この記事では、このような疑問を解決します。
有料道路を車で走行するために便利な「ETCカード」。種類がありすぎでどれを選べばいいのか分かりませんよね。
そこで、おすすめのETCカードを7種類厳選し、ETCカードについて紹介していきます。
ぜひこの記事を読んで、あなたにぴったりのETCカードを見つけてくださいね!
- ETCカードは、普段から高速道路を利用する人にとって欠かせないカード
- クレジット付帯ETCカードとETCパーソナルカードの二種類がある
- ETCパーソナルカードはデポジットがかかるので、クレジット付帯ETCカードを選ぼう
- おすすめのETCカードは8種類あり、年会費、還元率などを見て判断しよう
- 年会費・発行手数料無料かつ高還元のJCB CARD Wがおすすめ!
- ETCカードを手に入れて快適なドライブを実現しよう!
目次
個人向けのETCカードは2種類ある
ETCカードの種類は豊富ですが、個人向けに限定すると2種類に分けられます。
以下2種類のETCカードについて解説していきます。
クレジットカード付帯ETCカード
クレジットカード付帯ETCカードとは、クレジットカード会社が発行しているETCカードです。
基本的にクレジットカードを発行する際に、ETCカードも同時に発行できます。
ETCカードの利用額は、契約したクレジットカード会社の口座から引き落とされます。
クレジットカードとETCカードの機能が一体化した「ETC一体型クレジットカード」も存在します。
ETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードは、クレジットカードを作らないお客様に向けられたETCカードです。
ただ、5千円単位切り上げで平均利用月額の4倍の保証金(デポジット)を積み立てる必要があります。
デポジットを積み立てる額が非常に大きいので、可能なかぎりクレジットカード付帯ETCカードを利用しましょう。
おすすめETCカードランキング
当サイトが選ぶ、「おすすめETCカードランキング」をご紹介します。
ETC発行手数料や年会費などに着目したランキングですので、この中からお気に入りのカードを見つけてみましょう。
JCB CARD Wは18歳から39歳まで申し込み可能なクレジットカードです。
ETC年会費・発行手数料は無料で、還元率も1.0%高還元となっています。
通常利用では、AmazonやスタバなどJCB提携店舗、OkiDokiランドなどでポイントがさらにアップします。
もちろん39歳以降も継続利用可能です。
セゾンカードインターナショナルは即日発行可能なクレジットカードです。
WEB申し込み後、お近くのカードセンターに取りに行くことで即日発行ができます。
ETC年会費・発行手数料共に無料となっています。
また、貯まるポイントの有効期限がないので、マイペースにポイントを使うことができます。
三井住友カード(NL)はセキュリティ面に優れたクレジットカードです。
ナンバーレスでカード情報が記載されていないデザインなので、紛失による不正利用の心配がありません。
ETC発行手数料は無料で、年会費は年1度の利用で無料となります。
また、コンビニ3社とマクドナルドで還元率が最大5%*になり、非常にポイントが貯まりやすくなっています。
※一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元にならない場合があります。ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合がございます。
※一部Visaのタッチ決済/Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。また、一定金額(原則 税込1万円)を超えるとタッチ決済でなく、決済端末にカードを挿してお支払いいただく場合がございます。その場合のお支払い分は、+2.5%還元の対象となりませんのでご了承ください。 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
エポスカードは海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードです。
海外旅行保険が自動付帯しているので、カードを持っているだけで保険が適用されます。
こちらのカードは、ETC年会費・発行手数料共に無料となっています。
全国10000以上の提携店舗から優待を受けられるなど、持っておいて損はないカードです。
dカードはdocomoユーザーにおすすめのクレジットカードです。
dカードお支払割やケータイ補償など、docomo携帯に関するサービスが複数用意されています。
ETCカードの発行手数料は無料で、年会費は年1度の利用で無料になります。
dカード特約店で還元率がアップするので、docomoユーザー以外でも便利に使えるクレジットカードです。
ライフカードはポイントアッププログラムが豊富なクレジットカードです。
誕生月にポイントが3倍や年間のご利用額に応じてポイントがアップするなど、非常にポイントが貯まりやすくなっています。
ETCカードは年会費・発行手数料共に無料となっています。
さらに、入会後1年間はポイントが1.5倍になります。
VIASOカードはオートキャッシュバック機能を搭載しているクレジットカードです。
オートキャッシュバックとは、ポイントをそのまま現金に換金してくれる仕組みのことで、利用額に応じて現金がそのまま還ってきます。
ETC年会費は無料で、発行手数料は1100円(税込)となっています。
ETC料金の支払いで還元率が2倍になるので、ETCの利用頻度が高い方にはおすすめです。
ETCカードを選びのポイント
ETCカードは数多くありますが、機能面においてはどれも同じです。
そこで、ETCカードを選びのポイントをこの章では紹介します。
年会費
ETCカードに年会費が、かかるものとかからないものがあります。
年会費が無料だからといって、機能やサービスの質が下がることはほとんどないので、特別な理由がない限りは年会費無料のカードを選びましょう。
発行手数料の有無
多くのETCカードは発行手数料無料ですが、中には有料のものもあります。
発行手数料は一度払ってしまえば、それ以降払うことはないので、あまり気にしない方はあまり考えなくても良いでしょう。
しかし、ETCカードは高速道路に乗るときにしか使わないカードなので、なるべくお得に発行を行いたい方は発行手数料無料のカードを選びましょう。
還元率
ポイント還元率の高さも、ETCカードを選ぶ基準となります。
高速道路の利用は、ETCの割引からさらに安くなることはありません。
少しでもお得に利用するのであれば、貯まったポイントを利用するしかありません。
一般的に高還元率と言われる数値は1.00%以上です。
ポイントを有効的に活用したい方は還元率1.00%を目安にETCカードを選んでみましょう。
発行までにかかる時間
ETCカードの発行までにかかる時間は平均にして、1週間~2週間となっています。
中には、セゾンカードインターナショナルのように、ETCカードの即日発行に対応しているクレジットカード会社も存在します。
すぐにETCカードを欲しいという方は、発行時間にこだわっても良いでしょう。
ETCカードのメリットとは?
ETCカードの利用にはメリットがあります。
今回は以下の5点のメリットを紹介していきます。
ETC限定の料金割引を受けられる
ETC限定の料金割引を受けられるのが、ETCカードの大きなメリットです。
ETC割引の中でも代表的なものが、平日朝夕割引、休日割引、深夜割引の3つです。
割引名 | 適用のタイミング | 概要 |
---|---|---|
平日朝夕割引 | 平日の朝6時~9時、夕17時~20時 | 5回~9回までは100㎞相当分を通行料金から約30%還元。10回以降は約50%還元。 ETCマイレージクラブへの加入が必須。 |
休日割引 | 土日祝、毎年1月2日、1月3日 | 普通車、軽自動車(二輪車)限定で、30%割引。 |
深夜割引 | 毎日0時~4時 | 指定の時間に通行することで、30%割引 |
また割引が適用される道路も指定されているので、こちらで確認してみましょう。
ノンストップで料金所を通過できる
車を停止せず、ノンストップで料金所を通過できるのがメリットです。
一般レーンですと、一時停止して、料金所のスタッフに料金を支払い、通行券を受け取る必要があります。
しかし、ETCの場合は通行券いらずでノンストップで通過できます。
左ハンドルの外国車の負担軽減
左ハンドルの外国車の負担軽減になるのが、ETCカードのメリットのひとつです。
なぜなら、料金所にある通行券は常に右側にあり、料金所で働くスタッフもまた右側にいるからです。
助手席を介して、料金を支払うのは面倒ですよね。
ETCレーンを利用することで、そのような手間が省けます。
ETCマイレージポイントを利用できる
ETCマイレージサービスに登録してから高速道路を利用することで、ETCマイレージポイントが貯められます。
貯めたETCマイレージポイントは、高速料金の支払いに利用することができます。
年会費も無料ですので、ETCマイレージサービスに登録することをおすすめします。
お財布を忘れた時でも有料道路が使える
お財布を忘れた時でも有料道路が使えるのが、ETCカードのメリットです。
しかし、忘れた財布にETCカードがあり、ETC車載器にETCカードがない場合は有料道路を利用できません。
また、ETCカードをETC車載器に放置しておくことも危険ですので、なるべくお財布は忘れないようにしましょう。
ETCカードの作り方
クレジット付帯ETCカードの作り方は大きく分けて2通りあります。
それらについて以下で解説していきます。
クレジットカードとの同時申し込み
クレジットカードの新規申し込みをするとき、ETCカードの同時申し込みが可能となります。
クレジットカード会社の多くは、ETCカードの同時申し込みに対応しています。
ただし、クレジットカードの審査を通過しないかぎり、クレジットカードだけでなくETCカードも手に入らないことを理解しましょう。
追加発行
既存のクレジットカードを持っている場合、後からETCカードの追加発行を申し込むことができます。
審査はありますが、すでに親カードであるクレジットカードの審査を通過している時点で、金融事故などよほどのことがないかぎり審査通過は可能です。
インターネットからの申し込みも可能ですので、必要だと感じたらETCカードを申し込みましょう。
ETCカードご利用の流れ
ETCカードが到着したら、早速使用してみましょう。
実際にETCカードが到着してから利用までの流れを解説していきます。
セットアップを行う
新しくETCカードを挿入する車載器を取り付けるには、セットアップと呼ばれる作業をしなければいけません。
セットアップとは、適切な料金を算出するために、車の車両情報などを暗号化して車載機に書き込む作業のことです。
また、セットアップは個人では行えません。必ず登録店でセットアップを行いましょう。
セットアップには以下のものが必要になります。
- 車検証
- 車載機
- 本人確認できる身分証
- 車載機を取り付ける実車(二輪車の場合のみ)
これを登録店へ持ち込み、登録店備え付きのセットアップ申込書に必要な欄を記入し、セットアップをしてもらいましょう。
セットアップは比較的短時間で完了しますので、ETCカードがあれば当日から利用することができます。
料金を支払う
ETCカードの利用料は、発行したクレジットカード会社の支払日に登録した口座から引き落とされます。
締め日や支払日は会社によって変わるので確認しておきましょう。
また使いすぎを防ぐためにも、WEBサイトで月々の利用料をこまめにチェックするなど、確認を怠らないようにしましょう。
ETCカードに関するQ&A
ETCカードについてわからない、気になると考える人はたくさんいます。
そこで、気になるポイントを次に挙げて、Q&A方式で回答していきます。
車載機のない車でETCカードは使える?
使えます。
車載器がない場合、ETCカードを一般レーンの料金所で支払うことができます。
ETCカードは複数枚持てる?
持てます。
複数枚持ちたい場合は、他のカード会社のクレジットカードを発行するときに追加発行をしましょう。
基本的にクレジットカード一枚につきETCカードは一枚です。
しかし、セゾンカードやアメリカンエキスプレスなど、一枚のクレジットカードで複数枚のETCカードを発行することが可能な場合もあります。
自分のETCカードは他人の車やレンタカーでも使える?
使用できます。
ETC車載器に、自分のETCカードを差し込むだけです。
ただし、使用し終わったら、必ずETCカードを抜き取りましょう
デビットカードをETCカードにすることはできる?
基本的に不可能です。
その理由は支払い方法の違いにあります。
支払い方法 | 支払い状況 |
---|---|
デビットカード | 即時決済が基本で、支払い毎にリアルタイムで指定口座から引き落としされます。 |
ETCカード | クレジットカードと同じく後日決済が基本です。 支払い総額が引き落とし日に、指定口座から引き落としされます。 |
仮に、ETCカードが、デビットカードと同じ即時決済だった場合、残高不足になったら、ETCレーンを通過できませんし、交通の妨げや渋滞の原因にもなります。
そのため、デビットカードをETCカードにすることはできません。
紛失したり盗難にあった場合はどうすればよい?
ETCカードを紛失または盗難にあった場合、カード会社の専用窓口に問い合わせ、利用停止を申し込みます。
ETCカードの不正利用を防止するために、必要に応じて警察に届け出ましょう。
おすすめのETCカード まとめ
おすすめのETCカードについて紹介しました。
普段から高速道路を利用している人にとって、ETCカードの魅力はたくさんあり、ETC限定の割引を利用できるという大きなメリットもあります。
年会費が無料のETCカードは多くあるので、あまりドライブに行かない方でも作っておいて損はありません。
これからETCカードを利用したいという方は是非、当記事を参考にしてみてください。
- ETCカードは、普段から高速道路を利用する人にとって欠かせないカード
- クレジット付帯ETCカードとETCパーソナルカードの二種類がある
- ETCパーソナルカードはデポジットがかかるので、クレジット付帯ETCカードを選ぼう
- おすすめのETCカードは7種類あり、年会費、還元率などを見て判断しよう
- 年会費・発行手数料無料かつ高還元のJCB CARD Wがおすすめ!
- ETCカードを手に入れて快適なドライブを実現しよう!