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個人年金のおすすめランキング!返戻率が高い個人年金保険とおすすめな選び方

老後のために個人年金を始めてみたいけど、おすすめってどれ…?

損をしない個人年金はどれ?

なんてお悩みではないですか?

確かに、老後について明るい未来の話を聞かないこのご時世老後資産は自分で保障しなくては不安ですよね。

しかしいざ、個人年金を始めようと思っても種類はたくさんあってどれが自分にぴったりの個人年金保険か判断するのは意外と難しいもの。

そんな皆さんの課題を解決できるように、この記事では個人年金加入者100人にアンケートした結果を踏まえながら、加入者がおすすめする個人年金の選び方をご紹介!

さらに実際に人気のある個人年金の料金・サービス比較から、返戻率ランキングTOP10なども解説します。

また、個人年金記事の相談におすすめの保険相談についても紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

先に”おすすめの個人年金ランキングTOP10”を知りたい

なぜ個人年金保険が必要なのか?30~50代からの老後資金のシミュレーション

個人年金_おすすめ01

まずは、そもそもなぜ個人年金保険が必要なのか?いったい、いくらくらいあったら老後は安心なのか?について簡単にチェックしましょう。

平成29年に金融広報中央委員会が行った『老後に必要な生活費』に関するアンケートによると、60~70代の回答者は一月当たりの生活費に『最低でも28万円』が必要と回答しています。

実際に総務省の家系調査によると、60~70代を含む2人以上の世帯の1ヶ月の平均支出は『約25万円』という結果に。

この金額には住居費は含まれないため、家賃などは別途でかかることを考慮に入れなければなりません

  • 60~70代は、一月当たり『最低でも28万円』が必要と感じている
  • 実際の60~70代の2人以上の世帯では一月当たり『約25万円』の支出がある(*住居費は除く)

個人年金_おすすめ02

一方で厚生労働省が示す、【平均的な収入・40年間就業・配偶者は全期間に渡って無職の家庭】というモデルケースでは、国民年金・厚生年金から受け取ることのできる年金の合計は世帯で『月額約22万円』としています。

この計算からすると、一般的な会社員が受けることができる年金は、60~70代が必要と感じている金額はおろか、実際に平均的に使っている金額にも足りていません。

上記のような事実からも、もはや公的年金だけでの生活は厳しく『自分で』老後の資産形成をしなければならないということがわかります。

  • 一般的な会社員の場合、受け取ることのできる公的年金の合計はひと世帯『約22万円』
  • 老後の平均的な生活費は25万円なので一月3万円も足りていない。

老後までに準備しておく資金の最低金額の目安は、65歳まで働いたとしても【3万円(平均支出25万円-もらえる年金22万)×12ヶ月×平均寿命までの年数】ということになります。

例えば、あなたが今30代なら『世帯で2160万円』、40代なら『世帯で1800万円』、50代なら『世帯で1440万円』を準備しておかなければ、平均水準の生活はできないということになります。

では、どのように老後の資産を形成していけばいいのでしょうか。

その手段としてもっともポピュラーなのが、『個人年金保険』です。


MEMO
老後の資金をより多く形成したいなら、個人年金保険がまとめて比較できる無料の保険相談窓口を利用してみましょう。

自宅や近くカフェなど好きな場所まで、ファイナンシャルプランナーが足を運んでくれる保険見直しラボが人気を集めています。

1分でわかる!個人年金保険とは?

個人年金_おすすめ03

公的年金が実際に老後で必要とされる金額には到底満たず、今後は自分で老後資産を確保しておく必要があること前章で解説しました。

そこでここでは、老後資産の確保の手段としての『個人年金保険』について簡単に解説します。

先に年金加入者100人がおすすめする個人年金の選び方が知りたい人はこちら

個人年金保険ざっくりまとめると?
  • 公的年金に上乗せして給付されることが保証される制度
  • 払い込んだ保険料を保険会社が運用することで、将来返ってくる年金額を増やすことができるというのが特徴
  • 個人年金保険は受取期間・保証期間・積立方法でそれぞれ分類できる

個人年金保険の分類:公的年金と私的年金

個人年金保険とは、生命保険の一種で保険会社と私的に契約をする私的年金で、公的年金に上乗せして給付することが保証される制度です。

そもそも年金には『公的年金と私的年金』のふたつの分類があり、個人年金保険は『私的年金』に当たります。
個人年金_おすすめ04

出典:厚生労働省公式HP

図の赤い部分のように、国民年金・厚生年金とは別に個人的に年金制度に加入することを言います。

これにより、自営に場合は国民年金・個人年金の2種類会社員の場合は国民年金・厚生年金・個人年金と3種類の年金を老後に受け取ることができるようになります

「増やす」「受け取る」「残す」の機能がある

個人年金保険とは、ある年齢まで保険料を支払い支払ったお金にかかる利率や保険会社に運用してもらうことで、将来支払ったお金が増えて返ってくるというシステムです。

他にも年金の種類によっては、被保険者が死亡後も遺族に年金が支払われます

つまり個人年金保険には、「増やす」「受け取る」「残す」という機能を貯金に付け加えることができるのです。

この機能は、日本国民が加入する義務のある公的年金にも、他の資産形成の方法にもない個人年金保険ならではの特徴といえます。

個人年金保険は3つに分類できる

今や個人年金保険の種類は多様で様々な観点から分類できます。

ここでは「受取期間」「保証期間」「積み立て方法」の3つの分類方法で個人年金保険の種類を把握しましょう。

受取期間で分類

受取期間で個人年金を分類する場合、以下のような種類の個人年金があります。

個人年金保険の種類 内容
終身年金 被保険者が生存している限り、一生涯年金を受け取れる
有期年金 被保険者が生存している限り契約時に決めた一定期間だけ年金を受け取れる
確定年金 被保険者の生死に関係なく契約時に決めた一定期間だけ年金を受け取れる

保証期間で分類する

保証期間で個人年金保険を分類する場合、次のような種類があります。

個人年金保険の種類 内容
保証期間付終身年金 年金受取期間は一生涯で、保証期間中に死亡した場合は、遺族にも年金が支払われる。
保証付有期年金 被保険者が生存している限り、契約時に決めた一定期間だけ年金を受け取れる。保証期間中に死亡した場合は、遺族に年金が支払われる。

積立方法で分類する

積立方法で個人年金保険を分類する場合、次のような種類があります。

個人年金保険の種類 内容
変額個人年金保険 積み立てる保険料を「国内外の株や債券」で運用するなどさらに投資要素の強い個人年金保険。ハイリターンを狙えるが、元割れするリスクもある
外貨建て個人年金保険 積み立てる保険料を「外貨」で運用する投資要素の強い個人年金保険
円建て個人年金保険 積み立てる保険料を、「国内株や債券」で運用することで運用益を得る個人年金保険。リターンは低いがローリスク。

個人年金保険の種類まとめ

少し複雑な話でしたが、「受取期間」「保証期間」「積み立て方法」の3つの種類の個人年金を抑えておきましょう!

さてこの章の最後に、ポイントをおさらいしましょう

個人年金保険ざっくりまとめると?
  • 公的年金に上乗せして給付されることが保証される制度
  • 払い込んだ保険料を保険会社が運用することで、将来返ってくる年金額を増やすことができるというのが特徴
  • 個人年金保険は受取期間・保証期間・積立方法でそれぞれ分類できる
MEMO

ローリスクな円建て個人年金保険で老後資産の形成をするなら『住友生命

円建てでも返戻率はトップレベル

まずは、あなたの条件で返戻率がどのくらいになるのか、まずはファイナンシャルプランナーとシミュレーションをしてみましょう。

経験豊富なファイナンシャルプランナーが多く、強引な勧誘を禁止している保険見直しラボは、一人一人に適したオーダーメイドな保障内容を提案してくれるのでおすすめです。

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個人年金加入者100人が協力!みんなが加入しているおすすめ選び方アンケート

個人年金とは、公的年金にプラスして年金をもらうためにプラスして貯蓄することということを解説しました。

とはいえ加入するにも『どのくらいの保険料が相場?』『どのプランにしたらいいの?』などなど

不安は尽きないですよね。

そこで今回はゼロはじが2019年12月〜2020年1月にかけて独自に行った、『個人年金保険加入者100人アンケート』を紹介します。

本アンケートでは、個人年金への加入タイミングや月々の払込保険料の相場や利用目的・加入動機まで、

皆さんの個人年金プラン設計の参考になる情報を集めました!

調査概要

【調査対象】個人年金保険加入者100名

【調査方法】独自アンケート調査

【調査期間】2019年12月25日〜2020年1月8日

【調査会社】株式会社Kcabo

*本アンケートの二次利用に関してはお問い合わせフォームからお問い合わせください。

個人年金加入時の年齢・職業

今回アンケートに答えていただいた個人年金加入者が個人年金保険で積立を始めた年齢は、20歳未満から50歳以上と幅広いことがわかります。

もっとも割合の高い年齢層は21〜30歳の間と、個人年金加入者の多くが20代から個人年金の積立を始めています。

また加入当時の職業は会社員がもっとも多く、次に個人事業主、アルバイト・パートと続きます。

もっとも少ないのは学生ですが、少なからず学生から積立を始める方もいるということがわかりますね。

個人年金加入者の年齢・職業
  • 21~30歳がもっとも多く、次に31~40歳
  • 職業は会社員の人が多い

みんなはなぜ個人年金に加入しようと思ったの?

老後の貯蓄と言ったら個人年金保険だけでなく、投資や普通預金、積立NISAなど様々な方法があります。

では、個人年金加入者はなぜ個人年金に加入しようと思ったのでしょうか

もっとも多かった理由は『公的年金に不安があるから』でした。

今後は公的年金が減っていくとがささやかれていますが、それに対する不安から個人年金保険を始める方が多いようです。

また他にも『自力で貯金ができない』と、個人年金保険の貯蓄性の高さから個人年金保険が選ばれているようです。

普通預金よりお金が増える』『証がついている』『節税できる』など、普通預金よりも優れているとして、個人年金が選ばれています。

なぜみんな加入したのか?
  • 公的年金に不安があるけれど、自分で貯金ができないからという人が多い
  • また、普通預金よりお金が増えることや保証がついているということを決め手にしている人が多い

みんなの毎月の払込保険料はどのくらい?

次に毎月の払込保険料についてのアンケート結果を解説します。

本アンケートのデータは、年払い・一括払いの場合や複数人の支払いを同時に行っている場合でもその総額から、一人当たりの毎月の払込保険料を割り出したものです。

今回のアンケートではもっとも割合の高い払込保険料は『10,001~15,000円』という結果になりました。

アンケート対象の個人年金保険加入者の役半分は約1万〜1万5千円の保険料で積立を行っているようです。

1万円以下・約1万5千〜2万の占める割合はほぼ一緒で、それぞれ20%前後を占めています。

払込保険料の相場はだいたい1万〜1万5千円とみても良いでしょう。

みんなの毎月の保険料はいくらなのか?
  • だいたい1~1万5千円の人が多い

みんなの個人年金保険プランは?

続いて個人年金保険のプランについてアンケー結果です。

プランは『積立方法』『年金受け取り期間』の2つの観点から調査しました。

積立方法

まず積立タイプを紹介します。

個人年金保険の積立タイプは、回答者の約半分が円建て個人年金と回答しました。

一方で円建てよりもより返戻率の高く、より投資要素の高い『変額個人年金』『外貨建て個人年金』では変額個人年金の方が圧倒的に高い結果となりました。

この結果は、外貨建て個人年金のリリースが最近であったことも影響していると考えられます。

いづれにせよ、よりリスクの高い個人年金を選択する加入者は、円建て個人年金を若干下回る46%に留まりました。

みんなどんな個人年金に入っているのか?
  • 手堅く円建て個人年金を選ぶ人が多い

受け取り期間

次に受け取り期間を紹介します。

受け取り期間に関しては偏りがなく、どの期間もだいたい同じくらいの割合であることがわかります。
中でも終身年金がもっとも多く、手厚く老後の準備をする方が多いようです。

みんなの受け取り期間は?
  • 終身年金か確定年金がもっとも多い
おさらい
  • 終身保険・・・
 

みんなは個人年金を選ぶときに何を重視した?

続いて、個人年金に加入している方々がどのような点を重視して個人年金を選んだのかを調査しました。

もっとも多かった意見は、『月々の払込保険料』でした。

同じプランや払込期間でも保険会社によっては払込保険料が違うので、個人年金加入者はその点を重視して保険会社を選んでいるようです。

次に重視した点は、『保障内容』です。

保障があるということは、個人年金を利用する魅力でもあります。

そのため、保障内容は個人年金加入者にとっても重視したい点でもあるようです。

他にも、保険会社の安全性や対応・周囲の反応など保険会社自体が信用できるものかどうかも、選ぶ際に重要な項目になっているようです。

みんなは選ぶときに何を重視したか
  • 払込保険料が安いところを選んでいるがNo1
  • 保証内容・返戻率は次に多い結果に。

個人年金保険おすすめランキングTOP10

個人年金_おすすめ9

円建て個人年金サービス比較表
保険会社名 住友生命:たのしみワンダフル 明治安田生命:年金かけはし 日本生命:みらいのカタチ JA共済:ライフロード 三井住友海上あいおい生命:&LIFE 第一生命:しあわせ物語 コフク生命:みらいプラス
保険料払込免除の有無 払込保険料相当額が返還
受け取り方法 10年確定年金・一括受け取り 5年確定年金・10年確定年金 ・一括受け取り 五年保証付終身年金・10年確定年金 5/10/15年受け取りのいずれかを選択 10年保証付終身年金or 5/10/15年確定年金 10年確定年金前厚型or5/10年確定年金or一括受け取り
5/10/15年確定年金
払込方法 年2回・年1回・月払い 月払い・年払い 月払い・半年払い・年払い 月払い・年払い 月払い・年払い 月払い・半年払い・年払い 月払い・半年払い・年払い
返戻率 106.31% 105% 105.14% 106.57% 101.36% 104.67% 103%
払込期間/受給期間(年) 30年/10年 35年/10年 30年/10年 30年/10年 30年/10年 30年/10年 30年/10年
個人年金保険おすすめランキング
  1. マニュライフ生命 こだわり個人年金
  2. ソニー生命 変額個人年金
  3. 住友生命 たのしみワンダフル
  4. 明治安田生命 年金かけはし
  5. 日本生命 みらいのカタチ
  6. JA共済 ライフロード
  7. 三井住友会場あいおい生命 &LIFE個人年金
  8. 第一生命 しあわせ物語
  9. フコク生命 みらいプラス
  10. 明治安田生命 じぶんの積立

今回のランキングを参考にいくつか目星をつけて、実際に返戻率を保険見直しラボで相談するのが上手な選び方です。

おすすめの個人年金 第1位:マニュアルライフ生命「こだわり個人年金」

個人年金_おすすめ10

マニュアルライフ生命の評価
返戻率
(5.0)
払込の柔軟性
(5.0)
受け取り方の多様性
(4.5)
保証
(5.0)
信頼性
(4.0)

おすすめの個人年金第1位はマニュアルライフ生命の「こだわり年金」です。

こだわり年金の他社にはない魅力は、特に払込の柔軟性が高いことです。

こだわり年金の保険料の払込は停止、再開をすることができます

ライフイベントに合わせて、保険料の払込を調節することができるので早期から年金を始めたいという方にもおすすめです。


また返戻率も外貨建てなので、円建ての個人年金よりも高くなっています

支払いの柔軟性、返戻率を特に重視したい人にはぴったりの個人年金です。

マニュアルライフ生命の詳細

個人年金_おすすめ11

外貨建てのため高い金利を望め、平均1.5~3.0%

さらに最低保証が1.5%。

保険料の支払いを停止、再開できるので無理なく老後に備えることができる

また保険料の減額もでき柔軟性は抜群。(増額・減らした後に元に戻すことはできない。)

円高のため保険料払込期間を延長して、円安まで受け取りを先延ばし…なんてこともできる。

期間の延長は何回でもすることができる

外貨建てでも最低保証積立利率も決まっており、為替変動のリスクの軽減も期待できる。

こだわり個人年金に加入する人の評判で多かったものは『外貨建てなので、金利が高い』です。

日本の個人年金保険は金利が低いからという理由でマニュアルライフ生命のこだわり年金に加入する方は多いようです。

おすすめの個人年金 第2位:ソニー生命「変額個人年金保険」

個人年金_おすすめ12

ソニー生命の評価
返戻率
(4.0)
払込の柔軟性
(5.0)
受け取り方の多様性
(4.0)
保証
(5.0)
信頼性
(5.0)

ソニー生命の「変額個人年金保険」は変額個人年金なので円建ての個人年金よりも返戻率が高くなります。

障害状態になった時の払込免除もあり払込ができなくなれば以後の保険料が不要になるなど、長期の積立も安心してできます。

受け取り方も多様で、積立額から運用益が出た場合、運用益分を引き出すことができるなど他の保険会社では受けれられないサービスをしているところが注目ポイントです。

ソニー生命の詳細

株や債券を運用する変額個人年金のため、金利は高い

うまくいけば、+7.0%になることもありかなり大きなリターンを見込める。

身体障害や障害状態になった時の払込免除の制度があり、払込ができなくなれば以後の保険料を不要になる。

積立金額の増・減もできる。

変額個人年金のため、年金額は一定じゃないが、期間内であれば定額個人年金への変更もできる。

年金支払時開始日の繰り下げもすることができる。

また、積立金額から運用益が出た場合、運用益を引き出すこともできる。

運用実績の最低額保証はない。

ただし死亡後も死亡給付金が遺族に支払われる保証がなされている。

ソニー生命は利回りの良さや、受け取りの柔軟性が主に評価されています。

おすすめの個人年金 第3位:住友生命「たのしみワンダフル」

個人年金_おすすめ_住友生命

住友生命の評価
返戻率
(3.5)
払込の柔軟性
(4.0)
受け取り方の多様性
(3.5)
保証
(4.0)
信頼性
(5.0)

住友生命の「たのしみワンダフル」は円建て個人年金で、返戻率がトップレベルです

特に20-30代で積立をした場合、約108%の返戻率とかなり高い水準になっています。

かつ、障害状態になった時の払込免除制度もあり安心して長期的に積み立てることができます

外貨建てでリスクのある年金に入るより、安心で確実な円建ての個人年金がしたいという方にはもっともおすすめです。

住友生命の詳細

20~30代で年金受け取りだった場合→約108%

40~50代で年金受け取りだった場合→約105%

保険料払込期間満了後、年金受け取り開始まで据置(すえおき)期間を設けることで、年金額を増やすことができる

身体障害や障害状態になった時の払込免除の制度があり、払込ができなくなれば以後の保険料の払込が不要になる。

積立金額の増・減もできる。

年間の受け取り回数が選べる。

円建ての個人年金のため、外貨建てや変動保険ほどのリスクはない。

死亡した場合には遺族に死亡給付金が支払われる。

住友生命の「たのしみワンダフル」は、円建ての個人年金としては返戻率が高いという点が特に評価されています。

おすすめの個人年金 第4位:明治安田生命「年金かけはし」

個人年金_おすすめ14

住友生命の評価
返戻率
(3.0)
払込の柔軟性
(4.0)
受け取り方の多様性
(3.5)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

明治安田生は国内でも有数の大手保険会社のため、安心感や信頼度は高いです。

年金かけはし」の返戻率も上位3位には見劣りしますが、高い水準と言えます。

毎月の払込最低額が6000円で少額から個人年金保険を始めることができるという点が特徴です。

少額から始めることができれば生活の負担も軽減でき、安心して長期の積立をすることができます。

明治安田生命の詳細

20代で年金受け取りの場合→約107%

40代で年金受け取りの場合→約103%

40代以降の加入は返戻率が低め。

月額の保険料払込が6000円から始められて、生活の負担がすくない。

年金受け取り式、一括受け取り式がある。

年間の受け取り回数が選べる。

障害状態などによる保険料払込免除の仕組みがなく、そのような状態になったとなった時の払込が困難になるリスクがある。

明治安田生命の年金かけはしは、老舗が展開するというサービスなだけあって、信頼性が高く人気です。

金利は低いですが、そうしたリスクの低さからローリターンでも銀行よりはまし、と資産形成に利用する方が多いようです。

おすすめの個人年金 第5位:日本生命「みらいのカタチ 年金保険」

個人年金_おすすめ16

日本生命の評価
返戻率
(2.5)
払込の柔軟性
(4.5)
受け取り方の多様性
(2.5)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

日本生命の「みらいのカタチ 年金保険」は円建て個人年金の中でも返戻率が高い水準にある個人年金です

また通常であれば契約時に受け取り方法を決定しますが、日本生命の個人年金では年金受け取り開始時に受け取り方を設定できます。

年金受け取りにするか、一括受け取りにするか、、などその時の状況に合わせて年金の受け取り時期を変更できるということになります。

他にも終身年金に切り替えることができるなど、受け取り方の多様性が特徴です

日本生命の詳細

20-30代で年金受け取りの場合→約105%

他保険会社と比べても高い水準。

ケガや病気になった時には、払込を一時中断することができる

年金受け取り開始時に受け取り方法を決めることができる。

終身年金に切り替えることもできる

保険料払込免除約定があり、所定の三大疾病になった場合に保険料の払込が免除される

おすすめの個人年金 第6位:JA共済「ライフロード」

個人年金_おすすめ18

JA共済の評価
返戻率
(3.0)
払込の柔軟性
(2.0)
受け取り方の多様性
(3.5)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

JA共済の特徴は、契約6年以降になると変動利率が開始されるという点です。

これにより、金利は一定ではなく金利が上がればリターンも増えることになります

さらに最低利率は保証されているので、どのように金利が動いたとしても上乗せが発生するような仕組みになっているのです。

このようにJA共済の「ライフロード」は独自の最低額保証制度による返戻率が魅了的な個人年金保険と言えます。

JA共済の詳細

返戻率は、契約5年で0.5%固定されており、契約6年以降から変動利率が開始されます

利率が上がればリターンも増えます。

また利率が下がった場合は0.75%の最低利率が保証されているので、金利がどう動いたとしても上乗せが発生する仕組み。

最低保障年金は30代に契約をした場合、約105%の返戻率になる。

払込の柔軟性はなく、他の保険会社と比べても月々の払込保険料は高め。(その分貯蓄できるが)

受け取り方は、5/10/15年のいずれかを選択

最低保証年金額がある。

最低保障年金は30代に契約をした場合、約105%の返戻率になる。

JA共済のライフロードは個人年金保険控除を受けることができ、かつ最低保証がくがあるというのが魅了で人気の高い保険会社です。

おすすめの個人年金 第7位:三井住友海上あいおい生命「&LIFE 個人年金」

個人年金_おすすめ19

三井住友海上あいおい生命の評価
返戻率
(3.0)
払込の柔軟性
(4.0)
受け取り方の多様性
(3.5)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

三井住友海上あいおい生命の「&LIFE」個人年金は、大手保険会社が運営しているプランということもあり人気の高い個人年金です。

特徴としては受け取り方の多様で、10年保証付きの終身年金も選択肢として選ぶことができます。

保証期間中に被保険者が死亡すれば、遺族は死亡給付金を受け取ることができます。

また終身年金なので、健康で長生きするほどお得になるという魅力があります

三井住友海上あいおい生命の詳細

契約年齢が30歳で65歳満了の場合で受け取り年数が30年(95歳まで)=約101%

他の保険会社と比べてもかなり返戻率は低い。

一時的に保険料が支払えなくなっても、「自動振替貸付」が利用できる

受け取り方は確定年金か、10年保証付き終身年金かによってことなる

確定年金の場合受け取り年数は、5/10/15年から選ぶことができる

被保険者が死亡した場合も、遺族が死亡給付金を受け取ることができる

一方で、保険料の払込免除がないので怪我をし保険料の支払いが困難になった時に解約をしなければならないリスクがあります。

三井住友海上あいおい生命は特に終身型個人年金が人気です。

おすすめの個人年金 第8位:第一生命「しあわせ物語」

個人年金_おすすめ20

第一生命の評価
返戻率
(2.0)
払込の柔軟性
(4.0)
受け取り方の多様性
(3.5)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

第一生命の「しあわせ物語」は円建て個人年金として、ランキング内では返戻率が高いとは言えません

しかし大手保険会社ということもあり、倒産などによるリスクが低いため依然として人気の保険会社です。

最近では第一生命の個人年金に加え、他の株や信託投資等の他の投資商品と併用する利用者も増えているようです。

第一生命の詳細

20-30代で年金受け取りの場合→約104%

ランキング内の他の保険会社と比べても返戻率は低め。

さらに40代以降の加入は返戻率が低め。

保険料払込免除などの免除制度はない。

一時的に払込が難しくなった場合は自動貸付で建て替えてもらえる。

5/10/15年の中から受け取り年数を選べる。

年金受け取りの年齢が90歳まで拡大され、他の保険会社よりも範囲が広い。

所得税・住民税の控除を受けることができ、節税対策にもなる。

第一生命も、大手かつ老舗の保険会社のため信頼度は高く人気の個人年金です。

こういった信頼度の高さから、若い方にも利用されています。

ただし、返戻率はそこまで高くはないので、第一生命で少額積立をして他の投資商品を併用するという方も多いよう。

おすすめの個人年金 第9位:フコク生命「みらいプラス」

個人年金_おすすめ22

フコク生命の評価
返戻率
(2.0)
払込の柔軟性
(3.0)
受け取り方の多様性
(3.0)
保証
(2.0)
信頼性
(3.0)

コフク生命の「みらいプラス」は特に返戻率の魅力がランキング内の他の保険会社の中では見劣りします

しかし年金受け取り開始期間を、1歳単位で設定できるなど柔軟に計画を立てることができるなど独自のサービスを展開しています

さらにコフク生命の対応は感じがいいと口コミでも評価が高く、その点でも人気のある保険会社です。

こちらも第一生命と同様、他の投資商品と併用する利用者も増えているようです。

フコク生命の詳細

20-30歳からで受け取り開始が65歳の場合→約103%

ランキング内の他の保険会社と比べても返戻率は低め。

40歳以降だとさらに低くなる

ただし、保険料払込期間を過ぎた後に据置期間を設定することも可能なので、この場合は返戻率を上げることができる。

支払い方法は、月払い・半年払い・年払いの3つのみ

受け取り方は、10年確定年金前厚型(最初の5年の年金額を増やす)、5.10確定年金、一括受取の4種類

保険料払込後、年金受け取り開始まで据置期間を作ることができる。

年金受取年齢の設定は、1歳単位でできるので、柔軟に計画を立てられる。

保険料払込免除はないため、怪我や事故にあった場合支払い困難になるリスクがある

フコク生命は他の保険会社よりも対応がいいとの評判が多く見られます。

ただし返戻率に関しては高いとは言えないので、他の投資商品で資産形成をすることもあるそう。

おすすめの個人年金 第10位:明治安田生命「じぶんの積立」

個人年金_おすすめ24

明治安田生命の評価
返戻率
(2.0)
払込の柔軟性
(1.0)
受け取り方の多様性
(3.0)
保証
(2.0)
信頼性
(4.0)

明治安田生命の「じぶんの積立」は、他の個人年金とは大きく異なり、短期契約特化の個人年金保険です。

保険料の払込期間は5年で、年金受け取り期間は10年になります。

積立金額の上限もあり、払込の柔軟性はないため多額の積立はできません。

一方で短期間での積立になるため、通常よりも遅い時期から個人年金を始めたい場合や、短期間でリターンが欲しい場合などでは他の保険会社にはないメリットになるでしょう

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返戻率は契約年数によって変わる。

3-5年→100%

7年→101%

10年→103%

10年で103%と短期間で高い水準まで返戻率が上がる。

一方で10年以内の解約の場合はプラスにならない。

毎月の積立額は、5,000/10,000/15,000/20,000の4つから選ぶことができる。

上限は20,000円の積立のため、それ以上の額の積立はできない。

払込方法は、月支払いのみ

保険期間が10年間のみと、比較的短期の加入

障害状態などによる保険料払込免除の仕組みがなく、そのような状態になったとなった時の払込が困難になるリスクがある。

死亡保障があり、死亡した場合は遺族に死亡給付金が支給される。

元本保証があり、10年以内に解約をしても解約返戻率は100%

じぶんの積立は元割れをしない、という点が高く評価されています。

一方で少額の積立&短期の加入ということもあり、老後の資産形成という点では他の保険会社と比べて高額の貯蓄は難しい。

この中で気になる個人年金保険があったらファイナンシャルプランナーと一緒に返戻率などのシミュレーションをしてみましょう。

一人一人の、収入、家族構成、年齢など様々な要因を考慮して適切な保険の提案をしてくれます。

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個人年金保険のメリット・デメリットは?

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前章では様々なタイプの個人年金保険の分類があり、それぞれの内容が大きく異なることを紹介しました。

このように様々な個人年金保険があるということは、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ここでは、個人年金保険を利用すること自体のメリット・デメリットを確認しましょう。

個人年金保険のメリット

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個人年金保険を利用することのメリットは、主に4つです。

  • 普通の貯金よりも断然利回りがいい。元本を上回る可能性が高い。
  • 個人年金保険控除が適用され、所得税や住民税を減税できる効果がある。
  • 元本保証があって損する確率も比較的低い。
  • 強制力が強く、貯金を確実にできる。

普通の預金のようにお金を貯められかつ増えて戻ってくるというのが、個人年金保険の最大の魅力です。

特に年金額が決まっている確定年金の場合、元本を超える年金額の受給を期待できます。

節税対策にも有効で、契約期間の数十年を累計するとかなりの額の節税効果を期待できることも特徴です。

さらに個人年金保険は一度加入すると、強制力が強く貯金が苦手でも自分でやるより確実に老後資産を形成することができます

個人年金保険のデメリット

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個人年金保険は、元本よりも大きい額が返ってくることが魅了ですが同時にリスクもあります。

個人年金保険のデメリットは以下の通りです。

  • 年金額が確定している確定年金ではインフレ対応できない
  • 短期で途中解約をしたり、保険会社が運用に失敗した場合元本を下回るリスクがある
  • 保険会社が倒産したら、元本を下回るリスクがある

このように、個人年金保険のデメリットは主に元本を下回るリスクがあるということです。

インフレに対応できないというデメリットは、外貨運用の個人年金保険であれば回避できるリスクですが、反対に運用に失敗した場合などのリスクが大きくなります。

個人年金保険を検討する場合、必ず上記のいづれかのリスクはついてまわります。

個人年金保険に加入した方がいい人はこういう人

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上記のメリット・デメリットを踏まえて個人年金保険に加入した方がいい人はどのような人でしょうか。

  • 資産形成の中でもよりローリスクな方法で、資産形成をしたい
  • 普通預金をするよりもお金を増やしたい
  • 老後の貯金を確実にしたい

これらのように、まず元本よりも資産を増やしたいと思っていることが前提で、かつよりローリスクがいいと思うなら個人年金保険が最適な選択でしょう。

元本より増やさなくていいから、確実にと思うなら普通預金が最適であると言えます。

また元本より増やしたくて、リスクがあっていいからもっとリターンが欲しいと思うなら株や信託投資といった方法があります。(*詳しくは個人年金保険以外の方法の章へ)

どうやって個人年金保険を選ぶ?おすすめの選び方5つのポイント

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個人年金保険は基本的に一度契約したら途中で契約を破棄しないことが前提にプランが作られています。

そのため途中で契約を解約すると、保険料として払った総額よりも返戻金が少なくなってしまって損をする…なんてこともあります。

この章では、そんな失敗をしないために必ずチェックしたい選び方のポイントについて解説します。

個人年金保険 選び方5つのポイント
  • 個人年金保険の種類はどうするか
  • 返戻金率はどのくらいか
  • 年金の受け取り方は柔軟か
  • 保険料の支払い方法は多様か
  • 保険料払込免除はあるか

個人年金保険の種類はどうするか

個人年金保険とは?の章でも確認したように、個人年金保険には3つの分類がありその中でも様々なタイプがあります。

そこでまずはタイプを考えるよりも、自分の年齢から今後起こるライフイベントを見越してプランを決めましょう

例えば、20~30代のうちであれば、結婚や出産、お子さんの成長に伴ってかかる生活費…そんな出費が見込めます。

この場合できるだけ低額で積立ができることや、一時的に払込を中止できるなど払込の柔軟性が欲しいですよね。

自分のライフイベントに合わせて、年金の積立をする年齢はいつにするか?受取期間はどうするか?保証は必要か?など分類の切り口から自分に適するものを選んでいくと良いでしょう。

返戻率はどのくらいか

個人年金保険を始める大きなメリットの1つは、普通預金よりも利回りがいいというところです。

そのため個人年金保険はできるだけ返戻率の高いものがいいですよね。

またこの返戻率をどのくらい重視し、どのくらいリスクを取れるかによってまた選ぶプランが異なります。

そもそもプランはどうするかも考え、複数社で返戻率を比較すると良いでしょう。

個人年金保険の受け取り方は柔軟か

個人年金保険の受け取り方は、自分の老後のライフプランによって選ばなければならない重要な事項の1つです。

保険会社によっては、1歳ごとに設定できるプランもあれば、年金受け取りの時期になったら決めることができるものもあります。

今お勤めしている会社ではどのくらい勤務する予定なのかをはじめとし、早期退職や転職などの可能性はあるかなども考えてライフプランを立てましょう。

また終身年金か有期年金か、保証付年金かで考える必要がありますが、それぞれ月々の保険料の値段が関わってくるので、積立始める年齢から逆算することも必要です。

保険料の支払い方法は多様か

保険会社・個人年金保険のプランによっては保険料の支払いを減額したり、支払いを一時的に停止したり再開したりできます。

個人年金保険は長期に渡っての契約なので、どの保険会社・プランが最適かを支払い方法でチェックしましょう。

保険料の払込免除はあるか

積立開始から保険料受け取りまで、自分になんらかの問題が起き働けない状況になった時のために保険料の払込免除の有無は非常に重要な項目です。

他にも払込免除の有無だけでなく、条件まで比較することがポイントです。

自力で判断するのが難しければ、プロに頼る

保険は、様々な要因を加味して選ばなければなりません。

もし知識や選択に不安がある方は、保険のプロでありるファイナンシャルプランナーに相談してみると、無駄のない選択ができます。

相談は何回でも無料な上に無理に加入を勧められることもないので、都合がつくならば一度は利用しておきたいものです。

ほけんの窓口など店舗型が流行りましたが、最近では自宅や近所のカフェなどにファイナンシャルプランナーが来てくれる保険見直しラボという保険代理店が人気です。

子育て中の方やお仕事などで忙しい方でも、時間を作りやすいことがメリットと言えます。

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加入をする前に!自分に合った個人年金を選ぶためにチェックしたい4つのポイント

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ここまで、個人年金保険のメリット・デメリットから選び方、見直しの仕方まで解説しましたが、結局まとめるとどのようなことに注意をすれば失敗しないのでしょうか。

ここではこれまでの解説の総括として、個人年金保険で失敗しないために最終的に確認したい4つのことについて解説します。

個人年金保険で確認するべき4つのこと
  • 支払い方法に無理がないか
  • 設定金額に無理がないか
  • 元本保証があるかないか
  • 十分に安心できる企業かどうか

支払い方法に無理がないか

支払い方法の確認は個人年金保険の長期の契約という性質上、重要なポイントです。

保険会社・プランによって異なりますが、月払い・年払い・一時払い等があります。

ご自身の年齢、就業状況、転職などの可能性などを加味してライフステージにあった支払い方法を選びましょう。

設定金額は無理がないか

毎月の支払いの金額は無理のないように設定しましょう。

この点を少し多めに見積もってしまうと、何かあった時に一時払込停止や最悪の場合解約をしなければなりません。

どっちにせよ解約をすると損をする可能性もあるので、設定金額は余裕を持って設定しているか確認することは大切です。

元本保証があるかないか

外貨建て個人年金保険や変額型個人年金保険に加入した場合、少なくとも保険会社が運用に失敗してしまうといったリスクがあります。

最悪の場合元本よりも返戻金が少なくなってしまう、元割れを起こす可能性もあるということです。

この最悪の結果を防ぐために、元本保証がある個人年金保険を利用するという選択肢があります。

元本保証があれば、積み立てた額よりプラスにはならないが最低でも支払った金額の返戻金は見込めます。

このようなリスクヘッジを検討している場合は、元本保証があるかないかは必ず問い合わせましょう。

十分に安心できる企業か

老後の資産形成ということですから、かなりの額を保険会社に預けることになります。

そのため、十分に安心できる企業かどうかは重要な確認項目です。

返戻率の高さなどのみで判断するのではなく、安心して資産を預けられるかどうかも複数の情報源から確認しましょう。


さてここまで、個人年金で失敗しないために確認すべきことを解説してきました。

ポイントは自分に無理がないかと、資産の安全の保証が最低限なされているかです。

最後にこの章のポイントをおさらいをして、失敗しない個人年金選びをしましょう。

個人年金保険 選び方5つのポイント
  • 個人年金保険の種類はどうするか
  • 返戻金率はどのくらいか
  • 年金の受け取り方は柔軟か
  • 保険料の支払い方法は多様か
  • 保険料払込免除はあるか

保険見直しラボもあわせて利用すると無駄のない選択ができます。

個人年金保険を見直すときは、返戻率と支払い方法を見直すのがおすすめ

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さて前の章では選び方のポイントを解説しました。

どんなに条件を検討してしみても、人生に何が起こるかわかりません。

そこでこの章ではすでに契約している方や、契約をした後、やっぱり見直したいと思った場合にどのポイントで見直せばいいかを解説します。

個人保険見直しのポイント
  • 個人年金保険の返戻率を見直す
  • 保険料の支払い方法を改善できないか検討する

個人年金保険見直しのポイント 1:返戻率

個人年金保険の見直しの時も、注目したいポイントは返戻率です。

返戻率が低い場合、個人年金保険の乗り換えを検討するのが有効になります。

同社の他プランで検討するのもいいですし、他社と比較して検討するのもいいでしょう。

ただし見直しの結果、契約を解約する場合は必ず解約返戻金がいくら返ってくるのかは確認しましょう。

解約返戻金に関しては、契約会社に問い合わせると確認することができます。

個人年金保険見直しのポイント 2:支払い方法

個人保険を見直す際に検討したいポイントのもう1つは、支払い方法です。

例えば保険料を月払いにしていた場合、一括で支払うようにします。

そうすると総合的な払込む保険料は割安になります。

このように自分の経済状況によって支払い方法を検討すれば、より安く老後の資金をつくることができる可能性があるのです。

しかし一方で一括払いにした場合だと、所得税や住民税が控除される個人年金保険料控除を毎月受けることができなくなる場合があるので、残りの積立期間との兼ね合いも考慮に入れましょう。

個人年金保険を解約をしたくなったら?損をしないためにすべき3つポイント

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ここからは実際に契約をした後、『保険料の支払いが厳しい』『一時的に保険料の支払いが厳しい』状況になり、やむをえず解約をしたくなったらすべきことを解説します。

まず知っておくべき前提として、個人年金保険を早期で途中解約した場合、返戻率が100%を超えることはほぼありません。

つまり積み立てた額よりもプラスになることは、ほぼないのです。

むしろやり方によっては積み立てた額よりも返戻金が少なく、損をしてしまう可能性があります。

このような事態を避けるために、解約したくなったらどうすべきか確認しておきましょう。

個人年金保険を解約したくなったらすべきこと
  • 個人年金保険の途中解約はできる限り遅らせることが大切
  • 将来受ける年金額を減額して継続する
  • 自動振替貸付で保険料を立て替えて途中解約を防ぐ

個人年金保険の途中契約はできるだけ遅らせるべき

解約返戻金は契約期間が短ければ短くなるほど少なくなり、それほど損をします

そのため年金額の減額をしたり、立て替えてもらうことによって途中解約はできる限り遅らせた方が損は少なくて済みます

途中解約をした場合にどのくらい損をするのか、そもそも損はしないのかは必ず保険会社に問い合わせましょう。

それを踏まえ自分の経済状況的にどうすべきかをよく考慮して判断しましょう。

将来受ける年金額を減額して継続する

まず、解約したい理由が『保険料の支払いが厳しい』だとしたら、将来の年金額を減額して契約の継続を検討しましょう。

将来の年金額の減額を行えば、支払う保険料も減額ができます。

ただし年金額の減額をし継続する場合、一度手続きをすると元に戻すことはできないので注意しましょう。

自動振替貸付で保険料を立て替えて途中解約を防ぐ

解約したい理由が『一時的に保険料を払うことが難しい』といった場合、自動振替貸付で保険料を立て替えてもらうことができます。

ただし自動振替貸付はあくまでも、解約返戻金の範囲内でのみで立て替えられます。

万が一、その利息が解約返戻金を上回ってしまった場合は契約が失効してしまうことになるのです。

貸付金が未返済のまま年金受け取りが開始したり、途中で死亡した場合は立て替えられた保険料とその利息が年金から支払われます。

解約返戻金の範囲内の額であることや、利子のついた貸付金の返済のことも加味すると、利用は一時的な措置とすることが良いでしょう

保険料の負担が重くなったらどうしよう?損をしないための対処法

個人年金_おすすめ40

この章では保険料の支払いが負担になって来た時、解約をしないで継続するにはどうしたらいいかを解説します。

個人年金保険は一度契約をしたら保有し続けることに越したことはありません。

しかし予期せぬ問題等で保険料の支払いが負担になった場合は『払済保険』への変更を利用する方法があります。

個人年金保険を『払済保険』へ変更する

払済保険とは、保険料の払込だけを中止し今まで蓄積された解約返戻金相当額を元に保証は続けるというものです。

つまり、保険等の支払いは中止し、それまでに積み立てた保険料は預けることで保証の契約を継続するという方法です。

当然ですが払済保険の手続きをすることで積み立て額も減るので、保証期間満了後の受け取る満期金が契約当初よりも少なくなります

しかし解約をして税金や何やらが引かれた解約返戻金を受けるよりも、大きな額の返戻金を受けることができます。

解約は継続になりますから少なくとも支払った保険料に返戻率が加算されるため、元本よりはプラスになるからです。

注意

払済保険の手続きをすると、元に戻すことはできません。

予定利率が高い時に恵沢した個人年金保険であれば解約・払済にすると、今後同じような条件で契約することができない有利な点を手放すことと同じになります。

注意をして手続きをしましょう。

解約返戻金を賢く受け取ろう!返戻金を受け取る時の税金対策

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個人年金保険を解約する時に受け取る、解約返戻金には、一時所得の対象となり課税される場合があります

この章では、解約返戻金に課税される条件とどのくらい引かれるのかを解説します。

解約をする前に条件と対処法を把握して損のリスクを回避しましょう。

解約返戻金が課税対象になる条件

まずは、解約返戻金が課税対象になる条件について解説します。

条件は以下の通りです。

  • 支払った保険料総額よりも、受け取った解約返戻金が多い
  • 保険料総額よりも多かった額が一時所得の特別控除枠50万円を超える

このように受け取った解約金が多くなった場合は一時所得の対象になります。

ただし解約金が保険料支払い総額を上回ることは少なく、特に契約年数が数年だった場合は解約金の方が少ないので、その場合は税金はかかりません。

解約返戻金が課税対象になった時の計算方法

上記の条件を満たし解約返戻金が課税対象になってしまった時、どのくらいの税金がかかるのでしょうか。

以下が計算式です。

課税対象額の計算式

【(受取金額ー支払保険料の総額ー50万円(特別控除枠))×1/2】=課税対象額

例えば、支払った保険料の総額が500万円の時点で、解約返戻金が600万円だった場合。

(600万円ー500万円ー50万円)÷2=25万円

結果として契約返戻金の25万円が課税対象額となります。

その他 解約返戻金に税金がかかる場合

返戻金が払込保険料を上回ってしまった場合一時所得としての課税だけでなく、金融類似商品としても返戻金に課税されることがあります。

条件は以下の通りです。

  • 解約返戻金が払込保険料の総額を上回る
  • 一時支払いで、有期年金・確定年金で受け取るタイプの個人年金
  • 契約後5年以内に解約

この条件に当てはまる場合は、解約返戻金が金融類似商品とみなされ、源泉徴収課税が課されます。

源泉徴収課税に該当すると、利子所得と同様に20%が徴収されます。

個人年金保険以外なら、個人型確定拠出年金iDecoがおすすめ!


ここまで個人年金のことについて解説してきました。

個人年金はリスクが低く、保証もあるという点で貯蓄をするのに特化しているという特徴がありましたね。

とはいえ超低金利時代のために、実際に利用する旨味というのは薄れています。

そこで保証よりも、利益の方が大きい貯蓄の仕方で人気を集めている『個人型確定拠出年金iDeCo』について簡単に解説をします。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは?

「イデコ公式サイト

出典:iDeCo公式サイト

個人型確定拠出年金とは、個人で資金を積み立てて、運用する年金制度のことで『iDeCo(イデコ)』とも呼ばれています。

この制度の加入者は、毎月一定額を積み立て、あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用します。

そしてその後60歳以降に年金または一時金で受け取るという仕組みです。

iDeCoは節税対策として優秀な制度が揃っており、近年注目を集めています。

iDeCoの魅力 

  • 積立金がすべて「所得控除」の対象になり、所得税・住民税が節税できる
  • 運用でえた定期預金利息や投資信託運用益が「非課税」
  • 受け取るときには「公的年金等控除」「退職所得控除」

このように税金面でかなりの優遇を受けられることがわかります。

自分で運用するというデメリットはありますが、節税対策・個人年金よりもリターンが大きいというメリットがあります。

メリット面の特徴を特に重視したいなら、iDeCoがおすすめです。

iDeCoと個人年金保険に迷われている人も、保険見直しラボで相談ができますよ。

個人年金保険以外で、資産形成ができる方法

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ここまで読んで、個人年金保険がどうも資産形成の方法として合わないと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

超低金利時代の現代の個人年金保険は、利回りの点で他の資産形成の方法として見劣りします。

それにリスクがないわけではなく、それにもしっくりこないという方もいるでしょう。

そこでこの章では、今注目のおすすめな資産形成の方法について解説します。

個人年金保険以外でおすすめな資産形成の方法
  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)
  • 終身保険
  • 定期預金

終身保険

終身保険は、一生涯保証が続く死亡保険です。

個人年金保険とは違い、途中解約をした場合でも、解約返戻金は戻ってきます。

さらにある程度長く契約をしてたら、少し多くなって返ってくる場合もあります。

終身保険は保証がメインの死亡保険のため、死後遺族に資産を残せるのが特徴です。

返戻率で老後資金を増やすことを軸に考えると、個人年金保険の方が優位にたちますが、より資産を遺族に残したいという場合は個人年金に合わせておすすめです。

定期預金

定期預金は、老後資金の備えとしてもっともリスクが少なく、同時にリターンも少ない資産形成の方法です。

現在の超低金利時代ではリターンがほぼないといってよくあまり魅力がありませんが、確実に老後資金を確保することができます。

もし定期預金による資産形成をする場合は、ネットバンクがより金利が高い傾向があります。

ネット銀行なら住信SBIネット銀行が安心