個人年金保険おすすめ4選!基本から商品のポイントまでを紹介!

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。  その後、2016年6月より保険のドリルをはじめとする保険媒体を経て、現在はマネーRにて記事監修を務める。

老後資金を自助努力で確保をしなければいけない時代になり、個人年金保険にも多くの注目が集まっています。

そんな個人年金保険にも【円建て定額タイプ】【外貨建てタイプ】【変額タイプ】など、多くの種類がある事から保険選びに困っているという方も居るでしょう。

この記事では、個人年金保険の基本的な仕組みから考え方を解説し、おすすめ4商品の特徴や受取に関するシミュレーションなどを紹介します。

個人年金保険の仕組みを理解した上で、自分に合った個人年金保険を見つけるようにしましょう。

おすすめの個人年金保険とは、、、
  • 個人年金保険は大きく分けて有期年金と終身年金の2種類
  • 堅実に老後資金を貯めるための個人年金保険を活用すると良い
  • ハイリスク・ハイリターンそれぞれに特徴がるので、目的に応じて選ぶ
  • 保険の加入や見直しを検討したら、まずは保険代理店で必要な保障をある程度絞っておくことがおすすめ
  • 迷ったら利用者満足度が業界トップクラス&マネーR一番人気の保険見直しラボを利用してみてはいかがでしょうか

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個人年金保険には豊富な種類がある!?

私は、公的年金だけではとても生活していけないと聞き、老後の生活資金が心配です。

そこで、個人年金保険という保険商品について少し教えて欲しいです。

こちらでは、個人年金保険の種類と、おすすめの個人年金保険を比較紹介します。

松葉 直隆

大きく分けて有期年金・終身年金がある

個人年金保険は、公的年金の不足を補う私的年金です。

ただし、公的年金のように原則65歳から受け取る必要はなく、自由に受け取り開始年齢を設定できます。

個人年金保険は、生命保険会社の主力商品として扱われている場合が多く、豊富な商品が販売されています。

個人年金保険には大きく分けて2つのタイプがあります。

有期年金

こちらは5年・10年・15年と言う形で、受け取る年金の期間が限定されている個人年金保険です。

期間が限定されている分、契約時に受け取る年金総額や受取返戻率もわかります。

ただし、受取期間が終われば契約も終了します。

個人年金保険の中には、契約時は有期年金で契約していたものの、受取期間の開始時点で終身年金へ変更できる商品もあります。

終身年金

公的年金と同様に、一生涯にわたり年金が受け取れる個人年金保険です。

そのため、受取期間の心配をせずに老後の資金が受け取れるメリットもあります。

ただし、受け取る年金総額は長生きしてみなければ、わからないことが難点です。

年金の受取開始から間もなく被保険者が亡くなると、保険料総額よりわずかな年金しかもらえないという事態もありえます。

そのため、保証期間を5年・10年と定め、その期間内に被保険者が亡くなれば、残りの期間分のお金は遺族が受け取れるサービスもあります。

個性豊かな個人年金保険

前述した通り、個人年金保険には大きく分けて【有期年金】と【終身年金】の2タイプがあります。

一方、運用の方法は、いろいろな仕組みが存在します。

例えば、日本円で運用し定額で堅実に運用される【円建て定額タイプ】、外貨(ドル等)で運用する【外貨建てタイプ】、投資信託で運用する【変額タイプ】があります。

当然、どのタイプの個人年金保険を選ぶかは、ご自分の自由です。

しかし、それぞれ大きなメリットがある反面、注意すべき点があることも良く確認してから申込を検討しましょう。

個人年金保険のタイプによっては、経済の混乱や為替変動が原因で、予想外の大損害を受けるリスクがある商品もあります。

おすすめの個人年金保険4商品を比較!

こちらでは次章以降で取り上げる、おすすめ個人年金保険4商品を比較してみましょう。

比較 たのしみ未来 ながいき物語 パワーカレンシー 変額個人
年金保険
生命保険
会社
住友生命 第一生命 マニュライフ生命 ソニー生命
保険種類 有期(契約時) 終身・有期 終身・有期 有期
タイプ 円建て・定額 円建て・定額 外貨建て・定額 変額
特徴 生活保障重視型 生活保障重視型 米ドルor豪ドルで運用 特別勘定で運用
受取率 約111% 約160% 約150% 約240%

中には受取率200%を大きく上回る個人年金保険もあります。

しかし、これらの受取率(返還率)は、運用があくまで上手く言った場合の成果といえます。

例えば「ながいき物語」の約160%は被保険者が、かなり長生きしないと達成できない割合です。

「パワーカレンシー」の場合は、為替変動の影響で、このような目標値にとても達しないケースも考えられます。

また「変額個人年金保険」は、投信運用に失敗すれば、受取率200%超えどころか元本割れを起こし大損害となる事態も否定できません。

堅実に老後の資金を確保したい

私としては、まず堅実に資産確保ができる商品を検討したいです。

そこで、円建て定額タイプの特徴について教えて下さい。

こちらでは、円建て定額タイプの特徴と、新しく登場した生活保障重視型のメリット・デメリットについて解説します。

松葉 直隆

円建て定額タイプは堅実!?

円建て定額タイプは、日本円で運用し一定額で受取率がUPしていく個人年金保険です。

そのため、ほとんどの商品は受取率が外貨建てタイプ・変額タイプと比較し、はるかに低い割合となります。

ただし、元本割れ(払い込んだ保険料より受け取る年金額が低い)になり難く、『保険契約したけれど老後の資金の確保が十分にできない』という事態は回避できます。

契約者(被保険者)側に大きな利益は期待できないものの、為替変動や投資の失敗で大きなリスクを負うことはありません

生活保障重視型とは?

被保険者が亡くなっても、死亡保険金(死亡保障)を受けられない分、被保険者の年金受取(生活保障)を重視した個人年金保険のことです。

新しく登場した円建て定額タイプの商品で【わが国の高齢社会に合った個人年金保険】と注目を集めています。

死亡保険金は下りないものの、遺族には死亡給付金(返還金)が支払われます。

しかし、その金額は払い込んだ保険料の7割程度に抑えられます。

あくまで被保険者の生活保障に特化した個人年金保険なので、特に高齢単身者や身内があまりいない人へ最適の個人年金保険と言えます。

生活保障重視型の終身年金は、特に【被保険者が長生きすればするほど得をする】特徴があり、長寿社会が進展した日本の現状を反映した商品と言えるでしょう。

生活保障重視型の注意点

生活保障重視型の有期年金・終身年金いずれも受取率は高めですが、払込期間中に解約すると、わずかな解約返戻金しか受け取れません。

前述した死亡給付金(返還金)と同様に非常に不利となります。

遺族へまとまったお金を残したいのなら、別に死亡保険等へ加入しておいた方が良いでしょう。

生活保障重視型の終身年金は、やはり大きな利益を得たいなら長生きが必要条件です。

保証期間のついた個人年金保険はもちろんあるのですが、保証期間分のお金が戻ってきても、やはり払い込んだ保険料ほど多くは受け取れません。

住友生命「生存保障重視型個人年金保険 たのしみ未来」

有期年金は、将来確実に受け取れる年金総額・受取率もわかるので、とても安心できますね。

そんな、住友生命「たのしみ未来」の内容を知りたいです。

こちらではたのしみ未来」の特徴と保険内容・受取率をシミュレーションしてみます。

松葉 直隆

住友生命「たのしみ未来」の特徴

住友生命が販売する「たのしみ未来」は、据置期間を長め(15年間)に設定できる、生存保障重視型の円建て・定額個人年金です。

こちらは契約時、有期年金として契約することになります。

受取方法は5年・10年・15年確定年金が選べます。

確定年金とは有期年金の1種で、被保険者の生死に関係なく、契約の際に定めた一定期間で年金が受け取れます。

年金受取期間中に被保険者が死亡したなら、その遺族は残りの期間に対応する年金、または一時金を受け取ることができます。

なお「たのしみ未来」では、確定年金での受取より終身年金での受取を望んだ場合、終身年金に移行するサービスもあります

住友生命「たのしみ未来」の保険内容

「たのしみ未来」の保障内容と契約内容は次の通りです。

保障内容

柔軟な資産運用が可能な仕組みとなっています。

  • 確定年金:5年・10年・15年が選べ、基本年金額20万円以上かつ月払保険料5,000円以上、最高年金原資は15億円までとなる。
  • 死亡給付金:被保険者が死亡した場合、既払込保険料相当額または保険料積立金相当額が受け取れる。
  • 後継年金受取人指定特約:年金受取人が年金支払開始日以降に死亡した場合、事前に指定した後継年金受取人が、以後の年金受取人となる特約。
  • 保証期間付終身年金移行特約:契約時選択された年金にかえ、被保険者が生存されている限り、一生涯年金を受け取れる特約。

契約内容

契約内容は次の通りです。

  • 年金受取方法:確定年金(5年・10年・15年)
  • 契約可能年齢:0歳~75歳
  • 保険料払込期間:10年~50年
  • 年金受取開始年齢:19歳~85歳
  • 据置期間:0年~15年
  • 保険料払込回数:月払・年2回払・年払1回払・全期前納
  • 保険料払込経路:口座振替・クレジットカード払(月払のみ)

払込回数は年払1回払(年払)・全期前納が選べるため、返戻率をなるべく上げたい方々には最適の商品です。

返戻率をシミュレーション

こちらでは事例をあげて、返戻率(受取率)をシミュレーションしてみましょう。

(例)10年確定年金

  • 契約年齢:30歳男性
  • 払込回数:月払
  • 保険料払込期間満了:60歳
  • 据置期間:15年
  • 年金受取開始年齢:75歳

①月払保険料2万円の場合

項目 金額・返戻率
(受取率)
払込保険料
総額
720万円
基本年金額 79.64万円
年金受取
総額
796.4万円
返戻率 110.6%

②月払保険料3万円の場合

項目 金額・返戻率
(受取率)
払込保険料
総額
1,080万円
基本年金額 120.09万円
年金受取
総額
1200.9万円
返戻率 111.1%

第一生命「とんちん年金 ながいき物語

生存保障重視型の終身年金に入れば、普段の健康にも配慮する習慣ができて、老後も元気に生活できそうです。

そこで、第一生命「とんちん年金 ながいき物語」の内容を知りたいです。

こちらでは「ながいき物語」の特徴と保険内容・受取率をシミュレーションしてみます。

松葉 直隆

第一生命「ながいき物語」の特徴

第一生命が販売する「ながいき物語」は、契約時から終身・有期年金いずれも選べる生存保障重視型の円建て・定額個人年金です。

終身タイプを選んだ場合、長生きすればするほど大きな利益が得られ、返還率(受取率)はケースによって160%まで達する等、外貨建て・変額タイプの商品に匹敵する割合となります。

ただし、やはり短期間で返還率(受取率)がUPするわけではなく、契約者(被保険者)が少なくとも、女性87.32歳、男性が81.25歳(出典:厚生労働省「平成30年簡易生命表の概況」参照)と言う日本人の平均寿命を超えなければ元を取り難い点に注意しましょう。

第一生命「ながいき物語」の保険内容

「ながいき物語」の保障内容と契約内容は次の通りです。

保障内容

柔軟な資産運用が可能な仕組みとなっています。

  • 年金:契約時に終身年金または5年・10年・15年の確定年金が選べる。
  • 死亡返還金:被保険者が死亡した場合、年金受取開始前に死亡したとき、保険料の累計額の7割が受け取れる。

契約内容

契約内容は次の通りです。

  • 年金受取方法:終身年金・確定年金(5年・10年・15年)
  • 契約可能年齢:50歳~80歳まで
  • 年金受取開始年齢:60歳~90歳まで
  • 保険料払込回数:月払・年払
  • 保険料払込方法:口座振替

払込回数は年払が選べるため、返還率(受取率)をなるべく上げたい方々はこちらを選択した方が良いでしょう。

返還率をシミュレーション

こちらでは事例をあげて、返還率(受取率)をシミュレーションしてみましょう。

(例)10年保証期間付終身年金

  • 払込回数:月払

①男性の場合

契約者 55歳 65歳
月額保険料 54,000円 81,000円
払込総額 9,720,000円 9,720,000円
年金開始年齢 70歳 75歳
年金総額が
払込保険料を
上回る年齢
89歳 91歳
100歳での
受取総額
15,552,000円 15,425,640円
100歳での
返還率
160.0% 158.7%

②女性の場合

契約者 55歳 65歳
月額保険料 54,000円 82,000円
払込総額 9,720,000円 9,840,000円
年金開始年齢 70歳 75歳
年金総額が
払込保険料を
上回る年齢
94歳 95歳
100歳での
受取総額
12,519,360円 12,427,440円
100歳での
返還率
128.8% 126.6%

表を見てもわかる通り、契約者が男性か女性かで大幅に返還率が異なる点に注意しましょう。

女性の場合、返還率は男性より低い状態となっています。

このシミュレーションに不満を持つ方々はおられるかもしれません。

このような結果になるのは、高齢者の割合をみると男性よりも女性の方が、圧倒的に多い事実が理由と考えられます

例えば、100歳以上の高齢者は全国で7万1,238人です(令和元年9月15日現在)が、そのうち女性が6万2,775人、男性8,463人となっています(出典:厚生労働省「百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について」参照)。

この様な状況を考慮し、高齢になっても生存割合の高い女性の保険料を上げて返還率も調整していることが推察されます。

大きな利益をあげて老後に備えたい

円建て定額タイプの個人年金保険は、リスクが少ないですが短期間で大きな利益は得られないです。

外貨建てタイプや変額タイプの個人年金保険には、どんな特徴があるのでしょうか?

こちらでは、外貨建てタイプ・変額タイプの特徴確認するべき注意点について解説します。

松葉 直隆

外貨建てタイプの特徴は?

ご自分が積み立てた保険料を、米ドル・豪ドル・ユーロ等の外貨で運用する個人年金保険です。

保険契約時に、通貨発行国を選び運用を開始します。

保険料は外貨で払い込んでも良いですし、日本円でも払い込める商品が多いです。

年金受取が開始されると、外貨または日本円で受け取ることになります。

契約通貨発行国の景気が良ければ、運用成績も良くなり大きな利益が得られます

また、運用成績が仮にパッとしなくても、為替変動で円安となれば、両替の際に契約者へ有利となります。

外貨建て個人年金保険は運用成績が良く、かつ年金受取の際に円安となれば、非常に大きなリターンが期待できます。

変額タイプの特徴は?

変額個人年金保険は、運用実績によって年金の受け取り金額が増減する商品です。

日本または海外の株式・債券等、投資対象を任意で選ぶことは可能ですが、運用が好調だと受取率はUPし不調だとダウンします。

経済市場の動向によって受け取り金額に差が出ますので、運用成績を常に注視する必要があります。

運用が好調ならば、円建て定額個人年金保険はもちろん、外貨建て(定額)個人年金保険以上の大きな利益を短期間に得られるケースもあります。

経済市場の動向次第ですが、大きな利益を短期間に得たい方々は、一度検討してみるべき個人年金保険と言えます。

それぞれ確認するべき注意点がある!?

外貨建て・変額個人年金保険、いずれの場合も景気や国内・海外経済市場の影響で大きな影響を受ける商品です。

景気の停滞はいろいろな要因で起こる

外貨建てタイプなら契約通貨発行国、変額タイプなら投資先の国・企業の景気に利益が大きく左右されます

しかし、経済または経営の停滞は、単に国内・国外産業等の進展の良し悪しだけが影響するのではありません。

契約通貨発行国または投資先の国で天災(大地震・大津波等)や、重大な環境破壊、大規模テロ、クーデター等の政情不安が起きれば経済は混乱します。

最近では「新型感染症」の世界的流行で、日本や世界の市場経済が大混乱となっています。

このような事態が発生すれば、各国の経済の回復は依然として進まず、景気がいつ停滞を脱するのか、どんな専門家にも予測はつかないのです。

手数料がかかる

保険料の払込は、外貨建てタイプも変額タイプも、もちろん日本円で大丈夫です。

しかし、外貨建てタイプは外貨で運用する以上、保険会社の方で保険料を払い込む際は日本円から外貨、受け取る時は外貨から日本円に交換します。

その時に両替手数料がかかります。

概ね外貨建て保険を扱う各保険会社では、保険料を支払うとき1ドルにつき手数料が50銭(0.5円)となっています。

一方、年金を受けとる場合の手数料は1銭~50銭と幅があります。

それに加え、変額タイプでは投資信託で運用するので信託手数料もかかってしまいます。

このように、外貨建て・変額個人年金保険は仕組みが複雑でわかり難く、運用がうまくいってないと『保険料や手数料ばかり掛かってしまう』という苛立ちが募ることになります。

また、年金受取時期となり運用したはずの年金が元本割れを起こせば、老後の潤沢な資金確保に遠く及ばない事態へ直面するおそれもあります。

マニュライフ生命「外貨建定額個人年金保険 パワーカレンシー」

外貨建て個人年金保険は、気を付けなければいけないことも多いですね。

そこで、マニュライフ生命「外貨建定額個人年金保険 パワーカレンシー」の内容を知りたいです。

こちらでは「パワーカレンシー」の特徴と保険内容・受取率をシミュレーションしてみます。

松葉 直隆

マニュライフ生命「パワーカレンシー」の特徴

マニュライフ生命が販売する「パワーカレンシー」は、米ドルまたは豪ドルで運用できる、外貨建て一時払型個人年金保険です。

外貨建てタイプのリスクをなるべく軽減するため【目標設定プラン】または【終身年金プラン】が用意されています。

用意されているプランで、それぞれ次のような対策がとれます。

なお、双方とも契約した外貨で年金を受け取れますので、為替リスクも回避できます。

目標設定プラン

契約の際に、120%・130%・140%・150%の4つのいずれかを設定し、目標に達したら円建ての年金へ自動的に移行します。

こうすれば後日、為替変動に混乱が起きても、円建てで運用するので影響はありません。

また、据置期間中に目標値を変更することができます。

終身年金プラン

払い込んだ一時保険料を年金原資として、契約日から2ヶ月経過後に年金を一生涯受け取れます

この年金額は一生涯変わりません。

こちらの商品は被保険者に万一のことがあっても、年金の合計額が年金原資の100%・110%・130%相当額に達するまで、年金受取が継続できます。

マニュライフ生命「パワーカレンシー」の保険内容

「パワーカレンシー」の保障内容と契約内容は次の通りです。

保障内容

柔軟な資産運用が可能な仕組みとなっています。

  • 年金:契約時に終身年金または5年の確定年金が選べる。円換算で500万円~、1万円単位で設定可能。
  • 死亡給付金:被保険者が死亡した場合、遺族が受け取れる。

契約内容

契約内容は次の通りです。

  • 契約通貨種類:米ドル・豪ドル
  • 払込通貨:円・米ドル・豪ドル・ユーロ・NZドル
  • 年金種類:終身年金・5年確定年金
  • 契約年齢:(目標設定プラン)0~80歳、(終身年金プラン)55~85歳
  • 払込方法:一時払
  • 一時払保険料:20,000米ドルまたは20,000豪ドル~5億円相当額
  • 据置期間:(目標設定プラン)10年、(終身年金プラン)0年
  • 保険料払込経路:指定口座へ送金

為替レート

契約通貨が米ドルか豪ドルかで手数料の異なる場合もあります。

  • 保険料を日本円で払込→米ドル・豪ドル:契約通貨のTTM+50銭
  • 年金・死亡給付金を円で受取→(米ドル):契約通貨のTTM-1銭・(豪ドル)契約通貨のTTM-3銭
  • 解約返戻金を円で受取→米ドル・豪ドル:契約通貨のTTM-50銭

受取率をシミュレーション

こちらでは事例をあげて、返戻率(受取率)をシミュレーションしてみましょう。

(例)5年確定年金の場合

  • 保険料相当額:1,000万円
  • 据置期間:10年

①契約通貨:米ドル

  • 一時払保険料:100,000米ドル
  • 契約日の為替レート:1米ドル=100.00円
  • 積立利率:年1.90%
項目 金額・返戻率
(受取率)等
年金原資 120,709米ドル
年金額算出率 20.76%
年金額 25,060米ドル
年金の合計額 125,300米ドル
返戻率 125.3%

②契約通貨:豪ドル

  • 一時払保険料:125,000豪ドル
  • 契約日の為替レート:1豪ドル=80.00円
  • 積立利率:年1.75%
項目 金額・返戻率
(受取率)等
年金原資 148,680豪ドル
年金額算出率 20.70%
年金額 30,777豪ドル
年金の合計額 153,885豪ドル
返戻率 123.1%

当然ながら、契約通貨発行国であるアメリカまたはオーストラリアの景気変動・為替変動で、表の成果を上回ることもあれば下回ることもあります

ソニー生命「変額個人年金保険」

ソニー生命の「変額個人年金保険」は、ハイリスクハイリターンですが、積み立てた保険料の2倍以上の利益を得られる商品はそう他に無いでしょう。

そこで、ソニー生命「変額個人年金保険」の内容を是非知りたいです。

こちらでは「変額個人年金保険」の特徴と保険内容・受取率をシミュレーションしてみます。

松葉 直隆

ソニー生命「変額個人年金保険」の特徴

ソニー生命の販売する「変額個人年金保険」では、8種類の【特別勘定】を用意し資産運用で利益をあげる工夫が行われています

特別勘定とは、変額商品の独特の勘定による投資運用方法です。

この勘定を利用し、国内・海外の株式・債権で資産の増進を目指します。

資産運用の際に利用する特別勘定は、【株式型】・【日本成長株式型】・【世界コア株式型】・【世界株式型】・【債券型】・【世界債券型】・【総合型】・【短期金融市場型】の8種類の中から選択できます。

内容は次の通りです。

(1)株式

特別勘定 ベンチマーク
(指標)
内容
株式型 日経平均株価 上場投資信託へ投資
株式市場との連動性を確保
日本成長
株式型
TOPIX 追加型株式投資信託へ投資
投資信託財産の長期的な成長が目的
世界コア
株式型
MSCIワールド
・インデックス
国内外の株式等へ投資
ベンチマークを上回る投資成果が目的
世界株式型 MSCIワールド
・インデックス
有力なブランドを有する企業へ着目
世界各国の株式に分散投資

(2)債券等

特別勘定 ベンチマーク
(指標)
内容
債券型 円貨建債券を中心に運用
中長期的で安定した利回りを確保
世界債券型 FTSE世界国債
インデックス
経済環境が良い国に投資し
運用成果の獲得を目指す
総合型 円貨建債券ポートフォリオから利息収入を確保
期待収益率が高いと判断した資産へ資産配分
世界株式型 短期金利
(無担保コール翌日物等)
短期債券・短期金融商品中心に投資

この勘定の中から1種類を運用しても良いですし、複数の勘定によってリスクを分散し運用することもできます。

ソニー生命「変額個人年金保険」の保険内容

「変額個人年金保険」の保障内容と契約内容は次の通りです。

保障内容

柔軟な資産運用が可能な仕組みとなっています。

  • 年金:契約時に5・10年・15年の確定年金が選べる。円換算で基本年金額は20万円(確定年金5年:50万円)~3,000万円まで設定可。
  • 死亡給付金:被保険者が死亡した場合、遺族が受け取れる。
  • 保険料払込免除:被保険者が病気やけがで所定の高度障害状態になった場合等、以後の保険料が免除される。

契約内容

契約内容は次の通りです。

  • 年金種類:確定年金(5年・10年・15年)
  • 契約可能年齢:20歳~60歳(一時払の場合20歳~70歳)
  • 保険料払込回数:年払・半年払・月払・一時払
  • 保険料払込経路:口座振替・指定口座振込
  • 基本年金額:20万円(確定年金5年:50万円)~3,000万円

信託報酬

投資信託の場合は信託報酬が控除されます。

信託報酬(年率・税込)は次の通りです(2020年3月末現在)。

(1)株式型

  • 日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント株式会社):0.264%以内
  • iシェアーズ・コア日経225ETF(ブラックロック・ジャパン株式会社):0.1155%

(2)日本成長株式型

  • フェデリティ・日本成長株・ファンドVA3連絡機関投資家専用(フェデリティ投信株式会社):0.968%

(3)世界コア株式型

  • ワールドエクイティ・ファンドVL連絡機関投資家専用(ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社):0.22%

(4)総合型

  • 日経225連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント株式会社):0.264%以内
  • iシェアーズ・コア日経225ETF(ブラックロック・ジャパン株式会社):0.1155%

返戻率をシミュレーション

こちらでは「変額個人年金保険」の受取年金額・受取率の推移をシミュレーションしてみます。

(例)一時払で10年確定年金を契約した

  • 契約年齢:35歳男性
  • 年金受取開始年齢:60歳
  • 一時払保険料:414万円
  • 基準年金額:100万円
  • 運用実績:3.5%(運用実績がそのまま推移したと仮定)

①解約返戻金を受け取る場合

経過年数
(年齢)
払込保険料
累計額
解約
返戻金額
解約
返戻金率
3年(38歳) 414万円 437万円 約105.5%
5年(40歳) 414万円 464万円 約112.0%
15年(50歳) 414万円 633万円 約152.8%
25年(60歳) 414万円 869万円 約209.9%

(単位:万円未満は単数切り捨て)

②10年確定年金の場合(一時払保険料414万円)

受取回数 年金額・受取率(%)
第1回目 100万円
第2回目~第9回目 800万円
第10回目 100万円
総額 1,000万円
受取率 約240%

運用実績3.5%のままで推移し運用された場合、総額1,000万円・受取率は約240%となります。

まとめ

個人年金保険にも、円建ての保険・外貨建ての保険・変額保険・生存重視型の保険など、多くの種類があることを知って頂けたと思います。

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なります。

今回、紹介した個人年金保険は、いずれも個性豊かな商品ばかりですが、契約条件や運用の際のリスクも十分考慮した上で申込をするかを考えましょう。

大切な老後資金をどの様に準備するのか、しっかりと考える時代になったのです。