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「個人年金保険とは?」をわかりやすく解説!所得控除で税金を軽減!

個人年金保険が気になってるけど、どんな内容の保険なの?

そう感じていませんか?

個人年金保険は、所得控除を活用して、お得に年金を積み立てられると人気です。

その一方で、「どんなメリットやデメリットがあるのか、いまいちわからない…」という方も多いですよね。

そこで、この記事では、個人年金についてわかりやすく解説します。

また、個人年金保険の種類や公的年金との違いについてもご紹介。

年金について深く考えたことがない方でもスルッとわかるよう、やさしくお伝えしています。

ぜひご覧ください。

「個人年金保険とは?」をざっくり言うと
  • 個人年金保険とは、自主的に老後資金を積み立てる私的年金のこと
  • 個人年金保険と公的年金の違いは、加入義務や年金の受取金額など
  • 個人年金保険は受取期間や受取額、保証期間で分類できる
  • 個人年金保険は、お得に年金を積み立てやすいことがメリット
  • 個人年金保険のデメリットは、状況によって損してしまうケースがあること
  • 個人年金保険は「年金かけはし」などがおすすめ

「個人年金保険とは?」をわかりやすく解説!

個人年金保険_とは
個人年金保険の仕組みがわかれば老後の生活のため、より賢い選択をする際に役立ちます。

そこで「個人年金保険とは何なのか」や「公的年金との違いは何か」について、わかりやすくご紹介しますね!

個人年金保険は自主的に老後のお金を積み立てられるサービス

個人年金保険とは_個人年金保険個人年金保険とは、将来のために自らお金を準備できるサービスのことです。

年金と言うと、国からもらえる国民年金や厚生年金のことを思い浮かべる人が多いと思いますが、現在は個人年金保険に加入する人が増えています。

その一因として、「老後の資金は2,000万円必要」とまとめた報告書を金融庁金融審議会が発表したことがあげられます(2019年6月)。

その報告書には、以下のように記されています。

(1)長寿化に伴い、資産寿命を延ばすことが必要
前述のとおり、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では毎月の不足額の平均は約5万円であり、まだ20~30年の人生があるとすれば、不足額の総額は単純計算で1,300万円~2,000万円になる。この金額はあくまで平均の不足額から導きだしたものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。当然不足しない場合もありうるが、これまでより長く生きる以上、いずれにせよ今までより多くのお金が必要となり、長く生きることに応じて資産寿命を延ばすことが必要になってくるものと考えられる。

出典:https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf

また総務省の統計では、「高齢無職世帯は月に約26万円が必要」との報告書も(家計調査年報(家計収支編)2018年(平成30年))あります。

これに対し、夫が40年厚生年金に入り、妻が専業主婦の場合、年金受取額は1ヶ月で約22万円となるシミュレーション結果に。

この場合、毎月4万円が足りなくなります。

このように、公的機関が「年金だけでは老後の生活費用をまかなうことが難しい」としているのが、現在の日本の状況です。

こういった流れがあり、自主的に年金を積み立てる個人年金保険のニーズは、増加傾向となっています。

個人年金保険と公的年金の違い

個人年金保険とは_違い私たちが働かなくなった老後にお金を受け取れるサービスには、個人年金保険のほかに、国民年金などが含まれる公的年金があります。

似たようなサービスで違いがわからない方もいると思うので、以下の表で個人年金保険と公的年金の違いをまとめてみました。

項目 個人年金保険 公的年金
加入義務 なし あり
年金の受取金額 自身の運用成績による 国が決める
取扱期間 保険会社
保険料 契約によって異なる 一律
障害状態になった場合 契約によって異なる 障害年金を受給できる

*表は端末に応じてスクロールできます。

上記のように、個人年金保険と公的年金の違いは、加入義務や年金の受取額など様々な点が挙げられます。

個人年金保険の2大メリット

個人年金保険_メリット

個人年金のメリットは、大きく分けると以下の2つです。

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット①:所得控除で税金が安くなることがある

個人年金保険とは_所得控除個人年金の最大のメリットは、「一般生命保険料控除」や「個人年金保険料控除」などの所得控除で税金が安くなることです。

所得税や住民税が安くなるケースがあるので、税金を安くしながら老後の備えができます。

まず、「一般生命保険料控除」とは、生命保険、学資保険などの保険料を所得から差し引ける控除です。

また、「個人年金保険料控除」とは、個人年金の保険料を所得から差し引ける控除です。

「個人年金保険料控除」は以下の条件を全て満たした場合に受けられます。

個人年金保険料控除の対象条件
  1. 年金の受取人が契約者、もしくはその配偶者のいずれか
  2. 年金の受取人が被保険者と同じ
  3. 保険料の支払期間が10年以上
  4. 年金受取開始年齢が60歳以降かつ、年金受取期間が10年以上(確定年金・有期年金の場合のみ)

これらの条件を満たしていれば、一般生命保険料控除の上限を超えていても、保険料を税金から差し引けるので安心です。

なお、一般生命保険料控除や個人年金保険料控除は年末調整で申告できます。

その際には保険会社から送られてくる生命保険料控除証明書が必要になりますので、取っておきましょう。

年末調整の際には、「給与所得者の保険料控除申告書」の個人年金保険料の欄に記入することになります。

メリット②:貯金するよりお金が増える可能性が高い

個人年金保険とは_増える個人年金保険には、貯金よりも積立額が増えやすいというメリットもあります。

貯金は金利が安すぎて、お金はほとんど増えません。

定期預金の金利は0.010%~0.020%と言われています。

ですが、個人年金保険の利率は30年の積立で返戻率が107%の場合、約0.098%です。

返戻率は加入する個人年金保険によって異なりますが、約4倍の差があると言えます。

MEMO
返戻率とは、支払った保険料に対する年金受取額の割合のこと。
返戻率の計算方法は、「受取年金総額÷払込保険料総額×100」です。

個人年金保険のデメリット2つ

個人年金保険_デメリット

個人年金保険には以下のようなデメリットもあります。

それぞれ見ていきましょう。

デメリット①:支払額より受取額の方が少なくなる可能性がある

個人年金保険とは_少なくなる個人年金保険は状況によって元本割れする恐れがあることがデメリットです。

途中解約した際や、保険料支払時点で被保険者が死亡した際などには、支払額の方が大きくなることもあります。

また、変額個人年金に加入した場合には運用成績がふるわず、受取額が減る可能性もあります。

個人年金保険に加入する際には、これらのデメリットがあることをおさえておきましょう。

デメリット②:インフレが進むと損する可能性がある

個人年金保険とは_インフレ個人年金保険の中でも、受け取れる金額が決まっている確定年金の場合にはインフレに注意が必要です。

物価が上昇すると相対的にお金の価値が下がるので、実質的には受取額で損してしまうかもしれません。

例えば、個人年金保険加入時にはジュース1本が100円で買えたとしましょう。

ですが、個人年金保険の受取時にはジュース1本が200円になった場合、お金の価値は半分に…。

このようにお金の価値が下がることで、実質的には損してしまうケースが考えられるんです。

これは極端な例ですが、個人年金保険はインフレに弱い特徴がある点も把握しておいてくださいね。

個人年金保険の10個の種類

個人年金保険とは_種類個人年金保険には、3つの観点で分けられる10個の種類があります。

個人年金保険の種類を分ける3つの観点とは、以下のとおりです。

個人年金保険の種類を分ける3つの観点
受け取り期間

  1. 確定年金
    受け取れる年金の金額や、受け取る期間が決まっている個人年金保険
  2. 有期年金
    受け取り期間中に生きている場合のみ受け取れる個人年金保険
  3. 終身年金
    死ぬまで年金を受け取れるタイプの個人年金保険

受取額

  1. 定額年金
    契約時に将来受け取れる金額が決まっている個人年金保険
  2. 変額年金
    運用の良し悪しで受け取れる年金額が変わる個人年金保険

保障期間の有無

  1. 保証期間あり
    保障期間中は生死にかからわず年金を受け取れる個人年金保険
  2. 保証期間なし
    場合によっては年金を受け取れない個人年金保険

3つの観点別に詳しく見ていきましょう。

個人年金保険の種類|受け取り期間編

受け取り期間別_個人年金保険
個人年金保険を受け取り期間別に分けると、以下のようになります。

受取期間別に見る個人年金保険の種類

それぞれの詳しい特徴について見ていきましょう。

種類①:確定年金

個人年金保険とは_確定年金確定年金とは、年金の受取期間や金額が決まっているタイプの個人年金保険です。

年金受取期間中に被保険者が死亡した場合には、残っている受取額にあたる分のお金を遺族が受け取れます。

被保険者の生死に関わらず、しっかりと年金を受け取りたい方におすすめです。

なお、年金の受取期間は保険会社によって異なります。

種類②:有期年金

個人年金保険とは_有期年金有期年金とは所定の受取期間中に、被保険者が生きている場合のみ受け取れる個人年金保険のこと。

受取期間中に被保険者が死亡した場合、年金を受け取れなくなってしまう点に注意が必要です。

その代わり、有期年金は保険料が低めに設定されています。

種類③:終身年金

個人年金保険とは_終身年金終身年金とは、被保険者が死亡するまで年金を受け取れるタイプの個人年金保険です。

長生きするほどたくさんの年金をもらえることが、終身年金保険の特徴です。

その一方で、早く亡くなった場合には、受取額より支払額の方が多くなる恐れもあるので要注意です。

終身年金は体が頑丈な人や、日ごろから健康に気を付けている人におすすめです。

個人年金保険の種類|受取額編

受け取り額別_個人年金保険

個人年金保険は受取額によって以下の2つに分けられます。

受取額から見る個人年金保険の種類

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

種類①:定額年金

個人年金保険とは_定額年金定額年金とは、契約する際に将来の年金受取額が決まっている個人年金保険のことです。

あらかじめ受給額が固定されているので、将来設計をしやすいことが特徴です。

前もってしっかり貯めてるんだから、元本割れは絶対避けたいな…

そんな方には定額年金がおすすめです。

種類②:変額年金

個人年金保険とは_変額年金変額年金とは、運用の良し悪しによって将来受け取れる年金額が変わるタイプの個人年金保険です。

状況によっては定額年金よりも受給額を大きく増やせることが、変額年金のメリットです。

また、物価の上昇時にも損を出しにくい点も魅力的です。

その一方で変額年金には、元本割れのリスクもあるので気を付けましょう。

個人年金保険の種類|保証期間編

個人年金保険_保証期間

個人年金保険の中には、保証期間があるものとないものがあります。

保証期間とは、無条件で年金を受け取れる期間のことです。

保証期間がある個人年金保険には、以下の2種類があります。

保証期間ありの個人年金保険における2つの種類

被保険者の死亡時に備えるために有効なので、どんな特徴があるのか、わかりやすく解説しますね!

種類①:保証期間付有期年金

個人年金保険とは_保証期間有期保証期間付有期年金とは保証期間内の場合に限り、被保険者の生死に関係なく年金を受け取れる個人年金保険のことです。

保証期間内に被保険者が死亡した場合、残っている年金額相当のお金を遺族が受け取れます。

保証期間が終わった後に受取期間がある場合には、被保険者の死亡時から年金を受け取れません。

種類②:保証期間付終身年金

個人年金保険とは_保証期間終身保証期間付終身年金とは保証期間内に限り、被保険者の生死を問わず年金を受給できる個人年金保険です。

保証期間内に被保険者が死亡した時には、残っている年金に対応する金額を遺族が受給できます。

終身年金に保証期間を設けた個人年金保険が、保証期間付終身年金保険です。

本当におすすめできる個人年金保険5選

個人年金保険とは_おすすめここまで記事を読んで、「個人年金に入りたい」と思った方もいると思います。

そこで、この見出しでは、数ある個人年金保険の中から、本当におすすめできる個人年金保険を厳選して紹介したいと思います。

おすすめの個人年金保険は以下の5つです。

それぞれの個人年金保険について詳しく見ていきましょう。

年金かけはし

個人年金保険とは_年金かけはし

出典:明治安田生命

年金かけはしは、明治安田生命が提供している個人年金保険です。

年金方式で受取る方法に加えて、一括で受け取ることもできるのが特徴です。

個人年金保険の中でも、返戻率が特に高いのが特徴です。

要するに、支払う金額に対して、受け取れる金額が多いということです。

年金かけはしはかなりお得な年金保険と言えます。

たのしみ未来

個人年金保険とは_たのしみ未来

出典:住友生命

たのしみ未来は住友生命保険が提供している個人年金保険です。

保険料を払い込んでいる期間の死亡保障を抑えることで、年金の受取額を大きくしているのが特徴です。

年金の受け取り期間を5年から15年まで選べるのもうれしいですね。

変額個人年金保険(ソニー生命)

個人年金保険とは_ソニー

出典:ソニー生命

変額個人年金保険はソニー生命が提供する個人年金保険です。

変額個人年金保険では、運用先を債権、日本株式など8種類の中から自分で選ぶことができます。

うまく運用すれば、ほかの個人年金保険よりも大幅に多い年金を受け取れる可能性もあります。

ライフロード

個人年金保険とは_ライフロード

出典:ライフロード

ライフロードはJA共済が提供する個人年金保険です。

少ない掛け金の割に、返戻率が高く設定されているのが特徴です。

返戻率は金利に応じて変化するので、ほかの個人年金保険よりも多くの金額が受け取れる可能性もあります。

こだわり個人年金

個人年金保険とは_こだわり

出典:マニュライフ生命

こだわり個人年金はマニュライフ生命が提供している個人年金保険です。

外貨建ての商品なので、日本でインフレが起きた時にも損しにくいのが特徴です。

年金は外貨で受け取ることも、日本円で受け取ることもできます。

個人年金保険のまとめ

個人年金保険_とは

「個人年金保険とは?」のまとめ
  • 個人年金保険とは、自主的に老後資金を積み立てる私的年金のこと
  • 個人年金保険と公的年金の違いは、加入義務や年金の受取金額など
  • 個人年金保険は受取期間や受取額、保証期間で分類できる
  • 個人年金保険は、お得に年金を積み立てやすいことがメリット
  • 個人年金保険のデメリットは、状況によって損してしまうケースがあること
  • 個人年金保険は「年金かけはし」などがおすすめ

個人年金保険の特徴を把握しておけば、賢く老後資金を積み立てられます。

所得控除を活用しながら、定期預金よりも高い利率での運用が期待できるので、将来の備えとして有力です。

その一方で、損してしまうリスクがあることも把握しておかなければいけません。

途中解約や被保険者の早期死亡による元本割れや、実質的に受取額で損をするインフレリスクには要注意です。

それぞれの種類における特徴をふまえ、あなたに合った個人年金保険を見つけてください。

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