保険の中でもメジャーながん保険ですが、「実はいらないらしいよ・・・」、「掛捨てだし、損するだけじゃん」と不要説がささやかれています。
一方で「がんは2人に1人がかかる」などとも言われているくらいかかるリスクの高い病気。
となれば、がん保険に入ってしっかり備えておかなければいけないとも思えますよね。
一体、がん保険って必要なの?不要なの?お金持ちならいらない?医療保険に入っていればいらない?などなど・・・。
がん保険にまつわるアレコレでお悩みのあなたへ、元大手損保社員の城山がズバリ答えていきたいと思います!
“がん保険が不要な人”、“がん保険の必要性”、“がん保険の選び方”までご紹介するので、がん保険に少しでも興味をお持ちの方はぜひぜひ読んでみてくださいね!
- がん保険が不要な人は「多額の貯蓄がある人」「がん治療をしない人」「がん以外の保障が欲しい人」である
- がんは男女ともに一生涯のうちに2人に1人と高確率でかかる病気である
- がん治療は長期になることが多く、多額なお金がかかることが多い
- がん保険はかかる確率と治療費を考えると必要性が高い保険と言える
- 役立つがん保険を選ぶポイントは5つ
- がん保険を加入や見直しを検討したら、保険代理店に相談するのが一般的!中立な立場から本当に必要な保障内容を提案してくれます。
- 中でも保険見直しラボは保険相談実績が多く、納得いくまで何回でも無料で相談できるのでおすす
目次
「がん保険は不要」と言われる理由は?
そもそもなぜ「がん保険は不要」と思われているのでしょうか?
その理由を探っていきます。
がんになる確率は低いと思われている
「がん保険は不要」と思われているのは、自分ががんになる確率は低いだろうと思われていることが一因です。
がんは年代によって発症する確率が大きく異なるので、「自分にはまだ早い」と思っている方が多いと考えられます。
がんになっても公的医療制度に入っていれば大丈夫だと思っている
日本の公的医療制度の中には、1ヶ月の医療費が高額になってしまう場合、その分を負担してもらえるという「高額療養費制度」があります。
こうした制度が整っているため、「がん保険は不要」と考えられてしまうケースが多いのです。
ただし、治療により働けなくなることや、治療が長く続けばその分負担が増えていくので、高額療養費制度だけに頼ることはおすすめできません。
がん保険が不要な人は?
「男女ともに生涯のうちに2人に1人はかかる」と言われているがん。
となれば、どのような人にもがん保険は必須!と思いがちですが、無くても困らない、必要がないという人もいます。
がん保険が不要な3つのタイプをご紹介します。
がん保険が不要な人①高収入or多額の貯蓄がある人
がんにかかると様々なお金が必要となります。
治療費はもちろん、働けない間の生活費や子供の学費などなど。
でも、そんなことが痛くも痒くもないくらいの沢山のお金を持っていたら、保険に入る必要なんてありません。
500~1000万円などをポン!と支払える方は、がん保険に入る必要はないでしょう。
がん保険が不要な人②がんになっても絶対に治療しない!と決めている人
がんになっても治療しないと決めている方。
そんな方もがん保険が不要と言えるでしょう。
お金がかかる抗がん剤や先進医療を受けない、再発しても自然に任せる・・・。
そういった覚悟が決まっている方はがん保険でまとまったお金を備える必要がない人と言えるでしょう。
がん保険が不要な人③がん保障以外も欲しい人
がんのリスクに備えたいのはもちろん、他の病気についても手厚い保障を受けたいと考える人。
がんも気になるけど、他の病気にかかるリスクが高いからそちらメインで備えたいというような人はがん保険よりも医療保険の方がいいかもしれません。
最近ではがんの通院保障をしてくれたり、長期入院の保障をしてくれるようながんに手厚い医療保険も沢山出ています。
もちろん、保障の手厚さの面から言えば、がん保険と医療保険の両方をかける選択が好ましいとは思いますが、2本とも入れば保険料もかさみます。
家計から保険のために捻出できるお金によっては幅広い保障をしてくれる医療保険のみにするという選択肢もありだと思います。
がん保険、医療保険は商品も沢山あり、保障内容も多岐に渡ります。
自分だけで商品をすべて精査するのは至難の業。
無駄な保障を省きつつ、必要な保障のみを上手く付けていくというのは相当保険に詳しい人でないと難しいと思います。
自信がない方、保険初心者の方はぜひ保険見直しラボなどの保険代理店に相談してみて!
ファイナンシャルプランナーや保険のプロが加入者にピッタリ合った保障の付け方を提案してくれますよ。
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がんになる確率って?
日本の国民病とも言われているがんですが、実際にどれくらいの人がこの病にかかってしまうのでしょうか?
【男女別】がんになる確率は?
一生涯のうちにがんにかかる確率は男性が65.5%、女性が50.2%にも上ります。(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター「最新がん統計」)
約2人に1人ががんにかかるという確率。
国民病と言われるだけあり、他の病気に比べてかかるリスクが高いと言えます。
その点から考えればがん保険はかなりの高確率でお世話になる保険と言えるでしょう。
性別 | 生涯でがんに罹患する確率 |
---|---|
男性 | 65.5% |
女性 | 50.2% |
【年齢別】がん罹患率
出典:国立がん研究登録・統計
がんは小児から高齢者まで幅広い年代で発症しますが、男女ともに50歳を過ぎたあたり~80歳までに初めてかかる人が多い病気です。
20歳代~50歳代前半で女性が男性よりやや高く推移していますが、60歳代以降は男性の方が女性より顕著に高い確率となっています。
高齢になってからがんになるというケースが多いということは終身タイプのがん保険を選ぶべきということ。
加入時から変わらない保険料で一生涯保障をしてくれるので、安心です。
がんになった時って実際いくらかかるの?
「がんになるとお金がかかる!」「がんの治療費はすごく高い!」
そんな言葉をあなたも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
がん治療=高額とイメージできている人は多いと思いますが、具体的にはどれくらいかかるのかはご存じでしょうか?
実際にいくらくらいかかるのか、どれくらいの備えがあれば安心なのでしょうか。
がん治療にかかる費用を項目別に分けて詳しく見ていきましょう。
がん治療にかかる費用
がん治療が始まると、主に下記のものにお金がかかります。
- 検査・診察費用
- 手術費用
- 調剤薬局で支払う薬代
- 抗がん剤治療の費用
- 先進医療の費用
- 自由診療代
- 入院費用
- 交通費、宿泊代、入院中の日用品代など
がん治療と一口に言っても出費は入院費用や手術費用のような治療に直接的なものから交通費や日用品代などの間接的なものまで、多岐に渡ります。
この中でも特に負担がかかると言われている、手術費用、抗がん剤治療の費用、先進医療の費用、自由診療代について詳しく見ていきましょう。
手術費用
手術をし、10~20日くらいの入院という一般的なケースの場合、医療費の自己負担額は20~30万円ほど。
健康保険の高額医療費制度を使うこと考えると、自己負担額はだいたい8万~9万円程度になるケースが多いでしょう。(一般サラリーマンの所得の場合。所得により金額は異なります)
抗がん剤治療の費用
抗がん剤治療は長期にわたるケースも多く、負担額がじわじわと増えていくのが特徴です。
一般的には、数日から数週間くらいの治療を1コースとし、抗がん剤によって回数を続けていくようになります。
1コースの負担額は2万円程度~15万円程度。
こちらも手術時と同じく、高額医療費制度を使うことができるので、月の負担額は8万円程になります。
治療が続く場合には4カ月目以降から減額されますが、それでも1年、2年と治療が続けば、負担額は100万円単位にのぼることもあります。
先進医療の費用
先進医療とは高度な技術を必要とする治療法などのうち、厚生労働大臣が認めており、公的医療保険の対象外とされている治療のことです。
つまり費用は全額自己負担ということ。
通常の治療で結果が得られずに先進医療に切り替えた場合には多額のお金がかかるとみて間違いありません。
最も件数が多い陽子線治療は約260万円、次に件数が多い重粒子線治療は約300万円、とかなりのお金がかかります。
☆陽子線治療とは⇒放射線の一種である陽子線を病巣に照射するがんの治療方法
☆重粒子線治療とは⇒放射線の一種である重粒子線(炭素イオン)を病巣に照射するがんの治療方法
先進医療の費用はがんのタイプや治療方法によって異なりますが、300万程度の治療を複数回することを考えれば1000万円以上の備えを考えておいた方がよいでしょう。
技術名 | 1件当たりの額(円) | 平均入院期間(日) | 年間実施件数(件) |
---|---|---|---|
陽子線治療 | 2,635,433円 | 12.5日 | 1,295件 |
重粒子線治療 | 3,089,343円 | 9.6日 | 720件 |
腹腔鏡下センチネルリンパ節生検 早期胃がん | 62,839円 | 14.5日 | 52件 |
ニボルマブ静脈内投与および ドセタキセル静脈内投与の併用療法 (進行再発非小細胞肺がん) |
3,423,791円 | 14.0日 | 46件 |
出典:厚生労働省第81回先進医療会議資料「令和元年度実績報告」
自由診療代
通常のがん治療が思わしくない場合に自由診療を希望する人もいると思います。
ただし、先進医療と同様に健康保険が適用とならない自由診療は全額自己負担となり、とても高額です。
クリニックにもよりますが、100万円~1000万以上などの多額なお金がかかるケースがほとんどと言えるでしょう。
がんの治療費|まとめ
全額自己負担となる先進医療費、自由診療代だけでもそれぞれ1000万円単位でのお金が必要に。
高額医療費制度が対象となる治療の場合も月額8~9万円かかるので、期間が長くなれば負担はかさみます。(2年目以降は負担額が減少します)
そのほか、入院時に必要となる日用品や通院のたびにかかる交通費や遠方まで治療を受けに行くときにかかる宿泊費などもじわじわと家計を圧迫することが考えられます。
がんの程度や再発の有無、治療方法によって総合負担額がどれくらい膨れ上がるのかは何とも言えませんが、だからこそ、保険で備えることが安心につながるのではないでしょうか。
そもそも「がん保険」とは?
がんの治療費の現実を知って、途方に暮れた・・・そんなあなたはそろそろがん保険について知りたくなっているのではないでしょうか?
がん保険について詳しくご紹介していきたいと思います。
がん保険で保障されるもの
がん保険で保障されるものは主に次の6つです。
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
1.がん診断給付金
がん診断給付金とは、がんと診断された時に受け取れる保険金のこと。
診断がついた時点で支払われるので、入院や手術がなくても受け取ることができます。
商品にもよりますが、だいたい100万円~200万円ほどのがん診断給付金を貰うことができるがん保険が主流です。
2.入院給付金
がんで入院した場合に支払われるのが入院給付金です。
金額は加入時に設定することができますが、だいたい日額1万~2万円の商品が主流です。
中には3万~4万円を設定できるがん保険もあるので、手厚い保障を受けたい場合にはそちらも検討すると良いでしょう。
基本的に入院日数の制限はないので、安心して治療に専念することができます。
3.手術給付金
手術給付金とは、がん治療の際に手術した場合に受け取れる保険金のことです。
一回の手術に対して約10万~20万円が支払われる商品が主流。
入院日額給付金の20倍の手術給付金を受け取れる商品もあります。
詳しくは保険見直しラボなどの保険代理店に問い合わせてみるとよいでしょう。
4.通院給付金
通院給付金とは、がん保険の際に通院した場合に支給される保険金のことです。
通院給付金は、以下の2種類に分けられます。
入院を伴うタイプ:入院後、所定の期間内(365日など)に通院した場合、保険金を受け取ることができる(支給限度日数があるがん保険が多い)
入院の有無を問わないタイプ:入院の有無にかかわらず、三大治療(手術・抗がん剤治療・放射線治療)のために通院した場合に保険金が支払われる(日数制限がないがん保険が多い)
入院よりも通院型での治療が多くなってきているのが最近のがん治療のため、入院の有無を問わない通院給付金がおすすめです!
5.先進医療特約
先進医療特約とは先進医療を受けた際に保険金が支払われるものです。
商品にもよりますが、通算2000万円まで保障してくれるものが主流です。
「先進医療の費用」の項目でも触れましたが、公的医療保険の対象外である先進医療は高額になるケースがほとんどです。
これを賄うためには相当な資産がない限り、がん保険で保障を付けておく方法くらいでしょう。
できる限りがんに備えておきたい場合には、先進医療特約の付加を検討しましょう!
また、商品によっては基本保障に含まれている場合もあります。
6.女性特約
女性特約とは女性特有のがんになった場合に手厚い保障が受けられるものです。
医療保険と同様、がん保険にも女性特約をつけることができる商品があります。
保障は商品により異なりますが、手術を受けた際に保険金が支払われるものが主流です。
ただし、女性特約は商品によって保障内容が大きく異なるため、つける場合は要確認です。
商品比較に迷ったら、ぜひ、保険代理店などの保険のプロに相談してみましょう!
がん保険の商品タイプ
がん保険は、掛捨てタイプが一般的。
掛捨て型の商品には解約返戻金がないので、貯蓄性はありません。
しかし、商品の中には、解約返戻金のあるタイプも存在します。
それぞれのメリットとデメリットをご紹介しましょう。
がん保険の商品タイプ|解約返戻金「なし」のがん保険
がん保険の主流タイプである掛捨て型・解約返戻金なしの商品は保険料が割安なのがメリットです。
がんにならずとも、支払った保険料が戻ってこない点、貯蓄性がないことがデメリットとして挙げられます。
しかし、がん保険の保障額は基本的に多額なので、一度でもがんになれば元は取れるケースがほとんどです。
プラスがんになる確率が約50%という点も考慮に入れれば、そんなに大きなデメリットのようには感じないと思います。
また、年々新しい商品が開発されているがん保険は途中で乗り換えて保障を充実させる方法も選択肢に入れることができる保険。
割安な掛捨て型の商品に入っていた方が身動きが取りやすく、いい商品が出たときに切り替えることができるのではないでしょうか。
以上のことから、個人的には解約返戻金なしの掛捨て型商品がおすすめです。
がん保険の商品タイプ|解約返戻金「あり」のがん保険
解約返戻金ありのがん保険には貯蓄性があります。
保険料が割高といえども、がんにかからなかった場合にも、払い込んだ保険料が無駄にならないというところが最大のメリットです。
ただし、加入して期間が経たないうちに解約をしてしまうと元本割れしてしまいます。
解約返戻金が支払保険料の総額を超えるのは長期でがん保険を継続した場合のみというところに注意が必要です。
がんになる確率が高まる高齢時に解約をしないと解約返戻金の意味をなさないので、むしろその時に解約するのなら、はじめから加入する必要がないのでは・・・と個人的には思います。
最近のがん保険の特徴
最近は、従来の診断給付金重視型はもちろん、抗がん剤・ホルモン剤・放射線などの各種治療を受けると給付金がもらえるタイプの商品や、ステージにより給付金額が変わる商品なども増えてきています。
また、上皮内がん(基底膜にとどまっており、その時点での転移の可能性がない初期のがん)の場合には通常のがんと保障が異なる商品も多いので、注意が必要です。
がん保険は通常、契約日から90日(3か月)までの間は、がんと診断されても給付金が支払われないので、その点も知っておくとよいでしょう。
ずばり!がん保険って不要?必要?
がんの治療費やがん保険の保障内容などについてご紹介してきましたが、結局のところがん保険は必要なのでしょうか?
その答えはずばり「YES」。
はじめにも書いたようにがん保険が不要だというタイプの人も確かにいらっしゃるのですが、大半の人にとってはかけておいて損はない保険なのではないでしょうか。
がん保険が必要な理由
がん保険が必要な理由は主に2つあります。
・一生涯のうちにがんにかかる確率は1/2
・がんの治療費はかなり高額に・・・!
保険というものはそもそも、将来使わないかもしれないけど、もしもの時に役立つという性質のものです。
万が一のための備えというのが、通常の保険商品ですが、がん保険においては万が一どころか50%という高確率でお世話になるということ。
しかも、治療費が高額にのぼることから、一度でもがんになれば元は取れる性質のものなので、入っておいて基本的に損はないはずなのです。
がん保険と医療保険の違い
必要性の高いがん保険ですが、医療保険に入っている場合にも必要なのでしょうか?
答えは「YES」とも「NO」ともいえます。
つまり商品によるのです!
医療保険はがん以外の病気も保障するものですが、当然、がんへの保障もついています。
ただし、手術や入院のみ保障で通院が含まれていないもの、上皮内がんには対応しないものなどもあります。
がんに特化した商品ではないので、保障が手薄だったり、不足があったりといったことも否めません。
今入っている医療保険を継続しつつ、足りない部分をがん保険でプラスするという方法を取った方が、いざという時に安心できるように思います!
とはいえ、医療保険でもがっちりと保障してくれる商品もあるので、まずは自分の医療保険のがん保障がどうなっているのかを今一度確認してみるとよいでしょう。
- がんになる確率が高い&治療が高額⇒大半の人にがん保険は必要!
- 医療保険のがん保障は手薄な場合も・・・⇒がん保険で保障の追加を検討するべし
いざという時に役立つ!がん保険の選び方
がん保険の必要性の高さはご理解いただけたと思いますが、残念ながら「がん保険ならなんでも役立つ!」「どれかに入っておけば安心!」という訳ではありません。
いざという時にしっかりと機能する、役立つがん保険を選ぶにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
がん保険を選ぶ際の5つのポイントをご紹介しましょう。
がん保険の選び方①一生涯保障(終身タイプ)
がんは男女ともに50歳過ぎたあたりから高齢になればなるほど発病するリスクが高くなっていきます。
したがって、更新時に保険料が上がる定期タイプの商品だと高齢時に保険料の負担が大きくなり、支払が困難になってしまうことも・・・。
万が一、途中解約なんてことになってしまったら、今までの支払った保険料は返ってこず、がんになるリスクは高まる大切な時期に保障がゼロとなってしまいます。
加入時から保険料が変わらない終身タイプのがん保険を選ぶようにすると安心でしょう。
がん保険の選び方②給付金が何度でも受け取れる
がんは一度治療して寛解しても、再発や転移を繰り返してしまう可能性があります。
なので、給付金を複数回受け取ることができるもの、できれば支給回数に限度がないものがおすすめです。
また初回よりも2回目以降の治療の方がお金がかかるケースも。
がん保険でもっとも大きな金額が給付される診断給付金が複数回支払われるもの、給付金の給付条件が厳しくないものを選ぶとよいでしょう。
2回目以降になると給付条件が厳しくなり、支払条件に入院の有無や治療方法の限定がある商品もかなり販売されています。
できれば、がんという確定診断のみで支給されるものがベストです。
がん保険の選び方③長期間の通院に対応できる
最近のがん治療は入院日数を極力減らして、放射線治療や抗がん剤治療・ホルモン剤治療などを通院で受けるケースが増えてきています。
よって、通院での治療期間が長くなり、数ヶ月から1年を超えることも・・・。
そのため、長期間の通院治療にもしっかりと対応できるがん保険を選ぶ必要があるのです。
通院保障や放射線治療の保障、抗がん剤治療の保障やホルモン剤治療の保障がついているものを選ぶようにしましょう。
また、診断給付金の額を高額で設定できる商品も治療が長期戦になった時の安心材料となるでしょう。
がん保険の選び方④先進医療の保障がある
先進医療を受ける確率は決して高いとは言えません。
なので、「先進医療の保障を外しても結果的に問題なかった・・・」という場合が正直多いともいえます。
けれども、やはり、いざ受けることになったときの金銭的打撃がかなり甚大なのです!
貯蓄をしていたとしても急遽1000万単位のお金をポン!と支払うことは一般家庭では難しいはず。
となれば、いざという時に治療方法を幅広く選べるように、先進医療の保障をつけることができる商品を選ぶべきなのではないでしょうか。
先進医療の保障は基本保障として組み込まれている商品と特約として扱われている商品があります。
保険金額や保障期間など細かい点が商品によって異なるので、保障内容をそれぞれ比べてみることをおすすめします。
また、通算2000万円限度で支払われるがん保険が一般的ですが、商品によっては上限なし、無制限で支払われる商品もあります!
詳しく知りたい方、自分に合うおすすめの商品を知りたい方は保険見直しラボなどの保険のプロに問い合わせることをおすすめします。
がん保険の選び方⑤上皮内がんの保障がある(特に女性の場合!)
初期のがんといわれている上皮内がん。
基本は良性の腫瘍と同様の治療となるので、通常のがん治療ほどの多額のお金はかかりません。
しかし、上皮内新生物にあたる非浸潤性の乳がんの治療に際しては、腫瘍の切除以外に乳房再建術や術後の抗がん剤治療・ホルモン剤治療が必要になる場合があります。
したがって、女性の場合は、上皮内がんに対しても十分な保障のあるがん保険を選んだほうがよいでしょう。
がん保険「不要説」は本当?のまとめ
一部では不要と囁かれるがん保険ですが、本当に必要のない人はごく少数・・・。
がんにかかるリスクはほかの病気に比べ高いうえに治療が始まれば長期に渡ります。
一度寛解しても再発を繰り返すリスクがあるので、多額の治療費がかかります。
一般家庭の貯蓄だけでは太刀打ちできないケースがほとんどのため、大半の人はがん保険に加入してきっちり備える必要があるのです。
がん保険は沢山の商品が販売されているうえ、商品により保障が細かく異なります。
役立つがん保険を選ぶポイントの5つを踏まえながら、自分に合う商品はどれな吟味して選ぶとよいでしょう。
また、現在医療保険に入っている人もがん保険を検討する余地はあります。
重複する保障は削り、足りないところを新たながん保険の保障で埋めていくとバランスがよいリスク管理ができるでしょう。
がん保険について理解しても、あまたある商品や保障の中から自分のニーズに合うものを選ぶって難しいですよね。
そういう時は保険代理店に頼ってみましょう。
ファイナンシャルプランナーや保険知識の豊富な保険のプロが無料で親身に相談に乗ってくれますよ!
死亡保険選びに迷っている、詳しく知りたいことがある、そんなときは保険見直しラボに相談してみてはいかがでしょう?
保険見直しラボは保険相談実績が多い、保険のプロが集まる保険代理店です。
無料で何度でも相談できるので、納得のいくまで話をすることができます。
いざという時に役立つ、頼れるがん保険をしっかり提案してくれるので、安心してお任せすることをおすすめします!
- がん保険が不要な人は「多額の貯蓄がある人」「がん治療をしない人」「がん以外の保障が欲しい人」である
- がんは男女ともに一生涯のうちに2人に1人と高確率でかかる病気である
- がん治療は長期になることが多く、多額なお金がかかることが多い
- がん保険はかかる確率と治療費を考えると必要性が高い保険と言える
- 役立つがん保険を選ぶポイントは5つ
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