そう思っていませんか?
急に10万円が必要になってしまうこともありますよね。
そんな時にお金を借りる最適な方法は、人によって異なります。
そこで、この記事ではパターン別に10万円を借りるベストな方法について解説しています。
審査を受けるときの注意点や、10万円借りる際の注意点についても説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 基本的には消費者金融から借りるのがおすすめ
- 長期間借りたい場合は銀行カードローンで借りるのがおすすめ
- 家族・職場にバレたくない場合は電話での在籍確認・郵送物がないカードローンがおすすめ
- 無職の場合は担保付き融資か公的制度を活用するのがおすすめ
- 希望最小限の金額を申し込むと審査に落ちにくくなる

目次
【パターン別】10万円借りたい時にベストな方法
10万円借りたい時にベストな方法はパターン別に以下のとおりです。
それぞれのパターンについて詳しく見ていきましょう。
今すぐお金が必要な場合|消費者金融がベスト!
今すぐお金が必要なら、消費者金融から借りるのがベストです。
ちなみに、銀行のカードローンも以前は「即日融資」に対応していましたが、現在では融資までに最低1営業日はかかります。
銀行が誤って反社会的勢力に融資を行っていたことが問題になり、2018年に銀行カードローンの審査では、警察庁のデータベースを参照するのが義務付けられたからです。
警察庁のデータベースの参照には少なくとも1日はかかるため、銀行では即日融資ができなくなったのです。
審査に通るか不安な場合|消費者金融がベスト!
審査に通るか自信がない場合も、消費者金融を選ぶのがベストです。
消費者金融は一般的に、銀行のカードローンよりも審査が柔軟だと言われているからです。
なお、消費者金融は大きく「大手消費者金融」と「中小消費者金融」に分けられますが、審査の難易度だけで見れば中小消費者金融のほうが低いです。
ただし、審査スピードや融資・返済方法など、サービスは断然大手消費者金融のほうが充実しています。
大手消費者金融の審査に落ちてしまったら、中小消費者金融に申し込むのがおすすめです。
ちなみに、大手消費者金融では、審査に通過できるか簡単に診断できるサービスを提供しています。
たとえば、プロミスが提供している「お借入シミュレーション」では生年月日、年収、現在の他社借入金額を入力するだけで簡単に審査に受かるかどうか診断してくれます。
審査に通るか不安な場合は一度「お借入シミュレーション」を利用して審査に通過できるか試してみましょう。
短期間借りたい場合|消費者金融がベスト!
短期間借りたい場合は、「まだ利用したことがない」消費者金融を選ぶのがベストです。
なぜなら、無利息サービスの適用を受けることができるから。
たしかに消費者金融は銀行のカードローンより金利が高いですが、短期間借りた場合、無利息サービスを利用して消費者金融で借りた方が、総返済額が少なくなることもあります。
・消費者金融(金利17.8%、30日間の無利息期間を利用)
10万円×0.178×(90日-30日)÷365日=2877円
・銀行カードローンの場合(金利14.5%)
10万円×0.145×90日÷365日=3575円
→消費者金融の方が698円お得です。
もちろん金額や借りる日数によって異なりますが、一度計算してみるといいでしょう。
長期間借りたい場合|銀行カードローンがベスト!
長期間借りたい場合は、金利が低い銀行カードローンを利用するのがベストです。
ちなみに、カードローンの金利を比較する時には、必ず上限金利を見るようにしましょう。特に初めて利用する場合、上限金利付近で融資が行われることがほとんどだからです。
少しでも上限金利が低い銀行カードローンに申し込むと良いでしょう。
ちなみに、10万円だけ借りる場合はあまり関係ありませんが、銀行のカードローンでは借りる金額が大きくなるほど上限金利は下がります。
職場・家族にバレたくない場合|電話での在籍確認・郵送物なしのカードローンがベスト!
職場や家族に借金がバレたくない場合は、電話での在籍確認や郵送物がないカードローンを選ぶのがベストです。
まず、職場にバレたくない時には電話での在籍確認がないカードローンを選ぶのがおすすめです。
在籍確認の電話では、消費者金融の場合は担当者の個人名、銀行の場合は銀行名を名乗って電話し、「〇〇さんはいらっしゃいますか?」と確認します。そのため、在籍確認の電話で職場に借金がバレることはほとんどありません。
しかし、不安な場合は電話での在籍確認が行われないカードローンを選ぶのがベストでしょう。
代わりに収入証明書などの書類の提出が必要になることが多いです。
一方、家族に借金がバレたくない場合は郵送物がないカードローンを選ぶのがおすすめです。
最近ではカードローンもオンライン化が進んでおり、郵送物がないカードローンも増えてきています。
無職・年収30万円未満の場合|担保付融資・公的制度の活用がベスト!
無職・もしくは年収30万円未満の場合は、担保付融資か公的制度を活用するのがベストです。
無職の場合はそもそも無担保でお金を貸してくれる会社は闇金くらいしかありませんし、闇金はリスクが大きすぎるので利用するのは絶対におすすめできません!
また、総量規制という法律の関係で、消費者金融などの貸金業者は年収の3分の1以上の融資を行うのは禁止されています。
そのため、年収が30万円未満の場合は10万円を借りるのは難しいです。
そんな場合に使えるのが担保付融資や公的制度です。
家、ブランド品など金目のものを担保にしてお金を借りれる融資のことです。お金を返せなかった場合、担保にしたものを売却して、借金の返済に充てます。
銀行などが担保付融資を扱っているほか、質屋などでも金目のものと引き換えにお金を借りることができます。
また、生活に困っている場合は公的制度を使ってお金を借りることも可能です。
緊急小口制度の他にも利用できる公的制度がある場合もありますので、一度お住いの自治体で相談してみましょう。
10万円借りたときの利息はいくら?
10万円借りた場合、利息はどれくらいかかるのでしょうか。
具体的な例にしないと、イメージしにくいものですよね。
利息について詳しく見てみましょう。
10万円借りたときの計算例
10万円借りた場合、利息がどれくらいになるかは気になるところですよね。
無利息期間でも触れましたが、「プロミスの上限金利17.8%で、10万円を180日間借りた場合」を計算してみましょう。
式:借りる金額×金利×借りる日数÷365日=利息
10万円×0.178×180日÷365日=8778円
利息は8778円になります。
利息は返済期間によっても異なります。
無利息期間も活用しよう
大手消費者金融では、はじめての利用に限り、無利息期間を用意しているところが多くなります。
先程の例で、30日間の無利息期間を利用してみましょう。
プロミスの上限金利17.8%で、10万円を、180日間借りた場合(そのうち30日間は無利息期間を利用)
計算式:10万円×0.178×(180日-30日)÷365日=7315円
無利息期間の利用で、「8778円-7315円=1463円」お得になります。
無利息期間をうまく活用すると、利息の負担も抑えられます。
10万円借りたい時におすすめの消費者金融Top3
それでは実際に、10万円借りたい時におすすめの消費者金融は以下の3つです。
それぞれの消費者金融について詳しく見ていきましょう。
プロミス
プロミスは消費者金融の中でも最大手の会社です。
プロミスはサービスの質の高さに定評があり、2020年オリコン顧客満足度調査「ノンバンクカードローン第1位」を獲得しています。
また、プロミスは消費者金融の中でも金利が低いことで有名で、上限金利は他社より0.2%低い17.8%に設定されています。
初めて利用する場合は30日間の無利息サービスを受けることもできます。
アイフル
アイフルは大手消費者金融のひとつです。
大手消費者金融としては珍しく、銀行グループの傘下に入っていない独立系の消費者金融です。
アイフルはサポート力の高さが評判で、24時間いつでも気軽に相談できるサポートセンターが整っています。
女性にも優しく、女性専用のサポートセンターも開設しています。
★アイフルの基本情報
申し込み資格 | ・年齢20歳~69歳で安定した収入があること ・パート、アルバイトでも申し込みが可能 |
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使い道・用途 | 自由 ※ただし事業用途は除く |
審査期間 | 最短30分 |
融資速度 | 最短1時間 |
借入利率 | 3.0%~18.0% |
遅延利率 | 20% |
融資限度額 | 800万円まで |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
レイクALSA
出典:レイクALSA
レイクALSAは大手消費者金融のひとつです。
レイクALSAの最大の特徴は無利息サービスです。
「60日間の無利息期間、または5万円以内の元本の利息が180日間無利息」のいずれかから選びます。
大手消費者金融の中ではやや審査が厳しめですが、特にお得に利用できる消費者金融のひとつです。
★レイクALSAの基本情報
申し込み資格 | ・20歳~70歳で安定した収入があること ・パート、アルバイトの方でも申し込みが可能 |
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使い道・用途 | 自由 ※ただし事業用途を除く |
審査期間 | 最短15秒 |
融資速度 | 最短1時間 |
借入利率 | 4.5%~18.0% |
遅延利率 | 20歳 |
融資限度額 | 500万円まで |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
10万円借りたい時におすすめの銀行カードローンTop3
10万円借りたい時におすすめの銀行カードローンは以下の3つです。
それぞれの銀行カードローンについて詳しく見ていきましょう。
楽天銀行スーパーローン
出典:楽天銀行
楽天銀行スーパーローンは楽天銀行が展開しているカードローンです。
楽天グループが運営しているだけあって楽天スーパーポイントが貯まるので、楽天のサービスをよく利用する方には特におすすめのサービスです。
上限金利は14.5%と低めなのに加えて、融資金額が大きくなってくると上限金利はさらに低くなります。
その上、2021年2月12日現在、楽天銀行スーパーローンでは期間限定で金利が半分になるキャンペーンまで行われています。
★楽天銀行スーパーローンの基本情報
申し込み資格 | ・20歳~62歳で安定した収入があること ・専業主婦でも申し込みが可能 ・パート、アルバイト、専業主婦の方は60歳以下でしか申し込めない ・楽天カード株式会社または SMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
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使い道・用途 | 自由 ※ただし事業用途を除く |
審査期間 | 最短翌日 |
融資速度 | 最短2日 |
借入利率 | 1.9%~14.5% |
遅延利率 | 19.9% |
融資限度額 | 800万円まで |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
出典:三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、三菱UFJ銀行が展開しているカードローンです。
バンクイックの最大の特徴は、銀行カードローンの中では特に融資までにかかる時間が短いことです。
インターネットから24時間いつでも申し込みが可能であり、最短翌営業日にはお金を借りることができます。
もちろん金利も上限金利年14.6%で低めに設定されています。
★バンクイックの基本情報
申し込み資格 | ・満20歳~65歳未満で安定した収入があること ・パート、アルバイトでも申し込みが可能 |
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使い道・用途 | 自由 ※ただし事業用途を除く |
審査期間 | 最短即日 |
融資速度 | 最短翌日 |
借入利率 | 年1.8%~年14.6% |
遅延利率 | 19.92% |
融資限度額 | 500万円まで |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
みずほ銀行カードローン
出典:みずほ銀行
みずほ銀行カードローンは大手銀行のみずほ銀行が展開しているカードローンです。
みずほ銀行カードローンの最大の特徴は上限金利の低さで、上限金利は14.0%に設定されています。
また、みずほ銀行の口座を持っている人はキャッシュカードをそのままローンカードにも利用できて便利です。
★みずほ銀行カードローンの基本情報
申し込み資格 | ・20歳~66歳未満で安定した収入があること ・株式会社オリエントコーポレーションの保証を受けられる方 |
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使い道・用途 | 自由 ※ただし事業用途を除く |
審査期間 | 最短翌営業日 |
融資速度 | 最短翌営業日 |
借入利率 | 14.5%~1.5% |
遅延利率 | 19.9% |
融資限度額 | 800万円まで |
保証人 | 不要 |
担保 | 不要 |
10万円を家族・職場にバレずに借りたい時におすすめのカードローンTop2
10万円を家族・職場にバレずに借りたい時におすすめのカードローンは以下の2つです。
それぞれのカードローンについて詳しく見ていきましょう。
SMBCモビット
出典:SMBCモビット
SMBCモビットは大手消費者金融カードローンのひとつです。
SMBCモビットは家族や職場にバレたくない場合は一番に利用を検討したいサービスです。
まず、SMBCモビットではWEB完結で申し込んだ場合、電話連絡はありません。
その上、契約書類はすべてネットで交付するため、自宅に郵送物が届くこともありません。
SMBCモビットは周りに借金がバレたくない時には一番おすすめのサービスです。
プロミス出典:プロミス
消費者金融最大手のプロミスも、家族・職場にバレたくない時におすすめのサービスです。
WEB完結で申し込めば、郵送物が送られてくることはありません。
10万円を借りる審査に落ちないコツ2つ
10万円借りたい時、審査に落ちないコツは以下の2つです。
それぞれのコツについて詳しく見ていきましょう。
コツ①:希望融資額は最小限にする
コツの1つ目は、希望融資額を最小限にすることです。
金融機関では希望融資額が大きいほど慎重に審査が行われます。
融資する金額が大きいとお金が返って来なかった時のリスクが大きくなるからです。
希望融資額を最小限にしたほうが審査には通りやすくなりますし、融資までの時間は短くなります。
コツ②:申告内容はすべて正直に記入する
申告内容について、すべて正直に記入するのも大切です。
申告内容にウソを記入してバレてしまうと、「ウソをつく人は信用できない」と判断されて融資を断られてしまう場合があります。
そして、銀行や消費者金融はこれまで多くの人から借金の申し込みを受けているため、申し込み内容のウソを見抜くノウハウが蓄積されています。
たとえ審査に通る自信がなくても、すべて正直に記入したほうが結果的にお金を借りれる可能性は高くなります。
10万円借りるときの注意点
ここでは10万円を借りるときに覚えておきたい注意点をご紹介します。
返済計画を立てる
一旦お金を借りれば、返済をする必要があります。
返済期間によっては、低金利の銀行カードローンより、無利息期間がある消費者金融の方が利息がお得になる場合もあります。
毎月いくら返済し、どれくらいの期間で返済するのか計画を立てましょう。
闇金は利用しない
どうしても借りたいと思っても、闇金を利用するのは止めましょう。
闇金は法外の金利で貸し付けを行い、執拗な取り立てをおこないます。
借りた後に困ることになりますので、消費者金融や銀行のカードローン、公的制度などを利用しましょう。
10万円借りたい時のまとめ
パターン別の10万円借りたい時にベストな方法は以下のとおりです。
パターン別の具体的なおすすめのお金を借りる手段は以下のとおりです。
おすすめの銀行カードローン
職場・家族にバレないカードローン
そして、10万円を借りる時に審査に落ちないコツは以下の2つです。

宮野茉莉子
1984年生まれ。東京女子大学卒業後、野村證券に入社。ファイナンシャルプランナーとして活躍。2011年よりフリーランスでライターとして活動し、マネー分野の記事を執筆している。
得意分野:金融商品、投資
資格:2級FP技能士、証券外務員一種、中学高校社会科教員免許