ウォーターサーバーの電気代はどれくらいかかるの?
ウォーターサーバーの電気代を節約する方法はあるの?
このような悩みにお答えします。
この記事ではウォーターサーバーの電気代の内訳から電気代をお得にする方法、各社の電気代を比較しました!
この記事を読むことでウォーターサーバーの電気代についてしっかりと理解することができますよ。
「ウォーターサーバー電気代」をざっくりまとめると
- 電気代は500円から1000円程度が相場
- 省エネモード搭載のサーバーを選ぶことで電気代は300円台から
- 電気代だけでなく総合的なコスパが大切
- 電気代最安値でデザインも重視する人へのおすすめは「フレシャス」
- お水の質にもこだわる人へのおすすめは「アクアクララ」
- ボトルの交換に手間をかけたくない人へのおすすめは「コスモウォーター」
ウォーターサーバーの電気代は月平均いくらなのか?|11社を比較
ウォーターサーバーの電気代は使用しているサーバーや、毎月の使用量によって変化してきます。
一般的な費用は以下の通りです。
- 通常のサーバー:1000円前後
- 省エネ機能搭載サーバー:500円前後
省エネモードのついたサーバーを利用することで、電気代をより安く抑えることができますね。
下記に11社の電気代と月額費用をまとめたので参考にしてみてください。
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ブランド | アクアクララ | サントリー | プレミアムウォーター | フレシャス | ハワイアンウォーター | コスモウォーター | クリクラ | ワンウェイウォーター | アルピナウォーター | 富士の湧水 | ウォータースタンド |
総合評価 | ★★★★★ | ★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ |
月額料金(各社最も基本的なプラン) | 3,740円 | 4,050円 | 4,233円 | 5,632円 | 3,940円 | 4,104円 | 2,920円 | 2,700円 | 2,939円 | 4,291円 | 4,378円 |
電気代 | 300~700円 | 600~900円 | 500~1,000円 | 300-500円 | 700~1,000円 | 400~500円 | 750~1,200円 | 400~1,000円 | 700~1,000円 | 1,000円 | 500~1.000円 |
電気代の安いウォーターサーバー3選
それではエコサーバーの中でも電気代の安いサーバーのランキングを見ていきましょう。
(この費用は全て公式サイトに記載されているものです)
第1位:フレシャス
フレシャスは全てのサーバーに省エネ機能を搭載。
24Lの水を頼んだ場合に、フレシャスの人気サーバー「dewo(デュオ)」は330円の電気代しかかかりません。
旧式のボトルは電気代が1000円以上かかる場合もあるので、およそ1/3の電気代ですみます。
同社の電気代が安い秘訣は無駄な電力を徹底的に排除したこと
SLEEP機能は部屋の明るさに応じて、自動的に温水の電源をオフにするもの。
寝ている間や、外出している際にはお湯を温めておく必要がありません。
そういったときに自動的に温水機能をオフにしてくれるのは助かりますね。
また、温水の温度を低めの70度に設定するエコモードも搭載。
夏場などあまり熱湯を必要としない時期に、温水に必要な電気代を削減してくれます。
料金プラン | 機種によって異なる(金額は税抜き表示)
dewo(デュオ)1パックあたり(7.2L):1,140円~ |
500mlあたりの料金 | 約98円 |
電気代(1ヶ月あたり) | 約300円~500円 |
配送料 | 無料 |
宅配エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
水の種類 | 天然水 |
ボトルタイプ | 使い捨てパック式 or 使い捨てボトル式 |
サーバーデザイン | ![]() |
第2位:アクアクララ
アクアクララは9年連続モンドセレクション「優秀品質最高金賞」受賞した実績を誇るメーカーです。
省エネ高機能の「アクアアドバンス」の電気代は月々の電気代が350円からという安さ。
アクアアドバンスのデメリットは月々のサーバーレンタル代が1,500円かかること。
このサーバーレンタル代には、スタッフによる配達、設置、定期メンテナンス、故障時の対応が含まれています。
総額で比較して検討しましょう。
料金プラン | ボトル1本あたり(12L):1,320円(税込) 安心サポート料(機種代):1,000~2,000円(税込)/月 |
500mlあたりの料金 | 約71円 |
電気代(1ヶ月あたり) | 約300~700円 |
配送料 | 無料(安心サポート料に含まれる) |
宅配エリア | 全国 |
水の種類 | RO水 |
ボトルタイプ | 回収式ガロンボトル |
サーバーデザイン | ![]() |
第3位:コスモウォーター
コスモウォーターの「smartプラス」は消費電力を最大60%カットできるエコモード機能がついています。
これはお湯の温めるヒーターを一時的に停止するもので、1ヶ月の電気代は474円となっています。
また同社の「smartプラス」はグッドデザイン賞を受賞。
ボトルを下部に設置するタイプなので、ボトル交換もラクラクです。
料金プラン | ボトル1本あたり(12L):2,052円(税込) |
500mlあたりの料金 | 約86円 |
電気代(1ヶ月あたり) | 約400~500円 |
配送料 | 無料 |
宅配エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
水の種類 | 天然水 |
ボトルタイプ | 使い捨てボトル式(ペットボトル) |
サーバーデザイン | ![]() |
ウォーターサーバーの電気代はなぜかかるの?
ウォーターサーバーの電気代は何のためにかかっているのでしょうか。
基本的には温度を保つために電気が使用されています。
例えばお湯を85度で維持する場合には、85度を下回ったときだけヒーターのスイッチがつきます。
そして十分に温まったらヒーターが止まるということの繰り返しです。
水も同様に規定の温度より高くなった時に冷却装置が起動して、温度を充分に下げます。
そしてスイッチが切れて、また緩くなってきたら冷ますという形です。
この繰り返しのために電気代が使用されています。
また製品によっては衛生管理のために電気を使用しているサーバーもあります。
ウォーターサーバーの電気代はそもそも高いのか?
昔からウォーターサーバーの電気代は高いと言われてきました。
しかし今では技術が進歩して、かなり安くなってきています。
先ほどもご紹介した通り、ウォーターサーバーの中でも省エネ機能などがついたサーバーは500円前後の費用です。
またウォーターサーバーを導入すると電気代が単純に高くなるかと言われれば、そうでもありません。
実際に他の電化製品と比べてみましょう。
ウォーターサーバー/月 | 冷蔵庫/月 | 電気ポット/月 |
500円〜1000円 | 700円前後 | 500円~600円前後 |
これはおよその計算ですが、ウォーターサーバーは電気ポットとほぼ同程度、もしくは少し高いくらいの電気代がかかるとわかりました。
ウォーターサーバーは冷水が常に出るというポイントもあるので、むしろお得と言えるかもしれません。
ウォーターサーバーの電気代|節約方法4選
ウォーターサーバーの費用をさらに抑えたいという方にお勧めなのは日々のちょっとした工夫です。
ウォーターサーバーの電気代節約方法は下記の4つあります。
- 省エネモード/エコモードのあるサーバーを選ぶ
- 直射日光が当たらないようにする
- 壁につけない
- 電源を切らない
省エネモード/エコモードのあるサーバーを選ぶ
ウォーターサーバーには通常のサーバーと省エネ機能を搭載したサーバーがあります。
メーカーにもよりますが30%から最大70%程度の電気代を節約することが可能です。
デメリットはサーバーレンタル代が高くなる場合があることです。
直射日光が当たらないようにする
ウォーターサーバーは常に冷たい水が出るように冷却機能がついています。
仮に直射日光が当たるところにサーバーを置いてしまうと、日光に水が温められてしまいます。
すると水を冷やすのに電力を余計に消費することになります。
そのためウォーターサーバーは直射日光の当たらないところに設置しましょう。
壁にぴったりとつけない
意外と盲点なのが壁にくっつけてはいけないということです。
ウォーターサーバーは家電であり、サイズも大きいです。
だからこそ壁際に設置したくなるものですが、壁にぴったりとくっつけて置いてはいけません。
と言いますのも、ウォーターサーバーには放熱機能があるからです。
放熱は通常サーバーの背面から行います。
壁にサーバーをくっつけてしまうと、放熱がスムーズに行かず余計な電力が必要になります。
そのためウォーターサーバーを設置する際は壁から少し離したところにおくのがいいでしょう。
電源を切らない
電気代の節約のためにこまめに電源を切るという方もいらっしゃるかもしれません。
部屋の電気は家を出るときや、寝るときは消します。
電気ケトルなども使わないときはコンセントから抜きますよね。
しかしウォーターサーバーの場合は電源を切らないでください。
ウォーターサーバーは冷蔵庫と同じで、常に電源を入れておく必要のある家電です。
仮に電源を落としてしまうと、お湯が冷めてしまいます。
そうすると再加熱が必要になり、余計な電力がかかるのです。
また衛生面のためにも常に電源を入れておくことをおすすめします。
ウォーターサーバーは電気代だけでなく、コスパで見る
ウォーターサーバーは電気代だけで見ると、安いとは言えないかもしれません。
しかし重要なのはウォーターサーバーを導入することで得られるメリットです。
- 安全でおいしい水が飲める
- 温水と冷水がすぐに飲める
- 赤ちゃんのミルクに使える
- 水を買いに行かなくてもいい
- 災害時の備えになる
安全でおいしい水が飲める
ウォーターサーバーの口コミでも特に多いのが「水が美味しい」というものです。
ウォーターサーバーで提供される水は「RO水」と「天然水」の2つがあります。
RO水はRO膜というもので徹底的に濾過された水のこと。
ミネラルなども除去したピュアウォーターです。
一方で天然水は自然のミネラルが含まれたものです。
こちらも水はきちんと浄化されているので安心して飲むことができます。
一方で水道水は塩素消毒が施されており、その匂いが苦手という人もいます。
またウォーターサーバーの水を飲んでから、そのおいしさから手放せなくなったという人もいます。
温水と冷水がすぐに飲める
温水と冷水がすぐに飲めるのも大きなポイントです。
お湯を沸かす時間も短縮して、すぐにお茶や味噌汁を飲むこともできます。
また最近は年々気温が上がっており、夏場は耐えがたいほど暑くなっています。
冷水がすぐに飲めるので、とても助かりますね。
赤ちゃんのミルクに使える
赤ちゃんが生まれたのを機にウォーターサーバーを導入する人もいます。
赤ちゃんに粉ミルクをあげる際に必要なのがお湯です。
毎日1時間〜3時間おきにミルクを飲む赤ちゃんのために毎度お湯を沸かして、ミルクを作ってというのは非常に手間です。
その分ウォーターサーバー ならばすぐにお湯が出ます。
またクリクラなど全国の産院で導入されているウォーターサーバーの水は赤ちゃんでも特に安心して飲むことができます。
水を買いに行かなくてもいい
毎週のように2Lくらいの水を購入されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水を運ぶのは重くてとても手間ですよね。
実際にボトルを3本くらいまとめて買ったら、もう他の買い物をする気持ちもおきません。
ウォーターサーバーであれば、基本的に各社が無料で配達してくれます。
設置する手間はあれど、持って帰ってくるという手間がなくなるのはありがたいものです。
災害時の備えになる
意外と見落とされがちなのが、災害時の備になるという点です。
日本は4つのプレートの上に位置する地震が多い国です。
万が一の時に必要になるのは食糧や水。
食べ物がなくてもしばらく生きることは可能ですが、水はないと3〜4日で命に関わるとされています。
災害時にウォーターサーバーの水が備蓄水としても役立つのです。
ウォーターサーバーの電気代まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまでウォーターサーバーの電気代がかかる理由から、電気代の安いサーバー、節約方法などをみてきました。
実際にウォーターサーバーは電気代だけでなく、水代や設備代など他の費用もかかってきます。
またサーバーごとにデザイン性や、水の特徴などもあります。
自分のこだわりにあったお水を選んでください。
またとにかく費用を抑えたいということでしたら、月額費用の安いウォーターサーバーもまとめてありますので参考にしてください。
「ウォーターサーバー電気代」をざっくりまとめると
- 電気代は500円から1000円程度が相場
- 省エネモード搭載のサーバーを選ぶことで電気代は300円台から
- 電気代だけでなく総合的なコスパが大切
- 電気代最安値でデザインも重視する人へのおすすめは「フレシャス」
- お水の質にもこだわる人へのおすすめは「アクアクララ」
- ボトルの交換に手間をかけたくない人へのおすすめは「コスモウォーター」