そう疑問に思っていませんか?
実は、楽天銀行には無担保のおまとめローンはないのですが、カードローンを実質的なおまとめローンにする裏技が存在します。
そこで、この記事では楽天銀行をおまとめローンにする方法から楽天銀行の口コミまで幅広く解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- 楽天銀行カードローンに無担保のおまとめローンはない
- 楽天銀行カードローンで借りたお金で他社の借金を返済することで実質的なおまとめローンにできる
- 楽天銀行をおまとめローンにできない人の特徴は安定収入がない人など
- 楽天銀行カードローンは低金利であることなどメリットが多い
- 楽天銀行カードローンは審査に通りやすいわけではないので注意
目次
楽天銀行カードローンとは?
楽天銀行カードローンは楽天銀行が提供するカードローンサービスです。
銀行系カードローンの中でも特に金利が低めなので、多くの人に選ばれています。
楽天のサービスであるため、楽天スーパーポイントが貯まりやすくなるという特徴もあります。
資金使途 | 原則自由 ※事業生資金には利用できない |
|
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利用限度額 | 800万円 | |
契約期間 | 1年ごとの自動更新 | |
利率 | 800万円 | 1.9%~4.5% |
600万円以上800万未満 | 3.0%~7.8% | |
500万円以上600万未満 | 4.5%~7.8% | |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% | |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% | |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% | |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% | |
100万円未満 | 14.5% |
楽天銀行におまとめローンはある?
「楽天銀行におまとめローンはありますか?」と問われたら答えは「あります」となります。
楽天銀行には「楽天銀行不動産担保ローン」というおまとめローンがあるからです。
楽天銀行不動産担保ローンでは、自分が住んでいる家などの不動産を担保にすることで多額を借りて、他社からの借り入れを一本化することができます。
ただ、楽天銀行カードローンでは、無担保ローンの場合にはおまとめローン商品はありません。
しかし、実は楽天銀行カードローンには実質的なおまとめローンにする裏技があるのです。
次は、その裏技について見ていきましょう。
楽天銀行カードローンを実質おまとめローンにする3手順
楽天銀行カードローンは以下の3つの手順で実質的なおまとめローンにすることが可能です。
それぞれの手順について詳しく見ていきましょう。
手順①:楽天銀行カードローンに申し込む
まずは楽天銀行カードローンに申し込みましょう。
楽天銀行カードローンに申し込む時には、まず楽天銀行カードローンのホームページにアクセスし、「カードローンお申し込み」ボタンを押します。
そして、申し込みフォームに入力し、審査を受けるのに必要な本人確認書類と収入証明書を提出します。
そしたら楽天銀行で審査が行われるので、結果を待ちましょう。
ちなみに、この時に貸付希望額を自分の借り入れ総額より大きくするのが重要です。
楽天銀行カードローンで借入総額より大きな金額を借りれたら、実質的なおまとめローンにすることが可能だからです。
手順②:融資を受ける
楽天銀行カードローンに申し込んだら、審査結果を待ちます。
そして、審査に通りお金を借りることができたら融資を受けます。
手順③:融資を受けたお金で他社からの借り入れを返済する
最後に、融資を受けたお金で他社からの借り入れを返済します。
多くの金融機関では繰り上げ返済が可能なので、すぐに借りたお金を返してしまいましょう。
すると、借入先が楽天銀行だけになるため、楽天銀行を実質的なおまとめローンになるのです。
借入総額を上回る融資を受けられなかった場合も、融資を受けたら金利が高いところを優先して返済してしまいましょう。
これで、月々の支払金額はこれまでに比べて低くできるはずです。
楽天銀行をおまとめローンにする難易度はどのくらい? 審査は厳しい?
楽天銀行をおまとめローンにする難易度は借りている金額によるので一概には言えません。
ただ、おまとめローンにするということはすでに複数の借り入れがあるということですし、それなりの金額だと考えられるので、借り入れを完全に楽天銀行だけに一本化するのはなかなか難しい場合が多いでしょう。
それでも、楽天銀行は金利が低いため、お金を借りるメリットは十分にあると言えます。
なお、楽天銀行カードローンの審査は普通の銀行カードローンと大きく変わらないと言われています。
ちなみに、楽天銀行カードローンの審査については以下の記事で詳しく解説しています。

楽天銀行カードローンをおまとめローンにできない人の7つの特徴
以下の7つのうち1つでも満たしている人は、楽天銀行カードローンをおまとめローンにすることは難しいでしょう。
それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
特徴①:申込み条件を満たしてない
当たり前の話ですが、そもそも申込み条件を満たしていなければ申し込んでもすぐに断られてしまいます。
楽天銀行カードローンの申込み条件は以下のとおりです。
- 安定した収入があること
- 満20歳~62歳以下
特に年齢制限は盲点になりやすいのできちんと抑えておきましょう。
ちなみに、楽天銀行カードローンでは収入が少なくても、毎月の収入の額が安定していれば審査に通れる可能性がります。
また、20歳を超えていれば大学生でも申込み可能です。
特徴②:安定した収入がない
上でも少し述べましたが、安定した収入がないと「返済が滞ってしまうのではないか」と思われ、審査に落ちてしまう可能性が高くなります。
収入が高いと審査では有利ですが、それよりも収入が安定していることのほうがずっと重要です。
たとえば、毎月20万円の収入がある場合は「収入が安定している」と言えます。
一方、収入がある月は5万円、ある月は50万円の場合は収入は不安定と言えます。
特におまとめローンにする場合はそれなりの金額を借りる必要があるため、収入の安定性が重要になってきます。
特徴③:信用事故歴がある
というより、信用事故歴がある場合はお金を借りること自体不可能に近いです。
ちなみに、信用事故とは、具体的には以下のようなものを指します。
- 5年以内の3ヶ月以上の滞納歴がある
- 5~10年以内の債務整理(自己破産、任意整理、個人再生など)歴がある
- 5年以内の保証会社による代位弁済歴がある
- 5年以内のカードの強制解約歴がある
- 現在の借入残高が年収の3分の1を超えている
信用事故の履歴を消すためには時間が経つのを待つしかありません。
ちなみに、現在金融機関からお金を借りれている場合は、「信用事故歴があるのでは?」と疑う必要はありません。
現在お金を借りれているということは、信用事故歴がないということだからです。
特徴④:勤続期間が6ヶ月未満
勤続期間が短いと、「短期間ですぐに転職する人なのではないか」と思われる可能性があります。
そして、転職を行うと職が見つからない可能性もありますし、転職に時間がかかって数ヶ月の間月収が0円になってしまう可能性もあります。
そうなると返済が滞ってしまいます。
金融機関はこのような事態を恐れて、勤続期間が6ヶ月未満の人にはなかなかお金を貸してくれないのです。
特徴⑤:料金の未納がある
実は、クレジットカードなどで延滞を起こしていないかは信用情報機関のデータベースを参照するとバレバレです。
楽天銀行や他の金融機関は審査を行う時に必ず信用情報機関のデータベースを参照するため、そこで料金の未納が発覚するとお金を貸してくれる可能性は低くなります。
他の料金が未納になっているということは、楽天銀行でも返済が滞る可能性が高いと思われるからです。
現在未納の料金がある場合は、楽天銀行カードローンに申し込む前にきちんと支払うようにしましょう。
特徴⑥:在籍確認ができない
楽天銀行カードローンはもちろん、他の金融機関でもカードローンの申し込みを受けると、本当に申告した職場に在籍しているかどうか電話で確認を行います。
この在籍確認は審査を行うにあたって重要な要素になるため、在籍確認ができないと審査には通りません。
ウソの職場を申告していた場合、その人の返済能力に信用をおくことができなくなってしまうからです。
ちなみに、中には「職場に借金がバレたくないから、在籍確認の電話をしてほしくない」と考えている人もいると思います。
そんな人はSMBCモビットなど、在籍確認が行われないカードローンを選ぶのがおすすめです。
ちなみに、SMBCモビットについては以下の記事で詳しく解説しています。


特徴⑦:過去6ヶ月以内に申し込んだことがある
6ヶ月以内に申し込んだ人が再度申し込んでも、審査結果が変わることは少ないからです。
ちなみに、このことは楽天銀行の公式ページでも説明されています。
過去6ヶ月以内にお申込みをされたお客様のお申込みはご遠慮いただいております。
過去6ヶ月以上前にお申込みいただいた方については、再度お申込みいただけますが、審査の結果によってはご融資できない場合もございますので、あらかじめご了承くださいますようお願い申し上げます。引用:楽天銀行
6ヶ月以上経っていれば再度申し込むことができます。
ただ、6ヶ月前と状況が大して変わっていない場合、審査にはまた落ちてしまう可能性が高いので注意しましょう。
楽天銀行カードローンの7つのメリット
楽天銀行カードローンには主に以下の7つのメリットがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット①:金利が低い
楽天銀行カードローンの最大のメリットは金利が低いことです。
楽天銀行カードローンでは、以下のように借入限度額が大きくなるほど金利が低くなっていきます。
800万円 | 1.9%~4.5% |
---|---|
600万円以上800万未満 | 3.0%~7.8% |
500万円以上600万未満 | 4.5%~7.8% |
350万円以上500万円未満 | 4.9%~8.9% |
300万円以上350万円未満 | 4.9%~12.5% |
200万円以上300万円未満 | 6.9%~14.5% |
100万円以上200万円未満 | 9.6%~14.5% |
100万円未満 | 14.5% |
そのため、おまとめローンにするにも優秀なカードローンだと言えます。
上限金利も低めに抑えられているため、多くの人にとって楽天銀行に乗り換えられればメリットがあるでしょう。
ちなみに、金利が安くなる条件は「借入限度額が大きいこと」です。
そのため、たとえば借入限度額が300万円でも、必ずしも300万円借りる必要はありません。
基本的には借入限度額は大きめに設定しておいたほうが低い金利で借りやすいのでおすすめです。
メリット②:楽天ポイントが貯まりやすくなる
楽天銀行カードローンを利用すると、楽天スーパーポイントのポイントが1%アップします。
そのため、楽天のサービスをよく利用する人は特に楽天銀行カードローンを利用するメリットが大きいです。
メリット③:必要書類が少ない
楽天銀行カードローンで必要な書類は原則として2点の本人確認書類と収入証明書のみです。
ちなみに、楽天銀行カードローンで使用できる本人確認書類・収入証明書はそれぞれ以下のとおりです。
- 運転免許証、運転経歴証明書
- 個人番号カード(顔写真付き)
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 各種年金手帳
- 各種福祉手帳
- 公共料金の領収書 等
- 最新の源泉徴収票
- 年収記載のある所得、課税証明書
- 市県民税特別徴収税通知書
- 個人の確定申告書
ちなみに、楽天銀行に限らず、法改正で金融機関に各種健康保険証を本人確認書類として提出することはできなくなったので注意が必要です。
メリット④:楽天銀行の口座開設を行う必要がない
銀行カードローンではその銀行の口座を開設する必要があることが多いです。
これは少し面倒ですよね。
しかし、楽天銀行カードローンは、楽天銀行の口座を開設しなくても利用可能なのです。
ただ、楽天銀行で口座を開設すると特典が受けられたり、手続きが簡素になったりして何かと便利です。
「どちらでも良い」と思った場合は、カードローンの申し込みと一緒に楽天銀行の口座を開設しておくのがおすすめです。
メリット⑤:月2,000円から返済できる
少額から返済していけるため、今お金に余裕がない人でも借りやすくなっています。
メリット⑥:コンビニATMの利用手数料が無料
楽天銀行はネット銀行なので、自前のATMがありません。
しかし、その代わりコンビニに置いてあるATMの手数料が0円になるのです。
ちなみに、セブンイレブンのATMでも、ローソンのATMでも、ファミリーマートのATMでも手数料は無料になります。
ただ、ATMから借り入れを行う時には以下のような手数料がかかります。
1万円以下 | 110円 |
---|---|
1万円超 | 220円 |
メリット⑦:無利息サービスがある
無利息サービスとは、一定期間利息がかからないサービスのことです。
ほとんどの銀行では無利息サービスを提供していませんが、楽天銀行カードローンでは無利息サービスの適用を受けることができます。
楽天銀行では、以下の2つの条件を満たせば30日間無利息でお金を借りることができます。
- ローンの申し込みと同時に楽天銀行の普通口座を開設する
- ローンを返済するための口座に楽天銀行の口座を指定する
特に短期間だけお金を借りる場合は無利息サービスがあるとかなりお得になるのでおすすめです。
楽天銀行カードローンの3つのデメリット
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
デメリット①:審査に通りやすいわけではない
実質的なおまとめローンにするために多額を借りるのであればなおさらです。
楽天銀行カードローンの審査の難易度は他の銀行カードローンと大きく変わりません。
実質的なおまとめローンにすることが可能だからと言って、審査に通りやすいわけではないので注意しましょう。
ちなみに、楽天銀行で審査に通る自信がない場合は、消費者金融のカードローンに申し込むのもひとつの手です。
一般的に、消費者金融のカードローンは銀行のカードローンに比べて審査に通過しやすいと言われています。
ちなみに、消費者金融のカードローンについては以下の記事で詳しく解説しています。


デメリット②:審査に時間がかかる
楽天銀行カードローンでは審査に約1~2週間程度の時間が必要です。
最短でも審査が終わるまでに数日程度はかかります。
審査が終わるまである程度長い間待つ必要があるので注意位が必要です。
「今すぐにお金を借りたい」という場合は、即日でお金を借りることができる消費者金融のカードローンを選ぶと良いでしょう。
デメリット③:インターネットからしか申し込めない
実店舗の窓口で申し込むことはできないのです。
インターネットからの申し込みに慣れていない場合は店舗がある他の銀行のカードローンを使うのがおすすめです。
楽天銀行カードローンの口コミ
年収980万、クレカ7件200万あり、勤続7年、独身、住宅ローンなし、オリックス、イオン銀行おまとめ瞬殺、
ダメと思いながらも楽天スーパローン申し込み、午前中に申し込みして午後15時に可決[出典:お金借りる]
昨日審査通りました。申し込み希望通りの結果でホッとしてます。
目的 他2社からの借り換え
[出典:お金借りる]
限度額200万でお願いしたけど、金利が安い300万ではどうか?と確認されたので、300万でお願いした。電話対応は良かったと思う。
[出典:お金借りる]
【審査スピード】
スマホから夕方申込みをして 次の日には審査結果の通知が届きました。
【借入金利】
金利は楽天のサービスも色々申込みをすると金利も優待されます。
【サービスの質】
特に何かサービスがあるわけではないですが 楽天をよく使うので 何かと優遇されます。
【借入のしやすさ 楽天を利用していると スマホから10分もくらいで申込みできます。
【返済のしやすさ】
返済は 楽天銀行から引き落としやコンビニから払えます。
【総評】
普段から楽天銀行や楽天のサービスを利用するので 申込みから返済も 難しくなくできました。楽天ポイントももらえて 良かったです。[出典:価格.com]
【審査スピード】 仮審査の結果はメールで分かるので早かったです。その後、勤務先の在籍確認や必要書類の提出などがあり、だいたい本審査の結果は一週間くらいかかりました。
【借入金利】 かなり低いです。ネット銀行系は基本低いですが、その中でも低いので利用しやすいと思います。
【サービスの質】 ネットで人気の銀行であり、サービスはしっかりとしています。
【借入のしやすさ】 ネットで気軽に申し込みが出来ますし、書類提出アプリなどを利用してネットで完結するのも良いです。
【返済のしやすさ】 返済はネット銀行の口座などから出来ます。
【総評】 金利が低く、ネットサービスが利用しやすいのが魅力ですね。
[出典:価格.com]
楽天銀行のおまとめローンのまとめ
無担保のおまとめローンはないのですが、以下の3手順で実質的なおまとめローンにすることが可能です。
そして、楽天銀行をおまとめローンにできない人には以下の7つのような特徴があります。
楽天銀行カードローンには以下の7つのようなメリットがあります。
一方、楽天銀行カードローンには以下の3つのようなデメリットもあります。