる事です。
そこで、インターネットから登録できる不動産一括査定サイトというものがあります。
全国の不動産会社と提携しており、一度の入力で複数社の不動産会社に査定依頼をすることが可能。
売り手に売却依頼をしてもらいたいと考えている不動産会社は、喜んで査定してくれます。
しかし、売却依頼を取りたいからわざと高い査定額を提示してくる不動産会社もあります。
高い評価を出してくれた不動産会社が正解というわけではありませんので注意が必要です。
ここでは、おすすめの不動産一括査定サイトについて紹介します!
おすすめ1位:イエウール
イエウールは、数ある不動産一括査定サイトの中でも、トップクラスに人気な一括査定サイトです。
完全無料のサービスでありながら、1600社以上ある不動産会社の中から、あなたに最適な不動産会社を提案してくれます。
- 累計利用者数No.1!
- 提携不動産会社数が業界TOPクラス!
- 悪徳業者の排除を徹底している!
累計利用者数No.1!
イエウールのサービス充実度や、利用者の満足度は非常に高く、今までの累計利用者数は1,000万人を突破しています。
もちろん、ただ利用者が多ければ良いという訳ではありませんが、イエウールが一定の高評価を得ていることは事実でしょう。
提携不動産会社数が業界TOPクラス!
イエウールは、約1,600社もの不動産会社と提携しており、あなたにぴったりの不動産会社を最大6社紹介してくれます。
提携不動産会社数が多いと、幅広い地域の様々な物件に対応することができ、物件によりマッチした不動産会社を選ぶことができるのです。
また、イエウールは提携する不動産会社を厳選しているため、イエウールには、質の良い不動産会社が多く集まっているのです。
悪徳業者の排除を徹底している
不動産会社に査定を依頼すると、査定終了後もしつこく営業の電話がかかってくるという評判をよく耳にします。
イエウールでは、利用者からのクレーム・悪評が多い不動産会社に対して、イエウールの運営事務局から注意勧告をしています。
「問合せをしたのに、なんの連絡もない」
「査定依頼をしただけなのに、執拗に売却させようとしてくる」
など、このような利用者の声を重視して、クレームが多い提携会社にはフィードバックを行うなど、対応の改善を求めています。
イエウールの評判や実態を調べた記事もありますので、ご参考にどうぞ!

おすすめ2位:リビンマッチ
リビンマッチは、東証マザーズ上場企業のリビン・テクノロジーズ株式会社が運営する一括査定サイトです。
売却時の一括査定だけでなく、注文住宅の検索、賃貸経営サービスのサポートなど、不動産に関する様々なサービスを展開しています。
- 長い実績と多くの利用者数を誇る!
- 安心安全のサービスを提供!
長い実績と多くの利用者数を誇る!
リビンマッチは2006年に運用が開始され、すでに15年近くの運用実績があります。
またリビンマッチには、年間約9万件もの依頼が殺到しており、不動産一括査定サイトとしての実績も十分にあると言えるでしょう。
この依頼件数の多さが実績に繋がり、リビンマッチは不動産価格の満足度ランキングや、利用したいポータルサイトランキングで1位を獲得しています。
安心安全のサービスを提供!
リビンマッチに加盟している不動産会社は全て、リビンマッチが細かい審査や信用調査を繰り返して判断した会社です。
これらの手厚い取組によって、リビンマッチは質の高い提携会社を増やし、ユーザーに満足してもらえるように努めています。
また、お客様の個人情報や物件情報は徹底的に管理されているので、安心してもらえるような体勢も整っています。
おすすめ3位:スモーラ
Smoolaは、最大9社同時に一括査定ができる、不動産一括査定サイトです。
実は、Smoolaの運営会社は、マンション売却サイトの中でも有名な「マンションナビ」も運営するマンションリサーチ株式会社。
そのためSmoolaは、特にマンション売却に強みを持っています。
- マンション売却が強い!
- 登録会社と提案数が業界TOPクラス!
マンションリサーチを運営会社とするSmoolaでは、マンションの地域別相場価格データをみることができます。
相場価格は、全国各地の約800万件の不動産売買データを基に算出され、市区町村・丁目・番地の他に、マンション名でも検索が可能となっています。
また、査定や相場価格データの対応エリアも、首都圏のみならず全国に対応しています。
マンション査定をもっと知りたい方は、こちらの記事も併せて参考にしてください!
Smoolaが提携している不動産会社は、全国各地にある約900社(2,500店舗)です。
一度の一括査定で、なんと最大9社に査定依頼することができるのです。
この登録会社数と提案数は業界最大級であり、2,500店舗の中から最大9社に査定依頼できるのはSmoolaだけです!
Smoolaの評判や実態を調べた記事もありますので、ご参考にどうぞ!

おすすめ4位:マンションnavi
マンションnaviは、smoolaと同じくマンションリサーチ株式会社が運営するサイトです。
smoola同様、分譲マンションの査定に強いサイトとなっています。
ただし、マンションnaviでは「仲介」「買取」「賃料査定」の3つの検証方法を利用できるという強みがあります。
- 「仲介」「買取」「賃料査定」の3つの検証方法で一括査定が可能
- マンション名を入れただけで査定相場がわかる
通常、賃貸の場合には賃貸専門、売却・買取なら買取専門の業者に依頼しなければなりません。
しかし、マンションnaviであればその手間は不要です。
一括で3種類の方法での査定依頼ができます。
マンションナビでは、マンション名をいれただけで査定相場がわかります。
また、Googleマップから地域のマンション相場が調べられるのも便利なポイントです。
さらに無料のメンバー登録まですれば、マンションの階数や方角といった細かい項目も入力できるため、より詳しく物件情報を検索することができます。
マンション売却に特化した一括査定サイトの中でも、かなりマンション情報が豊富なサイトとなっています。

▼マンションnaviの評判について詳しく知りたい方はコチラ

おすすめ5位:すまいValue
すまいValueは、大手6社の不動産会社が共同運営する不動産一括査定サイトです。
三井不動産・住友不動産販売・東急リバブル・野村不動産グループ・三菱地所リアルエステートサービス・小田急不動産という高い功績をもつ大手不動産会社の査定を受けることができます。
- 唯一、超大手6社の不動産会社に一括査定を依頼できる
- 年に11万件以上が成約!安心と信頼の実績
先述した6社の中でも、特に「三井のリハウス」「東急リバブル」「住友不動産」は、業界内の売上高ランキングのトップ3の超大手不動産会社となっています。
そして、この3社を含む6社に一括で査定依頼ができるのは「すまいValue」だけとなっています。
1年間のうち「すまいValue」を運営する6社の不動産会社に不動産の購入相談をするお客さんの数は、なんと36万組以上となっています。
また、2021年度の契約成立した売買仲介取扱件数は、6社まとめると12万件以上にのぼりました。
誰もが知っている実績ある不動産会社が運営しているため、サイトの利用者のうち96.7%が「トラブルなく安心・安全に取引できた」と回答しています。
すまいValueを運営する不動産会社は、それぞれが全国各地に店舗を持っており、合計で全国に870店舗あります。
全国規模で集めた豊富な情報力で、その地域に合わせた不動産売却をサポートしてくれます。

▼すまいValueの評判について詳しく知りたい方はコチラ

まとめ
不動産査定書は不動産を売却する上で利用することの多い書類です。
一概に不動産査定書と言ってもその書式や種類が沢山ありますので、その内容も異なってきます。
最後に、本記事のおさらいをします。
- 不動産査定書の作り方は有料・無料の2パターンある
- 不動産鑑定士が作成する査定書の費用の相場は15万~30万円
- 不動産会社の作成する不動産査定書は無料
- 無料で査定書を作りたい場合は不動産一括査定サイトの利用がおすすめ
その他のおすすめの不動産一括査定サイトについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
