学資保険検討者
学資保険加入者
松葉 直隆
- 学資保険は教育資金を貯蓄するための保険
- 生命保険のように保障が付く保障型と貯蓄型の2種類
- 返戻率は保険料の払込期間はできるだけ短くすると高くなる
- 学資保険の商品では、ソニー生命の学資保険が返戻率が高くおすすめ
- 見極めが大切な学資保険は、ファイナンシャルプランナーと一緒に検討するのが重要
- 保険選びに迷ったら一度、保険見直しラボなどの保険代理店を利用してみるのもおすすめです
目次
返戻率の高いおすすめ学資保険ランキング
松葉 直隆
つまり、返戻率が高いほど、貯蓄率が高い保険と言えます。
では早速、その返戻率が高いおすすめの学資保険ランキングを見ていきましょう!
保険会社・商品 | 返戻率 |
---|---|
![]() ソニー生命 「学資保険スクエア」 |
100.2〜106.3% |
![]() 明治安田生命 「つみたて学資」 |
103.1〜105.9% |
![]() フコク生命 「みらいのつばさ」 |
102.5〜105.8% |
第4位 日本生命 「ニッセイ学資保険」 |
102.2〜104.9% |
第5位 JA共済 「こども共済」 |
101.0〜104.2% |
第6位 アフラック 夢みるこどもの学資保険 |
96.7〜98.4% |
第7位 かんぽ生命(郵便局) 「はじめのかんぽ」 |
95.2〜98.0% |
第1位|ソニー生命『学資金準備スクエア』
まず初めにご紹介したい学資保険は、ソニー生命が販売する貯蓄型学資保険『学資金準備スクエア』です。
松葉 直隆
学資保険スクエアは、多くのパパ・ママに選ばれ続けて契約件数は147万件を突破。
学資保険検討者
ソニー生命の学資保険加入者
学資金準備スクエアの特徴は、なんといっても高い返戻率で、返戻率を重視するならかなり有用な選択肢になってくる学資保険です。
プランによっては100.2~106.3%になり、かなり高い返戻率を実現する事が可能な学資保険です。
その他、ソニー生命の学資保険で挙げられる特徴は下図も挙げられます。
松葉 直隆
ソニー生命の学資保険に加入した先輩パパ・ママの多くがこのライフプランナーの存在を評価します。
学資保険検討者
ソニー生命のライフプランナーとは、保険のことはもちろん、経済や金融、税務など幅広い知識と豊富な経験を兼ね揃えたプロのこと。
また、ソニー生命の学資保険には「払込免除」という制度も設けられています。
学資保険は、ご両親ではなく子供のためのもの。長い付き合いになる保険です。
是非、ソニー生命の専属のアドバイザーに相談してみて下さいね。
第2位|明治安田生命『つみたて学資』
次にご紹介したい学資保険は、明治安田生命が販売している『つみたて学資』です。
学資保険検討者

明治安田生命の『つみたて学資』は、教育資金の積み立てのみに特化したシンプルな内容が魅力でもあります。
学資保険の受け取り時期は、教育費が最もかかると言われる大学入学および大学在学中。
松葉 直隆
学資保険検討者
松葉 直隆
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第3位|フコク生命『みらいのつばさ』
最後にご紹介したい返戻率の高い学資保険は、フコク生命が販売している学資保険『みらいのつばさ』です。
この学資保険の特徴は、兄弟割引があるということ。
学資保険検討者
学資保険検討者
松葉 直隆
- 医療保障オプションで、入院給付金が日帰り入院から受け取ることができるというオプション
- 定期医療型の場合は入院見舞給付金も入院日額10日分上乗せ
学資保険検討者
松葉 直隆
兄弟の有無や医療保険が必要なのか否かも含め、家庭によってどの学資保険が最適化が変わってきます。
第4位|日本生命『ニッセイ学資保険』
- 学資金の受取方法を2つのプランから選べる
- 加入者向けに「育児相談ホットライン(無料)」を提供している
- 保険料払込免除の条件が厳しい
本商品の学資金の受取プランは、「こども祝金なし型」・「こども祝金あり型」から選ぶことができます。
松葉 直隆
- 被保険者(子)が小学校・中学校・高校に進学する度の祝金の有無
- 保険料払込期間の長さ
- 被保険者(子)と契約者の契約対象年齢
松葉 直隆
なお、保険料払込期間5年の「こども祝金なし型」プランだと、契約者の年齢が60歳代でもOKです。
学資保険検討者
- 契約者:30歳男性
- 子ども:0歳
- 支払い方法:月払
プラン | 保険料 | 払込 期間 |
受取額 | 返戻率 |
---|---|---|---|---|
こども祝金 なし型 |
14180円 | 10年 | 300万円 | 103.7% |
こども祝金 あり型 |
17290円 | 10年 | 300万円 | 102.0% |
なお、女性が「こども祝金なし型」の保険料を年払いで5年間支払うタイプを契約した場合、返戻率は約109%となります。
松葉 直隆
第5位|JA共済『こども共済』
学資金の受け取り時期は、中学プラン・高校プラン・大学プランから選びます。
預けた学資金の受け取り方は「基本型タイプ」・「入学準備型」の2つのプランがあります。
- 子どもの万一の保障もついている
- 加入対象年齢の幅が広い
- 契約後3年以上が経過すると、年度ごとに割戻金をもらえる可能性がある
他社の学資保険は被保険者(子)の年齢は~6歳くらいまでが多いのに対し、『こども共済』なら0~12歳(または11歳)、契約者は18~75歳まで加入可能です。
松葉 直隆
またJA共済の『こども共済』では、お子さんが万が一亡くなってしまったり、後遺障害となった場合の保障があるのがポイント。
この死亡・後遺障害保障をさらに手厚く、そして小学校などに進学するたび祝金を受け取れるのが、にじ・えがおのプラン。
ですがどのプランも、医療保障はついていません。
基本型タイプは、学資金受取開始年齢別の中学・高校・大学プランから選べますが、中学・高校プランを選ぶと元本割れを起こしやすくなります。
- 契約者:30歳男性
- 子ども:0歳
- 支払い方法:月払
- 入学準備型①②は養育年金なし
- 万一の保障:基本型と入学準備型①(にじ)は死亡給付金300万円
プラン | 保険料 | 払込期間 | 受取額 | 返戻率(※) |
---|---|---|---|---|
基本型 | 20559円 | 12年 | 300万円 | 101.3% |
入学準備型① | 12566円 | 22年 | 300万円 | 90.4% |
※返戻率に、割戻金は含まれておりません。
なお大学プランでも、学資金を受け取るギリギリまで月払いで共済金を支払うと、「入学準備型①」のように元本割れになるので注意しましょう。
学資保険検討者
松葉 直隆
返戻率を重視したいならば、払込期間を短くし、払込方法を年払いにするのがおすすめです!
第6位|アフラック『夢みるこどもの学資保険』
松葉 直隆
アフラックも2017年1月に保険料の改定を実施し、『夢みるこどもの学資保険』の保険料は値上げされました。
- 高校・大学入学と大学入学以降に学資金が給付される
- ほとんどの場合、返戻率は100%を下回る
現在では、返戻率は91.9~98.5%です。
もともとは子供の学資金の貯蓄を重視した商品でしたが、いまでは元本割れを起こしてしまいます。
- 契約者:30歳男性
- 子ども:0歳
- 支払い方法:月払
保険料 | 払込期間 | 受取額 | 返戻率 |
---|---|---|---|
25510円 | 10年 | 300万円 | 98.0% |
15270円 | 17年 | 300万円 | 96.3% |
学資保険検討者
松葉 直隆
しかし返戻率が低いだけで、学資金は高校・大学入学時と大学2~4年生までの計5回受け取れたりと、使い勝手の良さには評判があります。
第7位|かんぽ生命(郵便局)『はじめのかんぽ』
2020年3月31日までの期間、かんぽ生命は積極的な保険募集と保険締結を行いません。
ただし、お客様の自発的な意思による保険募集と締結は同期間も行われております。
- 死亡給付金・学資祝金の受け取り方に合わせて3種類のプランがある
- 無配当の傷害医療特約、総合医療特約、災害特約を付加できる
- 契約者配当金を受け取る可能性がある
『はじめのかんぽ』には学資金準備コースとして、以下の3つのコースがあります。
- 「小・中・高+大学入学時」学資金準備コース
- 「大学入学時」学資金準備コース
- 「大学入学時+在学中」学資金準備コース
この主契約に加えて『はじめのかんぽ』では、入院や手術・放射線治療の際に保険金が受け取れる「医療保障特約」の付加が可能です。
「小・中・高+大学入学時」学資金準備コースのみ、加入できる被保険者(子)の年齢は0〜3歳までとなります(他は0〜12歳まで)。
学資保険検討者
松葉 直隆
松葉 直隆
- 契約者:30歳男性
- 子ども:0歳
- 支払い方法:月払
学資金 準備 |
保険料 | 払込 期間 |
受取額 | 返戻率 |
---|---|---|---|---|
大学 入学時 |
9760円 | 18年 | 200万円 | 94.7% |
小中高大 入学時 |
12740円 | 18年 | 250万円 | 94.5% |
大学4年間 | 9700円 | 18年 | 200万円 | 95.2% |
かんぽ生命の『はじめのかんぽ』の返戻率や満期金などの詳細や、元本割れや評判が気になる方は、それぞれ参考にしてみてください。
学資保険は保険会社によって特色が様々なため、どうしても家庭に最適な保険の見極めが難しくなってしまいます。
保険見直しラボなどの保険代理店を利用して、ファイナンシャルプランナーに相性を確認してもらうなどしておくと安心でしょう。
また、保険のことに限らずライフプラン二ングや資金管理といったお金全般に関する質問であれば、ほけんのぜんぶもおすすめできます。
おすすめの保険相談窓口についても、ぜひ参考にしてみてください。
[is-compare]学資保険とは?保険タイプ・こども保険との違い
学資保険検討者
ランキングを紹介したついでに、基本の知識も押さえていきたいと思います。
松葉 直隆
こども一人の教育費がどの程度必要になってくるか、具体的な金額をみなさんはご存知でしょうか。
下の図をご覧ください。
上の図をご覧の通り、一般の家庭にとっては、かなり重い負担になりますよね。
学資保険はそのような経済的な負担を小さい時から保険料として貯蓄しておき、満期(18~22歳が一般的)に祝い金などの形で、保険金を受け取るという保険です。
また、ただ貯蓄するのではなく、学資保険には満期に受け取る保険金に数%プラスして返してくれるというポイントがあります。
松葉 直隆
学資保険は「貯蓄型」と「保障型」の2タイプ
次に学資保険について考える際に、絶対に外せない要素が「学資保険のタイプ」についてです。
学資保険のタイプとは学資保険の保障の形の違いで、主に学資保険には「貯蓄型」と「保障型」の二つがあります。
例えば保障型の学資保険は、両親のどちらかが亡くなった場合に、保険金が受け取れる生命保険のような保障が付いてくるものや、亡くなった後の教育資金を支援してくれる育英年金等などが保障に組み込まれています。
松葉 直隆
学資保険と「こども保険」の違い
学資保険検討者
学資保険とこども保険ってどこか似通っているというか、似ていた違いが区別しにいくいですよね。
学資保険とこども保険の違いを一言でまとめると、「保障の違い」です。
先述した通り学資保険には「保障型」というタイプがあり、保障型学資保険も”もしも”の時の保障というのが保障内容にあります。
松葉 直隆
おすすめの学資保険についてのページも参考にしてみてください。
学資保険の返戻率とは?
学資保険を選ぶ上で最も重要と言われているものが、「返戻率」です。
では、この返戻率とはどういった数字なのでしょうか?
返戻率の求め方
返戻率とは、支払う保険料に対する、受け取る金額の割合のことです。
保険料支払い総額が100万円、受け取り金総額が110万円の場合、
返戻率=110万円÷100万円×100=110%
つまり、返戻率が100%以上のものでないと、損をしてしまうことになります。
学資保険を選ぶ際は、この返戻率に注意しましょう。
加入するなら高返戻率、低価格な今。まだ間に合います!
今後、更に金利が下がる一方だとも言われている日本経済。
学資保険検討
松葉 直隆
※2019年も各保険会社学資保険の利率を下げており、2020年も利率が下がる傾向にあると言われています※
今後はマイナス金利の影響で保険料が上がっていく予想もされている学資保険。
少しでも保険料が安く、返戻率が高いうちに加入を検討しましょう。
ソニー生命では無料での相談が可能ですので、学資保険を検討されている方は早い段階での相談をおすすめします。
学資保険の返戻率を高める3つの方法
学資保険検討者
はじめに「返戻率の高いおすすめの学資保険」を紹介しましたが、返戻率が違うと保険をどう使っていくのか?という点においても大きく異なってきます。
ですので、ここからは学資保険の返戻率(へんれいりつ)を変化させる払込期間~給付までに出来るコツについてご紹介したいと思います。
学資保険の返戻率はどの商品でも”あること”をすることで返戻率が上がる傾向にあります。
その傾向が大きく出る二つのポイントは、主に以下の3つになります。
これから払込期間から出来る事について、ご紹介したいと思います。
返戻率を上げる方法①「年払い」にする
まず、返戻率をあげるために保険料の払込期間に出来る事は、保険料の支払い方についてです。
ソニー生命の学資保険の場合のものになりますが、年払いに設定することで年間で約「756円お得」になります。
松葉 直隆
学資保険検討者
学資保険検討者
しかし、実際学資保険に加入されている方は保険料を月々で支払うケースが最も多いのが事実です。
こればかりは各家庭で経済力とにらめっこしながら、無理ない範囲で決めましょう。
損をしないためにも、保険代理店でいくつかのパターンをシミュレーションしておくと良いでしょう。
\プロの目線で保険を比較/
返戻率を上げる方法②払込は早く給付時期は遅く
次に紹介したいのは、返戻率を上げるために出来ることです。
松葉 直隆
返戻率を上げるために契約者ができることは、払込を早めに終わらせ、給付時期を遅らせることのです。
なぜこれで返戻率が上がるのでしょうか。
なぜなら、保険会社は私たちの保険料で投資をしているからです。
投資するお金を早めに払って長い期間保険会社にお金を預けて入れば、その分多くの収益を出すことができます。
つまり、収益が多く出た分だけ保険料を安くすることができるのです。
そのため、給付時期を遅らせると保険会社側が1回あたりに支払う保険料が高くなります。
一方で、払込を早めに終わらせることで保険会社に長く保険料を預けることになりますが、保険料支払回数は変わらないため、1回あたりに支払う保険料は上がらないものの返戻率は上がります。
すなわち、大学入学前や成人祝金を中心に受け取るプランを選ぶことで返戻率を高めることができます。
専任のライフプランナーが対応してくれる学資保険で、商品の説明と家計の相談をしてみるのがおすすめです。
松葉 直隆
返戻率を上げる方法➂不要な特約をつけない
保険は、主契約と特約で成り立っています。
主契約とは、必ず契約しなければいけない部分のことです。
一方で特約というのは、必ずしも契約する必要がない部分のことです。子供の医療保険や育英年金、払込免除特約などのことです。
一見魅力的な特約ですが、必要以上に特約を付けてしまうと肝心な返戻率が下がってしまいます。
というのも、特約を付けることで払い込んだ保険料の一部が特約の準備金として充てられてしまうからです。
確かに安心が欲しいがために特約をたくさんつけたい気持ちももわかります。
しかし、そうするのであれば貯蓄は貯蓄(学資保険)、保障は保障(医療保険や死亡保険など)と分けたほうがベストな保険選びができるでしょう。
返戻率だけじゃない!学資保険を選ぶために絶対押さえておくべきポイント
松葉 直隆
この記事では返戻率をかなり中心的に扱ってきましたが、そもそも学資保険は貯蓄を目的とした保険です。
その貯蓄性を見た際、返戻率にともなって数%お金が返ってくるというのが学資保険の利点なのですが、返戻率を重視すぎて見落としがちになりそうなものがいくつかあります。
これからその見逃しがちな内容である「学資保険のタイプ」と「保障内容」についてご紹介したいと思います。
学資保険の選び方①返戻率に惑わされるな!
学資保険検討者
学資保険の「貯蓄型」は貯蓄を重視した学資保険で、「保障型」は貯蓄性は欠けますが、保障内容が貯蓄型よりも充実しているタイプの保険です。
返戻率という点だけから見ると貯蓄型のほうが圧倒的に有利で、貯蓄性のみで考えてしまうと貯蓄型一択になってしまいます。
学資保険は予め貯蓄をしておき、学費が必要になる満期のタイミングで保険金を受取る保険です。
ですが、子どものための保険という観点から考えると、学資保険以外にも例えば「生命保険」が挙げられます。
親御さんが亡くなった後も「現在の様な生活を続けていけるのか」という点に置いては疑問が残るのも事実。
そういう時のために生命保険を掛けておくことで、教育・生活資金を担保しておくことが可能なのです。
なお、学資保険の保障型には、生命保険のような保障が付いてくる保険があったり、教育資金に使える育英年金等の保障が付いてくるものがあります。
松葉 直隆
このあたりは、「どんな保障が必要なのか?」という点に大きく依存するので、1つ押さえておきたい点として学資保険には返戻率を重視した貯蓄型だけではなく、保障型もチェックしておくと良いでしょう。
学資保険の選び方②返戻率だけでなく保障内容もチェック
学資保険検討者
学資保険に加入する際は、タイプだけでなく保障内容も返戻率と天秤にかけて保険を検討するべきです。
一般的にどのような学資保険にも、親御さんに万が一の事が遭った場合に、保険料が免除されるという保障が付いています。
この点も、どんな事があっても教育資金は確保出来るという学資保険に加入するメリットではあるのですが、もしもこの保障がない学資保険が存在したとします。
その学資保険はかなり返戻率が高く、一見かなり魅力的に見えますが、万が一の際の保障がありません。
松葉 直隆
このようなケースは少し極端ではありますが、どんな学資保険でも「返戻率」のみに注力するのではなく、「保障」という観点からも学資保険に考察し、最も自分にあった学資保険を選択する必要があります。
どんな学資保険でも返戻率が高いに越したことはありませんが、返戻率が高いからと言って、万人に向いている学資保険とは言い切れないことを頭に入れておいて下さい。
本当に必要な学資保険とは?後悔しない選び方を紹介
マネーR読者
松葉 直隆
貯蓄型学資保険がおすすめの方
返戻率の高さで商品を選ぶべき方は、以下の条件に当てはまる方です。
- 親御さんが死亡保険に加入している
- 現時点で貯蓄はあるものの、教育に向けた貯金に自信がない
親御さんが死亡保険などに加入している場合は、死亡保険金が育英年金の代わりになります。
また、COOP共済の「たすけあい ジュニア20コース」や全労済(こくみん共済)の「こども保障」に加入されている子どもは、ほんの少額ですが扶養者事故死亡・重度障害の保障も受けています。
健康的な生活を心がけており、お子さんが未成年のうちの親御さんの病死を想定されない方は、貯蓄型の学資保険を選ぶべきでしょう。
保障型学資保険がおすすめの方
一方、返戻率の高さよりも保障内容を比較して商品を選ぶべき方は、以下の条件に当てはまる方です。
- 育英年金によって、契約者の万一の時に向けてお金を担保しておきたい
- 教育資金は現時点の貯金ではなく、将来的な供給を前提に計画している
学資保険の加入を検討中の方々は、将来の収入を前提として子どもの教育費を計算されているかと思われます。
親御さんが死亡保険に未加入で、現時点で貯金額が少ない場合は、育英年金を用意できる保障型の保険に加入することをおすすめします。
保険代理店を味方につければ学資保険選びは簡単になる!
学資保険は特徴が様々なことや条件によって返戻率が大きく異なることから、一人一人適切な保険が異なります。
必要な時に必要な金額を用意するためにも、ファイナンシャルプランナーと相談して適切な保険を見つけるのがおすすめです。
保険代理店を使うことで中立な立場からアドバイスもらうことができます!
なぜ保険代理店を使ったほうがいいの?
保険に入りたいなら直接保険会社に行けばいいのに、なぜ保険代理店が存在し、利用する人が増えているのでしょうか。
- FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
- 二重に保障されている部分などを見つけてもらえる
- 何度でも無料で相談可能
FPに相談しながら複数の保険を見比べることができる
生命保険だけでも全国に約40社の保険会社があり、それぞれの会社に10~50個の保険商品を扱っているため、最大2,000個の保険商品の中から自分に合った保険を選ぶことになります。
保険を見比べるために保険会社に足を運んでも、勿論その保険会社は他社の保険のことは紹介してくれません。
気になる会社に1社ずつ足を運ぶ手間を省いてくれるのが保険代理店なのです。
さらに、保険代理店ではFP(ファイナンシャルプランナー)が直接相談に乗ってくれるため、複数の保険の比較に加えて家計に関するアドバイスまでもらうことが出来ます!
一人一人に適した保険アドバイスがもらえる
膨大な数ある保険商品に複数加入する場合、二重の保障がされている、保障が抜けてしまっているなどの事態が発生していることがあります。
これらの問題点を発見し、あなたにとって本当に必要なものを教えてくれます。
何度でも無料で相談可能
前述のような、保険の見直しに対して手厚いサポートをしてくれる保険代理店ですが、なんといくら相談しても無料なのです!
「新しい保険に入ることを考えている」「ライフステージが変わったため、保険を見直したい」などとお考えの方は、ぜひ気軽に一度保険代理店を利用してみることをおすすめします。
困ったら「保険見直しラボ」に相談しよう
保険見直しラボでは、業界歴の長さを活かして将来性の高い保険の提案をしてくれます。
また、訪問型の保険代理店なので、近場のカフェや自宅といった都合の良い場所で保険の相談ができるのも楽でうれしいですね。
特に、子供が小さく外出がを控えたい方や仕事の時間の関係で店舗に行けない方に人気が高いです。
【保険見直しラボの無料相談の流れ】
保険見直しラボは訪問型の保険代理店のため、自宅、勤務先など都合の良い場所まで相談員が来てくれます。
保険の見直しに関するアドバイスはもちろん、加入を検討している保険の診断もしてくれます。
保険に関する知識がない方でも、保険の基礎からしっかり話してくれるので安心です。
一人一人の希望やライフプランに合わせて複数社の保険商品の中から、比較検討して最適な保険の提案をしてもらえます。
多くの保険代理店では、保険相談をするとプレゼントがもらえるキャンペーンを実施していますが、保険見直しラボでは以下の商品をもらうことができます。
プレゼント目当てで利用する店舗を選ぶという方は中々珍しいかもしれませんが、意外と高級な商品もあったりするので楽しみの一つにしても良いと思います。
複数の保険代理店を使うと保険選びの精度がさらに上がる!
ここまで、保険代理店を使うべき理由について解説してきましたが、1社ではなく複数の保険代理店を利用することをおすすめします。
保険代理店の数も年々増えていて、代理店によっても扱っている保険会社が異なっています。
そして、1人の相談員ではなく複数の人からの意見を聞いた方がより多くの情報から自分にとって最適な判断をすることができるでしょう。
まずは、店舗に出向かなくても電話やメールで気軽に相談可能な保険見直しラボに一度相談してみることをおすすめします。
- 代理店によって扱っている保険会社が異なるから
- 1人の相談員の意見に偏らないようにするため
▼以下の表を参考に、利用したい保険代理店を複数選んでみてください!
学資保険に加入すべき人はこんな人!メリットとデメリット
正直、学資保険って本当におすすめなんですか?メリットとデメリットを教えて下さい
学資保険に加入しようか迷ってる…」という人はもしかすると、インターネット上で学資保険について「学資保険は要らない」という意見を見たかもしれません。
もちろん学資保険には、必要な方と不必要な方がいます。
松葉 直隆
学資保険に加入すべき人とメリット
それでは、学資保険への加入をおすすめしたい人や加入によりメリットを感じられる方を紹介したいと思います。
主にメリットになる方にはこのような特徴が挙げられます。
学資保険に加入することをおすすめする人は、「貯蓄が苦手な人」という点が最も大きいと思います。
不思議なもので、保険料として貯蓄していくのと、預金・定期預金に貯蓄していくのでは保険料の方が義務という印象が強いせいか貯蓄しやすいです。
松葉 直隆
「どうしても教育資金は残したい」という方にも向いています。
学資保険には親御さんに万が一が遭った際に、保険料の支払いが免除される保障があらかじめ付いているケースが多いので、通常10年払わないといけなくても、途中で何かあったらしっかりと教育資金を確保できます。
しかし、これが通常の貯蓄の場合だと、同じように同額・貯蓄していくという計画を立てても、その途中で何かあってしまった場合は、確保が難しくなってきます。
松葉 直隆
税金が安くなる
民間の保険会社に保険料を払うと、税金(所得税と住民税)が安くなるというメリットがあります。
もちろん、学資保険も生命保険料控除の対象です。
生命保険料控除には、「一般保険料控除」、「介護保険料控除」、「個人年金保険料控除」の3種類があるのですが、学資保険は一般保険料控除の対象になります。
保険料を払った分だけ、課税所得金額から控除されます。
所得税、住民税それぞれの所得控除額は以下の通りです。(平成24年度1月1日以降の新制度適用の場合)
所得税
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払保険料の金額 |
20,000円超40,000円以下 | 支払保険料×1/2+10,000円 |
40,000円超80,000円以下 | 支払保険料×1/4+20,000円 |
80,000円超 | 一律40,000円 |
住民税
年間の支払保険料 | 控除額 |
---|---|
12,000円以下 | 支払保険料の金額 |
12,000円超32,000円以下 | 支払保険料×1/2+6,000円 |
32,000円超56,000円以下 | 支払保険料×4/1+14,000円 |
56,000円超 | 一律28,000円 |
会社員は年末調整、自営業の方は確定申告することによって生命保険料控除を受けることができます。
- 貯蓄が苦手な人
- どうしても教育資金は残したい人
- 税金が安くなる
学資保険に加入しなくてもいい人とデメリット
次は反対に、学資保険に加入しなくても大丈夫な人とデメリットをご紹介したいと思います。
すでに貯蓄を蓄えてある人
貯蓄が蓄えてある人は、学資保険に加入する必要性は薄いのではないでしょうか。
その貯蓄で学費を賄えるのであれば、学資保険に加入する必要はありません。
しかし、その貯蓄が学費以外のための貯蓄であれば、学資保険に加入するか検討するのもありでしょう。
学資保険は「利率が低い」?
学資保険は場合によっては、10〜15年間保険会社にお金を預けておきます。
その期間につくお金は、返戻率から考えると多くても10%、つまり一割程度ですよね。
この金額は、銀行預金が0.001なんて言われている時代ですから、預金に預けておくよりも大きな利率ではありますが、低いと感じる方がいるのも事実です。
特にその傾向が見られるのは、ご自分で既に資産運用を出来る環境にある方です。
自分で既に資産を運用しており、もしそれが年1%でも増えて入れば、15年にすると15%資産が増えることになり、返戻率から考えてもかなり大きな数字ですね(安定して1%というのは簡単に見えますが、素人には難しいです)。
ですが、これは元々そういう環境がある方の話で、学資を貯めるために、素人が資産運用を開始するというのはリスクなどから考えるとまた別の議論になってきます。
また、学資保険にはその他にも保障がついてくるので、資産運用と比べておすすめできる・おすすめできないは、人それぞれになるでしょう。
資産運用をしている方にとっては、学資保険の利率の低さがデメリットと思うのかもしれませんね。
- すでに貯蓄を蓄えてある人
- 自身で資産運用をしている人
松葉 直隆
\学資保険はプロに相談/
学資保険の解約方法は?
学資保険検討者
学資保険に加入した人の中には、途中で必要性を感じられず、解約するというケースもあるようです。
学資保険のみにとどまらず、生命保険は途中で解約をするとリスクがつきもの。
ですので、ここからは学資保険の解約方法について解説していきたいと思います。
解約時は必要書類を郵送or窓口で
学資保険の解約の手順は保険会社によって様々ですが、大まかな流れは大体一緒です。
JA共済や郵便局など窓口が近くにある学資保険の場合は、窓口で手続きをする方が早く解約できる事が多いです。
学資保険を解約するときは解約返戻金が最重要!
松葉 直隆
この解約返戻金は、契約年数が長ければ長いほどパーセンテージが大きくなりやすく、このあたりは支払った保険料が戻ってくる割合なので、しっかりチェックしておきたい点です。
100万円の保険料支払っていて「あと数年持っておけば解約返戻金が5~6%違う…」という場合は、5〜6万円に該当します。
なので学資保険を解約する際は、解約返戻金についてしっかりとチェックしておきましょう。
その学資保険、本当に解約しちゃって大丈夫…?
その学資保険、本当に解約しちゃって大丈夫ですか?
というのも、一回契約したからには満期まで支払ってしまった方がオトクなのは確かですし、一時的な経済苦などについては対処出来る場合があります。
主な対処法は以下になります。
- 契約者貸付制度を利用する
- 一部解約をする
上記について詳しくご説明致します。
学資保険は返戻率で選ぼう!
いかがでしたでしょうか?
今回は主に、学資保険の概要やおすすめの学資保険・返戻率などについてご紹介させて頂きました。
返戻率というのは学資保険において重要な要素ではありますが、そこだけに注目してしまうともっと良い保険・保障を見逃してしまうかもしれません。
ですが、保険見直しラボや、ランキング1位で紹介した ソニー生命『学資金準備スクエア』 のようにプロのプランナーに相談できるサービスも増えています。
相談は無料かつ今なら豪華商品プレゼントキャンペーンを実施中のところも多いので、ぜひ自分に合った保険か見極めてみて下さいね。
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