南アフリカランド(ZAR)の特徴・今後を専門家ひろぴーがわかりやすく解説!

南アランド_サムネイル

南アフリカランドは高金利かつ資源国通貨として知られています。

MEMO
高金利であるため、スワップポイントの高さも魅力の1つです。

トレーダーの中には、スワップポイント狙いで取引してみようと考えたことのある人もいるのではないでしょうか。

今回は、南アフリカランドの特徴や貴金属との関連について解説します。

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今回のMarketGuide専門家

ひろぴー (ラジオ日経パーソナリティFX・BTCコラムニスト)   2010年からFX取引をはじめ、2013年、アベノミクスの恩恵もあり、FX取引で資産を急激に増加、この年からFX最大ポータルサイトのZAIFXでの企画出演をはじめ、インタビューを受けるようになる。   2014年には、ZAIFXとYahooファイナンスのコラボレーション企画で、タレントのボビー・オロゴンさんや福田萌さんとのトレードバトルが話題となり、2016年から2019年まで、ラジオ日経のFX番組トレードパーティーでラジオパーソナリティーを務める。   現在は週5本のFXや仮想通貨ポータルサイトのコラム執筆、講演、ラジオのレギュラー番組を持ちつつ、自己資金の資産運用も実施している。

Twitter @hiropi_fx

南アフリカランドの特徴3選

南アフリカランドの特徴は、大きく分けて3つあります。

南アフリカランドの特徴
  1. 高金利通貨
  2. 資源国通貨
  3. 経済指標に影響されやすい

南アフリカランド_ZAR_政策金利推移

参考:外為どっとコム|政策金利一覧

1つ目は高金利通貨であることです。

2016年から2019年まで、南アフリカの政策金利は6.5~7%を推移しています。

しかし2020年からは徐々に下がり、11月の段階では3.5%となりました。

2つ目は資源国通貨であることです。

南アフリカは金やプラチナなどの産出国であるため、それらの貴金属の値動きに影響を受けやすい特徴があるのです。

3つ目は経済指標などに影響を受けやすいことです。

注意
この特徴は他の通貨にもいえますが、南アフリカランドの場合は値動きの要因が数多くあります。

例えば南アフリカの主要貿易相手は中国であるため、中国の経済の影響を受けやすいのです。

また、根強い人種差別をきっかけとした失業率の増加や、労働者によるストライキなどによる不安材料から、南アフリカランドが値動きするケースもあります。

さらに国営電力会社の負債や老朽化により、必要なところに電力供給ができず、経済活動に悪影響を出すこともあるのです。

南アフリカランドをトレードする人は、これらの特徴を押さえておくと良いでしょう。

南アフリカランドで高スワップポイントを狙える

上記の通り、南アフリカランドは高金利通貨です。

そのためスワップポイントが高めです。

MEMO
そもそもスワップポイントとは、二国間の金利差を調整する目的で配布されるものです。
つまり政策金利の高い国と低い国の通貨ペアになれば、スワップポイントが高くなります。

各国の政策金利は以下の通りです。

政策金利(%)
日本 -0.1
アメリカ 0.25
ユーロ 0
カナダ 0.25
オーストラリア 0.25
南アフリカ 3.5
トルコ 10.25
メキシコ 4.25

参考:外為どっとコム|政策金利一覧
※2020年10月時点

このように他の国々と比べて、南アフリカランドの政策金利は高めであると分かるでしょう。

もし南アフリカランド/円で買いポジションを保有すれば、二国間の政策金利の差である3.6%分のスワップポイントを受け取れます。

注意
反対に売りポジションを持てば、マイナススワップを支払わなければなりません。

南アフリカランドと貴金属チャート比較

上記の通り、南アフリカは貴金属の産出国として有名です。

2018年のプラチナ・銀・金の産出量は、以下の通り。

南アフリカ
2018年産出量(トン)
プラチナ 137
推定120未満
120

それではプラチナ・銀・金と南アフリカランドの値動きにはどのような関係があるのでしょうか。

順番に見ていきます。

まずはプラチナ。

MEMO
南アフリカランド/円とプラチナ/円の日足チャートを見ると、似たような値動きをしているのが分かります。

南アフリカランド_ZAR_プラチナ

南アフリカランド/円、プラチナ/円・銀(シルバー)/円・金(ゴールド)/円:日足比較

南アフリカはプラチナの産出量が世界一。

そのため、南アフリカランドとプラチナは互いに大きな影響を与え合います。

両者の値動きは相関関係に近いと言えるでしょう。

次に銀です。

銀/円の日足チャートを見てみると、似た値動きをしている様子は見当たりません。

MEMO
南アフリカの銀の産出量はそれほど多くはなく、上位20か国のランキング外。そのため、銀と南アフリカランドの値動きの関連性は薄いと考えられます。

最後に金を見てみましょう。

金/円の日足チャートを見ると、反対の値動きをしているように見えます。

注意
南アフリカの金の産出量は、2005年までは世界一でしたが、年々と産出量が減っていき、2018年には9位にまで下がっているのです。

そのように考えると、銀と同様に金・南アフリカランドの関係性は薄いように感じますが、実際には逆の動きを見せています。

その理由は恐らく、金と南アフリカランドの特徴にあるでしょう。

金は有事の際に資産の避難先として知られています。

一方で南アフリカランドは政策金利が高く、他国の経済にも影響を受けやすいため、リスクが高め。

そのため世界経済が不安定になれば、リスク回避のために金を買い、南アフリカランドを売るのではないかと考えられるのです。

このように金と南アフリカランドが逆の値動きをしている理由は、両者の特徴にあると判断できます。

参考:
https://www.globalnote.jp/
https://gold.tanaka.co.jp/
https://lets-gold.net/

南アフリカランドの今後

南アフリカランド_ZAR_今後の見通し

左:南アフリカランド/円、右:ドル円、オシレーター:ヒストリカルボラティリティ

南アフリカランドは、今後も南アフリカ国内情勢や中国経済、新型コロナウイルスなどにより、大きく値動きすることがあるでしょう。

そのため、南アフリカランドをトレードする方は、こまめに関連ニュースのチェックをオススメします。

注意
また南アフリカランド/円のボラティリティは平均20%前後と、ドル円の倍上の高さなのでポジションサイズには注意を払いましょう。

【参考リンク】
https://www.afpbb.com/articles/-/3189269
https://www.teestyle.jp/country/south_africa/topic/topicZA765.html#link_5_0
https://min-fx.jp/zarjpy/
https://www.m2j.co.jp/fx-beginners/world-currency/zar
http://www.kanetsufx.co.jp/mado/currency/zar/
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/s_africa/data.html
https://zai.diamond.jp/articles/-/38514?page=2