なにが値動きに影響するのか知りたいな。
キングさん
2018年や2019年のレート推移を見ながらうまく今後の見通しを立てて利益を伸ばしたいわ。
いろんな角度から2020年の予想を立てられると良いトレードができそうだね。
専門機関の見解などをまじえつつも、わかりやすく解説していきますね!
人民元/円の見通しを立てる際には、これまでのレート推移を把握することが重要。
長期的な予測を立てるため、過去の事例を有効活用するということですね。
値動きの要因だけでなく人民元/円におすすめのFX会社もご紹介しているので、最後までお読みいただき、フル活用してくださいね!
- 人民元/円の見通しにおいて注目すべきは米中貿易戦争の行方
- 米中貿易戦争の根本的解決は難しいとする一方、2020年2月のアメリカ大統領予備選を契機に終息が期待される
- 中国の経済成長率、政策金利は魅力的で現在の約15円台前半のレートに割安感を感じる人も
- 人民元/円のトレードにおすすめのFX会社は、YJFX!・SBI FXトレード
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- ポンドの見通し・今後
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- トルコリラの見通し・今後
- 南アフリカランドの見通し・今後
- 人民元の見通し・今後
- ブレグジットの影響
- スワップポイント比較ランキング
目次
【随時更新】人民元/円の2020年最新ニュース!
まずは、人民元に関連する最新ニュースをお届けします。
この章は新しいニュースが入り次第、随時更新するのでブックマークに登録して定期的にチェックしてくださいね!
2020年2月16日:新型肝炎の死者1,665名、感染者68,500名に!
新型肺炎の拡大が続いています。
2020年2月16日、中国における新型肺炎で亡くなった方は1,665人(前日比+142人)、感染者は68,500人(前日比+2,009人)まで拡大しています。
第一段階の合意にいたった米中貿易交渉も、中国経済の不振によって約束が守られないのではないかと考える人も増えているんです。
新型肺炎による被害が深刻になるほど、人民元安円高につながりやすいといえそうだわ。
- 新型肝炎の死者は1,665人、感染者は68,500人に拡大した
- 高速道路の出入口封鎖など人の流れが抑えられており、経済活動への悪影響が懸念される
- 新型肺炎などの影響で米中貿易交渉の合意が守られないと、人民元安円高につながると予想できる
2020年2月15日:アメリカが中国を監視する部署を開設!
新型肺炎の広がりで経済に悪影響が出始めている中国。
その状態を見かねてか、アメリカは第一段階の合意内容を遵守しているかについて監視する部署を設置。
米国企業からの情報提供や政府統計などをもとに、第一段階で決定した事項がしっかりと守られているかを確認します。
それだけでなく両国における情報交換や次官級・閣僚級での話し合いもおこなうとのこと。
もし中国がルールを破ったときには話し合いがおこなわれますが、それでも解決しなければアメリカは関税できるという流れに。
これ、「ホントにいつ終わんの?」って感じだね。
- アメリカは中国が合意内容をしっかりと守るかどうかを監視する部署を新規設置した
- 新型肺炎の悪影響によって中国が合意内容を守らない場合、再度アメリカが関税をかける可能性がある
- 米中貿易交渉が難航すると、米ドル安円高になると予想できる
2020年1月25日:新型肝炎の死者が41名に!
中国では新型肝炎による患者数が1,200名を超え、死者は41名にのぼりました。
NHK NEWS WEBでは中国国内の様子がわかる写真が掲載されていたので、以下も参考になさってください。
これを受け、もっとも被害が大きい武漢の中心部では許可された車以外の通行が禁止に。
代わりに無料タクシー6,000台を配備することで、人の流れを抑えようとの狙いです。
ほかにも湖北省のほぼ全体でバスの運行を中止したり、高速道路の通行を禁止したりといった対策も。
武漢の病院では患者対応に充分な手が回らず、10数時間も勤務している看護師もいます。
そのため中国各地から武漢への支援を強化。
国をあげて新型肝炎対策をしている格好です。
今後の動向に注意し、リスクが高まってきた場合には人民元安円高になると可能性があります。
- 新型肝炎による患者数が1,200名を超え、死者は41名にのぼった。
- 今後、被害が拡大して懸念が広がると人民元安円高になると考えられる
2020年1月15日:米中貿易交渉の合意文書(第一段階)に署名
2020年1月15日、米中貿易交渉の第一段階における合意文書に署名がされました。
2019年12月15日の追加関税も免れたため、少しずつ緊張緩和へ向かっていると考えられます。
その一方でアメリカが問題視している中国国営企業への補助金については先送りに。
トランプ大統領は、「第二段階がまとまらなければ関税は今のまま」と発言しており、楽観視できない状態です。
今回の合意には、以下のような内容が含まれています。
- 中国がアメリカからの輸入を2年で2,000億ドル以上増やす
- 為替操作をしない
- 知的財産権の保護に取り組むなど
今後、米中関係が悪化すれば人民元安円高になるとの見通しが立てられるでしょう。
米中貿易戦争についてはこちらの章でご紹介しているので、お先にご覧になりたい方は以下のボタンをクリックしてくださいね!
- 米中貿易戦争は少し緩和したものの、重要課題は先送りに
- 合意内容が守られなければ、米中の緊張が高まり人民元安円高になると予想できる
2019年12月15日:アメリカの追加関税の有無
米中貿易戦争において、2019年12月15日は要チェック。
アメリカが中国からの輸入品に4回目の関税をかけることが計画されているからです。
12月の追加関税で対象となっている輸入品は、中国からアメリカに輸出されるiPhoneやナイキ製の靴など。
米中貿易戦争については以下の章でわかりやすく解説しているので、先にチェックされたい方はこちらのボタンをクリックしてください。
- 2019年12月15日はアメリカの追加関税がされるかどうかに注目
- 米中の緊張が高まると人民元安円高にふれると予想できる
【今後の見通し材料】人民元/円のレート推移
現在のレートもあわせて教えてくれない?
では、人民元/円における現在の価格や、これまでのレート推移を見ていきましょう!
人民元/円のリアルタイムチャート
【今後の見通し材料】人民元/円のレート推移① 2010年~
これまでのレート推移について、まずは大きな視点で見てみましょう。
2010年以降のチャートは以下です。
これってなんでなの?
金融緩和によって円安が進んだので、人民元が相対的に高くなったことが大きな要因といえます。
金融緩和の影響って大きいんだね。
【今後の見通し材料】人民元/円のレート推移② 2015年~
続いて、2015年以降のレート推移を見てみましょう。
このときの原因ってなに?
基準値の変更によって95pipsほど人民元が安くなったので、不安を与えやすかったとされています。
基準値については以下の章でわかりやすくお伝えしています。
以下のボタンをクリックするとジャンプできるので、良かったら先にご覧くださいね。
【今後の見通し材料】人民元/円のレート推移③ 2018年~
次はここ2年のレート推移を見てみましょう。
2018年からのチャートはこちらです。
この原因はなに?
2018年は米ドルが利上げした年なので、相対的に人民元の魅力が低下していたことも一因といえるでしょう。
【今後の見通し材料】人民元/円のレート推移④ 2019年~
最後に直近1年のレート推移を見てみましょう。
2019年からのチャートは以下です。
人民元が急激に安くなってるんだけど。
ニュースで見た記憶があるわ。
2019年8月は米中貿易戦争が激しくなって市場の不安が高まった時期です。
そりゃ人民元も安くなるはずだよ。
米中貿易戦争については以下の章で分かりやすく解説しています。
こちらのボタンをクリックするとジャンプできるので、良かったら先にご覧ください。
過去のレート推移から見えた!人民元/円に影響する5大要因
もっと理解を深めるためにも、くわしく教えてほしいな。
今後の見通しをしっかり立てるためにも、人民元/円に影響する要因をわかりやすく解説していきますね!
- 米中貿易戦争
- 政策金利
- 基準値
- 経済成長率
- 世界経済の動向
人民元/円への影響要因① 米中貿易戦争
どういうことが起こってんの?
2018年3月、トランプ大統領が中国の鉄製品に関税をかけたことから米中貿易戦争がはじまりました。
なんで中国の鉄製品に関税をかけることになったの?
その後もアメリカは、1,000以上の輸入品に関税をかけました。
これに耐えかねた中国は同様にアメリカからの輸入品に関税をかけ、双方の関税合戦がはじまりました。
またアメリカは、中国による知的財産の扱い方や企業買収のやり方などの根深い不満を持っていて解決策が見えないといわれているんです。
その反対に関係悪化のマイナス材料が出ると、人民元が売られて安くなることが多いので覚えておきましょう!
米中貿易戦争の影響による人民元のレート推移については、岡三アセットマネジメントのグラフが非常にわかりやすいのでご覧ください。
人民元/円への影響要因② 政策金利
2018年も米ドルの利上げで人民元の魅力が下がったっていうし。
ただ中国の政策金利は2015年10月以降、ずっと4.35%で安定した状態です。
政策金利の推移をわかりやすくまとめてくれない?
では、わかりやすくお伝えしますね!
中国の政策金利の推移
中国の政策金利の推移は以下となります。
ってことは今後、政策金利が変わるんなら利下げになるかもしれないね。
人民元/円への影響要因③ 基準値
この基準値に対して±2%以内でしかレートが変わらない仕組みになっているので、為替を操作していると考える人もいます。
中国っていろいろ制限が多い国だなぁ。
人民元をトレードするなら押さえておかないといけないわね。
人民元/円への影響要因④ 経済成長率
中国は経済成長が目覚ましい国。
その一方で中国の経済成長はピークを過ぎたという声も。
中国の経済成長率の推移
中国経済ってイケイケな感じがあるけど、そうでもないの?
2015年には実質GDP成長率が13%台後半をマークしていましたが、2019年の7月~9月期には6%にまで落ちています。
この点もふまえて今後の見通しを立てることが大事ね。
みずほ銀行では中国の実質GDP成長率の推移についてわかりやすいグラフを掲載していたので、以下に引用します。
他国の経済成長率との比較
もしかしたら、ほかの国と比べたら成長度合いがすごいんじゃないかと思って。
アメリカの場合、2019年4月~6月期で2.1%となっています。
中国と日本、アメリカの実質GDP成長率の比較については以下の表を参考になさってください。
IMFによるオーストラリアの経済成長率(予想) | |
---|---|
国 | 実質GDP成長率 |
中国 | 6.0% |
日本 | 0.1% |
アメリカ | 2.1% |
*アメリカの数値は2019年4~6月期
ほかの国よりも大きく経済が育ってるんなら、いまのうちに人民元を買っておいた方が良さそうね。
人民元/円への影響要因④ 世界経済の動向
人民元に影響する世界経済の動向って、どんなものがあるんだろ?
わかりやすく解説していきますね。
アメリカの動向
そういったときには円買いが殺到する傾向があるので覚えておきましょう。
でも反対にアメリカ経済が好景気だと人民元に分があるんじゃない?
アメリカ経済が好調だと世界経済にも良い影響が出ると考える人は少なくありません。
アメリカの経済状況には注意しないといけないね。
アメリカの経済状況を把握するためには、経済指標の見方を押さえておくことが重要です。
新興国の動向
人民元は円やドルと比べるとリスクが高めの通貨なので、投資家心理が悪化すると売られる傾向があります。
なかでも、新興国の状況が良くないと連鎖的に値下がりする恐れがあるので注意しましょう。
僕もそのとき人民元のトレードをしてたら、「トルコが危ないから、中国ももしかして…」って思っちゃうもん。
新興国の通貨はスワップポイントが魅力的だけど、リスク管理が重要ね。
スワップポイントについて詳しくお知りになりたい方は、こちらの記事もお役立てくださいね。


専門機関はどう見る?人民元/円の見通しをわかりやすく紹介!
わかりやすく概要をお伝えするとともに原文も紹介しますので、ぜひご覧くださいね!
専門機関の人民元/円の見通し① 三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行では、2019年11月以降の見通しとして、米中貿易戦争がいったんは現状維持になると考えています。
具体的には、2019年12月15日のアメリカによる追加関税が保留されたあと、米中貿易戦争が少しずつ進展していくと見ている様子。
また、2020年1月~9月までの予想レンジは14.0円~15.9円としており、徐々に人民元が安くなるとの見通しです。
以下に三菱UFJ銀行の見通しに関する記載を引用しますので、あわせて参考になさってください。
人民元対ドル相場は、引き続き米中通商摩擦関連のイベント・材料を中心に動いている。こうした中、本文中でも指摘の通り、11 月は①米中通商協議における第 1 段階の合意文書が完成に至るかどうか、②その結果、制裁関税がどの範囲まで保留あるいは取り下げられるか、③第 2 段階以降の米中協議に対して、特に米国側がどのようなスタンスを取るか、が注目される。当方が想定しているシナリオ、すなわち①は何とか文書完成に漕ぎ着け、②制裁関税は、12 月15 日発動予定の第 4 弾までは保留となる、が実現すれば、人民元は1 ドル=7.00~7.04 人民元台を視野に、一定の人民元高動意はあり得よう。もっとも、②で既存の制裁関税が据え置かれることに加え、③第 2 段階以降の協議を巡って、米中摩擦が依然燻り続けることから、中国経済の見通しにも不透明感が残り、人民元の反発も 1 ドル=7.0 人民元程度までと限定的に止まると共に、先行き下落圧力が燻り続ける展開を有力視している。
尚、毎朝の基準値設定などによる当局の人民元安抑制策が一定の効果を発揮するとの見方も従来から不変だ。その結果、人民元相場の下落余地も最終的には限定的との見方も維持している。
- 2019年12月15日のアメリカの追加関税が保留となり、少しずつ状況が改善すると予測
- 2019年11月~12月の予想レンジ:14.8円~15.9円
- 2020年1月~9月の予想レンジ:14.0円~15.9円
専門機関の人民元/円の見通し② みずほ銀行
みずほ銀行では人民元/円の見通しについて、現状維持と考えています。
ただし、2019年12月15日に実施される可能性があるアメリカの追加関税が保留となった場合には、人民元が高くなるとの予想。
その一方で、アメリカと中国の双方が納得できる状況になることは難しいととらえており、人民元が値上がりしても限定的という見通しです。
また、中国は現在のレート(1人民元=約15円)を妥当と考えていることから、今の水準を保つと予想しています。
みずほ銀行による人民元の見通しに関する原文を以下に引用しますので、参考になさってください。
引き続き米中通商協議の行方を見守る展開か。米中は11月中に第一弾合意の締結を目指しており、そこで12月15日の1,600億ドル分の関税も見送りとなる場合は一時的に人民元高が進む可能性も。一方、今回の合意に含まれていない知的財産権保護や国有企業の補助金問題、合意順守の検証体制等、構造改革関わる事項の進展についてはハードル高く、更に一方的な人民元高が進むとは考えづらい。易人民銀行総裁の「人民元相場は適切な水準にある」との発言もあり、中国当局は足許の水準での安定化を図る可能性が高い状況下、人民元相場については現水準での推移が継続か。
出典:みずほ銀行
- 米中貿易戦争が大きな進展を見せるとは考えづらく、現状維持との予測
- ただし2019年12月15日の追加関税が見送られると、一時的に人民元高になることが予想される
専門機関の人民元/円の見通し③ 岡三アセットマネジメント
岡三アセットマネジメントでは、2020年2月には米中貿易戦争が終わって人民元が高くなると予想しています。
その理由は、2020年2月にはアメリカの大統領選挙の予備選がはじまるからです。
農業が盛んな地域はファームベルト、工業が中心のエリアはラストベルトと呼ばれています。
この点をふまえつつ、以下の岡三アセットマネジメントによる人民元/円の見通しについて、参考になさってくださいね。
今後も貿易協議の交渉過程では両国の駆け引きが続き紆余曲折が予想されますが、⼤統領選の⾏⽅を左右する重要な選挙地域であるファームベルトやラストベルトの景況が悪化しつつあることを踏まえると、⽶国はある程度の譲歩は容認せざるを得ないとみられます。従って、トランプ⼤統領は早ければ年内、遅くとも来年2月の⼤統領選の予備選がスタートする頃までには正式合意を目指すことになるのではないかと考えています。
9月に制裁関税第4弾の⼀部が発動された後には、1ドル=7.18元台まで元安が進⾏しましたが、その後は⽶中貿易協議の進展観測を背景に元は反発しています。今後も、トランプ⼤統領が⼤統領選を睨み、早ければ年内、遅くとも来年2月までの貿易協議の合意を目指すのであれば、協議進展を受けて⼈⺠元の⽔準訂正の動きは続く公算が⼤きいと考えられます。
出典:岡三アセットマネジメント
- 米中貿易戦争は2020年2月には解決に向かい、人民元のレートは高くなってもとの水準に戻る
【見通し】人民元/円の今後を予想!2020年はどうなる?
人民元/円の見通しを立てる際には、以下の5つに注目してください。
- 米中貿易交渉の行方
- 周辺諸国との金利差
- 実質GDP成長率
- 世界情勢
- 中国による為替操作
人民元/円の見通し① 米中貿易交渉の行方
今後、どうなっていくのかな?
そのため長く続けることは避けたいはず。
ここで双方に折り合いがつけば人民元は値上がりすると予想できます。
進展の材料が出たら人民元の値上がりにつながって、悪い話が出たら値下がりになることが多いから気を付けなきゃ。
人民元/円の見通し② 周辺諸国との金利差
この2点を見てみましょう!
中国の政策金利
ですが経済成長率が低下ぎみですので、景気刺激策がとられる可能性が考えられます。
公共事業を増やすなどの措置で景気を上向かせるといった方法もあるので、今後の動向を見守る必要がありますね。
アメリカの政策金利
アメリカは2019年10月にも利下げがおこなわれて、1.75%となっています。
2019年1月時点では2.5%でしたので、-0.75%の利下げです。
いったんは利下げが終わると見られていますが、今後の景気状況によってはさらなる利下げの可能性も否定できません。
そうなると利上げの可能性は少ないのかも。
人民元/円の見通し③ 実質GDP成長率
中国の実質GDP成長率が低下傾向にあることをふまえると、人民元の値上がりは大きく期待できません。
ただ、中国の実質GDP成長率約6%という数字は日本やアメリカと比べてはるかに高い数値です。
その点をふまえて人民元の評価が見直されると値上がりの可能性があります。
人民元/円の見通し④ 世界情勢
人民元は日本やアメリカと比べるとリスクが高い通貨なので、新興国の状況に左右されやすいといえます。
トルコショックのように新興国に対する不安が高まると、人民元もつられて安くなると予想できるので注意しましょう。
この機会に今後の動向を探ってみようかな。
人民元/円の見通し⑤ 中国による為替操作
中国は基準値を使った為替操作をしているので、中国の思惑がレートに反映されやすいと考えられます。
そのため中国がどんな方向に経済を引っ張っていきたいかをチェックすることで、人民元/円の見通しに役立ちます。
中国の意図を読み解くことも大事なんだな。
人民元/円の見通し⑥ 香港デモ
香港デモは経済の停滞を招くほど深刻になっています。
11月には死者が出るなど過激化しているデモは、香港経済を10年ぶりに不況に陥れました。
2019年の第3四半期の成長率が-3.2%となり、2020年以降にも悪影響があるとされています。
かなり深刻だね。
原因は中国の政治や権力者による搾取などへの不満といわれており、デモに参加している人は若者世代が中心です。
以前から香港は中国に縛られたくないとの気持ちが強く、それが今回爆発したとされています。
だから制度や考え方が全然違うって聞いてたけど、予想以上に香港の人たちの負の感情が大きかったのかも…。
中国政府はこのデモを力づくで終わらせようとする傾向があり、そういった考え方こそがさらなる反発を生むと考える人もいます。
中国側の報道の仕方などによって中国が正しく、香港が悪者にされていると考える人も。
報道の仕方などに対する懸念もあり、事実が報道されないのではないかとの声もあがっています。
投資家のなかで中国への不信感が広まると人民元安円高になると予想できるでしょう。
デモによってお店や銀行が襲われることもあり、2020年まで不振が続くとの予想も。
- 香港デモは中国政府のやり方に反発する香港の人たちの運動
- 2019年6月に香港デモがはじまった
- 香港デモの影響で経済が低迷し、香港の経済成長率は前期比-3.2%になった
- 香港デモの長期化、国際社会からの懸念などは人民元安円高につながると予想できる
人民元/円の見通し⑦ 国債の格付け
中国の国債は日本の格付けと同じレベルです。
こう考えると中国って、政策金利や経済成長率は日本の何倍にものぼるからお買い得な感じがしない?
人民元が再評価されると値上がりにつながると予想できるので、あわせて押さえておきましょう。
三菱UFJ信託銀行の資料では日本や中国、その他の主要国の格付けについて、わかりやすくまとめられているので参考になさってください。
人民元/円におすすめのFX会社は?今後の見通しをフル活用!
どこのFX会社で取引するのがいいと思う?
長期保有で安定して稼ぎつつ、急な値動きにも対応できるようにしておくことをおすすめします。
人民元/円におすすめのFX会社① YJFX!
出典:yjfx.jp
- 取引ツールのcymoが使いやすく評判がいい
- デモ口座で取引の練習ができる
- 24時間のサポート体制が整えられている(土日を除く)
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YJFX!は人民元/円のスワップポイントが50円(10万通貨あたり)で、スプレッドは3銭とまずまず。
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2019年11月現在、新しく口座開設して条件を満たすと最大5万円のキャッシュバックキャンペーンも実施中。
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【まとめ】人民元/円の見通しは明るい!
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今後、スワップポイント狙いで長期的に保有してみようかしら。
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見通しを立てたうえでトレードを繰り返すことがFX上達の一番の近道。
出典:yjfx.jp