ビットコインは売買で利益を出しても、日本円に現金化しないと自由には使えません。
さらに、換金するタイミングを間違えると、現金化して損をする可能性もあります。
今回は『ビットコインの換金手順・損をしない換金のベストタイミング』について解説します。
実際に、当サイトでコラムを連載している元コインチェックで証券アナリストの中島さんも、以下のように分析しています。
証券アナリスト 中島 翔
見方は色々ありますが、最終的に中期的な投資で考えたら参加者が増えている中大きく下がり続けることはないだろうと考えています。
価格が上昇している今、ビットコインを現金に換金するタイミングはそう遠くはありません。
この記事を読めば、ビットコインの現金化方法についてバッチリ理解することができます。
- ビットコインは仮想通貨取引所やビットコインATMで換金できる。
- ビットコインATMはまだ少ないので、仮想通貨取引所での換金が一般的!
- 現金化する際には、なるべく手数料を抑えて、損を抑えて換金するのがコツ。
- ビットコインを現金化する際の手数料の安さを考えると、GMOコインやCoincheckが取引手数料が安くおすすめ!
- 中でも、国内最大級の取引所「GMOコイン」が、取引手数料が無料で使いやすい!
目次
ビットコイン(仮想通貨)を現金化する3つの方法!
ビットコインを日本円などの法定通貨へ換金する方法は主に次の3つがあります。
- ビットコイン取引所で現金化する方法
- ビットコインATMで現金化する方法
- プリペイドカードを利用する方法
- 他人と直接取引する方法
取引所でビットコイン現金化する方法
bitFlyerや、Coincheckなど、国内の仮想通貨取引所なら簡単にビットコインを換金できます。
ひろぴー
取引所ごとに取引手数料や出金手数料が異なるので、できるだけ手数料が安い取引所を選ぶようにしましょう。
以下に各取引所の手数料をまとめましたが、結論から言うと「GMOコイン」がもっとも簡単にビットコインを換金でき、手数料も安いのでおすすめです。
主なビットコイン取引所の手数料一覧
形態 | 換金価格 | 取引手数料 | 日本円の出金手数料 | |
---|---|---|---|---|
bitFlyer | 販売所形式 | 割安 | 無料 | 220~770円 |
取引所形式 | 相場価格 | 0.01%~0.15% | ||
Coincheck | 販売所形式 | 割安 | 無料 | 407円 |
取引所形式 | 相場価格 | |||
GMOコイン | 販売所形式 | 割安 | 無料 | 無料 |
取引所形式 | 相場価格 | メイカー:-0.01% テイカー:0.05% |
||
DMM Bitcoin | 販売所形式 | 割安 | 無料※BitMatch取引手数料を除く | 無料 |
bitbank | 取引所形式 | 相場価格 | メイカー:-0.02% テイカー:0.12% (一部銘柄を除く) |
550円/770円 (3万円以上) |
販売所形式と取引所形式って?
仮想通貨取引所には、販売所形式と取引所形式の2つに大きく分けられます。
bitFlyerやCoincheckのように2つの形式を併設している取引所や、DMM Bitcoinのように販売所形式のみの所があります。
- 販売所形式:取引所の運営会社とビットコインの売買をする
- 取引所形式:不特定多数のユーザーとビットコインの売買をする
『販売所形式』と『取引所形式』ではそもそも取引相手が違ってくるのです。
取引相手が違うと生まれるメリット・デメリットは、以下の通りです。
換金価格 | 換金のしやすさ | |
---|---|---|
販売所形式 | 相場よりも安くなる | 初心者でも簡単 |
取引所形式 | 相場価格で換金できる | 少々難しく、時間がかかる場合もある |
販売所形式は誰でも簡単にすぐビットコインを換金できる反面、換金価格は相場よりも多少安くなってしまいます。
取引所形式は取引する相手がうまく見つかれば相場価格でお得に換金できますが、取引相手がなかなか見つからない場合、なかなか換金できない場合もあります。
特に『販売所形式』では取引手数料は無料となっていることが多いですが、販売所の手数料がスプレッドという形で換金価格に組み込まれているので注意しましょう。
よってよりお得にビットコインを換金するなら取引所形式を使うことをオススメします。
これから仮想通貨を始める場合はコインテレグラフ編集部の「おすすめ仮想通貨取引所ランキング」、「おすすめリップル取引所ランキング」、「仮想通貨の今後と将来性を徹底予想」などを参考にしても良いでしょう。
取引所形式を使うなら、手数料がダントツで安い「GMOコイン」が最もおすすめ。
取引手数料に加えて「出金手数料」も無料なので、日本円を引き出す時もコストがかかりません!
スプレッドもとっても狭く、ほとんど「相場価格」でビットコインを換金することができますよ!
メイカー・テイカーって?
取引所形式では「板」と呼ばれる注文版を使って不特定多数のユーザーと取引を行います。
その板に自分の注文を新たに掲載した上で他のユーザーと取引することをメイカー(Maker)、既に掲載されている他のユーザーの注文と取引することをテイカー(Taker)と言います。
一般的にメイカーの方が手数料が安く、テイカーの方が高く設定されています。
コインチェックのようにメイカーでもテイカーでも無料の取引所もあります。
ビットコインATMで換金する方法
最近は東京都内など、ビットコインに対応したATMが設置され始め、いつでも気軽に換金できるようになりつつあります。
ビットコインATMでは、はじめに携帯番号の登録や本人確認などの手続きがあるので、初回利用まで少し時間がかかります。
最初の手続きさえ終わらせれば、その後は取引所経由より早く日本円に換金できます。
引き出し方も簡単で、ビットコインATM画面に表示されるアドレスやQRコードを読み取ってビットコインを送信すると日本円が引き出せるというものです。
送金に時間がかかって取り出しに少し時間が必要になるときはありますが、取引所では出金申請から数日かかることがほとんどなので、ビットコインATMはかなり手軽に換金できると言えます。
ただ、まだまだビットコインATMは少なく、東京や福岡などの一部都市に数台程度しかないので、地方にお住いの方は見る機会がないかもしれません。
さらに手数料が2%~10%と高額です。
即換金したい場合には便利ですが、急いでいない時は取引所の方が圧倒的に安く換金できますね。
仮想通貨がさらに発展し、日本円と同じように流通したら全国どこでも安く引き出せるようになるかもしれません。
今後に期待ですね!
ビットコインATMの詳しい設置場所は『Bitcoin ATM Map(Coin ATM Radar)』で確認できます。
興味のある方はぜひチェックしてください。
プリペイドカードを使ってビットコインを現金化
結論、現在はプリペイドカードを用いてビットコインを現金化することはできません。
ビットコインの現金化に対応しているカードとしては「バンドルカード」が挙げられます。
ネットショッピング専用のバーチャルカードのこと。
使う分のお金をチャージすると購入でき、ショッピングなどに使用することができる。
バンドルカードを用いれば、ビットコインでカードに残高をチャージすることは可能です。
ただし、バンドルカードから現金を引き出すことはできません。
ですので、カード経由ではビットコインを直接現金化することはできないのです。
Zaifクレジットカードでの購入停止 pic.twitter.com/RZXuMvlhS4
— XRPハットリ君 (@XRPhattori) February 9, 2018
以前までは「Coincheck(コインチェック)」や「Zaif(ザイフ)」などで、ビットコインをバンドルカードに入金することができました。
現在では、いずれもできなくなっています。
他人とビットコインを直接取引する方法
ビットコインはウォレットさえあれば他人同士でも簡単に送金することができます。
もし取引相手がいるのならば、日本円を手渡しか銀行振込で支払ってもらい、ビットコインを相手のウォレットに送金することで直接取引することもできます。
ただしこの方法はおすすめできません。
なぜならよっぽど信頼できる相手でないと、詐欺などの被害に遭う可能性が非常に高いからです。
ビットコインを送金したのに日本円を支払ってくれない、対面で会ったことによりなんらかの犯罪に巻き込まれてしまうなどのリスクが考えられます。
友人知人相手であってもお金のことになるとトラブルに発展してしまう可能性もあります。
極力、他人と直接取引する方法は取らない方がいいでしょう。
ビットコイン(仮想通貨)を現金化するベストなタイミングは?
実際にビットコインを換金するのは、どういったタイミングを狙えばいいのでしょうか?
ここでは2通りの換金タイミングを紹介します。
換金のタイミング次第で利益は大きく異なるので、どのタイミングを狙うのか購入時にしっかり決めておきましょう!
- 価格高騰の前後をねらう
- 今後の価値上昇に賭けてホールドする
- 大きなニュースが発表されるとき
高騰の前後を狙う
ビットコインは価格の乱高下が激しいので、価格が高騰するタイミングが頻繁に訪れます。
チャートだけを見ると、価格が高騰した頂点で売却できれば最高ですが、リアルタイムでその時が頂上か判断することは難しいです。
そこで、あらかじめ「いくら以上になったら売却する。」というルールを決めておいて、高騰中に目標金額以上になった後、上昇が落ち着いたら売却するのがベストタイミングでしょう。
仮に購入後に価格が下がり続けたとしても、ビットコインは今後も継続的に価値向上が見込めます。
万が一、予想外の動きをしてすぐ損切りできなかった場合、損失が膨らんで決済したくなくなりますよね。
そうした場合は次に紹介する長期的にホールドする方法に切り替えるのも一手です。
コロナショックから一変、2020年冬からビットコインの価格は上昇傾向にあります!
実際に当サイトのコラムでも元コインチェックで証券アナリストの中島さんは、ビットコインは長期的にみて大きく下がり続けることはないのではと分析しています。
そのため、この『長期的にホールド』をする投資方法なら今がチャンスといえます。
証券アナリスト 中島 翔
その理由はビットコインだけでも時価総額10兆円以上ある中、運用会社も仮想通貨投資をポートフォリオの一部として導入したいと考えているところも多くなり、参加者は減るというよりは増えていく動きが続いています。
また2017年から2018年にかけて個人投資家が一旦撤退し、冬の時代が訪れていましたが、一旦今回のような急落を見せた後はみんな下方向で見始めるからこそ上に行きやすいと個人的には考えています。
また個人投資家が減少する中で取引量の多い機関投資家が立ち上がる動きが出ているため、ドミナンスを見てもビットコインが強くなるのは自然の動きと言えます。
機関投資家は「売りたい時に売れないリスク」を一番怖がるものです。
そのため仮想通貨デスクを立ち上げると最初に購入してくるのは消去法的にビットコイン一択になります。
このような理由から考えても急落は拾っていくチャンスと捉えるのがいいと思っています。
見方は色々ありますが最終的に中期的な投資で考えたら参加者が増えている中大きく下がり続けることはないだろうと考えています。
今後の価値上昇に賭けてホールド
IT系のリサーチ・コンサル企業のGartnerの分析によると、IT関連の革新的な技術の発展をハイプ・サイクルという名前で解説しています
参考:ガートナー | リサーチ・メソドロジ | ハイプ・サイクル
ハイプ・サイクルでは、まず黎明期(れいめいき)に革新的な技術が注目されるようになり、「過度な期待」のピーク期まで成功事例が爆発的に報道され多くの企業が参入します。
そこから幻滅期に突入し、黎明期からピーク期に参入して成果が出せなかったところが淘汰されていきます。
その一方で、生き残った企業がサービスの品質向上・改善を行い、啓蒙活動期・生産性の安定期へと価値が再び上昇していくのです。
ビットコインをはじめとした仮想通貨も、一昔前には考えられなかった革新的IT技術で、このハイプ・サイクルに当てはまると考えられるでしょう。
そして、「過度な期待」のピーク期が2017年に訪れました。
一気に価格が高騰し、このタイミングで大きく稼いだ人も多いことでしょう。
今のところビットコインの価格推移は、ほぼ完璧にハイプ・サイクルの動きに沿っています。
現在の価格を幻滅期?啓蒙活動期に入っている状態と捉えると、今後は堅調に価格が上昇していくと考えていいでしょう。
もちろん、今はまだ幻滅期でさらに下がると考える人もいれば、急激な高騰の反動でまたすぐに上昇すると考える方もいるので判断に悩まされるところです。
しかし、ビットコインは今後、世界的な決済方法として浸透していくと考えられるので、ホールドし続ければ価値上昇する可能性が非常に高いと言えるでしょう。
ホールドするなら貸し仮想通貨も活用しよう
将来的な価格上昇に賭けてビットコインをホールドし続けるなら、ただ保有しておくだけでなく貸し仮想通貨サービスを活用して少しでも増やしていきましょう。
貸し仮想通貨サービスとは、保有しているビットコインなどの仮想通貨を、コインチェックなどの仮想通貨取引所に貸し出すことで貸出料をもらえるサービスです。
銀行でいう定期預金みたいなものですね。
日本国内の取引所で貸し仮想通貨サービスを提供しているのは「コインチェック」「GMOコイン」「ビットバンク」の3社です。
それぞれにサービス内容が異なるので比較表にまとめておきます。
貸し仮想通貨サービス比較
取引所名 | 対応通貨 | 貸出数量 | 利率 |
---|---|---|---|
コインチェック | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) イーサリアムクラシック(ETC) リスク(LSK) ファクトム(FCT) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) モナコイン(MONA) |
10万円相当額から | 14日間 年率 1.0% 30日間 年率 2.0% 90日間 年率 3.0% 365日間 年率 5.0% |
GMOコイン | ビットコイン(BTC) イーサリアム(ETH) リップル(XRP) ネム(XEM) ライトコイン(LTC) ビットコインキャッシュ(BCH) ステラルーメン (XLM) |
10万円相当額から | 年率:約5%相当 |
ビットバンク | ビットコイン(BTC) など29種類 |
1 BTCから1 BTC単位 最大40 BTC |
最大年率3%(満期1年) ※貸出数量によって利率が変わります。 |
大きなニュースが発表される時
仮想通貨関連の大きなニュースが発表された直後もビットコインの換金には狙い目です。
そのニュースがプラスの内容なら一気に暴騰する可能性がありますし、マイナスのニュースなら暴落する可能性があります。
たとえば最近だと、モナコインが新たにコインチェックで上場するというニュースが発表された際には、モナコインの価格が一気に2倍以上に高騰して話題になりました。(すぐに元に戻りましたが…。)
参考 モナコイン価格、2倍超に急騰 コインチェックが取り扱い開始を表明ITmedia NEWS仮想通貨は株式投資と違いインサイダー取引が法律によってまだ明確に禁止されていません。
もし何らかのルートから大きなニュースを発表される前に知ることができれば、大きく儲けることができるかもしれませんね。
ビットコイン(仮想通貨)を現金化する手順
実際にビットコインを日本円に換金する手順を画像付きで詳しく解説します。
他人と直接取引する方法はあまりおすすめしませんので、取引所で換金する手順とビットコインATMで換金する手順を解説します。
ビットコイン取引所での現金化の手順
ビットコイン取引所で換金する手順を解説します。
取引所はスマホアプリ、パソコンのどちらにも対応していることがほとんどです。
どちらでも換金手順に大きな違いはないですが、こちらでは、GMOコインのスマホアプリを使った換金手順と、パソコン版での取引所を使った換金手順の2つを解説しています。
まだGMOコインで口座をお持ちでない方は、あらかじめ無料登録しておきましょう!
GMOコインのスマホアプリでの現金化手順
GMOコインの口座開設やスマホアプリのインストールは済んでいるものとします。
アプリのインストールがまだの方は下記からダウンロードできます。

GMOコインのスマホアプリを立ち上げ、左上の銘柄欄をタップします。
GMOコインのスマホアプリでは、「取引所(現物)」「取引所(レバレッジ)」「販売所」の3つの取引をすることができます。
「取引所(現物)」を選び、BTC(ビットコイン)をタップします。

ビットコインの取引所での取引画面が開きます。
右上の「注文」をタップします。

注文方法は「成行」か「指値」から選ぶことができます。
簡単に言うと「成行」はそのときの相場価格で換金する方法、「指値」は価格を指定して換金する方法です。
「成行」であればそのときの相場価格なのですぐに換金できますが、「指値」の場合、指定した価格によってはいつまでも換金できない場合もあります。

今回は手持ちのビットコインを日本円に換金したいので、「売買区分」で「売」を選択します。

「取引数量」の欄に換金したいビットコインの数量を入力します。
間違いなければ「確認画面へ」をタップします。

注文内容を確認して間違いなければ「注文確定」をタップします。
成行の場合、ほぼ即座に注文が確定しキャンセルはできませんので注意しましょう。
GMOコインのパソコン画面での現金化手順
GMOコインのパソコンでの取引画面を使ったビットコイン現金化の手順を解説します。

GMOコイン(パソコン版)にログインし、左のメニューから「取引所 > 現物取引」をクリックします。

初期画面で取引する通貨は「ビットコイン」になっているはずなので、そのまま進めます。
右側になる発注パネルで「売買区分」から「売」をクリックします。

デフォルトでは価格を指定する「指値注文」となるので、換金したいビットコインの数量と価格を入力して、「確認画面へ」をクリックします。
成行注文にしたい場合は、上図のように注文パネルの「成行」にチェックを入れればOKです。

注文内容を確認して間違いなければ「確定」をクリックします。
ビットコインのATMでの現金化の手順
ATMでビットコインを換金する手順は機種によっても違いますが、おおまかに下記のようになっています。
- SMSやメール、指紋や顔などで認証を行う。
- ATMの画面で「売却(引出)」を選ぶ。
- ATMの画面にQRコードが表示される。
- QRコードで表示されているATMのウォレットに、スマホから送金する。
- 日本円が出てくる。
ビットコインATMは簡単にビットコインを換金でき、利便性は高いですが、手数料が2~10%かかります。
かなり手数料が高いので注意しましょう。
現在、日本に「ビットコインATM」は存在していません。
【厳選】ビットコイン(仮想通貨)を現金化する際のおすすめ取引所ランキング
続いて、ビットコインを日本円に現金化する際の「おすすめ取引所ランキング」についてご紹介していきます。
上記でも述べたとおり、ビットコインを現金化する際は「手数料の安い取引所」を利用するのがおトク!
ただ手数料だけでなく「使いやすさ」や「安全性」などを総合的に判断するのも重要です!
おすすめ第1位:GMOコイン
- 取引手数料に加えて「出金手数料」も無料!
- GMOクリック証券なども手がけている一部上場企業「GMOインターネットグループ」が親会社なので安心!
- 「現物取引」と「レバレッジ取引」の両方に対応している
ビットコインを換金するのに最もおすすめなのは、あの有名な「GMOインターネットグループ」の傘下にある「GMOコイン」です。
GMOコインの魅力は、何といっても『出金手数料』が無料な点!
ビットコインを換金して日本円にする場合は、最終的に銀行口座に出金する必要があります。
口座に出金を行う場合は『出金手数料』がかかる場合がほとんどなのですが、GMOコインなら無料!
「よりコストを抑えてビットコインを換金したい!」という方は、GMOコインへの登録は必須です!
おすすめ第2位:Coincheck(コインチェック)
- 取引手数料が無料!
- 大人気のスマホアプリは既に「270万回ダウンロード」を突破。
- 親会社は、東証一部上場企業の「マネックスグループ」なので安心。
- 取り扱い通貨数は、国内最多の15種類!
続いて、おすすめなのは『Coincheck』です!
仮想通貨の「取引手数料」が無料なので、手数料をかけずおトクにビットコインを換金することが可能です。
スマホアプリもとってもシンプルで使いやすく、初心者の方でも、迷わずスムーズにビットコインを換金することができますよ!
おすすめ第3位:DMM Bitcoin
- 大手企業「DMM.comグループ」の傘下にある取引所
- 取引手数料だけでなく「入金・出金・送金手数料」まで全て無料!※BitMatch手数料を除く
- キャンペーン中の今なら、無料登録するだけで「2,000円」もらえる!
ビットコインを換金するなら、レバレッジ取引を中心に展開している「DMM Bitcoin」もおすすめです!
GMOコインと同様に「出金手数料」が無料なので、手数料を抑えておトクにビットコインを換金することができます。
レバレッジ取引の対応暗号資産は「国内最多」なので、たくさんの銘柄を取引することが可能です。
またキャンペーン中の今なら、新規登録するだけで「2,000円キャッシュバック」を受けることができますよ!
(キャンペーン期間:2021年12月1日(水)7時00分~2022年4月1日(金)6時59分)
知らないと損するビットコイン現金化のメリット・デメリット
ビットコインを換金するメリットや、気をつけておきたいデメリットについて解説します。
メリット1:価格変動リスクから逃れられる
ビットコインは今日100万円だったかと思えば、明日には120万円に暴騰したり、逆に80万円に暴落したりといったことが起こります。
投資対象として見た場合は、この価格変動の大きさは短期間で大きく儲けられる魅力になりますが、資産として見た場合や通貨として使いたい場合はリスクとなります。
反面、日本円などの法定通貨は非常に価格安定性が高く、今日、110円だったものが明日には150円になるようなことは、よほどのことがない限りまずありません。
価格変動のリスクを避けたい時は、一旦、日本円に換金しておいても良いでしょう。
ビットコインがまた暴落したときに買い直し、値を戻したときにまた換金すると繰り返せば、資産を増やすこともできます。
メリット2:買い物などで使いやすくなる
ビットコインで買い物をできるお店もかなり増えてはきましたが、まだまだ日本円のようにどこでも使えるというわけにはいきません。
やはり買い物などの決済で使いたい場合には、日本円に換金しておくと便利でしょう。
将来的にはさらにビットコインを使えるお店も増えて、換金せずとも使えるようになるといいですね。
デメリット1:ビットコインを換金すると税金がかかる!
ビットコインを換金する場合、ビットコインで得た利益は税金(所得税や住民税など)の対象になるということに十分注意してください。
利益を出したにも関わらず確定申告を怠ると、税務調査や罰則の対象になる可能性があります。
仮想通貨の課税タイミングは次の3つです。
- 法定通貨に換金した時
- 仮想通貨で物品・サービスの購入をした時
- 仮想通貨で他の仮想通貨を買った時
仮想通貨の売買で得た利益が年間20万円以上になる方は、基本的に確定申告が必要と考えてくださいね。
仮想通貨で得た所得は雑所得に区分されるので、利益が大きいほど税率が高くなります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え 4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
年間どれくらい換金するかによりますが、住民税(一律10%)と合わせて最大55%まで課税される可能性があります。
ビットコインを換金する場合、課税対象になる所得がいくらになるのか大まかに計算し、税金分は残るように調節しましょう。
(400万円-38万円)× 20% – 427,500円 = 296,500円
1,000円以下は切り捨てのため、課税額は296,000円
ビットコイン(仮想通貨)換金時の税金を減らす3つの方法
ビットコインを換金すると税金がかかってしまうのが一番のデメリットです。
ビットコインが値上がりして大きな含み益となったはいいものの、税金がかかるのが嫌でなかなか換金できないという方も多いのではないでしょうか?
ビットコイン換金による税金を減らすにはどのような方法があるのか解説します。
- ふるさと納税を利用する
- イデコで老後の資金を作る
- 海外移住が最もお得
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税は、任意の地方自治体に寄付という形で納税することにより、その分の金額をビットコインの換金で得た利益から控除できる制度です。
お礼という形で寄付した自治体の特産品などいただくことができます。
ふるさと納税とは、ふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のことです。手続きをすると、所得税や住民税の還付・控除が受けられます。多くの自治体では地域の名産品などのお礼の品も用意! 寄附金の「使い道」が指定でき、お礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
ふるさと納税とは?-ふるさとチョイス
結果的にお金が出ていくということでは変わりませんが、ふるさと納税なら色々なお肉や野菜など色々な特産品をいただくことができます。
単純に所得税・住民税を支払っても、直接的に何かお礼をいただくことはできません。
ビットコインを換金して、大きな利益が出てしまった場合は、ふるさと納税も検討してみましょう。
iDeCo(イデコ)で老後の資金を作る
ちょっと前に金融庁が老後の資金に2,000万円必要との試算を発表して話題になりましたね。
参考 老後の備え、2000万円必要?時事通信残念ながら、人口が減り続け超高齢社会となる日本では、いまの現役世代の老後の生活資金を既存の年金制度だけでまかないきれないのは事実です。
そのため老後の資金はできるだけ若いうちから準備をし始める必要があります。
iDeCoは日本語で個人型確定拠出年金と言い、私的年金制度のひとつです。
国が資金を預かり運用する国民年金や厚生年金とは違い、老後の資金を積み立てつつ自分で運用していくという金融商品です。
節税面でのiDeCoの一番のメリットは「積み立てた金額が全額控除できる」という点です。
職業によっても異なりますが、iDeCoでは最大で月額68,000円(年間81.6万円)を積み立てることができ、その全額を所得から控除することができます。
つまり老後の資金を積み立てつつ、税金を安くすることができるわけです。
ビットコインで利益を出した方は、iDeCoで老後の資金も準備しつつ節税もしておくようにしましょう。
参考 iDeCoってなに?iDeCo公式サイト海外移住が一番お得!?
ビットコインは雑所得になるとお伝えしましたが、巨額の利益を出した場合は海外に移住してしまうというのも利益を減らさない一つの方法です。
数百万?数千万程度では海外移住を選ぶ必要はありませんが、実際に「億り人」と呼ばれるほど稼いだ方の中には、仮想通貨に対する税金が緩い国に移住する方がいます。
日本の仮想通貨にかかる税金では、「現金化もしくは買い物に利用した時点で利益確定と見なし課税対象」という考え方になっています。
現状仮想通貨として保有している状態で海外に移住する場合は、利益と見なされないということです。
他の一般的な事業ではこうはいきません。
自社株式などの含み益が1億円以上ある事業者は、脱税防止のために移住時に課税され、納付しないと移住させてもらえません。
一方、ビットコインなら、ウォレットに保管している状態で海外移住可能です。
移住後に現地の取引所を開設して売却すれば、その国の税制に従うことになります。
具体的な移住先候補としては、プエルトリコが仮想通貨に一切課税していないので移住先としてはベストかもしれません。
ただプエルトリコは治安が不安です。
シンガポールは長らく仮想通貨には政府が無干渉でしたが、中央銀行が規制強化を検討しているという情報があります。
参考:Singapore explores rules to protect investors in cryptocurrencies
今まではシンガポールを移住先にと考える人が多かったのですが、億り人になり節税したい方は、海外の仮想通貨情勢もしっかりチェックしておいた方が良さそうですね。
ビットコイン換金時の2つの注意点
ビットコインを換金する際に注意しておいた方がよい点を解説します。
- ビットコイン取引所によっても価格が違う
- ビットコイン取引所によって手数料が違う
ビットコイン取引所によっても価格が違う
同じビットコインの取引でも利用する取引所によって売買価格が若干異なります。
上図では千円前後の差しかありませんが、価格差が大きいときは1万円近くになることもあります。
特に販売所と取引所では価格差が大きいので注意しましょう。
ビットコインを換金する時のロスを最小限にするには、手数料と価格差が一番お得な取引所を使うべきです。
ひとつのビットコイン取引所しか口座を持っていない状態では、換金時に少し損をすることがあるということです。
リスク分散の意味合いからも、複数の取引所を使えるようにしておくことは大切です。
換金用・取引所が停止した時の緊急用という意味でも、必ず複数の取引所を開設しておきましょう。
出金時の注意点
ビットコインを日本円に換金しただけでは、取引所に保管されているだけなので、手元に移すためには日本円を銀行口座に出金しないといけません。
その際に取引所によっては出金手数料がかかる場合があります。
出金手数料は1回数百円程度ですが、何度も細かく出金していると出金手数料だけでもけっこうな金額になってしまう場合もあります。
出金手数料がかかる取引所の場合は、何度も出金するではなくできるだけ1回で済ますようにしたり、出金手数料が無料の取引所で換金するようにしましょう。
取引所 | 出金手数料 |
---|---|
コインチェック | 407円 |
GMOコイン | 無料 |
bitFlyer | 220 円~770 円(税込) |
DMM Bitcoin | 無料 |
ビットバンク | 540~756円 |
手数料の点で言うと、GMOコイン・DMM Bitcoin(DMMビットコイン)が最も安いことがわかります!
ビットコイン(仮想通貨)を現金化する方法 まとめ
今回はビットコインを日本円に監禁する方法や手数料、換金タイミングを解説しました。
- 取引所は手数料と現在価格で一番お得なところを使う
- ビットコインATMは手数料が高いがすぐ換金できる
- 値上がりが落ち着いた時が換金タイミング
- 換金しても税金分は残しておく
基本的にビットコインの換金は、国内の取引所で売却するのが一番お得です。
手数料とリアルタイムの価格差があるので、その時々で一番お得な取引所は変わります。
幸いビットコインはどの取引所でも売買できるので、予め複数の取引所の口座開設をしておきましょう。
また、ビットコインから法定通貨(円やドル)に換金した時点で課税対象の所得となります。
全て使い切ってしまうと確定申告の時に痛い目にあうので、換金時にざっくり税金計算しておきましょうね!
また、ビットコインの換金は、販売所の取引手数料が無料のGMOコインがおすすめです。